中村ゆきつぐのブログ

現場の声を国政へ

メディアドクター研究会に参加して

昨日メディアドクター第50回記念定例会に参加しました。NHKのディレクター、ヤフー個人でも有名の市川さんの講演があったことや、医療の報道におけるメディアリテラシーを学べる場として活動を続けている会でしたので、板橋の帝京大学キャンパスに勉強に行ってきました。

本当メディカルジャーナリズム勉強会()もそうなんですが、医療者以外の方が皆さん真摯に医療と報道についてしっかりした考えを持っていらして頑張っている方々ばかりでした。なんとかこの医療者以外の意見を集約することで自分が思っている施策、いい医療を行う方法が実現できないかと最近いつも考えています。

医療報道の問題点を患者側から、医療者側から、そしてメディア側から意見を出し合いながら議論は進みました。みなさんの意見を聞いた上でもその中でやはり私が出した答えは、

1 医師、ジャーナリストがさらに職業倫理を作るための教育
2 記事を使う人間たちがFAKEに騙されないための教育

それが社会人としてリテラシーを身につけるための一番確実な方法であるというものでした。いつから始めるか、仕事の環境の整備、COIの問題など言葉は簡単ですが現実は大変なものばかりです。

その後様々な体験をされた患者さんや家族との話の機会もいただきました。患者さんが持っていた病気に対する不安を、医療者に任せなさいと言われて安心したと言う経験をお持ちの方のお話を聞いた時には、自分と同じやり方の医療者がいるんだと少し感動しました。本当いい機会をいただいたことを感謝します。

いい医療をすれば、もちろん全員ではないにしろ、病気に立ち向かういい患者さんになる。本当元気が出ました。

根拠のない免疫治療を行っている病院のCMがどうしてもブログ画面に出てしまっているようです。全く関与していませんし、彼らの治療を基本否定していることを念のため書かせていただきます。

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自覚していない認知症患者は刑法上罪は問われない 認知症患者は全員自覚していないよ!

また難しい問題です。横浜集団登校事故、88歳男性を処分保留で釈放 不起訴の公算

>男性は認知症だったが自覚はなかった。事故を起こすことを予見できなかったとみており、過失責任を問うのは難しいとして不起訴処分となる公算が大きい。

まず認知症を自覚していなかったから、通院していなかったから過失責任を問うことはできないという点に医療者として本当違和感。だって自覚できるのなら認知症じゃないし。また通院していたら家族の管理責任? 本当この問題なんとかしなきゃ。

自動運転、自動ブレーキ、車の制限は様々提言されている。ではこのような患者が勝手に運転させないようにするにはどうやったらできるのか。免許の返還、医師の診断書、人権の問題、強制力のない現場に任すだけではもう正直限界なんだよな。

最近本当犯罪の後精神鑑定を行うとの報道が増えている。昔からのことだが、犯罪者の人権は守られるが被害者の人権は本当ないがしろ。もちろん今回の場合も民事での解決が図られるのだろうが、親にしてみれば悲しさは拭えない。

政治家の皆さん。子供の安全、いや社会の安全を守る為パンドラの箱を開けましょうよ。最期の医療の問題を含めて、認知症患者の医療、社会、介護をどうするのか。もう付け焼き刃では被害者が増え続けるだけだと思う。

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がん10年生存率 がんを知れば戦える

京都府立医大学長問題は本当悲しい限りです。医師の倫理レベルが地に落ちました。

気を取り直して医学的記事です。がんの10年生存率が報告されました。(がん10年生存率58.5% 5年は69.4%、改善進む がんセンターが公表昨年の報告(現代の記事でもいいものはある)からわずかな改善です。

>再発しても長期間生存できる技術が普及しはじめたことがある(現代記事より)

完全に治癒しなくても、共存できる方法がいっぱい出てきました。それこそがんごとに異なりますが、がんを持っていても長期の生存ができています。MDSのビダーザなんてまさにこの薬ですし、多発性骨髄腫も治療薬の進歩で以前より明らかに長期生存ができています。

>全国32施設でがんと診断された患者約12万1千人の5年後の生存率は、69.4%(同0.6ポイント増)だった

もちろんがんの種類、病期をまとめてのデータですからよく解釈をしなければいけませんが、 半分以上がんと診断されても長生きしていることになります。これから考えても、治療しても無駄だという10年前からのがんもどき理論がおかしいことは明らかと思うのですが。

>部位別でみると、10年生存率が高かったのは前立腺がん、甲状腺がん、子宮体がん、乳がんなど。膵臓(すいぞう)がん、肝臓がん、胆嚢(たんのう)胆道がん、食道がんは30%未満と低かった 

この違いよく見ておきましょう。ひとくちにがんと言ってもいろいろ!すぐに治療したほうがいいもの、少し待って観察だけでいいもの、本当幅広いものです。

また5年生存率と10年生存率が変わらない胃癌と大腸癌に関しては外来フォローは5年で終了で良いが、乳がんは5年後でも再発するためさらに長期のフォローが必要という記事もあります。 まあこれもいろいろです。同じ乳がんでも組織型で多分違うと思います。

抗がん剤、放射線治療後の2次発がんも問題視されていますが、それもこれもがんの治療後長生きできるようになったからです。そう進歩すれば新たな問題は出てきます。そしてまた改善を図っていくのです。

まとめて論ずる時代ではなくなりました。ただ進歩しています。その恩恵を受けるためにもしっかりと検診を受けてください。検診の無効性を示すデータもありますが、昔の医療レベルでの解釈ですし、また結果も変わらないというもの、つまり害ではないので受けておいてそこまでの損はないと思います。

正しく知れば戦える時代です。みなさん前を向いていきましょう。

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