2008年04月19日 16:15 [Edit]

プロとアマの違いに関するたった一つの公理

そんなにたくさん覚えられるものでもないし、また覚える必要もない。

なぜなら、上に挙げられたものはすべて定理であり、それらはたった一つの公理から導出できるからだ。


相手と自分の利害が対立したとき、
  • 自分の利害を優先してよいのがアマチュア
  • 相手の利害を優先しなければならないのがプロフェッショナル

これだけだ。

なぜプロの報酬はアマよりも高いのか?それだけの報酬を払ってもプロの方がクライアントにとって安上がりになるからだ。なぜプロは自己投資を続けなければならないのか?いざという時のリスクバッファーがないと続けられないからだ。

なぜプロが自分の仕事を好きでなければならないか?死ぬほど好きでなければ務まらないからだ。

ペルシャを防いで死んだ300人のスパルタ人は、プロフェッショナルだ。サッコ・ディ・ローマで全滅したスイス人傭兵もプロフェッショナルだ。

その意味で、いざとなったら子のために死なねばならない親というのは、すべてプロフェッショナルである必要がある。

プロはそう簡単に死んではならない。そうでなければ相手の権益も守れない。しかし死がたった一つの冴えたやり方なら、ためらってはならない。

幸いなことに、そういう状況に追い込まれることは滅多にない。たいていの場合において、プロの利害とクライアントの利害は一致し、プロはリスクにふさわしい報酬を手にすることができる。利害対立が起こっても、死ぬほどの損失というのは滅多にない。それどころか、そうした一時損失はプロとしての与信を高めさえする。

しかし、いつかはスパルタ人やスイス人の立場に立ってもおかしくない。

それを知り、それを覚悟しているのが、プロフェッショナルである。

それ以外は、すべて二義的。

Dan the Amateur Blogger / Professional Father


この記事へのトラックバックURL

この記事へのトラックバック
まず各論と総論に話を分ける。 「がくっぽいど」7月末発売 “ニコ厨”漫画家・三浦建太郎さんのイラストで - ITmedia News翌日さっそく三浦さんから連絡があり、がくっぽいどのイラストを快諾してもらえたという。しかも無償で。 プロは無償で商品を作ってはならな....
ただ働きする余裕もないうちはプロじゃない...が【404 Blog Not Found】at 2008年06月20日 17:42
「プロフェッショナルであるための条件」については、以前にもこのブログで書いたことがありましたが、もう一度話を蒸し返してみたいと思います。というのは、こんな記事があったからです。 404 Blog Not Found:プロとアマの違いに関するたった一つの公理
「プロ」と「アマ」の違いは?:2つの定義【時間管理術研究所 □□ 仕事と生き方、幸せの研究所 □□】at 2008年04月20日 16:24
日本の会社では、誰が一番偉いか?、それは営業さん。 給料体系も、営業に配分される比率がたかい。 次にえらいのがSEさん。 SEといってもセールスエンジニアからシステムエンジニアまであたる。 で、最後がPGなんです。 これは請負型のオーダーメイド...
営業-SE-PGの確執【オレドコBlog】at 2008年04月20日 05:18
わたしの好きなテレビ番組の一つに、NHKの「プロフェッショナル」があります。 いろいろな一流の人が登場されるわけですが、番組の最後に、「プロフェッショナルとは?」という質問に答えられています。 どれも、参考になります。 ですが、これだ、と思えるものに...
「プロとは?」を考えるときに読む本【アスメモ】at 2008年04月19日 21:49
対価以上のお金をもらえる人はプロ。 対価以下のお金しかもらえない人はアマ。 アマの略ってなんだかしってるかい? アマちゃんの略だよ。 オレドコも、信者がほしいよぅ。
サルでも分かるプロとアマの違い【オレドコBlog】at 2008年04月19日 20:23
この記事へのコメント
ふゆっきさんの意見に賛成
Posted by kousuke at 2008年04月23日 15:12
Professional Fatherというのは実感なんだろうな。
子を持って俺もわかった。
Posted by nervenarzt at 2008年04月21日 21:03
 やっぱり、自分の利害よりもクライアントの利害を優先して、なおかつ持続可能であるのがプロでしょう。

 そのためにはきっちり頂くべきモノは頂き、そのかわり投入については持ち出しもやむを得ず…というか、いちいち勘定しなくても帳尻を合わせるという発想が必要かと思います。

「まけて〜な〜」「あきまへん」

「そこまでしてくれへんでもええがな」「わてのプライドですねん」

「たかいな〜」「それだけのしごとはさせてもろうてま」
Posted by rijin at 2008年04月21日 11:17
相手と自分の利害が対立したとき、自分の利害を優先できるプロもいるし、できないプロもいるでしょ。
プロとアマの違いは「それで飯を食ってるかどうか」、これだけじゃね?

