2012年01月

朝まで生テレビ「激論!大阪市長“独裁・橋下徹”は日本を救う?! パネリストが今の日本を表している。

 昨夜の朝まで生テレビをビデオで確認しました。まず録画である事にTV朝日の危機管理がみえます。そして最初の数分で勝負ありでした。

 橋下さんに対抗する6人のパネリストのレベルの低さに呆れました。精神科医、共産党国会議員、大阪市議会議員、大学教授、元教育委員会、ジャーナリスト、全て言葉の遊びに推移し、田原さんがその橋下さんの説明の不足(大阪市の解体をしないと選挙のちらしに書いていた事)をまとめてしまうと(それは橋下君の間違い)、後は責め手がありません。

 全てのコメンテーターに共通する事は、現状を維持する事への意見、変化させようとする事への反論ばかり、
田原さんもその事を指摘していました。
そして何より橋下さんが嫌い、橋下さんだと独裁になり今後が不安という、ある意味ヒステリーのような行動でした。お互い根拠をもって行う議論の場ではありませんでした。

 特に大学教授、大阪市民の名の下にこの弱った大阪を無理に成長させずにじっとしていろ発言は、教えられている学生の不幸を感じてしまいます。今は不景気だから夢を持たずに、そこそこ生きろと学生に言っている事と同じと思わないんですかね。いらんことせんでただ自分たち大人達の面倒をみろと言うわがままだけと感じます。

 精神科医の施設の弱者を切っていいのかという自分の立場の発言はわかりますが、優先順位の説明を橋下さんから受けても理解できていないのをみていると、自分だけ良ければ、自分と価値観の違う人は認めないという学者の姿がみえまくりました。彼女ら本を出しているんですね。適当な病名を本に載せている事もある意味名誉毀損でも良いんじゃないでしょうか。そして言い訳がなさけない。「私は直接診察していない。診察したら守秘義務で病名は言わない。」じゃあ今話してみてあの診断はあっていたんかい。あんたもプロなら堂々と自分の診断の正当性あげろよ。適当なあたりさわりのないことばかりだから医者がいい加減にみえるんだよ。それを本に書いていいのかい。

 みんなでルールを守ろう。そのための組織を構築しよう。良くなるかどうかはわからないけどやらなきゃだめになっていく。だからきついかもしれないけどやってみよう。その為にはブラフでも何でもやるぞ。自由という名の下に自分勝手を許してはいけない 。民主主義において議論をするだけでなく、実際に決定をしなければならない。決めなきゃいけない時は決心するんだよ。イデオロギ—は今は必要ない。しごく当たり前の事です。

 最後の国政選挙の際の個人のイデオロギーの質問。ここが橋下さんに個人的ぼろを出させる唯一の責め手でしたね。田原さんの共産党に近いね発言も良い攻撃でした。しかし 橋下さんのすごいところは、口が軽そうにみえて、憲法改正、核保有という自分の感情は吐露しなかったところです。アナウンサーの人柄が知りたいという文句にも負けず、また今はその時期でないと発言するところ、そして自分は4年で代表を降りる発言。本当に見事です。

 大阪都構想にだれか根拠をもって対案を出し反論できる人はいないのかね。恐らく橋下さんは出された対案がよければすぐに取り込んでしまい、反対勢力も味方にしちゃいそうですけどね。

 ただし録画ですので編集されているかもしれません。気をつけましょう。 

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志木市民病院小児科問題:自治体の不作為

 志木市民病院の問題が広がっています。

 財政の問題で(つまりもうからないから)、志木市民病院の小児科が入院診療をやめることが報道されました。市の職員からいろいろ言われたためかどうかはわかりませんが、3人の小児科の先生がお辞めになり、菅野病院(和光市)に再就職することも報道されました。3人で外来、入院を担当していた先生達には敬意を表します。菅野病院は民間の病院で小児科を新たに作るようです。

 最初は市、県も淡々とした動きでしたが、周りの市長さん達が大騒ぎしだしました。つまり自分の市に小児をみてくれる病院がないため、ずっと志木市民病院におんぶにだっこしていたわけです。事実小児診療をやめると言った理由は、志木市以外の人にかかるお金がほとんどであったため志木市民に申し訳がないと志木市長は言ってます。ただのりしていた他の市に文句言って引き上げたと言う事ですね。

 周りの市がお金を負担するから小児診療を続けてくれと志木市長にお願いし、連名で上田埼玉県知事まで上申書をあげています。そのせいかどうかわかりませんが、和光市の病院に移動が決まっていた小児科の先生達が(どのようにお願いしたかはわかりませんが、)夏までは市民病院に残り入院診療を続けるということが決まったそうです。まあ夏以降の今後の見通しは厳しそうですが。菅野病院(和光市)に全部ひきつぐんですかね。

