2008年08月23日 04:30 [Edit]

gOS = "Gubuntu"; # *ubuntuいろいろ

気分転換にgOSを試してみた。

gos-logo

これ、気に入ったよ。オリジナルUbuntuよりいいかも。

これなら、確かに「Windows税フリー」な安価電脳にぴったしだ。


こちらが、その結果。

gos-installed

Google Gadgetを OS X の Dashboard 代わりに使うというのはいいアイディアだと思う。

とはいっても、実は gOS はほとんど Ubuntu で、違いは文字通り Skin Deep である。見比べてみればわかる。中身は Ubuntu 8.04 そのものである。

gos-at-a-glance
ubuntu-at-a-glance

gOSとUbuntuの違いより、Ubuntu/Kubuntu/Xubuntuの違いの方が大きいのだ。これら三つはそれぞれデスクトップ環境が Gnome, Kde, そして Xfce であるが、gOS は Ubuntu と同じ Gnome。これの画像を入れ替えて、Google Gadget と Dock クローンを追加したら、はい出来上がり、という感じである。

gOSインストールと雑感 - ubuntu日記
Dockの部分はほとんどがWebページなので「ブックマークでいいじゃん。」とか思っちゃうし、メーラーも入ってないし(WebのGmailのみ)日本語環境が揃ってもUbuntuからこれに乗り換える魅力は私はあまり感じないですね...。

というより、gOSはUbuntuそのもの。まだそこまで試してないけど、apt-get install ubuntu-desktop一発でUbuntuに早変わりしましたぜ(一応確認してみた)。で、テーマを元に戻したらgOSに戻った、と。

にも関わらず、着ている服が違うとこうも印象が変わるか、というのが gOS に対する率直な感想。Ubuntu ベースの「着せ替えゲーム」がこれから流行るかも知れない。そもそも Ubuntu/Kubuntu/Xubuntu は全て「重ねて」インストールできるようになっている。

その Ubuntu そのものが、Debian GNU/Linux の「上手なまとめ」であるが、元々 RedHat 系が強かったはずの Linux Distro の世界でなぜ Debian 系がこれほど伸びてきたかと言えば、やはりあのパッケージシステムだろう。何が素晴らしいかというと、ソフトウェアの削除が実に安全に行えることである。

あるソフトウェアをインストールする前に、別のソフトウェアが必要になることはよくある。これを「パッケージの依存」というが、ソフトウェアの追加に関してこれをやってくれるツールは少なくない。RedHat飛躍の原動力となったrpmもそうだ。

しかし、その逆、ソフトウェアの削除に関してこれをきちんとやってくれる仕組みは実に少ない。FreeBSDの portupgrade はいい線行っているが、これは ports/package という「ソフトウェアの追加」をするための仕組みの上にちょこんと乗っているものであり、本来の ports/package は、削除しては行けないパッケージの削除を止める程度のことしか出来ない。あるパッケージを削除可能な場合に、そのパッケージしか利用していないパッケージまで一緒に削除することは出来ないのだ。

Debianが採用しているaptには、これが出来る。

これがどれほどソフトウェアを配る立場にある側にとって楽かは、想像を補ってあまりある。あるソフトを入れて不安があったら、いつでも Synaptic (GUI) か apt-get (CUI)できれいに削除できるのだ。

これだけしっかりした、APTというソフトウェア管理システムがあるからこそ、各(者|社)は「OS」という名の「デスクトップ環境」を「売りっぱなし」に出来るのだ。「一度使い始めたら、あとはネットに繋いでいつでもアップデートしてください。うまく行かなければ削除してください」でいいのだから。

もちろん、オープンソースソフトウェアの世界は玉石混淆であり、Ubuntuも時には馬脚を現す。たとえば私は「完全日本語化」された環境よりも「英語がベースで、日本語を通す」環境を好む。漢字Talk7が出てもずっとGomtalkを使っていたぐらいだ(おっさんだなあ)。現在の Mac OS X なら、[System Preferences] の[International]で日本語を追加してログインしなおすだけだが、UbuntuのLaguage Supportで同じことをすると、日本語フォントが実に醜くなる。

Viva! Ubuntu!! ? Blog Archive ? gOS 3 Gadget BETAがリリース
デフォルトでは日本語フォントの表示が貧弱なので、パネル左上の「gOS」メニューから「System Preferences」>「設定」>「外観の設定」にある「フォント」タブで、フォントの変更を。

実は「正解」はこれではなく、

Ubuntuデスクトップで英語環境利用時に日本語フォントをきれいに表示する - movements/directions of me, dokumori
fontconfig-voodoo -cと入力すると、'No config'というような返事が返ってきたので:
    sudo fontconfig-voodoo -s ja_JP
と入力して再起動したら、appearanceで設定したとおりになりました。

このとおり、まだまだ詰めるべきところは多く残っている。

しかし日本語環境の追加に必要なソフトウェアをネットから取ってくるのは実に秀逸であり、この点では OS X のちょっと先を行っているのではないか。iPhoneをアップデートするのに250MBもあるファイルをネットで平然と配布しているアップルが、未だにOSをDVDで配っているのは少し滑稽ではある。

