2007年08月17日 14:00 [Edit]

素朴な疑問 - 緩円安と急円高

なんだかもろもろの相場が肝試し大会みたいになっていますが、そこで素朴な疑問。


Q: なぜ、円安はゆるやかに、そして円高は急速に進むのか?

eurjpy-200620070817

上はEUR/JPYの一年のグラフですが、陽線=ユーロ高は短いのがたくさんあって、陰線=ユーロ安は長いのが少しというのがすぐに見てとれます。

単純に「大きく緩やかな円安傾向があって、それにそって相場が動く」というのであれば、右肩上がりの直線に蛇が巻き付いたような形になると思うのですが、しかし実際の相場は緩円安と急円高です。円は売られるときはちびちび売られ、買われるときにはどかんと買われる。そこまではわかるのですが。

なぜ、そうなのでしょう。仮説がある方はTB/commentを。

それにしても、笑ってしまうのは以下のグラフ。

usdnikkei-200620070817

これはUSD/JPYと日経平均を並べたものですが、こうも相関が強いと、株を売買しているんだか通貨を売買しているんだかわかりませんね。

日本経済がなんとなく他力本願化しているような気がするのは私の妄想でしょうか?

Dan the Investor


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なぜ、円安はゆるやかに、円高は急速に進むのか?2【貞子ちゃんの連れ連れ日記】at 2007年08月19日 16:54
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この記事へのコメント
上げは緩慢、下げはつ釣瓶おとし…というのが出てますが、通貨ペアに関してはあんまり関係無いですね。
円の場合、急激に上がってるわけですから。
Posted by shin at 2007年08月21日 01:48
「相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中に育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく。」という格言もあります。
Posted by 害債 at 2007年08月20日 10:29
若干うがった見方かもしれませんが、一部の投資家は果実の収穫の
タイミングを待っているように思います。円安が無限に続くわけが
無いので、いつかは反転するはずです。そのためには、カモが
たくさん集まれば集まるほど収穫は大きいと言えます。

また、ギャンの法則の第15条によると
「小さな儲けと大きな損は避けること」
というのがあります。
「損切りは早く、利食いは長く」とも言われているようです。
Posted by tohlm at 2007年08月20日 06:25
為替はドル側から見たら上げ下げは逆になります。
なので株とは違うし説明になってないなあ。
Posted by SSS at 2007年08月20日 00:31
WIRED BLOGS小島寛之の「環境と経済と幸福の関係」の第11回「株価はなぜじわじわあがって、ドーンと落ちるのか」と同義ですね。
Posted by fuji at 2007年08月19日 19:32
ずいぶん昔からこの、上げが緩慢、下げは釣瓶落としというのが経験的に言われていて、だったらこの非対称性を利用して戦略が作れないものかと思うのですが、それが機能してきたら非対称性が消えてくるわけで・・ということは未だチャンスありかもしれないですね。
Posted by さぼてん at 2007年08月19日 16:09
株式市場には「上げ百日下げ三日」と言う格言があるそうですが、リスクの高いと思われる資産への転換はゆっくり進み、リスクの低いと思われる資産への転換は速く進むと言い換える事が可能だと思います。
そうなる原因は市場参加者の不安心理によると思われます。
この場合、円以外の通貨あるいは円以外の通貨で評価される資産の方が円あるいは円で評価される資産よりリスクが高いと思われたと考えられます。
株価を見ると日本の株式市場の方が低下率の方が大きいのでおかしいように思われますが、円キャリートレードと言われていたように低金利の円を調達してリスク資産を買ってたとすればうまく説明できると思えます。日本のリスク資産の買い手の国籍が外国であったとしても、資金調達は日本円で行われていたのではないでしょうか?
Posted by S.O. at 2007年08月18日 18:24
為替でも株価でも同じですが、値上がりするというのは価格の創造です。
積み木を積み上げていく事と同じです。一気に積み上げると崩れてしまうので、一つずつバランス良く乗せていきます。
値下がりは価格の破壊です。誰が見ても積み木が積まれすぎになると何かのきっかけでバランスが崩れて壊れます。その時に高い位置にある積み木を壊せれば儲かるので、崩れそうになったら我先に壊しに行きます。崩壊は重力も味方するので、崩壊の速度は創造より速くなります。
重力とは、恐怖の感情ですね。含み益を失う恐怖、損失を抱える恐怖。
恐怖から逃れるために人は一目散に逃げ出します。
Posted by dullahan at 2007年08月18日 00:29
今や日本の株式市場は、フロー(売買)では軽く半分以上、ストック(保有残高)でも2割を軽く超え確か約3割、外人が占めています。

今回、サブプライム問題を契機に一斉に世界的にリスク資産からの逃避が起こっているため、日本株が下げていますが、上記比率が近年一貫して上昇しているのが示している様に外人にとって、「日本株は魅力的」であることは「間違いない」です。今はやむを得ず、リスク管理上、あるいはポートフォリオバランスを整えるため、売っているのです。

ちなみに、よく「円キャリートレード」なる言葉を耳にしますが、実際には「円以外の通貨」による「日本の資産買い」+「為替ヘッジ(円の先物売り)が主な実態との説も耳にしたことがあります。

つまり、今は円資産の売却+為替ヘッジ外しにより、円が急騰している訳です。
Posted by 成功者への道 Live with Passion! at 2007年08月17日 21:57
仕掛ける人は目立たぬようにこっそりと。
参加者の数が増えてゆく過程がまたゆっくり。
撤退するときはみな一緒。

円安は投機家の人為的なものだから、と。
Posted by Blue-Period at 2007年08月17日 16:22
緩円安と急円高は、円高・円安とは関係なく、単純に、

●上がりすぎた・下がりすぎた時に調整が入ると、利益確保や損切が殺到するので、短期間に大きく動く。

ってことな「だけ」ではなかろうかと思います。
Posted by ぶるべあ at 2007年08月17日 15:58