 本当にお金の切れ目が命の切れ目を地でいく内容です。やーめたと言わないとお金を出そうとしなかった他の市長も問題ですが、こんなに一生懸命働いていた小児科の3人の先生を外に出してしまう志木市長も本当に情けないです。そしてそれを統括している埼玉県はなにをしているんでしょう。

 今回志木市のこの問題が明らかになったことで、この南埼玉地域の医療の脆弱性が明らかになりました。ひとつの病院がなくなることで周りも含めて小児科診療がどうしようもなくなってしまうんです。

 ただしこのお金を出していたと言われる志木市も、小児科医が移動する和光市も3次救急病院はありません。この地域の大部分の患者さんが以前私が勤務していた防衛医科大学校病院に運ばれます。そして所沢市も防衛医大のあることをいいことに3次救急病院どころか2次救急病院すら作ろうとはしません。(まあ防衛医大を作る時に市民病院のかわりにとある程度の約束があったようですが)その結果所沢、志木、和光、朝霞、新座、富士見、ふじみ野、入間、狭山、東村山等の100万以上の住民の生命を防衛医大ひとつでまかなっているわけです。これはでも防衛医大だけではなく、埼玉の3次救急全てにあてはまる事なんです。この20年間の埼玉の行政の不作為です。

 民間の病院は頑張っています。でも利益が出なければボランティアだけで続ける事は今の時代難しいです。そして切られたとき今回のようなことがおきてしまうんです。今回の志木市民病院は公的機関の財政問題でおきましたが、以前の練馬区の日大光が丘病院の問題は民間の自由度の問題で生命の安全がおびやかされています。みなさんしっかりと目を向け続けてください。本当に医療にビジネス優先にすることがいいのかしっかり監視してください。

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インフルエンザ、感染性腸炎の治癒証明 診断書はどこまで必要?

 国会はじまりました。やはり野田総理の演説は上手ですね。でも過去のマニフェストについて演説している内容がユーチューブに流れていますが、今の話がどんなにすばらしくても過去とのずれがあると信じにくいですね。政治家の言葉は本当に重要です。

 今日は診断書について書きます。

 最近インフルエンザ、感染性胃腸炎(ノロウイルス)に感染した恐れのある人の会社から治癒証明が欲しいと依頼が多くあります。この治癒という言葉、診断書に書く言葉として本当に難しい文言です。

 会社においての感染対策とは思うのですが、保険医学的に証明できないことを要求されています。またどのような書類形式を書けば良いのか把握できないことが多いです。会社は患者さんに治癒証明をもらってこいと言うのですが、どのような診断書を書けば良いのかわからず、お金がかかるため悩んでしまいます。

 感染症の管理で有名なものとしてと学校保健安全法の出席停止があります。伝染性の疾患にかかった生徒がいつ登校していいのか概ね決められています。そのため会社の出勤許可もこれに準じるようにしています。

 第1種はまずかかる事は少ない感染症法の第1類、第2類(結核を除く)の疾患で、治癒しなければ登校できません。それに比べ第2種の感染症は飛沫感染をおこす感染症で、感染の恐れがなくなれば登校可能で治癒は必要ありません。そのため各疾患によって基準が決められています。インフルエンザは第2種のため、下熱後2日で登校可能としっかり定義されているため診断書作成に迷う事はありません。

 それに比べて第3種は飛沫感染ではないが、人に伝染する可能性が高いと考えられる感染症で、学校が独自に決めるものです。感染性腸炎は3種に講じることができる疾患のため非常に基準が曖昧で、症状がなくなったら本人の申告で登校が可能となるものです。今の保険でとおっている診断できる検査はなく、実臨床上あまり特異的な治療、診断はありません。(保険外では抗原を調べるために1回3000円程度かかります。)

 なんとなく医者に証明してもらえばいいやと多分考えており、簡単に治癒証明等といっているんだと思いますが、すこし勉強してもらう必要があると思っています。少なくともそのための産業医だと思うんですが。(以前糖尿病を理由に仕事をやめさせられた患者さんの会社もとんでもない診断書を要求してきました)

 まあ公的機関の診断書もこのような類いが多いのですが、診断書の重要性を考えるといいかげんにはどうしてもできないんですよね。(以前堂々とうそを書いてくれと頼まれた事もありました。) 

