2011年01月

国会開幕・・・総理答弁漏れ

 国会が開幕しました。各党の質問にたいして管総理が淡々と答えて言っていますが、ときおり答弁漏れをおこなっています。1日目の自民党の質問に対しての答弁漏れを無視するという強行な態度をとったかと思えば、翌日すぐあやまり、そして次の日の公明党の質問にも答弁が漏れ、藤井副官房長官から指摘されるという失態です。非常にちぐはぐさが目立ちます。官僚の書いた文章を読んでいるだけなのに、それすらも失敗してしまうお疲れの部分が出ています。こういう状態で野党に超党派での対応を要求するわけですから、野党はつっこみどころ満載です。
 総理の仕事は本当に大変です。特に時間の部分において効率という名目の労働基準法違反がまかり通っています。今までの総理の交代を考えると、現在の社会の状態を表しています。 なにか社会にたいして人間の気力、体力が対応できないことを表していると思われます。以前かかせていただいきましたが、人間は機械ではない。ミスをして当たり前。だからこそさまざまなシステムを構築してそのミスをおこさせないように危機管理を行う必要があるのです。なんとかできないのでしょうか。挙党一致といいながら人事で報復をおこなう、人を大事にしない今の民主党を擁護する気持ちはありませんが、国を運営する上での官邸のメンタルヘルスにおける危機管理ができていないことを心配します。

理想の医者

テレビでは、どんな困難な症例でも必ず診断し治癒させるスーパードクターや、若くて未熟ではあるけれど患者に対して真摯な態度をとる研修医など、こういう先生がいてくれたらという患者目線の医者がよく登場します。
 まさに理想の医者とは、自分の病気について詳しい知識があり(①プロフェッショナル)、患者を人間として扱い(②人格者)、本当に最善の選択をしてくれる(③判断能力)こういう人間なのでしょう。

 このなかで現在の大半の医師(自分も含む)について考えていきましょう。

①プロフェッショナル
 この点はひたすら勉強です。教科書だけではなく、論文、インターネット、講演会等様々なものを利用して知識を自分の能力に変えていきます。そのなかでも個々の患者を診療するということが個人的には重要と考えています。これは②や③にかかわってもきます。しかし能力の違いはどうしても生じます。人によって異なります。
 また、医師が感じるプロフェッショナルとしての知識と、患者が感じる知識には隔たりがあります。内科に眼科のプロを期待しても現状では難しいですし、開業医に大学病院クラスのことを要求しても無理でしょう。この点で理想の医者の能力のとらえ方にずれがあります。

②人格者
 人それぞれ違いますのでこれを要求するのは大変です。人間40才すぎるとそう性格を含めて変わりません。とは言え、仕事の効率を考えて、いかに患者のためになるかを考え演じる能力をつけることは可能でしょう。①のひとつとして考えてもいいものです。しかし現場で行うのは大変です。(医者側のプライドのため?)

③判断能力(決心)
 これを鍛えるのは、経験、場数、頼れる上司です。その組織の能力がおおきく影響します。もちろん個人の能力も大事ですが、必ず人間は失敗しますのでそのサポートする機構が大事なのです。そのような環境で冷静に決定する力が必要です。

個人的見解
 理想の医者にとって最低必要条件を挙げるのなら、理想の医者とは患者をその当時において最高の医学知識を総動員して治療方針を決定してくれる人
でしょう。他院に送るのも含みます。すこしぐらいその人の人格がおかしくても・・・ 
 それ以上は付加価値です。実際保険点数には関与しません。(つまり利益には関係ありません)そして現場の多くはその付加価値をつける余裕がありません。
 現在の問題点の多くは、病気は治るも生活できない、気持ちがはれない、誰かに助けてもらいたい、といった医療行政の不備を医者に求めている患者と、そんなことは医者の仕事ではないと拒絶する医師側の問題がひとつ存在します。なんとかならないか個人的には演技しています。(時々素がでますが)