もっとも、いくらパッケージ管理システムの堅牢さに甘えて、未だに何でもかんでも/usrに詰め込んでいるのには、BSD派としてはたまらない。

dankogai@dan-vmware-gos:~$ ls /usr/bin/|wc
   1290    1290   13524

文字通り、どんだけ、である。.debの秀逸さは、Linux distroのディレクトリ構成の不味さの裏返しなのかも知れない。

なにはともあれ、充分に使えるソフトェア、それを管理するためのシステム、そしてそれらを支える高速な回線の三つがそろった今、それを実にいいタイミングで、実に上手にまとめたのが Ubuntu なのではないか。

Viva! Ubuntu!!
乗り越えねばならない課題が多数あるにもかかわらず、Ubuntuは確実に「キャズム」を超えつつあるように思えます。

けだし同感。しかも Microsoft が Vista の失敗でそれを後押ししてくれているのだから面白すぎる。

そういえば、Ubuntuを立ち上げたMark Shuttleworthという御仁は、Verisignの独占をThawteで切り崩した人である。それをVerisignに売って宇宙に行ったおつりでUbuntuは運営されているのだが、今度はMicrosoftの独占を切り崩すことになるのだろう。

しかしその顛末は何だろう。まさか Thawte の時のようにはならないだろう。なったらなったらで面白そうだな。Microsoft Linux が出たりして(そういえば Xenix ってどうなったんだっけ)。

それにつけても、仮想化ソフトのありがたさよ。「OSをちょっと使ってみる」のに、これなしではとても「息抜き」程度には出来なかった。こんなこともお茶の子さいさいである。


ubuntu-at-a-glance

仮想化のおかげでOSの上にOSが乗り、その上で動くブラウザーの上でjavascriptとflashが動き....全く面白い世界である。

Dan the Man with Too Many Layers of Software to Peel


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この記事へのコメント
なんでそこまでUbuntuを進めるのかわからない。
標準でセキュリティソフトとメッセをリアルで動かしてるXPの倍近くメモリ食うくせにモッサリしてるOSなのに。
ソフトもJavaが多くて重いし仕事には使えない。
弾さんが薦めるから使ってみたら問題が多過ぎて全然ダメです。
それにメッセはどうするんですか?
初心者だとNTTのツールとかを普通に使うと思いますが、Linux対応してないソフトが多いです。
Posted by 通りすがり at 2008年08月23日 11:02
メモリの見方もしらないやつがいるらしい
Posted by すがり at 2008年08月23日 11:43
XP,OS X,linux(Ubuntu,Fedora)を使ってる1ユーザです

たしかにメモリは結構食いますね
よく見る型落ちパソコンにLinuxを,のような使い方には向かないかと
ただ,最近のパソコンだとかなりさくさく動いてくれます
(体感ではVistaより上)

>それにメッセはどうするんですか?

Windows MeesengerならPidginで代用可能です

>初心者だとNTTのツールとかを普通に使うと思いますが、Linux対応してないソフトが多いです。

同様にMacにも対応していないソフトが多いと思いますが…

弾さん自身「乗り越えねばならない課題が多数ある」事は認めているわけですし,
Ubuntuの功績は個人的にはフリーでここまでの事ができると
「それなりに」パソコンを使える人に示した事ではないかと
Posted by 通りすがり2 at 2008年08月23日 11:49
WindowsとLinuxではメモリの管理方法が違うから。。。
Linuxはキャッシュ増やしてロードを早くするけど、Windowsはそんなことはあまりしない。
CPU的に言えば、Linuxの方が効率がいいのでは?

モッサリ感で言えばどちらも変わらない

それに、NTTのツールとか使うっていうことは開発者にとってはどうでもいいこと。
Windowsで開発しづらし、Linux環境を利用する頻度が高いからLinuxを使うわけで、そんな人であってもWindowsの使用頻度が高い人ならVMWareでLinuxを仮想化して利用します。

メッセはPidginを使っておけば大抵のものには対応してくれます。


つまり、あなたにはLinuxを利用する理由がないということです。
# OSの利用もケースバイケースですよ


それでGUIに不満がある人はMac OS Xに移動しているわけで。。。
Posted by 通りすがり at 2008年08月23日 12:02
>なんでそこまでUbuntuを進めるのかわからない。?
なんでそこまでUbuntuを薦めるのかわからない。?
Posted by しげ at 2008年08月23日 13:10
甲田 英司(ロイズ・インベストメント・パートナー)に
対する行政処分について
http://www.mof-kantou.go.jp/kinyuu/kinyu/5957shyobun200822.pdf

金融商品取引業者(投資助言・代理業)の甲田 英司(ロイズ・インベスト
メント・パートナー)については、登録を受けた主たる営業所の所在地を確知
できないことから、金融商品取引法(昭和23 年法律第25 号)第52 条第4項の
規定に基づき、平成20 年8月22 日付で金融商品取引業者の登録を取り消した。
甲田 英司(ロイズ・インベストメント・パートナー)
1.主たる営業所の所在地
東京都港区六本木6 丁目12 番4 号六本木ヒルズD901
2.登録番号 関東財務局長(金商)第1154 号
(旧投資顧問業者の登録番号関東財務局長第1422 号)
Posted by … at 2008年08月23日 13:26
タダOSをメインでつかってたら日本のようなレッテル社会では
負け組扱いされて人生終わり。
Posted by タダほど怖いものはない at 2008年08月24日 00:37
> タダOSをメインでつかってたら

