2011年05月

超過被曝...本当に作業員を守ってください

 原発職員2人が放射線防護ができず(ヨウ素剤を内服せず、マスクも着けず?)250mSv以上の超過被曝(特に甲状腺に対する内部被曝)をして放医研に運ばれています。爆発を起こした最初の頃、混乱していた際にしっかりした防護(ある意味対処マニュアル)ができずこのようになってしまったようです。
 今まで放射線防護が重要で、その後の治療(谷口先生の自家幹細胞移植を含め)は効率的ではないと言い続けていました。それもこれも、決死隊のようなことを要求せずに淡々とマニュアルに従い防護を行ない続け必ず原発事故を収束させると信じていたからです。(まだ信じています)でもこのような患者さんが出てしまうと大丈夫でしょうかね。こういう不安が今の時代の体勢なんでしょうね。東京電力なんとかお願いします。
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ジェネラリストとスペシャリスト

 内科医師にはジェネラリストとスペシャリストがあります。いわゆる一般内科と専門(循環器、呼吸器等)内科と言われているものです。私は血液内科が専門(スペシャリスト)ですが、今は一般内科(ジェネラリスト)としてなんでも診ています。

 最近は色々な情報が氾濫しているため患者さんが自分で自分の病気を診断してやってきます。そのため患者さんとの会話は非常に興味深いものがあります。その中で一般的にどこの科にかかっていいのかわからないというひとがよくとびこんできます。判らない時はとりあえず内科ということです。
 大腿部手術後の足がむくみ腎臓が悪いのではないかと来る人(その前に整形外科で問題ないと言われていますのでかわいそうなのですが)、脳外科で動脈瘤を指摘された人が経過を診るために飛び込みで内科でMRIをとってくれという人(脳外科でとれば1度ですむのですが)、体表面に腫瘤ができたら癌だと思い家族にお別れを伝えた人(まだ何の診断もされていないのですが)、前回の白血病と思った人等思い込みは大変なものです。そのなかでしっかりとスペシャリスト(専門家)に紹介をしようと繰り返していますが、本当に初診で診断するのは大変で失敗も多々あります。(もちろんその後のフォローはしてなんとか無事に過ごしていますが)
 今までも書いてきた事ですが、本当に話をするだけでかなりの患者さんは状態が改善します。(本当に病気がある人がよくなるということではありません。)病気の知識を総動員しながら、不安を取り除くように説明すると、患者さんは納得し症状が軽くなるのです。薬、言葉、笑いを駆使して今後もがんばっていきます。(でもそういう人ばかりだと時間がかかり、患者さんを待たせておこられるんだよね)

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この時期に内閣不信任...組織のありかたとは(横粂議員の対応から)

 政治家がばかなことをしています。菅首相のリーダーシップがないということで内閣不信任案が来月早々に提出されそうな勢いです。現在の情勢では衆議院は民主党が安定多数ですので本来は否決されるものですが、横粂議員の離脱を始め、小沢議員、渡部議員の合同誕生会等きな臭い動きだらけです。
 
 
誰がどこでものを決めているのか分からない政党政治に、誰が作ったか分からないマニフェストに縛られる政党政治に、選挙のことしか考えない政党政治に、責任の所在がはっきりしない政党政治に、そして議員一人ひとりの顔が見えない政党政治に、終止符を打ちたいのです。
私の離党は、そのための小さな一石です。
「政党なんて関係ない。議員個人が何をするかだ。議員一人ひとりが、真に国家国民のために何をするかだ。」
そのような想いを共有する仲間が集い、大きな流れとしたいのです。
(横粂議員のHPより)
 若い横粂議員の離党表明に支持者の反応は罵倒が主体でした。今の日本政治の状況では仕方がないでしょう。一匹猫では何も出来ない。政党政治をぶっ壊すといって何が出来る。民主党比例復活なのに離党するなら議員をやめろ。本当に至極最もです。でもそのあたりまえのことをやっていなかった民主党は(与謝野さん等の対応)は横粂議員に強い事は出来ないようです。彼のこの対応は、若いから出来る義憤にかられた行動で、以前ビデオを流出させた海上保安官に共通しています。幹部に提案しても動きがおそく変化を感じられない。特に今回の震災にたいしてあまりにイメージとかけはなれた動きしかとれていない。国民に我慢を強いている。そのような気持ちから出てきた動きなのでしょう。どれだけの人間がついていくかはわかりませんが、個人的には応援したい気持ちがあります。でも本当は選ばれて議員バッジを持っているのですから、しつこく何度でも上層部と戦い続けて欲しかったです。上(軍隊だと指揮官)をだめだというのは簡単です。それを説得することが大変なのですが、それが出来なきゃ部下(自衛隊では幕僚)はだめなのです。それができて健全な組織が成り立ちます。その組織を改変する時期なのでしょうか。東電をはじめ下が上の指示を聞かなくなっています。
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海水注入...現場と本店の乖離

