2013年09月

なんとなく生活が安定してきたのでしょうか:現状への不満から伸びたあの維新の会が大阪で負ける

堺市長選挙。維新が負けました。

橋下代表、松井幹事長共に残留の方向ですが、石原さんの数日前からの残留発言を含めてなんか維新の会は民意からどんどん離れていっている感じがします。(マスコミの誘導かもしれませんが) 

最近切れのいいツイッターもありません。

今回の選挙の負けもマスコミの性にしてるし、維新自身の力が低下した感じがあります。

それよりもふわっとした民意があまり変化を望まなくなった、今の安定を望んでいる事が一番の理由だと思われます。

アベノミクス、オリンピック、あまちゃん、半沢直樹。なんとなく気分が高揚するようなことが続いています。

どうも当分政策では民意は動きません。

何か失策がなければ自民党の1人勝ちは当分続くでしょう。


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がん幹細胞 治療の進歩:今の抗がん剤は前より効いていますし、今後も期待できます

Eテレ、クローズアップ現代とNHKさんがん幹細胞特集をやっていました。NHKさんやけに力をいれています。

以前お世話になった先生がコメンテーターとして出ていました。本当に研究も進歩しています。

すこし解説します。

クローズアップ現代から、症例の提示。

平成21年発症の大腸がん。3回の手術と抗がん剤の治療おこない数年再発なく過ごすも、H25年脳を含めて多臓器に転移再発してしまう。

そのうち脳に対しては手術を行い、他の臓器に対しては今存在する薬で対応予定と番組がはじまりました

まずここでポイント。
1 さまざまな治療でかなり進行していたと思われる大腸がん患者も、いろいろ治療する事で、そこそこいい状態を保ちながらまずまず生き続ける事ができた。
近藤先生がんもどき理論の信奉者の方々、この事実よろしくお願いします。がん治療は進歩しています。

2 がん幹細胞が残っていたため再発した。
これは事実ですが、残っているからと言って必ず再発するわけではありません。だって抗がん剤治療だけでしっかり治っているかたがいらっしゃいます。そしてその違いははっきりとはわかっていません。

3 幹細胞は抗がん剤が効きにくい。
これは本当です。また増殖も少ないということが性質として言われています。

特に3は由々しき問題です

動物実験をつかって、研究者が説明していきます(阪大 消化器外科 森正樹先生)

セルソーター(レーザーを使った細胞分離器)を使って、今まで同一クローン(性質も起源も同じ)と思われていたがん細胞を、幹細胞とそれ以外の細胞を旗印でわけて、ネズミに移植して増殖の性質を調べてみると、がん細胞は全てが同じではないということを証明されました。

そして特に抗がん剤は幹細胞には効かない 。

そして研究者ががん幹細胞を定義します。

がん細胞を作る
分裂がおそい
抗がん剤が効きにくい
いつ活動を始めるかわからない


こういう事を理解してがん治療を変化させていこうと、医師を含めた研究者が頑張っています。

遺伝子操作Fbxw7を応用した癌幹細胞治療

CD44のxCTポンプ障害をスルファサラジン(サラゾピリン)を使用して阻害し、癌幹細胞治療をおこなう方法。癌幹細胞マーカーCD44の機能解析を行いがん幹細胞治療へ

がん幹細胞特異的な性質を利用して攻撃する手段を見つけていこうとしています。

ただ皆さんにわかっていただきたい事は、まだ臨床応用はされていません。もう少しお待ちください。

そして今できる事は、しっかり検診を受けて早期のうちにがんを見つけて治療してください。そうすると手術でがん幹細胞が取り除けます。

また、少しでも時間を稼ぎましょう。きっと今は治せなくても、今回の研究でわかるように治せる手段が出てくる可能性があります。

初期治療において、健康食品や免疫治療よりは間違いなくいいと断言します。

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医療事故に対する横浜地裁の無罪判決記事 産經新聞の医師のあつかいはいかがなものか?

