2010年09月

中国人船長解放 またしても外交能力の低さ

 領海侵犯をおかした中国人船長が、突然検察の判断で解放されることが決まったそうです。今までの中国の対応に対する政府のコメントに、今度こそ日本が主権国家としてしっかりした行動を実行してくれると期待してみていたのですが残念です。
 他人の家に突如はいってきてものを壊した乱暴者のこどもが、本来罰せられなければならないのに、その父親が「ここはもともと自分の場所だ。自分の思いどおりにしなければいろいろな意地悪をするけどそれでいいのだな」とやくざのような態度で脅し、またマスコミもこんないじわるを、あんないじわるをするといってますよと報道し、そんないじわるにまけるなという常識的な人のコメントはおもてにださず、「ここは大人になって許してやろう。だけどお父さん(政府)の権威がなくなるから、子供(検察)が許したことにしよう」というまさにごね得を許すというばかげた判断です。まだ「この子の父親を今助けていたらこれからきっと役に立つから今日のところは許しましょう。しかしそのために我が家にはっきりとした見返りをもらいます。」と家族(国民)に言ってくれた方がまだ良かったです。なんでこうなんでしょうね。またごねることに味を占めた人間はまた繰り返すでしょうに。
 

自衛隊横須賀病院医療事故

 残念な報道がありました。自衛隊病院における脳外科手術において医療事故が起きたそうです。内容に関して内科医の私がコメントする立場にありませんが、専門家による評価を待ちたいと思います。犠牲者の自衛官の方のご冥福をお祈りします。
 医療事故の報道に関して私は今まで批判的な立場を取っています。プロとして行った行為に対して結果がだめであったからといって担当者を罰することはおかしいと。命を助けるために行った行為の結果が悪かったことで刑事罰に問われることはおかしいとやはり思っています。しかし避けうる明らかな失敗があったとすればそれはプロとして責任を取らなければならないでしょう。
 身内であった仲間からこのようなことがおきてしまうのも現在の医療における問題なのでしょうか。しばらく経過を見ていきます。

新菅内閣誕生

 民主党代表選は菅総理が勝ち新たな内閣ができあがりました。厚生労働大臣は労働専門の方が就任され新たな日本の政治が始まります。期待をするしかありません。
 ただ人事をみているとなんだかむかしのやり方となにが違うのだろうかと思ってしまいます。日本の国を守れるのでしょうか。
 子宮癌ワクチン、HTLV-1と医療関係でお金がつき施策が上がってきています。いいことですが他の病気の人との違いは何なのか相変わらず疑問です。有名人が病気になったら変わるというのはおかしなものです。

アシネトバクター報道

民主党の代表が本日決定します。期待しましょう。
またコメントありがとうございます。厳しいご意見もこれからもどんどん頂ければと思います。

 今回アシネトバクター報道について書いてみたいと思います。帝京大学の血液内科から発したアシネトバクター感染は病院内で拡がり、その拡がりを病院体制の不備で防げなかった。帝京大学がやるべきことをやらずに患者を死に至らしめた。今の報道の大多数はそういう流れです。特に昨日のNHKでも患者の家族を出して病院は悪だ、業務上過失致死もやむを得ないといった報道でした。
 血液内科は抗癌剤を使用し血液腫瘍をやっつけると同時に免疫力を一旦低下させ、自然の回復を待って治療しています。そのため低下した際には感染症にかかりやすく、患者の生命を守るため抗生剤をたくさん使います。そのため抗生剤が効く菌は消え、聞かない菌が残ります。結果として多剤耐性の細菌がからだの中に残ります。それがわるさをすることは日常診療においてよくあることです。しかし免疫が回復すればその菌が体にいても生命に別状なく回復することもしばしばです。つまり多剤耐性アシネトバクターの発生は現代の医療に於いて当たり前のことといって良いでしょう。アシネトバクターは殺し屋ではなくて葬儀屋であると感染症の大家が話していましたが、自然の回復ができないぐらい病気が悪化しないとこの細菌で死に至ることは少ないです。
 ただ他人に感染を拡げさせた可能性が問題となっているのですが、今病院で行われている感染症対策をちゃんとおこなっていればこの感染は防げた。このことがちゃんと証明されることが重要なことです。帝京のレベルが低く、そのためだと報道は決めつけていますが・・・それよりも感染者が増加したのに報告していないことも問題とされています。
 以前も言いましたが、医療にビジネスモデルを入れたことで、金が儲からない部分にはお金を投入しません。感染症の分野もその点で省かれやすい分野です。それだけお金を投入しても医療費として請求できるものではないからです。最良の医療を行うためには人が必要です。人のためにはお金が必要です。
 結果は医療に於いて不確実なものです。だからこそ患者の病気を治すために何が必要か。そして最善を尽くせたか。そのことが現代の医療において重要なことです。後は神様が決めてくれます。最良の医療を行っても助けることができない病気は残念ながらまだたくさんあります。そしてちゃんとした医療を行っていれば起きてくる仕方のないことを犯罪にならないようにすることが大事なことと思っています。

民主党代表選

事務所の解散届けの手続きが終わりました。ブログの更新が滞っていたことをお許しください。またコメントいただいた人には応援ありがとうございました。もう少しおつきあいいただければ幸いです。

民主党代表選が行なわれています。皆さんはどこに争点があるのかわかりますか?私は2人の違いが政策的にわかりません。2人の政策の総論は同じです。各論において、今の総理ではものごとの進めかたが気に入らない 、官僚の言うことを少しは聞きながら行なうことが良いかそうでないか、政治資金のクリーン度、仕事ができそうかそうでないかのイメージ、このままでは自分の立場がなくなるための立候補といった感じでしょうか。なぜこの細かなことが党内で統一できないのでしょう。鳩山さんがピエロとなりましたが、最後まで国益ではなく個人を優先する人たちの集団ですかね。
2人のテレビでのコメントをみても質問には具体的には答えずあたりさわりのない回答ばかりです。違いは明確には見えず、個人の資質の部分が争点でしょうか?ただこれは参議院の選挙でも似たようなものでした。そのため2人から出てくる政策は野党が提案していたものが挙っています。選挙はイメージでしょうか。

今回選挙と政治は異なることを実感しましたが、政治家が本来の仕事をいつ行なうのでしょう。選挙ではなく国民の生命と財産を守るためにいつ何をしなければいけないのか今の政府は考えてもらいたいし、次の総理はこの総裁選のデメリットを補うことを望みます。
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