2013年06月

NHK クローズアップ現代 追跡 再生医療トラブル〜体性幹細胞の闇〜 自由診療と成長戦略

本日のクローズアップ現代です。

民間で行われている体性幹細胞治療の話です。

まず最初に出てきた病院では脂肪から抽出する体性幹細胞、そのなかでも間葉系幹細胞
(Mesenchymal stem cell:MSC )と言われる細胞を使った治療です。

間葉系幹細胞とは、間葉系の細胞(骨細胞・軟骨細胞・脂肪細胞等)、内胚葉性の細胞(筋細胞、胃の上皮細胞等)、外胚葉性の細胞(上皮細胞、神経細胞等)への分化能を有する細胞です。

図
iPS細胞やES細胞とは多分化能の部分で異なります。また俗にいう骨髄移植で使われる造血幹細胞とも違います。

現在、GVHD治療、軟部組織再生等様々な分野で臨床応用が検討されています(経産省 幹細胞資料)が、まだ確立されたものはあまりありません。そのため、あのように点滴に混ぜて投与しても効果はわかりません。

それ故保険診療ではなく、一部で自由診療として行われていますし、その効果等を以前ブログにも書かせていただきました再生医療 リスクのない医療はありません

しかし現在100を超える日本のクリニックがあのような治療をおこなっているんですね。

残念ながら神経再生等の効果はALSの人が言っていたように微妙なものでしょう。それでも患者はわらをもつかむ気持ちで希望されます。

効果、トラブルの実態の把握はできていないというように、自由診療は本当に適当に行われています。免疫治療も同様です。がん患者が他に治療がないということで、なけなしの蓄えたお金を吐き出させています。

海外では厳しい規制にもかかわらず、日本では野放しです。そのため、あの京都ベテスダクリニック事件の
RNLバイオを通じて韓国から8000人もの患者が福岡の新宿クリニック博多院で治療を受けに来ています。

今回ロシアのエージェントが、自国で培養して、日
本のクリニックで打つというビジネスも検討されているそうです。

国際的批判をおそれて
規制の方向を模索しながら、患者さんの自由を尊重するという難しい立場を検討しなければいけません。そして医療の輸出という成長戦略も検討しなければいけません。

ただ効果がないものに高いお金を払わせること、ある意味詐欺のような行為を成長戦略とすることはどうでしょう。私は医療者として疑問に思います。

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無責任 反省の表現

都議会選挙は、自民、公明の圧勝で終了しました。

中選挙区のため、共産党が地滑り的に第3党となりました。みんなの党は伸びたようですが、やはり維新は1議席減少とだめだったようです。

その他、生活、社民、みどり、諸派は全滅。生活者ネットは現状維持。投票率は下から2番目。

参議院選挙の投票率予想が悲しくなる結果です。

中選挙区である都議会議員選挙で、ここまで差がついてしまうのは、自民、公明以外に受け皿になる政党がないと有権者が判断したということになります。

特に民主。ある意味まったくぶれない共産党に負けました。

幹事長細野氏は、残念と述べながらも政策は間違っていないと発言しています。あいかわらず反省はほとんどありません。

辛坊さんがヨットで救助された時、今までの御自身の強気の発言パターンとは異なり、自分の行った行動の結果について深い反省を示しました。

自衛隊、海上保安庁に感謝して、日本の国民で良かったと述べています。この言葉で彼らはまた危険を乗り越えて働けます。
(ついでですが、赤木智弘さんの記事のなかで「当然の仕事を遂行することをカッコイイと思うのは勝手だが、憧憬と政治的発言の区別はつけるべきだろう。」の文章がありました。まさにその通りなんですが、私を助けるのは当然の仕事ですと辛坊さんが言わなくて安心しました。)

この反省の表明ができない政治家達は、多分淘汰されるでしょう。民主党はなぜ国民から見捨てられたのか。プライドだけ人一倍あって、あきらかな失敗を反省できない優秀なエリート(と思い込んでいる)は使えません。 

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維新のごたごた 政治家は何を為すべきか 世代間

石原さんの発言を含めて、維新の会はいまごたごたです。

それこそ都議会議員選挙の結果では橋下さんは共同代表辞任に至るかもしれません。(多分1人でも受かればそれはないと思いますが)

医療に対しては、全くといっていいほど政策がなっていない(弱者切り捨て、現場無視、経済優先)と感じましたので、政党は全然支持していませんが、 個人的に橋下さんの考え方はキライではありません。

でもやり方はいかがなものかといつも感じていました。(うらやましくもありますが)

今回の慰安婦発言も、在日米軍の対応と絡めなければ、日本の立場および韓国の立場を国際社会に知らしめ、米国への出遅れた日本のロビー活動としては結構いい仕事だったのではと個人的には思っているのですが。

マスコミ対応の得意な橋下さんも、今回は石原さんから軽口を叩かれてしまい、その対応でなんとなくギクシャクしてしまいました。だからの代表辞任の発言でしょう。

それでも選挙のために、今2人は仲のいい姿をみせています。

今回の内容で、あらためて思いました。

今権力を持っている70歳を超えている方々。自分たちの後継者のために、第1線から退いた状態を維持して、前面ではなく裏方として働いてくれませんか。

あなた達が前面に出ようとすればするほど、若年者達は萎縮し、しらけてしまいます。(それに打ち勝つ若年者が欲しいのですが)

