2007年09月01日 01:00 [Edit]
社会が一流なら、きみは一流でなくてもいいかも
お呼びでしょうか:)
時事を考える: ニートからミニマムライフへ&トヨタの自業自得今日の日経MJに「MJ若者意識調査 巣ごもる20代」と題し、車は不要。モノはそれほど欲しくない。お酒もあまり飲まない。行動半径は狭く、休日は自宅で掃除や洗濯にいそしむ。増えていくのは貯金だけ――と書いてありました、彼らのこういう生活を日経は「ミニマムライフ」と名付けたようです。
自分とその家族の生活を洗ってみると、「ミニマム」とは言わないまでも、「レス」であることは確かだと思う。私が住んでいるマンションで一番多い車はメルセデスのEクラスとかBMWの5シリーズとかそのあたりなのだけど、私自身が持っているのはプリウス。酒も好きだけど晩酌はしなくて飲み会の時だけ。行動半径は狭いとはいえないけれども、必要なければアパートメントどころか寝室から外に出るのもおっくう。財産は日々単位では増えたり減ったりしているけど、年単位で見ると確実に増えている。
私のモチモノの中で、唯一金持ちらしいアイテムが住居なのだけど、これも「贅沢な暮らしがしたい」というよりも「結果的に一番安上がり」どころか「値上がりも見込める」という理由が大きい。実際不動産屋に話を聞くと、ずいぶんと値上がりしているようだ。
我ながら、使う方に関して言えばダメ成金だと思う。
しかしかといって、
週刊!木村剛 powered by ココログ: [ゴーログ] ミニマムライフは日本を弱体化させるこれが、個々人の問題として扱われているうちは、まだ良いのかもしれませんが、日本経済が弱体化し、その大きな理由のうちのひとつが、こうした「若者における向上心や上昇志向の薄まり」にあると指摘されるようになったときには、手遅れの問題となっているような気がします。
と言われても、日本経済にプラスに働くような消費行動を個人レベルでやろうという気はおきない、というより、そういう消費行動を個人単位でやるのはもはや限界のように思う。なぜなら、その効用において金持ちアイテムと中流向けアイテムと、変わるところはもはやないからだ。
都内でフェラーリに乗っても、12気筒があくびをするだけ。むしろ車としての効用はプリウスの方がずっと大きい。三ツ星レストランなんて、月に一度も行けば「おなかいっぱい」。時計なら何もロレックスを買わなくてもケータイで間に合う。今や金持ちアイテムのほとんどには、記号としての付加価値しかない。
ところがその階層は決して上流じゃないという現実例えば、運動会の日に全校生徒分の仕出し弁当を用意する某超有名高級食品店の経営者だったり、子供が能をやりたいと言うので家の地下に能楽堂作ったとかいうやっぱり大手企業の経営者だったり、ああ、本当の意味で世界が違う、って思った。
こういった、自己満足に毛が生えた程度にしか役に立たない記号的付加価値に金を払うのは、なんともかっこわるく見えてしょうがないのだ。
しかし、これらの自己満足的アイテムを公に使えるようにするとなると、とたんに桁が3つも4つも上がってくるのだ。中流アイテムに一流と遜色ない機能を持たせているのは、実は社会資本。プリウスの燃費のよさも、悪路ばかりでは意味がない。ケータイもコンビニも、それを支える社会資本があってはじめて成り立つのだ。
ところが、こういう本当に役立つ社会資本というのは、金持ちの道楽の範囲を超えている。日本で高速道路を建設する費用は、確か1kmあたり50億円程度。億万長者程度では話にならない。瀬戸内海に橋に架けたかったら、一本1兆円。この時点でポケットマネーで買える人は日本にはいなくなる。そして世界一の金持ちをつれてきても、出来るのはせいぜい東海道新幹線一本程度。
私はこのギャップこそが、ミニマムライフの推進力になっているのではないかと見る。今や本当に一流のものは、どんな金持ちにも買えないほど高額なのに、しかしどんな貧乏人にも使えるようになっているからだ。ネットなんて、その極北。ニコニコ動画を見るのに、ゴールドカードどころかクレディットカードすら不要なのだから。