上で述べられている13の違いとか1つの公理とかってのは、プロとはどうあるべきかという考え(思想)
であって、プロとアマの違いを示してるとは思えないんだがなあ。
Posted by   at 2008年04月20日 20:52
二義的であってるよー。元記事の文章って、考えようによったら、プロの欄に書かれていることが、「いやそれどっちかというよアマでしょ?」ってのがない?そういう話だよ。いい方次第で明確性のないものは、ルールとしてどうよ?って話。「1つの公理」とか言ってるのはちょっとした釣り。
Posted by Re:おひょ at 2008年04月20日 18:26
確かにw >二義的

二次的、じゃないんでしょうか?w >dankogai
Posted by おひょ at 2008年04月20日 14:29
過労死したやつらは、ただの社畜だ。プロフェッショナルの鑑であるわけがない。
Posted by Kei at 2008年04月20日 12:20
フィードが見つかりません@firefox、sage
Posted by んk at 2008年04月20日 11:52
確かに最近のクソ書評にはウンザリだわ。
Posted by ああ at 2008年04月20日 09:37
そろそろいいかげんに他人の二番煎じエントリー書くのやめたら?
「オレの方がうまい事言うぜ」とでも言いたいのか

とか思いながら読んでたら

最後の「二義的」で噴出しそうになった
Posted by ゆん at 2008年04月20日 03:09
企業にもたとえ建前としても企業理念というものがあるように、
プロにしてもアマにしても、
人間として、また、そのジャンルに関わるものとして、
これだけは曲げられないモノがあるだろう。
相手の利害のみを優先することはありえない。
報酬によっては、なんでもする。それが本当のプロだろうか。
すべての人間は、プロである前に人間である。
そして、プロであるには人間である必要がある。
Posted by ふゆっき。 at 2008年04月20日 02:05
> 「お金」から後ろめたさというのは消えない
日本人の特性ですね。すごく不思議だけど
Posted by another returnee at 2008年04月20日 01:39
上場後6年で不正行為により上場廃止になって一般株主に大損させた会社が上場した時の取締役ってプロと呼んで良いのですかね。
Posted by ちなみに at 2008年04月20日 00:32
言葉尻を突っつくだけで恐縮ですが、利害は「利益と損害」を意味しますので、

自分の利益を優先してよいのがアマチュア
相手の利益を優先しなければならないのがプロフェッショナル

でないと、おかしいです。

Posted by zoker at 2008年04月20日 00:08
それよりも投資の意味わかってんですか?
私には、出版社/作家と書評者の「献本」による癒着関係は、証券会社のアナロジーに見えます。
営業マンが推奨株を売り歩き、結果もちろん株価も上がり、
「上がる株」を当てる凄い営業マンがいると誉めそやされ、
「今週は私の会社を推奨株にしてください」と企業が列をなす毎日…。
ダイヤモンドやHBRと契約して書評するあたりは、
企業の犬の宣伝アナリストを連想させます。

無料だから、パーソナルメディアだから、関係ない?
嫌なら別“な”所に行けば良い?本当か?

そもそも過剰な献本書評自体おかしいと思いますが、せめて、
弾さんには未書評を含め全ての献本リストを公開してほしいですね。
書評に値する本だから書評しているのか、
献本されたからか、契約しているからか、
どれだけの内容・分量の献本があるのかがわかれば、その判断材料になります。
Posted by んー at 2008年04月19日 23:27
> 『推薦』ではなく弾の『書評』
私は、つまらなければ金返すくらいの勢いで「推薦」された本を
買ったんですが、それは私の見る眼がなかっただけなので…。

> 貴方と『私』の感想すら一致はしない。絶対にね。
犬と猫は違いますね、わかります。
Posted by んー at 2008年04月19日 23:13
s/感想/書評?/gですね。
Posted by 影 at 2008年04月19日 22:17
>献本された宣伝書評ばかりが増えて、顧客の利益はないがしろです。
献本は『404・・・』に対する投資じゃね?
1冊無料(送料込)でないがしろはむしろ無いんじゃない?

>この前も弾さんが推薦する本が届いたけど、クソクソでした。
『推薦』ではなく弾の『書評』。貴方と『弾』の感想が一致するわけない。
貴方と『私』の感想すら一致はしない。絶対にね。
Posted by 影 at 2008年04月19日 22:12
献本って書評ブログ殺しかもしれないですね。
Posted by リッキー at 2008年04月19日 21:10
RSSが読み込めません(><)
Posted by んk at 2008年04月19日 20:28
傭兵はともかく、スパルタ人は自分たちの国を守るための戦いでもあるのだからプロとは呼べないのでは?
あと親も。
Posted by bob at 2008年04月19日 20:02
利害が一致しないなら別な所へ行けばいいのでは?

kuso発言
Posted by でもさ at 2008年04月19日 20:00
この公理から導出すると、「専制君主」はその人物の人となりにおうじて、アマとプロの差が生じるということですな。古代ローマ皇帝のリストでプロ・アマリストを出せる?
Posted by sakurada at 2008年04月19日 19:41
要はこれですね。

http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%ED%A5%DC%A5%C3%A5%C8%BB%B0%B8%B6%C2%A7
Posted by 暇人 at 2008年04月19日 19:29
命を賭けてブログ書いてたら逆に退くよな
Posted by コーエン at 2008年04月19日 18:47
>俺も含めてブログの読者は弾さんの顧客なんですけど

利害が一致しないなら別な所へ行けばいいのでは?
Posted by も at 2008年04月19日 18:23
最近、弾さんのブログは急速にアマチュア化していますね。
献本された宣伝書評ばかりが増えて、顧客の利益はないがしろです。
しかもダイヤモンドやハーバードなんて契約してるんでしょう?
そんな書評に何の意味がある?
この前も弾さんが推薦する本が届いたけど、クソクソでした。

ここから本を買っているという意味で、
俺も含めてブログの読者は弾さんの顧客なんですけど、
まあ、弾さんに顧客の声は届かないんだろうな〜。
Posted by んー at 2008年04月19日 18:04
ゴル・・・いや
Posted by TOGO at 2008年04月19日 17:08
プロって神?
Posted by あ at 2008年04月19日 16:23