 海水注入を総理が止めた、いや班目さんが指示した、言った言わない、指示した指示しない。そして国会でのむだな話し合いがおこなわれ、IAEAが原因を調査しようとしたら、現場トップの吉田所長の判断で実際海水注入は止まっていないとの事を報告。

海水で原子炉を冷やすのは「一刻も早くやりたい」(武藤副社長)事項だったが、官邸に反論することもなく、
本店にいた清水正孝社長(66)と同原発の吉田昌郎(まさお)所長(56)らは注水中断で一致した。しかし、吉田所長は現場の判断で注入を継続。本店の意向に逆らったことになるが、武藤副社長は会見で、「妥当な判断だった」と擁護した。(読売新聞より)
 
 現場の指揮官が明らかに間違った本店の決定を、会議では反対せずに受け入れる。しかし実際にはやらないという組織においてはありえないことがおこなわれたとの事です。その内容が安倍元総理に噂話で広まり政局のネタにされ、国会で審議されるというバカげた事です。一体何なんでしょう。広報の難しさを感じます。ただこの発表も覆される可能性もまだあります。やはり政府がいっていたのでしょうか?それとも東電の芝居?
 ひとつ言える事は、原子力のとり扱いにおいて、班目さんが言う、
海水を注入したら臨界がおこるから海水の注入を止めろといったとしたら私は原子力における素人という内容を、本店が現場に会議において指示したと言う事です。政府の機嫌取りを重視し原子力取り扱いの「いろはのい」を無視した指示を出し、国民を危険な状況に落としこもうとした社長、重役がいるということが大きな問題なのではないでしょうか。何を優先するのかが間違っています。利益を重視して命を軽くみるという主義ですかね。 (今も原発で働く作業員の問題もそうですが)

 私の専門である医療の問題点、危機管理の問題点を挙げてきましたが(現場の声を政界に)、全ての業種において現場と上層部のずれは生じています。だから多くの人が閉塞感を感じているのです。オバマでないですが、正しいチェンジが必要です。

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海水注入を止めたのは...専門用語を誤解?

 言った言わない、聞いた聞いてない、と国会で討論されています。復興問題を議論せず、お前の能力がない、いやそうではなく仕方がなかったとこどものけんかです。
 今までも言ってきましたが、しっかりと分析をしてください。マニュアル はあったがどうしてそれを施行できなかったのか?その原因は人の問題(伝達ミス、保安員は総理に伝えたかどうかは記憶にないとのこと?)、予想を超えた災害(想定外)、それともマニュアル自身がなかったのか?その全体を分析する前に、なぜ一場面の注水を止めた事を争点にしてるんですか。はっきり言いますが危機管理能力は今の政府にはありません。でも自民党ならどうだったというとはっきりとはしません。こんな質問しか出来ないのですから。 
 班目委員長の言葉を間違って認識し(再臨界の可能性?)注水を止める決断をおこなったのなら、官邸の人間の間違えで、その間違えた結論を導きだす説明しかできなかった班目委員長は能力、責任不足です。お互いの責任を認め合う事が大事です。そこから先に進めます。

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