2009年08月08日 17:00 [Edit]
"westory" - 書評 - 学校では教えてくれない本当のアメリカの歴史
オフィスブラインドスポット石井様より献本御礼。
学校では教えてくれない
本当のアメリカの歴史
上:1492-1901 下:1901-2006
Howerd Zinn / Rebecca Stefoff / 鳥見真生訳
[原著:A Young People's History of the United States]
喜ばしい。悦ばしい。歓ばしい。慶ばしい。
あの大著が、誰にでも読める形となって、日本でも読めるようになったのだ。
今日において、最も偉大で愚かな国の歴史が、ここにある。
本書「学校では教えてくれない本当のアメリカの歴史」は、Alice Walker の歴史の師匠である著者が著した「真合衆国史」、"People's History of the United States"を、さらに読みやすくそして「その後の」歴史を追補した"A Young People's History of the United States"の全訳。
目次
上巻 1492-1901
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下巻 1492-1901
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目次を見ての通り、本書は同国の栄光より、同国の恥辱に焦点を当てているが、それは決して自虐史観からではない。栄光なら他の本にいくらでも書かれているし、学校でも教えてくれる。
著者がなぜ本書を著したのか。そして「未成年にも読めるよう」編み直させたのか。
信じているからだ。
人々を。
子供たちを。
そして、未来を。
はじめになぜ、大人ならば急進的で批判的な見解を耳にしてよいが、十九歳以下のティーンエイジャーには不適当だと思うのだろう?少年少女にはそうした事柄を理解する能力がない、とでも考えているのだろうか?自分の国の政治をありのままに見つめるには未熟だ、と若い人たちを決めつけることはまちがっていると思う。そう。それはありのままとはどういうことか、という問題なのだ。自分の過ちを正すには、わたしたち一人ひとりが、その過ちありのままに見つめなければならない。この国の政治を評価するときにも、同じことがいえるのではないか。
この国にも、「子供たちに負の歴史ばかり教えるのでは、子供たちがこの国に誇りをもてなくなる」と言う人は少なくない。彼らに向かって、私は声を最大にして言い返すことにしよう。
子供たちを見くびるな!
と。
「逆・日本史」という本がある。「さかさ・にほんし」と読む。今なお私に取ってのベスト日本史だ。各巻には、副題がついている。あえてもう一度「逆」にして、逆・逆時系列順に紹介すると、「神話の時代」「貴族の時代」「武士の時代」、そして「大衆の時代」となる。
そう。大衆の時代。
これほど誇らしい主題があるだろうか。
大衆の歴史こそ、最も難しいのだから。
あとがきこの本のタイトルがもっとも適切だとは、かならずしもいえない。"民衆のアメリカ史"ならば、一人の人間の歴史より多くのことを語ってくれるにちがいないが、それは再現させるのがもっともむずかしい歴史でもあるのだ。
「逆・日本史」風に言えば、同国は建国以来「武士の時代」にいるといってもいいだろう。それよりも日本の歴史は進んでいる、いやいたのだ。
歴史のことを、英語では history という。 his-story とも読める。学校で教わる同国の歴史は、まさに ヒーロー達の物語だ。そんな物語にあこがれてかの国にあこがれる人は何と多かったことか。
しかし、それは本当は歴史ではなく、伝説(legend)と呼ぶべきなのだ。
しかし、真の民主主義とは、「彼らの物語」をあがめることではなく、「自らの物語」を紡ぐことではないのか。
404 Blog Not Found:惰訳 - Barack Obama's acceptance speech in fullA man touched down on the moon, a wall came down in Berlin, a world was connected by our own science and imagination. And this year, in this election, she touched her finger to a screen, and cast her vote, because after 106 years in America, through the best of times and the darkest of hours, she knows how America can change. Yes we can.
人類が月に到達し、ベルリンの壁が崩壊し、想像力と科学力が世界を繋ぎました。そして今年、この選挙で、彼女はタッチスクリーンに指を触れ、投票をすませたのです。アメリカにおける106年の人生を通して、彼女は最良の時も最悪の時も目にしてきたのです。彼女は知っています。アメリカが、変われるのだということを。Yes we can.
歴史は彼らのものではない。
あなたのものであり、わたしのものなのだ。
過去の恥辱から目を背けさせることこそが、歴史を奪うことなのだ。
そして、あなたの歴史とわたしの歴史が無関係ではありえないように、同国の歴史とこの国の歴史はつながっている。彼らを学ぶということは、自らを学ぶということでもあるのだ。多いに学ぼうではないか、彼らの愚行と偉業から。
Dan the One of Sixty-odd Billon Historians
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よほど情報の取捨選択に先天的に秀でてでもない限りは、子供は、良くも悪しくも教条主義者でしかありませんよ。
この類のアメリカサヨクのタチの悪いオプティミズムにはマユツバで臨むのが常識でしょう。
第1章 コロンブスがはじめた制服の歴史
制服→征服
ではないかと…
まず「日本は悪である」とフィルターがかかるような
学校の世界史でも、ヨーロッパ史や中国史に比べて、アメリカ史はきちっと教えてもらえないし、大学の受験参考書でも、アメリカ史の記述はきわめて貧弱です。
紹介される本の是非はともかく、日本人は、もっとアメリカ史に関心を持ち、学習すべきであることは本当です。
ただ、アメリカは、ヨーロッパのように、中世にラテン語を使ってイスラーム文化を学習した経験がないから、他者理解能力は欠けるかな。インディアンの言語の言語学研究を一般のアメリカ人が相当程度知識を持っているとは思えないし。まあ、日本が、アメリカにとって、中世ヨーロッパにとってのイスラーム文化社会になることができて、アメリカ人が、日本語のコンテンツを自前で英訳して必死に学ぶような事態を作り出せれば、日本も、世界史に偉大な貢献をできるというものなのでしょう。そういうことも大いにありうると思います。
しかも、日本の場合は負の面ばかりを教えてますから。
見くびるとかじゃないですし。
先進国の言語の中で、唯一、助詞を失っていない言語だから。
on in with は何を封じ込め、日本語の助詞は何を封じ込めたのでしょう?
良くも悪くも子供は白いところが多いような。
むしろ、教育の力を見くびりすぎですよ。
じゃー、インドネシアの少数民族にひらがなを使わせる運動でもしますかね。
こういう決めぜりふはなんとでも解釈できるので、
主張になっていないですね。
あなたは今この瞬間、ネットの世界を0.1%つまらなくした。野暮という武器で。
それほど偏りのある教育が蔓延しているということで。
・・・・・・。





