2009年11月16日 01:30 [Edit]

下手な考え百撃ちゃ当たる - #書評_ - アイデアは考えるな。

日経BP竹内様より献本御礼。

に前後し、

小野和俊のブログ:Twitterの危険性
そしてもう一つは、Twitterでつぶやいていると、それで満足してしまうのが怖いから、というものだ。

というところに本書の販売があるのは何の巡り合わせだろう。


本書「アイデアは考えるな。」の著者は、こんな人。

目次 - 日経BP書店|商品詳細 - アイデアは考えるな。より
はじめに
第1章 悩まずに、まず乗っかろう
よく知らない人の結婚式に行けるか? / 面倒な仕事が振られる人になろう / 目の前のタスクこそ面白がるべき / 「自分フィルター」を捨てる / 乗っかれるのは40人に3人 / 経営者が筋トレに励む理由 / ありえない案も出すから楽しい / 誰でもたくさんのアイデアを出せる / 「楽しい」と自分から言ってみる / 神様にフェイントをかけてみよう
第2章 成長するためのヒント
『夜と霧』に学ぶ仕事の楽しみ方 / どんな悩みも「特別」ではない / 採用された会社は自分に向いている / 塾講師は初対面で生徒の将来を見抜く / 「マルチタスク」をこなす方法 / ハードルを上げる経験を積む / 原稿を落とすマンガ家の心理
第3章 誰でもアイデアマンになれる
「量」があるからこそ「質」がある / 乗っかることでヒットが生まれる / 「たとえ話」がうまいオタクになれ / 縛りがあると発想が面白くなる / データを使って何を生み出すかが鍵 / 「組み合わせ」は機械的に見つかる / アイデアが人を前向きにする
第4章 壁を越えるための発想法
オチをイメージ化して逆算する / 手軽にできる連想から始めよう / 「アイデアの公式」を利用する / 「そもそも論」にこだわれ / ブレインストーミングの真価 / 意見が言えない人のためのレッスン / メンバーの役割分担が成否を決める / ブレスト実況中継 ??カヤック流アイデア会議を見る! / 「神」が宿るときの条件
第5章 ゴールへとつながる道
「味方のような敵」に気をつけろ / 与えることはクリエイティブ / どんな道もちゃんとつながっている / 転職を決意する前に考えたいこと / イメージしないことは実現しない / 数字に負けてはならない / 「面白がり屋」を世の中に増やす
おわりに

そう。見ての通り、まるで考えていない。

考えていないので、こんなサイトを作ったりする。

考えていないから、やってしまう。

やってしまうから、面白法人カヤックには仕事がきちんと来る。カヤックがウンコとチンコだけの会社でないことは、「面白法人カヤック会社案内」がガイシュツなのでそちらを参照すること。

で、twitterである。

本書には twitter のヒの字も出てこない。が、本書の著者の主張を実現するにあたって、twitterほど向いたWebサービスはないのである。本書こそが、@lalhaの懸念に対する最良の答えにもなっているのだ。

小野和俊のブログ:Twitterの危険性
今回エントリを書こうと思ったのは、後者の「Twitterでつぶやいていると、それで満足してしまう」という点についてである。私も含めて、Twitterを始めてからブログの更新頻度が激減した、という人はかなり多いのではないかと思うが、こうした現象がなぜ起こるのかを考えると、感情が蓄積し、ある程度の時間をかけてブログのエントリを起こそうというところまでたどり着く前に、Twitterで思ったことをポロッとつぶやいて、同調したり、同情したり、コメントをくれたりする人がポツポツと現れたりしている過程で、蓄積しつつあった感情が心の蛇口から漏れてしまう、というのが最大の原因であるように思える。

つぶやいたぐらいでネタ切れを起こすのであれば、その程度ということである。

むしろ考えずにtweetしまくった方が、blogにまとめるにはちょうどよい。blogが本の草稿になるように、twitterはblogの草稿になるのだ。

むしろアイディアが湧きすぎる傾向にある、著者以上に「考えない」ワシ--失礼、ここでの一人称は私だった--にとっては、実にうまい具合に使い分けが出来ていると自負している。よしんば言いたいことは全てblogのためにとっておこうとしても、blogで一人一人に「御礼なうm(__)m」と返事しまくるのは無理である。

そうやって100もつぶやければ、1ぐらいはblogになる。

かつてはblogという小石しかなかったところに、twitterという砂粒が加わったのである。これを使わぬ手はない。

うんにゃ。実績と名声が足りない人ほど、まず量が必要なのです。質が量にともなうのであって、量が質に伴うのではありません。

それが、著者と私の共通認識。

Dan the (Tweeter|Blogger|Author)


Posted by dankogai at 01:30