2007年10月04日 00:00 [Edit]

強者 = 健康優良児

以下は今もって事実だし、

生きていてくれさえすればいい (内田樹の研究室)
環境適応性が高いのでどこでも寝られ、なんでも食べられる、危機感知能力が高いので危ない目に遭わない、同胞との共感力が高いので誰とでも友だちになれる・・・そういう能力が「生き延びる」ためにはいちばん有用である。

そして「生き延びる」能力と「金を稼ぐ」能力には強い正の相関がある。

けれども、これらの能力は「金を稼ぐ」という抽象的な作業には直結しない。

身の回りの「金を稼ぐ」能力が強い人を思い起こして欲しい。彼らは120%健康ではなかったか?いやいや「幼いころは病弱で」とか、「今は病に臥せっている」とかそういうのはいい。「金を稼ぐ」能力を存分に発揮している瞬間の彼らが、青白い顔をしているだろうか?

彼らは金回り以前に血色がよくはないか?

それは実のところ当然なのである。なぜなら「金を稼ぐ力」は「生き延びる力」の延長として開発されたのだから。額に汗するにも、脳に汗するにも、多大な体力を要求されるのは昔も今も変わらない。むしろ金持ちの親を持つとか、高学歴を手にするだとかといった、「力不要」「瞬発力でOK」といった状況こそ減っている今、「生き延びる力」は昔以上に要求されているといっていい。

子どもの習い事にも、それは如実に現れている。子どもを塾に通わせていないところでも、スイミングスクールに通わせているという例は少なくない。女の子が男の子よりも人気が高いのも同じ理由。女の子の方が病気になりにくいのだ。

「生きていてくれさえすればいい」というのが親が子どもに対するときのもっとも根源的な構えだということを日本人はもう一度思い出した方がいいのではないか。

とても子育てをしたことがある人とは思えない台詞である。今も昔も、この点に関してはほとんど変わっていないのだから。確かに病気で子供たちは死ななくなった。しかしそれは子供たちが生きやすくなったことを意味するとは言えないのだ。

Dan the Robust


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この記事へのコメント
内田さんほとんど奥さんまかせだったんじゃねーの?離婚した人だし。
あの無神経さ、傲慢さって、子供のうんちに手を触れたリアリティに欠ける。と子育て中の私としては思う。
Posted by き at 2007年10月04日 10:36
子供の頃は「ビョーキ!」と罵られても文句を言えず
大人になると「健康でないから」と雇われなくても文句を言えないのが「病弱な人」ではある。

健康なら金持ち、かはともかく、不健康なら金持ちになりにくいのは確かな気はします。
(内田先生の言いたいこともそれはそれで分かるんですが、後半議論がぼやけた感じはしましたね)
Posted by 求職者 at 2007年10月04日 07:36
内田センセ、相変わらず「欲求水準を下げろ」的な精神論に終始しててワロタw
Posted by 名無しさん at 2007年10月04日 06:58
病気になりそうな仕事というのも世間には溢れてるんですよね。
それを避けるには起業が手っ取り早いんですけどね。
起業したから飯が食えると言う訳でもないですから。
だから大抵の皆さんは良い就社に憧れるんでしょう。
運任せでも幾分は確立が高くなるんじゃないかと期待するんでしょうね。
少なくと虐められる下請け業者より虐める側に就社したいと。
Posted by トリル at 2007年10月04日 04:21