最後に何を残すかは、自分のためではなく、子孫のためにお願いしたいのですが。

今元気な70歳以上の方々には失礼なのですが、今まで楽しく生きつづけてきたみなさんは、これからまわりから生かされる時代が必ずきます。(経済的はまだしも医学的には必須です)

だからこそ若い人達を生かす方向に行動していただきたいと願っています。(老人をないがしろにしろと言ってはいないことだけはご理解ください。)

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東国原衆議院議員アニサキス症で救急へ 病院のすばやい対応ですぐに仕事復帰だが救急の使い方とは

6月11日の東国原さんのツイートから。

昨夜、突然腹痛に見舞われた。痛みで殆ど眠れなかった。半端ない痛みは、今日の午前中も続いたので、急遽、救急という感じで虎ノ門病院に駆け込んだ。造影剤を入れてのCTスキャン、血液検査、内視鏡等の検査の結果「アニサキス」と判明
「アニサキス」は初めての体験だった。1998年、ストレス性胃潰瘍を患った。あの時と痛さが似てたので、今回もそうかな?と思ったが 違った。取り敢えず重篤・重病でなくて良かった。病院関係者の方々には大変お世話になりまして、ありがとうございました。
昨夜、いつもの月曜会(維新4者会談)が開かれた。沖縄懐石料理だった。その中の刺身にくっ付いていたらしい。胃の内壁に巣食うアニサキスの映像を見せて頂いた。おぞましかった。まだ、麻酔が多少効いていて、ちょっとフラフラしている。

彼がかかったのは
急性腹症と呼ばれるもので、その原因がアニサキス症だったということです。

生魚に寄生する寄生虫が胃壁に侵入し、食い破ろうとすることで生じる激烈な腹痛で、年間2000-3000の発症があると言われています。

教科書的にはさば、さけ、にしんな
どがあげられていますが、新鮮な刺身には寄生のリスクがあるものです。ちなみに養殖魚にはないということです。(レバ刺しの感染の危険を思い出してください)

原因は違いますが、胃に傷ができる病態は同じなため、急性腹症と
してのストレス性胃潰瘍と痛みは同じものです。 

今回の行動で、彼は夜中我慢して、午前中に3次救急の虎の門に行っています。その際紹介状はあったのでしょうかね。

また医療現場で、CT、内視鏡、血液検査が行われていますが、DrGのように問診だけで必ずしも診断はできないことも知って欲しいです。(生魚、8時間以内の腹痛、下痢、嘔吐なしなど結構特徴的ですが)

最終的には、内視鏡でアニサキスを引き抜いて治療終了です。痛みは劇的に改善します。 

今回大した生命にかかわる病気ではなかったのですが、痛みはハンパないものです。

東国原議員は、今回の経験を含めて医療現場の内容をしっかり広報していただきたいと思います。

ただ救急ダイレクト受診ができたのは(救急疾患で問題ありませんが)、よくよくまわりの状況に感謝してください。一般の人ができているわけではありません。

維新の医療問題提言に、今回の経験をとりいいれてくださいね。 

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小泉みつお県議会議員 対応力の低さがわかってしまうネットの怖さ

ネットで大きく取り上げられている、岩手県議会議院小泉みつおさん。本日のとくダネにとりあげられ、見事なまでの対応力のなさを知らしめてしまいました。 (ちなみにテレビはネットで流れてから3日遅れです)

このかたの今回の問題点は

まず医療をビジネスで考えていること。そしてそのビジネスの考え方も中途半端。

紹介先の大きな病院でどれぐらい待つことが普通であるかの情報を持っていなかったこと。またお金の払い方等医療の現場を全く知らない。

患者様と言われている以上に自分に対して特別な配慮を要求していること。公的病院は議員に配慮するのは当たり前と思われていること。

怒りに任せてお金を払わないことが正しいことだと思われていること。食い逃げしても自分を怒らせたのだから仕方ないと感じていること。

こういう誤った情報を整理しないで、自分のブログに100%自分が正しいと記事を載せてしまうという、行動の予測という危機管理能力の欠如がこの炎上を生み出しています。

こう言っては何ですが、よくいる中途半端な議員さんです。

とくダネでも言われていましたが、特に地方において自分の力をひけらかすために病院側に圧力をかけてこられる議員さん結構います。そう言う人に限って尊敬できない方が多いんですよね。

そして、今回のネットにおける反応にも正しい対応ができていません。謝罪(でも自分の正当化を一部におこなう油注ぎ)、どうしようもなくなりブログの閉鎖、でもネットではみんなが記事を共有。

そして今回テレビが来たのなら、挽回のいいチャンスだったのに、段ボールで窓を隠したり、居留守を使ったりじゃ、対応能力の低さを全国区にしてしまいました。

選挙でネットが解禁されます。全て実名で発言が流れるでしょう。コメンテーターが言っていた、ツイッター等は馬鹿発見器。有権者はしっかり情報をとってください。

でも小泉さん地元の年配の方はブログみていませんでしたし、ネットの話題を知りませんでしたね。彼の評判は腰の低い、フットワークの軽い人だったそうです。

こんな人がいてしまうと、医療の現場が萎えるんですよね。

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