2008年04月11日 00:05 [Edit]

ついに書籍化&邦訳登場 - 書評 - ハイパフォーマンスWebサイト

オライリー矢野様より献本御礼。

初出2008.04.07;販売開始まで掲載

ついに書籍化&邦訳が登場です。


本書「ハイパフォーマンスWebサイト」は、

でも紹介した、Soudersの論文を書籍化して、それを邦訳したもの。翻訳の際にきちんと訳者により検証されている点はいつものオライリークォリティ。

目次 - oreilly.co.jp -- Online Catalog: ハイパフォーマンスWebサイトより
訳者まえがき
本書に対する賞賛の声
推薦の言葉
まえがき
A章 フロントエンドのパフォーマンスの重要性
B章 HTTPの概要
1章 ルール1:HTTPリクエストを減らす
2章 ルール2:CDNを使う
3章 ルール3:Expiresヘッダを設定する
4章 ルール4:コンポーネントをgzipする
5章 ルール5:スタイルシートは先頭に置く
6章 ルール6:スクリプトは最後に置く
7章 ルール7:CSS expressionの使用を控える
8章 ルール8:JavaScriptとCSSは外部ファイル化する
9章 ルール9:DNSルックアップを減らす
10章 ルール10:JavaScriptを縮小化する
11章 ルール11:リダイレクトを避ける
12章 ルール12:スクリプトを重複させない
13章 ルール13:ETagの設定を変更する
14章 ルール14:Ajaxをキャッシュ可能にする
15章 米国トップ10サイトの分析
索引

「ハイパフォーマンスWebサイト」というと、本書が分析している10サイト(Amazon, AOL, CNN, eBay, Google, MSN, MySpace, Wikipedia, Yahoo!, YouTube)のような巨大サイトばかりご利益がありそうですが、本書が必要なのは今やこれらのサイトばかりではありません。たとえ個人blogでも、これらのサイトからリンクがあれば、一瞬にしてそこはハイパフォーマンスが要求されるWebサイトとなります。

そして以外なことに、ルール2を除けば、どんなサイトでも実行可能なルールばかりだというのも本書の特徴です。そしてこれらのルールに実際の効果があることは、訳者も確認しておりますし、私も確認しております。Web5.0、おっとっと、Web2.0時代のWebマスター必携の一冊というのは全く大げさな言い方ではありません。いや、言い切ります。今後本書の知見を持たぬWebマスターはもぐりとなる、と。

そこを見越してか、オライリーも実に戦略的な価格を付けています。2,000円を切っているのです。確かに本書は200ページ弱ではありますが、きちんと索引も載せていますしオライリーの品質基準をきちんと満たしています。それで2000円を切るとは商売わかってます。ついでに版型もA5にしてくれれば完璧だったのになあ。

実は本blogも、ハイパフォーマンスWebサイトの区分に入りますが、CGMということもあり、本書の知見を全て盛り込めないのが結構悔しいところ。特にルール6、「スクリプトは最後に置く」は、広告掲載の必要があるサイトでは実行しにくい。なぜかというと、広告配信がdocument.write()に依存しているから。かつてはこれは必須だったのですが、今やDOMをきちんと扱えるブラウザーが99%を越えているのですから、広告配信のやり方も本書の知見に準拠できるように変えていくべきだとは思うのですが....

Dan the High Performance Web Master


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コードの宝石箱 - 書評 - ビューティフルコード【404 Blog Not Found】at 2008年04月17日 22:29
通勤中に読んでいたORACLEの本が終わってしまったので、ヨドバシでハイパフォーマンスWebサイトを買いました。
[本]ハイパフォーマンスWebサイトの本を買いました。【Bugle Diary】at 2008年11月16日 01:01
この記事へのコメント
s/そして以外なことに/そして意外なことに/
かな?
Posted by saitara at 2008年04月07日 14:27
>実は本blogも、ハイパフォーマンスWebサイトの区分に入りますが、

エェー重いょぅ(´Д`)
Posted by tori at 2008年04月08日 05:26
このブログはサーバ側にもクライアント側にも回線速度を含むパフォーマンスを要求するという意味でしょうか >ハイパフォーマンスWebサイト

>フロントエンドのパフォーマンスの重要性
をどのように考慮されているのか、是非実施されている知見を解説して頂ければ参考になります。

ページを表示するたびにいくつの外部ドメインのURLへリクエストを発行しているのだろう
また、いくつのJavaScriptオブジェクトが生成されているのだろう
Posted by meshi at 2008年04月09日 17:23
管理人様はじめまして。デッドリーと申します。

おー、やはりこの本は持っておくべきですか。

俺も買っておこう。
Posted by デッドリー at 2008年04月10日 00:43