中村ゆきつぐのブログ

現場の声を国政へ

日本の医療は一体高いのか安いのか いいのか悪いのか 騙されないように

医療の問題に関する記事です。

今回2つのニュースを提示することで、みなさんに考えていただければ幸いです。

まず一つ目、対GDPを考えると日本の医療は高いという記事。(日本の医療費はやはり高かった、国のデータに不備日本の医療費は高額 新基準で世界3位 対GDP、OECDまとめ、)

>国民医療費」は、医療保険の対象となる病気やけがの治療に要した費用を推計したもので、むしろ「国民治療費」と呼んだ方が実態に合っている。これに対して、OECDの「総保健医療支出」は、国民医療費の対象に加え、予防、公衆衛生サービス、介護などを含んでいる。

まあ反論としては介護の費用を入れたら、そりゃ65歳以上介護を受けている高齢者人口が世界2位の日本、よく3位でこらえてるよねと言いたい。(この記事わざとそこは言及していない?)また介護の度合いも世界で異なるので単純な比較は難しい。そして日本の統計本当あてにならない。

ただ今まで医療費は世界と比べて低いと言っていたことを否定し、やはり日本の医療は高いという世論に持っていきたいのかと考えてしまう。

そのくせ、次に出てきたこの記事。(高い評判と信頼…増える訪日患者 病院や旅行会社、医療ツアーを収益源に

>日本の先進医療を求めて来日する外国人が増えている。中でもプライバシーを守りたい裕福な中国人が日本の病院の高い信頼性と親切・丁寧な対応に注目し、日本で治療・診療を受ける医療渡航者の大多数を占める 

まあ中国のOECDデータがないので一概には言えないけど、

>1位「医療費が高い」
 2位「待ち時間が長い」
 3位「医師・看護師・検査技師の信頼性が低い」

の中国医療に比べれば、聖路加の自由診療体制はコストパフォーマンスがいいと感じるのだろう。それは様々な爆買いにおける状況と全く同じことを感じてしまう。日本はいいものが安い

>「倒れたら助けるのが医療であって産業ではない」という意識が医療現場には依然として残っており「医療ツーリズムに積極的ではない」「旅行の一環で治療はやめてほしい」との声も聞く。
>人口減少時代に突入した日本の病院にとって医療ツーリズムは新たな経営の柱になりうる。
>ある病院関係者は「医療費抑制傾向が続く中、頼りになるのは保険外収入。また最新鋭の医療機器を買い続けるためにもインバウンドを受け入れる態勢を強化していく」と打ち明ける。病院にとってもはや医療ツーリズムは欠かせない。

このような医療の担い手を増やすために新しい医学部を作るのでしょうか。(文科省大学設置審が設置認める答申 国際医療福祉大、2017年4月に医学部新設へ 2020年には640床規模の医学部附属病院の設置計画も)医療も儲けないといけないと頭ではわかっていますが、優先順位が違うのではと感じて仕方ありません。やはり違和感です。

この医療ツーリズム、私が言ってきたしんどい医療ではありません。(「しんどい医療」とは ではどうすれば)しんどい医療をやらないで儲けようとするところだけ優遇するという今の施策は間違っていると思うのだけど。今デパートがガラガラになってしまったように助ける医療ができなくなったらどうするんだろう。(「街は中国人だらけ」なのに…家電・ブランド品の高級店ガラガラ 爆買いバブルは終わったのか) 

なんだか高い、安いとか医療の本質ではないところばかり議論されている。統計は重要。ではどうすればという部分にいい記事を見つけました。(〔対談〕医療統計の信頼性を考える―OECD総保健医療支出、国民医療費の問題点を中心に )


>医療費の配分が悪いのではないか」「薬剤費や資本形成に行き過ぎており、もっと労働に分配されるべきじゃないか」と議論することが必要

>医療機器などに投下した資本を回収するため、検査や診療行為が必要になり、結果的に現場が忙しくなる悪循環になっている可能性 

納得できます。

みなさんが医療に望むこと。それが金儲けであるのならそれは仕方ありません。そして医療にどれだけおかねをかけるのか、介護を含めて議論して決めなければいけません。お金の使い方は正直褒められない部分はあります。だからこそできる限りいい方法を模索していきたいとずっと考えています。

長文失礼しました。

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医師に対する不信 警察に対する不信 妥当性を検証 冤罪の時の保障、罰則を決めよう!

前回の記事。(手術後の医師がわいせつ行為?麻酔回復時のせん妄?唾液検出?)予想以上にみなさんに見てもらっています。ライブドアニュースやスマートニュースにBLOGOSがリンクされ、BLOGOSでは閲覧1位です。ありがとうございます。

書き出しで腹が立ったからと書いた記事。医療者の大部分が冤罪説、麻酔せん妄説を同意してくれていますが、一般の方はそうでもありません。私のブログのコメントにも許せないセクハラ医師の診察内容が投稿されています。

医師に対する不信感は一部には大変なものです。以前救急問題の時に書かせていただいたブログのコメント欄は医師に対する不信感で溢れています。(救急搬送36回:NHKさん。受け入れ拒否ではなく受け入れ不能です)まして昨日出た研修医の準わいせつ問題(準強姦容疑で28歳の研修医逮捕 20代の女性の酒に薬物混ぜる)も出ており、医師の社会的な問題も当然批判されるべきでしょう。

