2007年12月24日 18:30 [Edit]

Make yourself happy, Holiday or Not

その時、私は同じ国の西の方にいた。

ユメのチカラ: なぜメリークリスマスが禁句なのか?
1989年年末、わたしは米国ニューハンプシャー州にいた。米国DECのRdb開発チームに出向になっていて、せっせとアジア版Rdbのコードを本体へマージしていた。

日本でもそうだが、かの国ではクリスマスというのは帰郷の時期である。帰郷するあてのない者達にとって、この一週間は実にわびしい時期で、私も本ばかり読んでいたように記憶している。これが夏だと、大学では夏期講習もあるのでむしろ忙しかったりするのだが。その二年後の冬期休暇にひさびさに帰宅したら、家が全焼してしまったというのは後日談である。

その10年後の2001年の年明けは、ネットワーク管理担当の部下達と一緒に、オフィスの中で過ごした。Y2K問題の後詰めをするためである。世界のすべてが千年紀が代わる瞬間をにぎやかに祝福する中で、我々はそこで何も起きていないことをひっそりと祝福した。

ユメのチカラ: なぜメリークリスマスが禁句なのか?
多様性を認める。宗教の違いを認める。その違いを認めた上でみんながハッピーになる方法を考える。クリスマスパーティーではなく忘年会をするという知恵。もちろん全員がキリスト教であれば全く問題はない。だけども、そうじゃない人がいる場合、そのような配慮をするというのも重要だと思う。

それでも、パーティーに出れない者は必ずいる。その理由は金がないだったり暇がないだったりもするし、まさにそのパーティーの裏方に回っているために出れないというものも少なくない。

そのパーティーに参加出来ない者達のために、参加者が出来る最良のことはなんだろうか?

参加出来ない者たちに対して不公平だから、パーティーそのものを取りやめることか?なぜかこの国にはそういう方向に持っていきたがる者が多いように思うが、それは違うと申し上げたい。

パーティー参加者が不参加者に対して出来る最良のこと、それは不参加者の分までパーティーを楽しむことだ。パーティ−の機会が一度しかないないなら、「パーティー自重」の主張も通るかも知れないが、パーティ−の機会は何もHoliday Seasonだけではない。むしろ何の変哲もないド平日にパーティーする愉しみすらある。しかもこちらの方が安上がりだ。

この時期になるともう一つ来るのは、「喪中につき」年賀状は結構という案内のはがきだ。1988-89の年末年始は日本中がそんな感じだったようだが、その時私は幸か不幸か日本にいなかった。ネットに溢れる「クリスマス中止のお知らせ」といい喪中ハガキといい、この国には幸も不幸も一緒でないとだめだという 空気が強すぎるような気がする。

人生の最後に帳尻があっていれば、いつ幸せでいつ不幸かなんて、世間と一緒じゃなくたっていいんじゃない?

さてと。これから我が家ではパーティーである。題目は特につけていない。そろそろ行かなくては。

Happy Holidays, Whenever Your Holidays Are.

Dan the Party Animal


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この記事へのコメント
今回は問題なく禿同。
赤い羽根も歳末助け合いもそうだが、富める国の人はこういう勘違いをしやすいんだと思う。
Posted by Pさん at 2007年12月25日 18:23
加出来ない者たちに対して不公平だから、パーティーそのものを取りやめることか?なぜかこの国にはそういう方向に持っていきたがる者が多いように思うが、それは違うと申し上げたい。
Posted by ない者 at 2007年12月25日 01:51
はたして帳尻が合うのでしょうか。
Posted by なななし at 2007年12月25日 00:23
喪中はがきはちゃんとお礼にもなってるし、決してそういう意味では使っていないと思います。
もともと死別が穢れの一種と言われて、そのことがあった場合はお祝い事をやめよう(辞退)というのが喪中らしいです(byうぃきぺ
だから
>世間と一緒じゃなくたっていいんじゃない?
といってももともと辞退しているわけですし。そういう意味でクリスマスとなんか違うような。
Posted by sippu at 2007年12月24日 22:25
そしてDANさんの髭が白くなった。
Posted by snowshoes at 2007年12月24日 21:22
国を憎んで人を憎まず?
別に日本人でも、負の共有に「アホらしい」と思っている人はいるのですが、日本はおかしいといわれると、僕まで一緒の扱いされているのかと寂しくなります。
Posted by 通行人 at 2007年12月24日 20:04