2007年06月05日 05:00 [Edit]

新聞に関してオツムに突っ込んでおくべき、すでに明らかな10のことがら

こういう口語体な英語は、読みやすいのだけど訳しにくい。英語に自信のある方は是非原文で。


  1. 悪いのはGoogleじゃないんだってば。いいかげんわかってくださいよセンセイ。サーチエンジンに文句を言うのは、図書館に文句を言うようなもんだよ。「うちの新聞から記事を勝手に検索してクリックできるようにしないで」って、往生際が悪いなあ。
  2. 悪いのはcraigslistじゃないんだってば。三行広告がダメダメなのは何年も前からわかってんじゃん。写真と地図が入ったシンプルなデータベースを用意してユーザーに勝手に検索してもらうか、それを作っている業者と組むかどっちかにしなよ。そうでなかったら時間のムダ。
  3. 大手新聞ならスタッフの首切りで一息つけるかも知れないけど、もしあんたが地元のニュースを取り上げなければ、読者はよそに行っちゃうよ。CNNもESPNも昔からあったし、nytimes.comだってそう。地元のことを書こうよ。食の鉄人も絵の達人も詩の才人だってあんたの地元にちゃんといるんだぜ。じっとしてないで彼らを取材しなよ。
  4. 手でシコシコ記事を書いてる場合じゃないって。芸を身につけなきゃ。「激変するビジネスシーン」なんて記事を書かせている暇があったら、記者達に新しい技術を身につけさせなよ。文句はいい加減にして、次行こうよ、次。
  5. アーカイブ記事を有料にしてもしょうがない。ましてや新着記事まで有料にできないのはさすがにわかってるよね。壁の向こうに記事を死蔵して読者の目に触れないようにして何か得する?検索の勝利は確定してるんだから、死蔵はやめようよ。
  6. レポーターはただ記事を書いているだけじゃダメ。新しい世界には新しい技が必要。あんたとあんたのノートくんは、マイクロフォンくんとデジカメくんという新人とマブダチになる必要がある。
  7. ブロガーは事実に無関心な無教養な群衆なんかじゃない。連中はあんたの読者で、あんたの隣人だ。うまく立ち回れば、連中は情報もくれるしコミュニティを仕切ってもくれる。ネットワーク化されたあんたの記事企画の先頭にたってくれるかも知れないのが、ブロガー。もういいかげん「ブロガー対ジャーナリスト」という構図から目覚めようよ。それはあんたがブログを「ウェブブログ」を呼んでた時にもうオワテたんだから。
  8. 新しい配信システムをシカトするのはいいけど、そうするとアンタがシカトされるんだよ、RSS, SMS, iPhone, 電子ペーパー, Blackberry, ウィジェット、ポッドキャスト、ビデオブログ、Facebook, Twitter -- これらはあんたの敵じゃなくて、あんたの新しい武器だ。新しい配信技術はまだそれが水平線の向こうにあるうちに会得しておいて、それが普及するころには確実に使えるようにしとこうよ。
  9. ジャーナリスト養成クラスは、次世代のジャーナリストを生み出すのに決定的な役割を担うかもしれないし、どうでもいい存在になるかもしれない。教えるべきなのはマルチメディア、双方向性、そしてデータ。それを教えられなければ職を得られない生徒があんたのクラスをどうでもいい存在だと喧伝するだけだ。
  10. で、一番の目玉。グラスはもう半分満たされている。Washington PostやLawrence Journal-WorldやSan Jose Mercury News や St. Petersburg Times や Bakersfield Californian といった連中は、すでにいい仕事をはじめている。いい仕事をはじめるにあっては、数百万ドルもハイビジョンカメラも何年もかかる訓練もいらない。現状を正しく見立てるだけでいい。昔はああだったこうだったいうのはいいかげんにして、新しい新聞の世界を作ろうじゃないの。一歩づつ、一記事づつ。

Dan the (Reader|Blogger|Translator)

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メモ。 404 Blog Not Found:新聞に関してオツムに突っ込んでおくべき、すでに明らかな10のことがら 新聞はパッケージではなくコンテンツである。 もしくはコンテンツではなくパッケージである。 はてさて?
新聞、変わらなきゃ【もにょもにょ】at 2007年06月05日 17:09
404 Blog Not Foundさんのところに訳語が載っている「新聞に関してオツムに突っ込んでおくべき、すでに明らかな10のことがら」。 そのとおり。 地に足付けて、愚直にお客様の喜ぶことをするだけ。商売の解は非常にシンプル。 お客様に近い分地方紙の方が可能性はある...
まさに。【猫手企画@新聞屋】at 2007年06月05日 11:12
この記事へのコメント
素敵です。
Posted by hope at 2007年06月06日 20:26
強い電波を感じ取りました。
弾ちゃん!!
俺と繋がらないか?
Posted by 大勲位モーリス・G・茶茶 at 2007年06月05日 13:55
これは日本の新聞も同様だけど、テレビについても通じる事じゃないかな。
GoogleをYouTubeにおきかえ、番組を有料にしようとして死蔵し、ネットやブログはテレビの敵ととらえたり、オリジナリティも上昇志向もなく中央の番組取り次ぎと地方CM手配にしか活路がない地方のテレビ局とか・・・
Posted by めめ at 2007年06月05日 12:51
こういうことをテレビや新聞でやるようになるとよいのですけどね〜。
「○○新聞」みたいにその世界の首領である、と威張っていても・・・単なる鈍になっているだけかと。
はやくあきらめさせる方法は・・・ランダム刊ネット新聞・・・ネットの情報をネットに縁のない人にカスタマイズしてお届けする。それくらいの筋はもっているわけですが・・・いかしてない。
Posted by blog49 at 2007年06月05日 12:11