だって、自分にとっての使いやすさが
Debian > Windows
なんだもん。
Posted by Debianユーザ at 2008年08月24日 02:18
じゃあLINUXだけで生活すれば。
Posted by かってにどうぞ at 2008年08月24日 05:09
ドキュメントのやり取りがOpenOfficeで全て出来るようになれば選択が可能になるんですけどね。
Posted by at 2008年08月24日 11:45
音楽とか動画とかモロモロプチクリ向けのメジャーな
アプリケーションが無い限りLINUXの時代はこんでしょう。
Posted by OSだけあってもな at 2008年08月24日 19:03
たしかにRPMあたりでソフトを削除すると必要なファイルまで消してくれたりしてやっかいなことがありますねえ。
Linuxはライブラリだのなんだのがごちゃごちゃしすぎてうっとおしいんですよね。
Firefox3もGTKが古いディストリビューションだと入れられないし、ああめんどくさい。
ほんの3年ほど前に新規導入したOSにFirefoxという超メジャーアプリさえインストールさせてくれないの。
ああ、本当にめんどくさい。・・・というか欠陥品だよね(笑)。

一方、Windowsではアンインストーラが他のソフトに必要なファイルを消してしまうなんてことはバグでもない限りありえない。
Firefox3が入れられないなんて事もありえない。
Linux界隈だと「Firefox3が使いたければGTKが新しいOSに乗り換えろ」というアホらしい提案しか出ない。
ディストリビューションが多すぎて個別のトラブルを共有できないんだよね。

つくづくデスクトップLinuxなど年に何度もOSを入れ替えている「OSオタク」のおもちゃでしかないのだなあと思うのであった。
Posted by trat at 2008年08月24日 23:19
その、Firefox3が入れられないマシンってCentOS4なんだけど、
CentOS5が出たのが2007年の春ということを考えると
OS導入のタイミングによってはCentOS4の鮮度はたったの1年ってことになるんだよね。
XPが出てからもWindows2000がとくに遜色なく現役で使えていることを考えると、
すさまじい切り捨てっぷりですわ。
でもデスクトップLinuxなんてOSオタクのものだからその頻度でのOS入れ替えは当たり前なんだよね。
gOSもFirefox4は入れられないでしょうがそんなの気にしないででいいよね(笑)
Posted by trat at 2008年08月24日 23:54
アンチきもいな
Posted by ↑ at 2008年08月25日 22:00
>Windowsではアンインストーラが他のソフトに必要なファイルを消してしまうなんてことはバグでもない限りありえない。

知ったかぶりがバレるぞ。
同じファイル名のdllが、あんたのPCのCドライブに幾つあるか数えてみたら良い。
Posted by ↑↑↑ at 2008年08月29日 05:36
例えば何をアンインストールしたら何に影響を与えるか具体的な例を示して欲しい。
影響を与えるようなファイルは削除前に警告が出るけど。
それにdllってどっちが素人だよw
Posted by 通りすがり at 2008年08月29日 12:23
影響が出る出ないの話をしてるんじゃないんだが。
屁理屈ジェネレータの相手は面倒だから
アンタは玄人で偉いってことでイイヤ。
Posted by ↑ at 2008年08月29日 17:16
どう考えても影響が出る出ないの話でしょ。
RPMで削除すると他のプログラムに影響を与えるファイルまで警告なく削除するが、Windowsは警告をするし、深刻な事態になることはほとんどない。
そういう話の揚げ足を取って逃げるってすごいなw
Posted by 通りすがり at 2008年08月29日 18:19
アンタがそう思うならそうなんだろ。
語尾にwを付ける奴は相手にしないことに決めてるんでな。
他所様のブログのコメント欄で、盛り上がる気もねえし。
Posted by ↑ at 2008年08月30日 12:21
rpmはdpkgに当たる物です。aptと比べるのがおかしい。
比べるならyumでしょう。
ごっそり奇麗にしてくれますよ。
Posted by yum at 2008年08月30日 13:41
>それにdllってどっちが素人だよw
この辺を説明してもらいたいもんだ
Posted by Re:通りすがり at 2008年08月31日 14:50
「影響を与えるようなファイルは削除前に警告が出るけど。」
影響を与えるかどうかを何が判断してるのか分かってて書いてるんだよね?
そのファイルはどのアプリからも必要なくなったらアンインストーラで100%削除されるってことだよね?
もしその思い込みが正しいのだとすれば、Windowsは本当に素晴らしいと思うよ。あくまで正しいならだけど。
Posted by なんともはや at 2008年09月02日 00:10
優しいなおまいら。
「影響が出るかも知れません」程度の「警告」で満足してんだから満足さしときゃいいんだよ。
Posted by ↑↑ or ↑ at 2008年09月02日 06:26