2010年07月27日 05:30 [Edit]
電脳でも読みたいよう - 画評 - 電脳なをさん Ver.1.0
まさか御礼なうm(__)mされる側になろうとは。
御礼なうm(__)m RT @dankogai 注文なう http://amzn.to/cWuXMX <@oomeshi: からまんブログ : 『電脳なをさん Ver.1.0』、amazonで予約開始〜! http://bit.ly/akuJfs
感無量なうm(__)m

本作「電脳なをさん Ver.1.0」は、週刊アスキー連載の作品の初単行本--ではない。Amazonで「電脳なをさん」を引けば、すでに「電脳なをさん」1-5巻、「新・電脳なをさん」1巻が出ていることがわかる。しかし「新・電脳なをさん」の2004年3月刊行を最後に、単行本は久しく出なかった。この時期はアスキーが紆余曲折の末、アスキー・メディアワークスとなる時期に重なる。なんて不憫な子。このことそのものが本作のネタになってもよさそうなぐらいだ。
からまんブログ:こんな自己紹介する転校生はイヤだ!というわけで、『電脳なをさん』連載の『週刊アスキー』最新号、本日発売です!
単行本『電脳なをさんVer.1.0』も本日発売です!
ああ、これでまた逢える。黒井リサたちに。マクマクアザラク。
というわけで電脳成分となをさん成分を存分に堪能した後、あとがきを見て愕然とする。
今回、ひさしぶりに単行本を出すにあたって、
ネタとして「むかし話」になっていない、できるだけ新しいものという編集部の意向で、Vo.545-Vol.671という比較的最近の作品で一冊編むことになりました。
な、なんだってー!?
「新・電脳なをさん1」に収録された最終エピソードはVol.371。間が174も空いているではないか。
週刊アスキーにとっての電脳なをさんは、毎日新聞にとっての「毎日かあさん」どころでなく重要な作品である。「週アスの価値の半分は本作で占められている」と思っている人も少なくはない。正直これなしに週アスに明日はなかったはずなのだ。
なのに、なのに、なのにっ!
本当にそこそこ売れてくれれば!
……残りの話をさかのぼって収録した「電脳なをさん Ver.0.9」も
「電脳なをさん Ver.0.8」も出してくれると思いますよ!たぶん!!
まるで本巻収録最終話、「栄光根性漫画」のごとき仕打ちではないかーっ!
いっそ、これを奇貨に電子化してしまうというのは、どうか?
「電脳なをさん」が読める有料メールマガジンであれば、喜んで登録させていただくのだが。
あるいは、iOSアプリでもいいだろう。本作のネタの過半を占めるのが、アップルネタ。これはiDishばりにiPadやiPhoneに盛りつけたい。つーか、なぜアスキーともあろうものがそういう知恵をしぼらないか不思議でしょうがない。増刊『iPadのすべて』なんかPDF配ってるくせにぃ
ネタよし絵よしひねりよし。下手なのは商売だけ。
という作者評はあまりに酷だろうか。もっとも採算度外視っぷりまでネタでもあることは作品からにじみ出てはいるのだけれど。
というわけで、全作をなんらかの形で読めるようにするためであれば、作者ばりに採算度外視でお手伝いさせていただきますよ♡とりあえずまずは紹介から。書評はすでに採算にのっちゃってはおりますが…
Vol.578「生命無限漫画」のような結末だけはご勘弁を。
Dan the Fan Thereof