2010年11月29日 19:30 [Edit]

静的コンテンツ配るなら国内VPSも活用すべきたった一つの理由

いや、すぐにでもそうすべきだろう。

404 Blog Not Found:Jコミがはじまる前から成功している理由
これを書いている時点に置けるダウンロード数は120万とのことだが、仮にこれらの全てが高解像度版(約60MB/DL)だとして、www.j-comi.jpが実際に使っているAmazon AWSでも72,000GB * $0.19/GB = $13,680、昨今隆盛著しい国内VPSを使えばさらに安くなる。

Amazon AWSのつらいところは、何といってもトラフィックに対しても課金が生じること。早い話、パケ死が怖い。

国内VPSには、それがない。パケホーダイなのである。

月490円のServersMan@VPSですらそうなのだ。

安かろう悪かろう?これを見てくれ。

ab -c10 -n100
This is ApacheBench, Version 2.3 <$Revision: 655654 $>
Copyright 1996 Adam Twiss, Zeus Technology Ltd, http://www.zeustech.net/
Licensed to The Apache Software Foundation, http://www.apache.org/

Benchmarking vps0.dan.co.jp (be patient).....done


Server Software:        Apache/2.2.3
Server Hostname:        ##############
Server Port:            80

Document Path:          /lovehina/LH01_lite.pdf
Document Length:        22044658 bytes

Concurrency Level:      10
Time taken for tests:   229.513 seconds
Complete requests:      100
Failed requests:        0
Write errors:           0
Total transferred:      2204492300 bytes
HTML transferred:       2204465800 bytes
Requests per second:    0.44 [#/sec] (mean)
Time per request:       22951.297 [ms] (mean)
Time per request:       2295.130 [ms] (mean, across all concurrent requests)
Transfer rate:          9379.97 [Kbytes/sec] received

Connection Times (ms)
              min  mean[+/-sd] median   max
Connect:        5   40  14.1     43      66
Processing:  8868 22450 3223.0  22734   30935
Waiting:        7  313 1137.7     61    6939
Total:       8873 22490 3224.2  22791   30940

Percentage of the requests served within a certain time (ms)
  50%  22791
  66%  23582
  75%  23928
  80%  24537
  90%  25587
  95%  26782
  98%  30908
  99%  30940
 100%  30940 (longest request)
ab -c100 -n100
This is ApacheBench, Version 2.3 <$Revision: 655654 $>
Copyright 1996 Adam Twiss, Zeus Technology Ltd, http://www.zeustech.net/
Licensed to The Apache Software Foundation, http://www.apache.org/

Benchmarking vps0.dan.co.jp (be patient).....done


Server Software:        Apache/2.2.3
Server Hostname:        ##############
Server Port:            80

Document Path:          /lovehina/LH01_lite.pdf
Document Length:        22044658 bytes

Concurrency Level:      100
Time taken for tests:   298.509 seconds
Complete requests:      100
Failed requests:        0
Write errors:           0
Total transferred:      2204492300 bytes
HTML transferred:       2204465800 bytes
Requests per second:    0.33 [#/sec] (mean)
Time per request:       298508.863 [ms] (mean)
Time per request:       2985.089 [ms] (mean, across all concurrent requests)
Transfer rate:          7211.93 [Kbytes/sec] received

Connection Times (ms)
              min  mean[+/-sd] median   max
Connect:        6   13   4.2     14      20
Processing: 23032 167272 86021.6 174134  298487
Waiting:       18 138071 87789.5 142570  284455
Total:      23038 167285 86025.7 174148  298506

Percentage of the requests served within a certain time (ms)
  50%  174148
  66%  219568
  75%  245459
  80%  259554
  90%  285988
  95%  295542
  98%  297983
  99%  298506
 100%  298506 (longest request)

同時接続数10では100Mbps真っ黒、100でも7割。

チューニングを一切施していないApacheでも、静的コンテンツならこれくらいはいける。

CPU喰いの動的コンテンツはとにかく、データを右から左へ送るお仕事であれば、ServersMan@VPSはコストパフォーマンスでは最強ではなイカ。

現実的な数字として有効帯域幅はこの半分としても、ServersMan@VPS一台で5,000 Kbytes/sec * 86,400 sec/day = 432,000,000 Kbytes = 432G bytes。「ラブひな」なら高解像度版でも7,200部、ライト版なら21,600部配れることになる。

ユーザー:そんな借りて大丈夫か?

中の人:大丈夫、問題ない。

これを100台借りたら、一日100万DLでも耐えられる配布システムが出来上がる。それでも月額50,000円。

月額490円で使える仮想サーバー「ServersMan@VPS」が実現できた訳 -INTERNET Watch
石田氏:DTIは接続サービスを提供しているプロバイダーなので、上り回線がすごく余っています。サーバーから見れば下り回線で、この部分のトラフィックのことをほとんど考えなくていいことが大きいです

もちろん単純にVPSを100台借りればすむ話ではない。負荷分散をどうするかなど、課題はあるし、個人向けVPSを10単位、100単位で借りるというのは、マクドナルドで「ハッピーセット100個下さい」というようなもので、何も考えずに事を進めたら「ちょっとそれは勘弁して下さい」という話にもなりうる。

しかしたとえば協力者を20人募って、配布サーバー(実際にはキャッシュサーバーになるだろう)のインストーラを用意した上で「VPSを5つ借りてください。費用はお支払いします」というのであればそれもクリアーできてしまいそうだ。

このあたりを面倒見てくれるのがAmazon AWSのいいところではあるが、見ての通り手数料は決して安いとはいえない。ミリオンDLならアシスタントの給料分ぐらい簡単にすっ飛ぶ。

それならば、その分人に回して運用を工夫した方が、日本経済のためにも回線のためにもよいというものだ。

うーん、こう書いていたら、そんな「野良CDN」を自分で作りたくなってきたぞ…

Dan the Man with Too Many Servers to Manage


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はてなのホットエントリを眺めていたら、「静的コンテンツ配るなら国内VPSも活用すべきたった一つの理由」という記事を見つけた。 この記事によると、Amazon AWSなどでは「転送量」による課金が存在し、ダウンロード数が多ければ多いほど、「転送量」によるコストが大きくな...
静的コンテンツの配信に国内VPSは使えるのか否か。【とりあえず9JP?】at 2010年12月04日 00:29
この記事へのコメント
ServersMan@VPSはOpenVZなのでメモリ制限がきついのですけど、静的コンテンツならいけそうですね。
Posted by yugo_h at 2010年11月30日 00:13