2012年03月14日 15:00 [Edit]

news - 確定申告で知る、子を思う国の愛

Before After

胸の痛みより懐の痛みの方が深刻だという申告。

「女性は若い時に結婚を」発言→「女性蔑視、人権侵害」→謝罪、撤回という風潮: やまもといちろうBLOG(ブログ)
こういう話を読むと、胸が痛むんだわ。

「少子化対策…女性は若い時に結婚を。40歳過ぎると男性と距離あく」発言に、「女性蔑視!人権侵害!」批判→那覇市議、謝罪
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1700858.html


今年の確定申告を昨日済ませた私だが、毎年やっているといやでも「例年との違い」が見えてくる。我が家の場合、子供二人分、76万円あった扶養控除が0円になった。

扶養控除 - Wikipedia
2011年分より、民主党マニフェストである子ども手当の財源確保のため、16歳未満の者に対する扶養控除が廃止され16歳から18歳の者が特定扶養親族から外され控除額が減額されることになった。

これに各納税者の実効税率をかけたものが実際の増税分になるので、各自異なるのだが、ここでは以下の「年収700万円の国民」をモデルケースを援用する。

子ども手当 - Wikipedia
所得税においては2011年からは実際に15歳以下の扶養控除が廃止されたことで、 実質的に、子供がいる家族に対して「子供特別税」が課税されるような状況になった。実例として、年収700万円の国民は、2011年度の確定申告で、子供一人当たり約8万円の追加払いが求められることになっている(国税庁のe-Taxによる計算)。

二人で16万円。ただしこれはまだ子ども手当を受け取る前の金額。

では子ども手当はいくらになるのか。児童手当 - Wikipediaによると、一人一月13,000円、二人で一年合計31万2000円。ネットではプラス15万円ちょっとということになる。

しかしちょっと待っていただきたい。扶養控除廃止の前にも、児童手当は出ていたではないか。ビフォアアフターを知りたければ、それとの差を取らなければならない。二人で一月15000円(一人目5000円、以降10000円; ただし小学生まで)、一年でしめて18万円。

増税分が16万円。手当増が13.2万円。差し引き2.8万円の負担増

これで消費税まで上がったらどうなるか。404 Blog Not Found:ワープアのあなたが消費税アップに断固反対するべき理由によると、このモデルケースの消費性向は七割なので、5%が10%になると、700万*0.7*(0.1-0.05) = 24.5万の増税。なんだか子供作ったら「身の程知らず」って世間様に言われちゃいそう。

「女性は若い時に結婚を」発言→「女性蔑視、人権侵害」→謝罪、撤回という風潮: やまもといちろうBLOG(ブログ)
だからこそ、政治家に限らずこの日本を良くしようと思う人は、人を愛する気持ちを抱きつつ、厳しい事実を見据えて批判を恐れず、常に前を向いて歩き続けなければならない。一歩一歩、歩き続けなければならない。そして、その後を歩いてくれる次世代がいるということも信じなければならないのだ。

罰金まで払って良くしようと思ってくれる人ってどれくらいいるんですかね。

私自身はたとえ罰せられても親になってよかったと今なら言えるけど、それはあくまで自分がもう親になってしまったからであって、これから親になるかどうか迷っている、かつての私のような人に「結婚を早くし、長く愛し合える関係を築くよう努力するべき」とはとても言い出せない。そして彼らが「結婚を早くし、長く愛し合える関係を築くよう努力する」ために日本を捨てることを選んだとしても、それを祝福せざるを得ない。

日本国の将来より、彼らの将来の方がよっぽど大事(だいじ&おおごと)だもの。

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確定申告とは【目指せ!確定申告】at 2012年03月16日 21:57
この記事へのコメント
初めまして。
「2011年度の確定申告で、子供一人当たり約8万円の追加払い」ということは所得税の扶養控除廃止しか計算されていないですよね。これに今年の四月からは住民税の扶養控除廃止が続きます。住民税の扶養控除は33万円なので税率が10%(東京都)だと33,000円の増税です。
さらに国民健康保険に加入している場合、東京23区や横浜など住民税方式によって国民健康保険料を算出しているところでは、所得によって違ってきますが、おおよそ5万9千円上がります。これは子ども1人の場合の計算、2人になれば、住民税 3.3万円 + 国保 5.9万円 の2倍で所得税の負担増とは別に18.4万円の負担増ということになります。
ただし、国保には上限があるので、収入が多く既に上限だったり上限に近い場合は実際にはそこまで負担が増えない場合があります。
というわけで実際にうちの場合(6歳以下の子ども4人)で試算しましたが、子ども手当をもらっても差し引きすると18万円の負担増でした。
子ども手当はバラマキなどと言われていますが、実際には子育て世帯に対する狙い撃ちの増税のようになっています。「子どもが4人もいていっぱい子ども手当もらえていいねぇ」と嫌みっぽく言われることも多々ありますが、実際にはこんなに負担が増えています。
これ(バラマキにみせかけた増税)がもともとの狙いだったのか、ぐちゃぐちゃやってるうちにこうなっちゃったのか、いずれにしてもこの国は少子化対策には興味がないようですね。
「たとえ罰せられても親になってよかった」と私も思いますが、こんな政策が続くなら「日本を捨てることを選」ばざるを得なくなるのかな、と考えています。
Posted by tenkicc at 2012年03月15日 06:25