厚労省がレバ刺しを禁止しました。焼き肉えびすのユッケ0111、0157事件から、ついに食文化の禁止です。「レバ刺し」提供、法的に禁止へ
ユッケの作り方として、生肉のゆで方、そぎ落とし方などかなり実用的ではない提案をしたと思ったら、今度はレバ刺しの禁止です。
1998年から2010年までの間に116件(患者数785人)の食中毒を引き起こしたと言われている牛の生レバー。食べるという行為によってカンピロバクター、サルモネラを含めて細菌感染確率が間違いなく上昇します。でもいままであまり問題にならなかったのは、O157のように死亡者が出なかったからです。
解体した牛の肝臓から、外側ではなく内部にをO157の生菌を認めた事より(150頭調べた中で2頭)、専門家でつくる厚労省の薬時・食品衛生審議会の部会が提供を禁止すべきだとする見解を昨年12月の報告でまとめました。これが禁止の根拠です。つまりどのような熱処理を行おうとしても生のままでは菌を除けないと判断したからです
今度は努力目標ではなく罰金込みの禁止です。店での提供だけでなく、小売りからの供給も終了しそうです。
やり過ぎでしょう。だったら生卵、刺身、ふぐ、生ガキ等も禁止しなきゃ。こんにゃくゼリーと同じで、餅も禁止しなきゃ。カイワレもありましたよね。食べるもの位好きにさせろよ。自分で何かあったら責任はとるよ。
今まではずっとこのスタンスでしたが、前回の死亡事故がすこし考えを変えさせました。えびす事件の後も少なからず業者の処理の適当さとしか思えない食中毒が発生しています。つまり何かしら今のままでは制限をかけないとまた新たな死亡者が出てしまうのではないかという恐れがあります。
肉の処理、肉の保管、肉の配送、そして焼き肉店、全ての業者が正しい行動をおこなって初めて確率が0に近づくわけですが、えびす事件のようにお金儲けのために2つの業者がいいかげんな事をしてしまうと、生レバーは死亡者が出てしまう食材なのです。結局経済が安全性を脅かしていると言っていいかもしれません。
残念ですが、食中毒は100%予防できるわけではありません。そして今のように牛の中に菌は必ず存在し、どんなに丁寧な処理をしていても食中毒がおきるリスクは0にはならないのです。ではもう食べれないでしょうか。いいえ必ず方法はあります。
放射線処理等も殺菌方法として言われていますし、豚のようにはできないかもしれませんがSPF処理等も可能性があります。それこそ抗生剤投与もできるかも。
正しいことをやらなくなる事で、食材の危険性が以前より上がっています。馬鹿げた法律のように思われますが、今の安全を軽視した時代では仕方がないのかもしれません。でも技術が進歩して安全になったらまた食べれるように変えてくださいね。
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ユッケの作り方として、生肉のゆで方、そぎ落とし方などかなり実用的ではない提案をしたと思ったら、今度はレバ刺しの禁止です。
1998年から2010年までの間に116件(患者数785人)の食中毒を引き起こしたと言われている牛の生レバー。食べるという行為によってカンピロバクター、サルモネラを含めて細菌感染確率が間違いなく上昇します。でもいままであまり問題にならなかったのは、O157のように死亡者が出なかったからです。
解体した牛の肝臓から、外側ではなく内部にをO157の生菌を認めた事より(150頭調べた中で2頭)、専門家でつくる厚労省の薬時・食品衛生審議会の部会が提供を禁止すべきだとする見解を昨年12月の報告でまとめました。これが禁止の根拠です。つまりどのような熱処理を行おうとしても生のままでは菌を除けないと判断したからです
今度は努力目標ではなく罰金込みの禁止です。店での提供だけでなく、小売りからの供給も終了しそうです。
やり過ぎでしょう。だったら生卵、刺身、ふぐ、生ガキ等も禁止しなきゃ。こんにゃくゼリーと同じで、餅も禁止しなきゃ。カイワレもありましたよね。食べるもの位好きにさせろよ。自分で何かあったら責任はとるよ。
今まではずっとこのスタンスでしたが、前回の死亡事故がすこし考えを変えさせました。えびす事件の後も少なからず業者の処理の適当さとしか思えない食中毒が発生しています。つまり何かしら今のままでは制限をかけないとまた新たな死亡者が出てしまうのではないかという恐れがあります。
肉の処理、肉の保管、肉の配送、そして焼き肉店、全ての業者が正しい行動をおこなって初めて確率が0に近づくわけですが、えびす事件のようにお金儲けのために2つの業者がいいかげんな事をしてしまうと、生レバーは死亡者が出てしまう食材なのです。結局経済が安全性を脅かしていると言っていいかもしれません。
残念ですが、食中毒は100%予防できるわけではありません。そして今のように牛の中に菌は必ず存在し、どんなに丁寧な処理をしていても食中毒がおきるリスクは0にはならないのです。ではもう食べれないでしょうか。いいえ必ず方法はあります。
放射線処理等も殺菌方法として言われていますし、豚のようにはできないかもしれませんがSPF処理等も可能性があります。それこそ抗生剤投与もできるかも。
正しいことをやらなくなる事で、食材の危険性が以前より上がっています。馬鹿げた法律のように思われますが、今の安全を軽視した時代では仕方がないのかもしれません。でも技術が進歩して安全になったらまた食べれるように変えてくださいね。
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