2008年04月25日 19:00 [Edit]

Less is More - 書評 - シンプリシティの法則

東洋経済新報社出版局編集第1部の佐藤様より献本御礼。

なんとシンプルな一冊。


本書「シンプリシティの法則」は、MITThe Media Labの教授にして、Rhode Island School of Designの学長に就任予定の著者が、シンプリシティ、というシンプルでない話題を、極力シンプルにまとめたもの。

目次 - シンプリシティの法則−書籍−東洋経済新報社The Laws of Simplicityをマッシュアップ
シンプリシティ=健全さ
法則1 削減
法則2 組織化
法則3 時間
法則4 学習
法則5 相違
法則6 コンテクスト
法則7 感情
法則8 信頼
法則9 失敗
法則10 1
一つ目の鍵 アウェイ
二つ目の鍵 オープン
三つ目の鍵 パワー
人生
参考文献
索引
訳者あとがき

本書は、わずか100ページ。わずか100ページにこれだけの話題が入っていて、しかも過密感がないというのは驚嘆に値する。図版も白黒のみ。それだけに詩集か名言集と間違えそうだが、しかし「法則」や「鍵」を見てもわかるとおり、本書は実用書でもあるのだ。

少し残念だったのが、本書のパッケージ。カバー付きのハードカバー(シンプルでない言い回しで失礼)、さらに帯付きというのは、本書のシンプリシティをやや損ねる。もし1,500円という本書の価格を正当化するためにこういうパッケージになっているのだとしたらそれはちょっと哀しい。むしろ「カバーなしのハードカバー」にタイトルをエンボスした方がよかったのではないか。

それでも、原著のデザインよりは本書のデザインの方がイカしている。原文は著者blog

でも追うことが出来るので、本として持つのであればむしろ訳本である本書の方がおすすめのように思う。本書にはシンプリシティの例として日本の事例が実によく登場するが、書籍に関しては日本の方が進んでいるように感じる。

これ以上書くと、蛇足感が強くなりすぎそうなので、あとは本書でご確認のほどを。

Dan the Complex Blogger


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『シンプリニティの法則』これから求められることを感じる【hobo-多読多評-】at 2010年05月03日 08:38