2008年に起きた神奈川県立がんセンターの医療事故に対する横浜地裁の無罪判決記事です。

事故の分析報告書もネット上に出ています。神奈川県立がんセンターの医療事故に関する報告書

各新聞社産經読売毎日日経がこの裁判の無罪判決記事を出しています。朝日はみつかりませんでした。

このうち産經新聞以外は検察の捜査の問題や現状の医療状況について解説しています。

日経は裁判官の
国内の麻酔担当医が常時監視しているとは必ずしも言えない」「不十分な捜査のまま起訴したという疑問がある」
といったコメントを載せ、
医療の現状、検察に対する判断が記事にされています。

読売では
「捜査が十分ではないのに起訴した疑いが残る。このような捜査処理がないことを望む」「麻酔科医は患者の状態が安定していることを確認して手術室を離れており、何かあったら連絡するよう看護師にも伝えていた」と指摘。「麻酔科医の行動に許容されない問題性があったとは言えない」
と判決文の一部を載せ、こちらも
裁判官の医療の現状、検察に対する判断が記事になっています。

あの毎日でも2紙より弱いながら、現状に置いて医師の責任ではないという正しい観点で記事が書かれています。どちらかというと検察に対する厳しい論調です。

しかし産経は裁判所からのコメントは何一つ載せず、検察側は論告で「全身麻酔中の患者を常時監視する注意義務は初歩的なもので、過失は重大だ」と指摘。弁護側は、常時監視は麻酔科学会の指針で、目標にすぎないとして無罪を主張していた。 と裁判で否定された検察からの論告と弁護側の反論を載せています。

そして最後に無罪判決ということで否定された起訴状の文言籾山被告は20年4月、女性患者の乳がん手術で、全身麻酔をした後に適切な管理をせずに放置、高次脳機能障害と手足のまひを負わせたとしている。」で、医師の個人名を出してまとめています。

各新聞社で論調が違うのは仕方ありませんが、あまりにこのあつかいはどうでしょう。

それとも産経はこの裁判で出た結論を、医療の現状を国民に知らしめたくないのでしょうか。

無罪の医師の名を広める事がマスコミの正義だと考えているんでしょうか。

人工呼吸器管理のトラブルはあってはいけないもので、この点については報告書でも述べられています。

でも医師個人に責任をとらせる事は妥当ではないという判断は、久々に現状の医療状況を理解している判決ではと思っています。

麻酔科学会の努力義務、手術中は麻酔医が常時待機して観察するということは、以前は当たり前のことであったものが通用していない医療の現状。

がんセンターという神奈川県でも有数の病院においてすらこれが維持できていなかった現状。

そのことをマスコミのみなさん、今回のように広報してください。そして産経は他紙との違いを反省してください。

ただし民事の責任は別のものです。 被害者の方の回復をお祈りします。

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必ず人間は死を迎える。医療は死を先送りはできても最終的には防ぐ事ができない

本日の朝日新聞夕刊「重症搬送先柔軟に 希望尊重」

救急搬送のあり方変更を東京を例に1面に書かれていました。

救急隊が判定する重症度によって地域の救急病院に搬送したり、終末期で延命治療を望まない人、身近な病院を望む人を救命センターに運ばないというふうに取り決め、救命センターの負担を軽くするといったものでした。

まあこれは地域の救急病院がまあまあ機能している東京だから成り立つことでしょう。 

また17面に患者状態によって救急車の登場人員の削減、新たな救命センターの開設など地域での様々な方法が提案されています。

しかし人権を考え「リビングウイル」の具体化ができなかった千葉県や、救命センターを開設しようにも医師を確保できそうにない埼玉県等、実際には動けないものばかりです。

救急患者さんのトリアージは電話ではかなり難しいでしょう。そして患者さんの病歴を電話で正しく伝える家族がどこまでいるか。

以前ホスピス病棟に入院していた肺癌の患者さんが外泊中に呼吸停止をおこし、家族が混乱して救急車を呼び、救急隊は救命を考えて病院に運び、その結果救急病院で人工呼吸器につながれ、意識の回復のないまま7日後に過剰な医療を施されお亡くなりになりました。

