2008年02月11日 10:20 [Edit]

この記事をクリップ! newsing it! Buzzurlにブックマーク b.hatena.ne.jp/entry あのひとがすぐに結果を出す理由

なぜそう思ってしまうか。

すぐに結果が出ないと我慢ならないメンタリティ - シロクマの屑籠(汎適所属)
時間の流れや連続的文脈のなかに失敗や不成功を位置づける事のないまま、眼前の結果だけに一喜一憂する姿勢が、教え子や社員に対してだけでなく、自分自身に対してまで浸透しているのが私達なんじゃないか?と思うことがある。

氷山の上だけを世界だと思っているからだ。


なぜカップヌードルは三分で仕上がるか。

あらかじめ料理してあるからだ。

「すぐに結果が出る」に秘密はない。より少ない手順で結果が出るのだとしたら、段取りにより多くの手順がかけられているのだ。それだけのことである。

このことは、なぜ時代が立つにつれて、より早く結果が出ることが増え、またそれが求められるようになるのかの理由をも説明してくれる。「作り置き」は、時が経てば自然と増えるからだ。個人単位でもそうだし、社会単位でもそうだ。

結果!結果!すぐに結果!まるで、万人が万人に対して我慢の利かない幼児のようだ。

しかし、そんな彼らの多くは、実は心の氷山の下では「結果を出すための手順の総和」はあるものごとに対しては一定であることを知っており、そこに訴えれば納得してくれることが多い。「すぐにお届けできません」だけではキレるが、「ただいま在庫を切らしておりまして」なら行儀良く引き下がってくれるというわけである。

とはいえ、それすら忘れている人も最近多く見かけるようになったように思う。しかし若い人にではない。むしろ私より年長の人々だ。「在庫切れ」を謝罪すると、「段取りがなっていない」と来るのである。それは一面の事実ではあるのだが、しかしこちらは彼らが現役だった時代よりも、ずっと迅速に結果を出すようにしているし、「在庫切れ」の後の補充も速いという実感もある。そこまで説明することもあるし、しないこともあるのだが、いずれにせよ自分より人生経験の長いはずの人々が駄々をこねる理由は未だ理解できないでいる。

それはとにかく、すぐに結果が出ないときに私が心がけているのは、すぐに引き下がる代わりに、途中経過を「そのまま」保管すること。未完成のジグソーパズルがあったら、捨ててしまうのではなく未完成のまましまっておく、そんな感じだ。こうしておくと、ミッシング・ピースと出会ったその瞬間に結果が出せる。

「仕事が速い」人々の仕事ぶりの裏には、完成間近の仕掛品の存在が感じられるのである。

待ち時間は一時間弱のこともあるし、二十年を超えるものもあるが、どちらの場合もミッシング・ピースが見つかってから結果までは一瞬である。そしてblogのおかげで、ミッシング・ピースが見つかる件数はものすごく増えている。このことだけでも、私にはblogを続ける理由としては充分なのである。

Dan the Impatient Blogger


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仕事に求めるファミレス化が進んでいるのかな まずは次のエントリを続けてお読みください。 なぜ大学で即戦力は育たないか - 雑種路線でいこう ↓ すぐに結果が出ないと我慢ならないメンタリティ - シロクマの屑籠(汎適所属) と読み続けて何でこのご時世はすぐに結果を求め
[仕事][workstyle]すぐに結果を出せるように見えるのは「仕込み」をしてあるから?【syncのれんあい☆にっき ver1.1】at 2008年02月11日 23:43
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この記事へのコメント
カップヌードは3分で出来上がっては困るような・・・
ヌードル希望。
Posted by afiliate at 2008年02月11日 11:02
むしろ3分で出来上がるカップヌード商品化希望
Posted by コーエン at 2008年02月11日 11:13
本日は書評ブログの仕掛品を世に出してしまう「失態」を犯してしまいました。
・・・段取り8分・・・
Posted by blog49 at 2008年02月11日 11:23
> 「在庫切れ」を謝罪すると、「段取りがなっていない」と来るのである。それは一面の事実ではあるのだが、しかしこちらは彼らが現役だった時代よりも、ずっと迅速に結果を出すようにしているし、「在庫切れ」の後の補充も速いという実感もある。そこまで説明することもあるし、しないこともあるのだが、

Danさんがどんなケースで在庫切れを説明する機会があるのか気になります。
Posted by モルスァ at 2008年02月11日 11:52
歳をトルと、残り時間が少ないからじゃないですか?
Posted by lilac at 2008年02月11日 15:11
>途中経過を「そのまま」保管すし、ミッシング・ピースと出会ったその瞬間に結果を出す。

これを「こちら側」で実践している企業を知っています。

トレハロースを作っている、「株式会社 林原」という会社なのですが、
自前の研究所と研究員を抱え各自に好きな研究をさせ、
その時はまだなんにも使い道が無くても、
それは途中成果として残しておいて、
世の中が追いついてきたら商品として出すそうです。

弾さんのブログと異なるところは途中情報を公開しない点で、
あえて公開しないことが、競争優位になっているようです。

http://www.hayashibara.co.jp/
http://www.nhk.or.jp/shiruraku/200801/monday.html

Posted by jazzfantasista at 2008年02月11日 15:53
>歳をトルと、残り時間が少ないからじゃないですか?

もう一度ブログ読みなおしたらいかが?
Posted by 通りすがり at 2008年02月11日 20:08
> その時はまだなんにも使い道が無くても、
> それは途中成果として残しておいて、
> 世の中が追いついてきたら商品として出すそうです。

そういう会社や研究機関はそうそうないぜ。
大学院卒就職、半年後に「まだ君は論文(特許)が無い」といわれる時代だ。
Posted by at 2008年02月12日 01:20
atさん

>そういう会社や研究機関はそうそうないぜ。

そのようですね。本業がうまくいっていて、
かつ会社の理解がないと厳しいですよね。


補足ですが、研究内容の認定基準は、

・世の中の役に立つか?
・まだ誰もやってないか?の2つで、

「儲かるか?儲からないか?」はあまり関係ないそうです。

まあテレビで見た情報なので、なんともいえませんが。
Posted by jazzfantasista at 2008年02月13日 11:24