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中田宏前横浜市長の「政治家の殺し方」 橋下市長との比較

 ちまたより遅いですが中田宏前横浜市長の「政治家の殺し方」を読みました。本当に今のマスコミのいいかげんさを痛感しました。また火のないところに大火事がおきる事もわかりました。

 裏をとらない今のマスコミの対応はあきれます。そして今回の中田さんのこの本の内容は、今のマスコミに簡単にだまされる日本の状況を見事に表してくれました。実際私もこの情報が入るまで、下半身があまい男だと思っていました。そして本にも書かれていましたが中田さんのある意味大人のマスコミ対応と、橋下さんのツイートを使ったマスコミ攻撃パターンの違いもまた勉強になりました。

 中田さんも橋下市長と同様に、敵を作っても仕事をちゃんと行い結果を出し続けた人です。前回の参議院選も新党を立ち上げ頑張っていましたが、(新党改革もそうでしたが)マスコミにあまり取り上げられず惨敗しました。

 彼のこの本は、一部くどい繰り返しのところもありましたが、今の地方自治、公務員、選挙制度の問題点を正確に分析した非常に面白いものでした。人事の部分に関しては本当に納得します。 

 また私は医者ですので、彼の不眠症の部分は非常に興味深く読ませていただきました。しょうもないやつらと戦っている時、眠剤を使ったところの記載、自殺企図の感情の出現などを経験した彼は、きっと弱い人の気持ちもわかるさらに強い人になったと思います。彼の今後の発展をさらに期待します。

 大阪市特別顧問として赴任した中田さん、橋下さんと協力して日本を変える一歩を踏み出してください。

 それにしても元経産省の古賀さん、あの堺屋さんをはじめ
本当に橋下さんは
ブレインを作る事がすばらしいですね。大阪の改革に期待します。またマスコミの妨害情報をよくみていきたいです。
 
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橋下市長:生活保護で医療機関指定に市独自基準を検討 医療施設の受診制限は難しいんですよね

 金曜日の各紙新聞に出ていました。大阪では独自に生活保護無駄医療対策をとろうとしています。

 新聞に書かれている内容から推定すると、生活保護患者を診療する事ができる医療施設を厳しく市側が選定しよう、おそらく市民病院に限定しようということだと思われます。

 現在は申請すればほぼすべてが認定され、生活保護患者を診療するかどうかは医療機関にかかっています。これを市側が認定を厳しくして、医療施設をしぼり、不正請求をしないようにして、医療費を適切なものにしようということだと思います。

 しかし、医療機関を受診するタクシー代が無料である彼らは、少々遠くても自分たちの好きなようにしてもらえる他市、他府県の医療施設を受診する可能性があるでしょう。また不良医療施設は車を出すかもしれません。それを排除するためには指定施設の受診を義務づけるなどの制限が必要でしょうが、人権の問題と騒ぐ人が多分出てくることが予想されますし、今の日本の医療であるフリーアクセスを禁止する事になります。

 自衛隊でも実は内部医療施設(自衛隊病院や医務室)を受診するように指導がありましたが、そう簡単にはいけません。あくまで努力目標だったのですが、特に処罰がない以上やはり受診規制は難しかったですね。

 その他一部自己負担をさせようという意見はもちろん検討されています。また医療だけではなく、お金の配給をやめて生活保護制度を現物支給にしようなどと言う意見も出ています。(ワタミの 渡邉さん等もツイートしています。)そうすればパチンコ等はできなくなりますし、そして貯金もできなくなるでしょうから、本当に働ける人(つまりさぼっている人)は抜け出そうと努力するでしょうね。

 そしてこれは国の施策ですが、支払基金という保険医療の査定を行っている組織側が生活保護の取り扱いが多い医療機関上位100件の結果を厚労省に報告したそうです。個人情報保護法違反すれすれの部分かもしれません。医療施設側の指導強化を今の医療指導の延長で行う予定でしょう。また医療側だけをいじめるのは納得できませんが。

 今生活保護受給者は200万人を越えました。マスコミによれば医療費は生活保護費用のかなりの部分の予算を使っています。セーフティーネットとして必要ですが、一生懸命働いている人との差、不正請求が問題となる上で、受診可能医療施設に制限を儲ける事は必要なことだと思われます。しかし本当に必要な医療を受ける権利の制限はしないようにすることが必要です。

 法律の制限に負けずに橋下市長に頑張って欲しいのですが、必ず医者の意見も、特に生活保護患者をみた事のある医療従事者の意見を参考にしていただくようにお願いします。(良い意味でも悪い意味でも) 

医療の相談を含め、コメント頂ければ幸いです。

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