ここで患者が延命処置を望んでいないことがわかったのは、救急医が心停止から心臓の拍動を戻した後でした。

家族はその前に救急医に伝える事や、救急隊にも伝える事ができませんでした。ホスピスの事もわかっていたのに、人間混乱するとどうしようもないのです。

結局、在宅を含めて医師と家族が連携をしっかりとり、「リビングウイル」をしっかりとることが必要です。

それは人間は必ず死ぬ事を家族を含めて全員が理解しなければ、いくら計画を作っても絵に描いた餅となるでしょう。

残酷ではありますが、急変時にどうするか元気なうちに決めておく必要があるのです。

それは必ず人間は死を迎え、医療は最終的にはそれを防ぐ事ができないからです。

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2020東京オリンピックへ向けて;福島第1原発汚染水 有事と平時という状況を正しく判断しているマスコミは? 

明日、2020年オリンピック開催地が決まります。茂木健一郎先生も応援しています。


今東京のオリンピック招致の問題点は福島原発の汚染水問題です。世界各国のマスコミもこの質問を投げかけています。

最初から言っていましたが、メルトダウンを発表した中村幸一郎審議官を更迭したところや、場当たり的に汚染水を貯めるタンクを増やし続けることしかおこなっていなかった東電や、それを良しとしていた官僚達には対症療法(結果先送り)はできても原因を止めるための根治療法はできないでしょう。

おそらく東電でできる方は亡くなった吉田さんだけだったのではないでしょうか。

まあ、地震直後の臨界をおこす危険という有事に関してはおそらくもう大丈夫ですが、放射性物質管理という平時の対応がお粗末な限りです。

ただ、あのがれきの中、周りで高い放射線が出ている中、一般の放射性管理区域でおこなわれているしっかりとした平時の管理は恐らく困難です。

しかも指揮者は場当たりの事しか対応できず、根本的な管理は現在の科学の力では隔離以外不可能なのですから、他の施設でおこなわれているきれいな管理をすぐにやれといっても無理です。
(この言葉は政府を含め多分言えないんですよね。終息宣言を出した野田前総理、細野前原発担当大臣も先送りすればいつかできるようになると思ったのでしょうけど)


今までも除染のところで言わせていただきましたが「手抜き除染」横行:もともと環境除染はこれが限界 マスコミ勉強を!「手抜き除染」:環境除染は無意味 雨水も集めろ!現状でできる事、できない事を区別し、結果を予想しながらやるべき事の優先順位(期待と現実)を区別しなければいけません。


そしてお金はもちろんたくさんかかります。しかし企業は今いる東電従業員達の給料も払わなければいけませんし、株主に対して対応しなければいけません。

危機管理にビジネスを持ち込む事は、安定期はまだしも、緊急時には利益を出す事は不可能で、まして対応策が不可能な事象の危機管理においてはありえません。
(緊急時の医療と平時の医療にも同じ事が言えます。だからもうからないから、救急医療が崩壊していったんです。)

(東電はつぶしてJALと同じように国有化し、)日本という国が国家の総力をあげて対応していくと、本日夜の総理のスピーチで言っていただければと思います。

ちなみに、以前原爆が落ちた広島、長崎とそのまわり。ビキニ諸島でおこなわれてきた核実験、中国内陸でおこなわれてきた核実験と風の影響、海の影響。

そういう昭和の時代を生きてきた人間が、明治、大正以前より長寿であることを冷静に自覚してください。
(NHKに出ていた80代の患者さんもMDSになってもそれまで元気に生きていたんですよ。1例で言うのは放射脳の人と同じで反則ですが)

それからみたら原発内部の高放射線地域を除いて、今の福島の汚染水という平時の対応状況不備を鑑みても、東京はオリンピックをおこなうのに何の問題もありません。


なお参考となるニュースサイトを下記に引用します。

福島第1原発の汚染水漏れ、結局どういうこと?

福島第一原発 米専門家が語る現状と対策


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