「それじゃ累進課税を強化して、社会をもっと一流化するのがベストじゃない」という意見もあって、私もこれには半分賛成なのだ。半分しか賛成でないのは、そうして集めた税金をどこに投入するか決める人が一流じゃないから。結局ばらまきに終わって、みんなが使いたくなるような一流の施設が10出来る代わりに、地元の人すら使いたくないような二流以下の施設が100出来る羽目になるのだから。
そういう意味で、今一番切実に欲しいと思う人材は、他人の金を一流に使える人。1億円も見た事がない人が、1億円使う感覚で1兆円の投資をしても貧相なものしか出来ないのだけど、日本はずっとこれをやってきたのだ。しかし、そういう人材を育てる仕組みは、残念ながら今の日本には、ない。中央官庁のキャリア制度というのはある程度それを標榜していたのかも知れないけど、はっきり言って20世紀はそれでよくても、今となっては貧相すぎる。何とかならんものか。
何とかならん限りは、私は銀座に飲みに行くよりニコニコ動画を見続けるのだろうなあ....
Dan the Classless
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累進課税にははっきり言って反対。まあ多少は仕方がないでしょうけれどまあジョブカフェに代表されるように集めた税金をドブに捨てているのが現実です。
人材を育てる仕組みは→あったんですけどね・・・流出が多すぎる。国費を使って留学して・・・さっさと卒業してしまった代表者みたいな方もたくさんいらっしゃるし。てっとりばやくリストラして給料を上げるという手段が早いかと。次官を狙ってリタイアではかわいそう過ぎる。天下り先もなくなっている昨今。そりゃ執行したくなる気もわかる。
投資の概念はあっても回収の概念が圧倒的にかけている。社会資本であっても回収を考えない投資・融資・・・そりゃ不良の山でしょう。
「累進課税にはんたい」に賛成。
「一人分以上稼ぐヤツは泥棒」某作家
ちゅうことで一人分以上かせぐヤツには「税金」じゃなくて「罰金」ね。
このギャップって昔からそうだったんですけど。弾さんのエントリーって出だし好調、最後でズッコケのパターン大杉。なんでだろう?
あとは研究所作ってすごい研究したりとか。
これが彼の芸風なのです(笑)。
http://wwwhakusyo.mhlw.go.jp/wpdocs/hpaa200501/b0086.html
若者の貯蓄率が上がってるようには見えませんね
社会学者が思いつきで言ったことって前提自体間違ってたりするので
モノはほしくない→欲しくてもお金がない
お酒を飲まない→同上
行動半径狭い→お金がない、友達いない
貯金→増えない
長崎の田舎に生まれ育ち、公共事業という名のカンフル剤が打たれるのを何度も目にしてきました。公共事業で雇用は生まれますが、その事業が生み出しているのは、赤字生産施設ばかり。例え赤字だろうと公の施設である限り継続されるので、確かに「地方に雇用」という目的?は達成されたのだろうと思います。
しかし、いつも思ってたのはなぜ黒字になる施設を作れないのか、ということ。税金を追加投入しなくてよい、相乗効果でさらに雇用を生み出すような施設を。「他人の金を一流に使える人」はどうすれば育つのか…
それはそうと、ニコニコ動画最高すぎるwww
ジャパネットたかたを排出した長崎出身者として、誇りに思いますwwww
>若者の貯蓄率が上がってるようには見えませんね
投資環境は昔よりも、今のが遙かに便利です。
1万円を10万円に増やすためには昔は労働と貯金しか手段がありませんでしたが、いまなら株やらFXやら様々な手段で楽に増やせます。
100万あれば現実的です。
1000万くらいあるといろいろできます。
1億あったら米国債でも買って寝ましょう。