2007年12月12日 14:45 [Edit]
かわいい子はblogに晒せ
touché !
おごちゃんの雑文 - Blog Archive - 技術者の給与が相対的に安いらしいが…極めてあたり前のことだが、技術者は1円の金も稼がない
のだ。
但し、一文字多い。一言でなくて。
正しくは
技術は1円の金も稼がない
である。
技術者といえど、技術ばかりやっていられるわけでもなく、また実際にやっていないのだから。特に小さな会社であればそうで、従業員 = 本人のみといったところでは、販売も回収もすべて自前である。
自らの自営のことを話すと、販売に関しては、常に需要が私が売りに出せる技能を上回っていたのでそれほど労力を割いてこなかったのだが、客先も昨日には左うちわで今日には左前という変化の激しい業界だったので、回収には気を使った。入金が後れたISPのモデムを遠隔操作で停止したこともある。もちろん契約書で「こういう時にはそういうこともありますよ」とうたった上での話だ。
確かに会社が大きくなれば、営業と設計と制作と販売と回収を分けることもできる。いや、今やそれぞれ個別にアウトソースが出来るので、「販売サイクルの規模が大きくなれば」と言い換えた方がいいかもしれない。しかしこの場合にも、それぞれのセクションの接点=インターフェースに、販売と回収に相当する部分が必ず残る。
私が某社にいたときの採用面接で、一番重要視したのが、このインターフェース部分だった。どんなに技術的に優れていた応募者でも、インターフェースの経験がないものは採用を見送った。逆に技術的にはイマイチどころかイマサンぐらいでも、インターフェースがしっかりしたものなら率先して採用した。インターフェースがrobustなら、技術は後から付いてくるのを身体で知っていたからだ。
インターフェースがしっかりしていれば、あとは娑婆に晒しておくだけだ。
IT 戦士の作り方
- 晒している人は強い
- 晒されている人は強い
- 晒けだしている人は強い
- 変なプライドで閉じてる人は弱い
しかし晒したとたんに壊れてしまったら、雇用している以上「壊れた奴が悪い」とはとても行かない。だから最初からある程度晒しても壊れなさそうな者を取らざるを得なかった。
ただし、当時と決定的に違う点が一つある。かつてはこの「晒し」は、「客と対峙させる」ことだった。これは本人にとってだけではなく、会社にとっても相当な、しかし避けがたいリスクであった。それゆえ丈夫だと思って採用した者がぽっきり折れてしまったりしたこともある。もちろんその逆に「こいつ大丈夫かな」と思っていた者が、採用した方どころか本人さえ予想もつかないほど丈夫になった例も少なくなく、そうした彼らがいたからこそ私も安心して辞められたのだが、いずれにせよ、真のところは「仕事にさらして」みないとわからなかった。
しかし、今やblogがある。ここではリアルタイムで、blog主が晒されている様子を見ることができる。しかも、一日や二日ではなく、少なくとも半年、長ければ三年以上、娑婆に継続的に晒されている様子が観察出来るのだ。
これはもう、採用担当にとっての福音ではないか。
私が同社で目を通した履歴書(電子メール含む)は、4,000通を超えていた。うち400名と面接し、40名を採用した。採用率1%というのは、当時ですら悪くないと思っていたが、blogがある今なら、その効率は一桁以上高くなるはずだ。
実際blogosphereを眺めれば、blogがキャリア形成にどれほど役立っているのかというのは驚くべきものがある。IT企業に限った話ではなく、blogがきっかけで白馬の騎士が思わぬところからやってきたという事例に事欠かない。私自身、職業の一つとして「ブロガー」と今はそれほど恥ずかしくなく書けるのは、「晒し経験」の閾値を超えたからだと思う。
晒している人は、強い。晒していることで強くなる。晒しはじめが大したことないと思って見下していると、半年、いや三ヶ月後に再び訪れてみるとびっくりする。なぜケータイで日本のメーカーが駄目だったかといえば、世界に晒さなかったからだといえば言い過ぎだろうか。確かに国内では晒していたが、それでも晒しが足りなかったのだ。
小は個人から大は国家まで、このことは真理なのではないかと感じる今日この頃である。
Dan the Blogger
この記事へのトラックバックURL
事務や営業は価値ある物を何一つ生み出さない
のだ。
日本国内でトンチンカンなものを作っても
日本の消費者が「あーこんなもんかー」とか
「カタログスペックが高ければいいかー」とか
まったくトンチンカンな方向に行ったのが
そのまま放置されたというべきでしょうか。
私の意見としては、ある程度鍛えられるまでは、「匿名」で晒していくべきだと考えております。
「実名」で晒していると許容できないリスクを微小であるにしても抱え込むと考えているためです。
価値を判断するのは顧客だ
クソでも宝石でも、それに価値をつけるのは顧客だwww
まずは、営業・企画・事務の役割を勉強しなおせw
能書き垂れるのはソレからだ。
私の発言は元の「技術者は1円の金も稼がない」が如何に暴論かを示すための嫌みのつもりだったんですが。通じなかったようですね。