2009年07月16日 12:30 [Edit]
Be Free, at Home - 書評 - 仕事するのにオフィスはいらない
著者より献本御礼。
21日発売の「2011年 新聞・テレビ消滅」がいまだにAmazonに登録されないので、こちらを先に取り上げることに。
結論から言うと、激おすすめ。著者のようにすでにオフィス=雇用主なしで仕事をしている人にも、そして未だ大多数をしめる、仕事=「オフィス=雇用主」の下で働くことである人にも。
本書「仕事するのにオフィスはいらない」は、ばりばりのオフィスワーカーを経て、ばりばりのオフィスレスワーカーとなった著者による、オフィスレスで(被)雇用レスな仕事論+仕事術。両方が絶妙のバランスで新書というコンパクトなパッケージに収まっている。
目次 - Amazonより- はじめに - ノマドって一体何ですか?
- 第1章 ノマドワーキングのすすめ
- 第2章 アテンションコントロール
- 第3章 情報コントロール
- 第4章 コラボレーション
- 第5章 クラウドを使いこなす
- 第6章 ノマドライフスタイルの時代へ
- あとがき
- さくいん
位置づけとしては「3時間で「専門家」になる私の方法」ということになるだろうか。実はこれには「ひと月15万字書く私の方法」という本が同じ出版社、同じ装丁で出ているのだが、同書は仕事術、すなわち「どうやってオフィスなしで働いているか」ばかりで、仕事論、すなわち「なぜ仕事をするのにオフィスはいらない」ということに関して十分な説得力がなかった。本書は違う。それを説得するのに、自らの事例のみならず、実際にオフィスなしで仕事をしている、他の「ノマド」たちの実例も、十分取材した上で紹介している。
それでは、なぜ今「ノマド」なのか、「仕事するのにオフィスはいらない」のか?
著者自身に、語っていただくことにしよう。
はじめに正規雇用が消滅していき、すべての人が契約社員やフリーランスとなる社会へ。
会社に頼っていればなんとかなった時代から、自分自身で人生を切り開かねばならない時代へ。
そんな社会を、だれも望んでいないって?そうかもしれません。自分自身の力で生き抜く方法を探していくのは、たいへんですから。しかしこの変化は、否応なくやってきています。
だったら私たちは、この状況をなんとか乗り切るだけの知恵を付けておかねばなりません。
逆に言えば、この未曾有の大不況をうまく乗りこなして、より素晴らしい人生を生み出すための材料にしてしまおうという前向きな姿勢がいまや求められているいるのです。
それこそが、新しいノマドの生き方なのです。
「新しいノマド」。そう、実はこれは「元祖ノマド」と決定的に異なる点が一つある。
元祖ノマドは、孤立(independent)な人たちであるのに対し、新しいノマドは、共立(interdependent)な人たちであるということ。彼らはオフィスには頼らない。しかし頼るべきものは未だかつてないほど多く、そしてそれらに上手にたよることによって、
オビよりさらば残業!さらば満員電車!
という生き方が、元祖ノマドのようなマッチョでなくても手に入るのだ。
以前私はこう書いた。
404 Blog Not Found:バイキング式のレストランで給仕を待つ君たちへ食べきれぬほどの料理が手をのばせば届くところにあるのに、なぜ給仕が来ないことを嘆き続けるのか。
しかし、見えない人にはどこに料理があるのか、いくら目をこらしても見えない。本書は、それがどこにあるのか、そしてそれを手に入れるのにどういうマナーが必要なのかも、丁寧かつ具体的に紹介している。これが本書の「仕事術」の部分で、この部分に関しても「ひと月15万字書く私の方法」よりも優れている。ネット証券と日経テレコン21の「合わせ技」は、実になるほどであった。
もちろん、超えなければならない壁もある。その一番の壁は、著者の言うところの「アテンションコントロール」が出来るか否かだろう。これはかつて単なる必要条件の一つに過ぎなかった。しかし、いまやこれこそが必要十分条件。これさえあれば、あとはスマートケータイとノートパソコンさえあれば何もいらないのである。
法人も、いらない。
資金も、ほとんどいらない。
必要なのは、自らが自らの主となる心構えだけなのだ。
まだ信用できないって?
本書で、それを確認してください。
あなたにも、きっと出来ます。
著者にも、私にも出来たんですから。
Dan the Nomad
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ガンダーラ
どぉおんなゆめもぉぉ
かぁなぁうとぉゆうよぉぉ
だぁれもみなぁ
いきぃたがぁるぐぁぁ
はぁぁるかなぁぁせぇかうぃぃ
> 著者にも、私にも出来たんですから。
「私はできたけど、できない人もいるかもしれない」
という考え方をしない理由を教えてほしい。
そこに希望があるのかもしれない。
是非そうしたい。
と、おもっている人
多いだろうなぁ。
>という考え方をしない理由を教えてほしい。
心理的なハードルは高くても、技術的なハードルは凄く低い…
と、弾さんが考えているから。
だと、思う。やりたくない人はいても、できない人はいない。
これから会社員という存在は減っていくと思うしそうなるべき。
アンダークラス・非正規雇用として社会から排除され、
五十過ぎたら高い確率で餓死するのでは?
まあ「まともなレール」に乗ろうとした人も振り落とされて
そうなる確率は高いんですが。
てめぇーもいらねー
俺にできたからお前にもできるはず。
まあ善意からでているんでしょうけど、できないのはお前が
悪いから、という考えに簡単に移行しちゃいがちな気がするん
ですよね。
自己責任とかと同じで。
たぶん世の中の圧倒的多数はそんなこと出来ない人なんじゃな
いか、と思います。
脱サラと中小企業の人数は、業種が変われど比率は変わらず。
著者も弾氏も、みんなが容易に漕ぎ出せるなんて思ってないよ。
思ってたらこんなこと書けない。
>アンダークラス・非正規雇用として社会から排除され、
そんな大袈裟な話じゃないでしょう。
要するに、個人事業主とか自営業とか自由業とかは、
既にこういう携帯なわけです。
税理士、行政書士、司法書士、翻訳業、webデザイナー、など。
ま、零細企業のおやじという生き方を選択してるわけですな。
生き残る確率が千分の一というのは誇張が過ぎる。
試験職業の背後には、かつての弁護士浪人の末路を見るとおり
「試験に挑戦して結局ダメ」な屍の山があります。
しかもかつてと違い、今は試験浪人でフリーターをしていた人が
まともに(家を買って妻子を養え、過労死はしない)生きられる
職を得られる可能性はごく低いでしょう。
さらに「試験には合格したけど食えない」率だって低くないです。
翻訳やwebデザイナーも人間関係に運良く当たらなければ、
養成学校は出たけど食えない人が大量にいるでしょうね。
自営業も、特に店の類は24時間巨大ショッピングモールが次々でき、
銀行の貸し渋り体質が変わる要素がどこにもないご時世、ジリ貧です。
考えてみてください、「バイトで24時間365日営業のショッピング
モール内チェーン店」に、家族営業の店がどう対抗するのでしょうか?
夫婦と子供または一人か二人の地域の若者でやるには朝十時から夜八時、
週一日の休みが限度なのです。
なるほど。それで千分の一というわけですか。
もし本当にそうなら、街の中の個人営業の店や零細企業も
それこそ桁違いに減っていくということになりますかね。
千分の一とまでは言わないまでも百分の一くらいまでは減るかな?
衝撃を受けました。
私の夢・目標です。ノマドワーキングスタイル。
