2007年11月14日 10:00 [Edit]

自分を高く評価する最も簡単な方法

これもよく言われていることだけど、それでは具体的にどうしたらいいか。

やる気をくじく、8つの方法:その2 「自分を低く評価」してやる気をくじく - ITmedia Biz.ID
自分を低く評価すると、どんどんやる気がくじけます。

自分を低く査定しておけばいい。

まず「評価」でなくて「査定」。これはどういうことかというと、「今の自分が実際にどれだけやったか」ではなく、「今の自分が一番ダメな時にどれだけ出来るか」ということ。例えば、ある仕事を見て、今のあなたの調子なら一日で出来ると思ったら、「自分には一週間ないとこれは出来ない」と査定しておく。感覚としては、か、感覚としては、へ、兵隊の位で言ったら、三階級ぐらい引いとくのがいいんだな。将官なら佐官、佐官なら尉官といったところか。

それで、実際に仕事をした後に、今度は今の自分が実際にどれだけやったか」を評価する。そして査定と評価の差が、今の自分の気分となる。なぜ「すれば」じゃなくて「しておけば」なのかの理由が、それ。はじめる前に低く査定し、終わった後に普通に評価するのだ。

面白いことに、気分というのは自分の「絶対値」ではなく、「自分はこうなった」と「自分はこうだった」の差分。「自分はこうなった」が実は自分だけではなくまわりの状況にも多いに左右されることを考えれば、自分で出来るのは「自分はこうだった」を低くしておくこと。

同じ100万円ゲットでも、財産が0円と100万円と10億円では、前の方に行くほど貰ったときほど嬉しいものだ。だから100万円持っている人は1000円しかないつもりで、10億円持っている人は100万円しかないつもりでものごとに当たればいい。

気をつけたいのは、この自己査定は、引いた時点でもプラスになっていなければならないということ。これをマイナス、すなわち「借金」にしてしまうと、今の自分の評価で過去の自分のマイナスをカバーしなければならないという強迫観念に陥ってしまえ、「できればいいな」が「できなきゃ駄目だ」になってしまう。

そうならないよう、割引後の自己査定をプラスにしておくためにも、「実力」は磨いておく必要がある。割引後の自己査定がプラスにならないうちは、まだ「実戦」に出るだけの余力がないと言い換えてもいい。

物理学はできているところに意識を向けても仕方がないので、できていないところに意識を向けます。

我々が100%心理学の世界に生きていれば、ポジティブシンキングで間に合うが、あいにく世の中には物理学で解決せねばならない問題がいくらでもある。なんでもかんでも人にやってもらえるならYes, andで事足りるが、その場に自分しかいなければYesもNoもないのだ。

くじけたくなかったら、人を高く評価する術を習う前に、自分を低く査定しておく術を学んでおいた方が いい。

Dan the King of Wishful Thinking


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例によって内容はありません。時間の浪費にどうぞ。 404 Blog Not Found(http://blog.livedoor.jp/dankogai/)というところでこんな記事を見つけた。 自分を高く評価する最も簡単な方法 (http://blog.live...
モチベーションを高く保って、GTDで、スケジュールが守れない。【すごく個人的な日記帳】at 2007年11月15日 07:54
この記事へのコメント
自分の査定ができる勇気をもった人はそもそもやる気をくじいたりしない人間なんじゃないかなあ
Posted by そ at 2007年11月15日 11:09
僕も自分を高く評価するようにします。汗
Posted by いいですね。 at 2007年11月15日 01:38
追記。
通りすガリレオさんの言うとおり、余力がないまま実戦に出すと、
結果は見事に「他人の評価<自分の評価<越えられない壁<他人の査定」になったりします:-P
ちなみに、自分の評価を上げて対処すると、
他人の評価<越えられない壁<自分の評価となり、
他人にKYだと思われる原因となるのですが、
これはどう考えても他人「が」KYなのでしょう。
結論:他人の評価<越えられない壁<他人の査定という不等式が崩せない他人は、人として論外である。
Posted by zyx at 2007年11月14日 21:43
つまり、一言で言えば自分の査定<自分の評価にしろ、と。
・・・え〜っと、普通そっちがデフォルトだと思うんですが。
人は三味線を弾くものですよ。よくも悪くも。
なので、kuma_hatiさんには全く非はないかと:-P

やる気をくじくのに最も簡単な方法はたった一つ、
「他人(上司)の評価<自分の評価<越えられない壁<他人の査定」
にすることです。
つまり、「もっと頑張ってくれよ、たのむからさあ」な状況。

やる気を出すのにもっとも簡単な方法もたった一つ、
「自分の評価≦他人の評価<越えられる壁<他人の査定」
にすることです。
つまり、「君の事は評価してるよ。次はこんな目標はどうかな。君ならできるはずだ」な状況。

さて、責任は自分と他人、どっちにあるでしょう:-P
Posted by zyx at 2007年11月14日 21:30
三味線を弾きまくっているうちに、そっちが default になってしまいました。
Posted by kuma_hati at 2007年11月14日 15:02
>割引後の自己査定がプラスにならないうちは、まだ「実戦」に出るだけの余力がないと言い換えてもいい。

余力がないまま実戦に出ざるを得ないことが多いのが問題かも。
Posted by 通りすガリレオ at 2007年11月14日 12:39
将官や佐官や尉官は兵隊じゃないですとか言ってみる(笑)
Posted by I.S. at 2007年11月14日 11:46