医療クラークさん

 読売新聞に医療クラークさんを栃木県として60人養成するとの記事がでていました。
 そのなかの予算額の記事に、新年度当初予算案に「人材育成事業費」として約1億7200万円を盛り込む予定とかかれていました。20の病院に3人ずつ研修を依頼し、人件費、研修費を県がまかなうというものです。
 医療クラークさんは、診断書や紹介状などを作成する事務職員で、国家資格は必要ありません。しかし医療関連の法律などに関する知識が求められ、医師が本来の診療に専念できるというメリットを生んでくれます。忙しい病院の医師確保につながるとされており、雇用対策も兼ねます。実際私も医師の雑務をかなり減らしていただいています。
 最初みた際、額の多さが印象としてありましたが、人件費だけで頭割りしても一人年収300万未満となります。本当に人を育てるのは大変お金がかかるものです。
 病院が新たにこの人達を自分で雇うためには、3人分1千万近く収入を上げる必要があります。そうすることではじめてこの使ったお金が生きてきます。しかしそれを決めているのは保険点数ですので、そこが変化しなければ病院の独自での経営改革は進みません。結果として医療サービス(広い意味でのサービスもふくめ本来の診療も)は向上しません。今までの政権で医療費が下げ続けてきたことは現在の閉塞した状況を生んでいるひとつの要因なのです。
 いいサービスを望む。でもお金は払いたくない。この相反する要求をどの様にかなえることができるのかみんなで考えなくてはいけないのではないのでしょうか。

モンスターペアレント訴えられる

 今日の新聞で現代を表す1つの記事がでていました。
 埼玉の学校の先生が自分が担任する児童の親からの様々なクレームで体調を崩し、児童の親に対し損害賠償をおこしたというものです。先生が勤務する学校もこの訴えを支援しているようで、断固たる態度をとっていくという内容でした。
 新聞記事だけで判定することはできませんが、1つだけ言えることは、親が考える学校が行うべきことと、学校が考える学校が行うべきことに隔たりがあるということでしょう。また先生に対する考え方の変化があると思われます。(この学校を病院、親を患者もしくは患者家族、先生を医師に変えると今の医療訴訟状況を表しています。)
 また記事においては、学校は話し合いの場所を用意したが親が拒否したと言い、親は学校に相談したが無視された言っています。当事者の問題でしょうが、相反する内容が記事として列挙されています。親のコメントは自分の子どもを守るために行ったもので、先生がひいきをするため子どもの体調がおかしくなっているとの学校の不備を訴える内容でした。この親は教育委員会に文章を出されているようです。
 公共設備としての学校がその利用者にたいして正しい使い方をしていただけなければ訴えるという前例のないものですが、しっかり話し合って解決して欲しいものです。
 上からの抑え付けは決していいものではないですが、自由のはき違えも困ります。ただその基準は明らかではないところが難しいんです。学校の教育が本当は担うべきことなのですが・・・

民主党改造内閣

 久々に医療以外の政治の話です。
 立ち上がれ日本の与謝野さんを巻き込んだ民主党改造内閣ができあがりました。小沢さんを悪者にし、仙石さんをはずし野党の協力を得る準備をして、また財政再建のため消費税増税、平成の開国(TPP)を目標とした現実路線を重視したものでしょうか。
 党大会では、マスコミの演出かもしれませんが内部不協和音が示され今後の行く末が気になりますが、覚悟を決めたように見える首相の態度に支持率も軽度上昇したそうです。(有為差はありますかね。マスコミは正確ですか?)
 本当に有権者の皆様(日本人)の優しさに感動します。特にどんなに優秀な人材であっても否定していた政策をおこなっていた党の政府に入ることはやはり道義的には許されないと思うのですが。そして今までおこなってきたものをみてきて、まだこの国をこの党にまかせてもいいと思っている人がいらっしゃるのですね。
 選挙期間中ある国会議員の秘書さんから、政治家は自分が発した言葉に責任を持たなければいけない。そうでなければ国民に対する裏切りである。その場の状況がどんなに変化しても自分の言葉を守るようにしないと人はついてきてくれません。」と教えていただきました。当時医者としてその場の状況に対応し、しっかり説明すれば以前の言葉を変えることは仕方がないと考えていた私はあらためて政治家のプロとしての意識を学ばせて頂きました。
 自分の身、名誉を犠牲にして国のために命を献げるために与謝野さんが動かれたと信じたいのですが、与党自民党にいたときにできなかったことがどこまでできるのかは疑問です。解散させるための自爆テロでしたらそれは見事な作戦ですが・・・
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