これらのコメントのように医師に不適切に対応された方々に、同じ医師としてあらためてお詫び申し上げます。申し訳ありません。

その上で今回の事象、少し細かく分析します。

1 4人部屋の中でリスクを無視して術後患者の胸を舐め、自慰行為をする。
一部記事で自慰行為についても書かれていました。患者がなぜそれを見ることができたのかについては記載がありません。意識はあるけれど体が動かせない状況でどうやって医師の自慰行為を把握できたのでしょう。

また看護師も見て見ぬ振りをして医師のこのような行為を正当化しているとすれば、つまり病院全体が患者をバカにしているのであれば、この犯罪が行われた可能性はあります。ただこのようなとんでも病院の可能性は低いと常識的に考えています。(最近常識もあてになりませんけど)

2 医師の唾液が証拠として存在
ここがよくわかっていません。採取時期はいつなのでしょう。もし舐めた後の胸を意識回復後すぐに拭くなどしたティシュを保管しておいたということだとすると、事実の可能性はでてきます。警察が捜査をされていますので、裁判の時に明らかになると思いますが、保管をした経緯が分からないとこの証拠が本物かどうかは100%断定はできません。

保存状況もまた大切です。遺伝子鑑定をしているとすれば、そのティシュからDNAを採取するためにはそこそこのしっかりした保存方法が必要になります。それこそ前回書いたガムとか痰を出したティッシュなどをたまたま手に入れて保存しておいたということも当然考えられるのです。

病院報告書(警視庁による当院非常勤医師逮捕の不当性について抗議する)によると、このように医師の唾液成分の分析経過は、逮捕まで警察から明らかにされていません。そのように詳細がわかっていないのに、警察が起訴したのだから間違いないとか断言される方は間違っています。 もちろんその逆、医師は100%冤罪だということも言えません。あくまで妥当性、状況証拠との天秤ですが、私は上記のような理由で冤罪と考えています。

そしてもう一つの問題。
この医師が本当にわいせつ行為をしていたのであれば、逮捕が妥当であり私は謝る以外ありません。しかし私の冤罪という分析が正しいのであれば、警察はどのような形で責任を取るのでしょう。そしてマスコミは起訴したということでこの医師の実名を全国に知らしめたのですがその責任はどうすればいいのでしょう。今までの流れだと賠償金は法的に決められた税金で、警察担当者は懲戒処分程度、マスコミは無視です。この医師の人生は狂わされたのに。

もう一度書きます。この医師が私の常識を超えて、病院がさらに私の常識を超えていた場合、この事件は現実として存在する可能性はあります。ただ私にはそう思えない。そして冤罪であったなら、警察も逮捕する際どのような思考過程でこのような立件をしたのか、それを含めて説明、謝罪をしてほしい。どう考えても私には医学的妥当性が見えない。(まあHPVワクチンなども例として医学的にはよく揉めるんですけどね)

福島県警が起訴し司法における医療崩壊を引き起こした大野事件と同じように、今回の事件処理がいい加減だと警察に対する医師の反応はさらに最低になるでしょう。(救急医療への提言(2):司法のなすべき事 萎縮医療をなくすために)もちろんわいせつ事件と純粋な医療過誤とは区別する必要はあるとは思いますが、麻酔という医療行為に伴う患者さんの過誤だとしたら同じレベルで考えていいと思います。

医療は医療安全を通じて明らかな失敗に対して様々な改善策が取られてきています。(だからいろいろな失敗がオープンになってきている)警察も失敗をオープンにすることで信頼回復施策を取るべきと考えています。 

冤罪の時の保障、罰則、特に警察、検察、マスコミへの対応を決めましょう!

ついてなかったで終わらせるな!

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手術後の医師がわいせつ行為?麻酔回復時のせん妄?唾液検出?

少し怒っているニュースです。外科医が手術後、朦朧としている30代女性に準わいせつ行為をしたと警視庁に逮捕されました。(診察装い、女性患者にわいせつ行為の疑い 外科医の40歳男逮捕  )

個人的には麻酔覚醒中のせん妄(勘違い)でいいと思うのですが、女性の体から検出された唾液が物的証拠のようです。病院は医師、そして病院を守るために声明文を出しています。(警視庁による当院非常勤医師逮捕の不当性について抗議する

>警察は、手術後せん妄状態時の患者証言に信憑性があるとして明確な証拠も示さず、準強制わいせつによる逮捕にまで踏み込んだものである

4人部屋でわいせつな行為なんてできるわけないし、いくらなんでも唾液がつくような行為をするわけがない。まして外科医にとって不潔操作と言って感染の元になるような行為を手術した後するわけがない。
 
ただ今の所情報がこれだけなので詳細は不明ですが、それこそ痴漢冤罪の新たなパターンではないかとすら思ってしまいます。この唾液をいつ、どうやって、どう採取したかが一番の問題でしょう。(先生が噛んでいたガムを拾っていたとか)

冤罪だったらしっかり謝罪会見して、マスコミも報道してくださいね。普通に仕事をした医師の実名を出して全国にわいせつ医師として報道したのですから。最低限冤罪でしたと警視庁が謝る姿を流してくださいね。大野病院事件から本当学ばない。

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