2014年01月

精神科疾患救急 上原先生のFB記事より 埼玉システムはやはり...

川越クリニック上原先生のFB記事からです。今の埼玉救急、いや全国の医療の問題が濃縮されています。(私の意見も入れながら紹介していきたいと思います。)

以下上原先生の文章です。イタリックで示します。

「末期肺癌の方が、呼吸の苦しみに耐えられず、自殺しようと思いたって、埼玉県北部に行き首を吊りました。

幸い(?)・・いや、不幸なことに(?)ヒモが切れてしまい死ねませんでした。

当てもなく歩いていて、呼吸が苦しくなり、道でうずくまっているところを通行人に119され、救急車が出動したそうです。

(自分ではなく周りがちゃんと呼んでくれたんですね)

 

救急隊はかかりつけ病院に収容要請をしましたが、『自殺を企てるような人は精神科だ』と断りました。

(ある意味ありえない病院ですね。一度は診ていただければとは思いますが)
 

近隣の救急指定病院の多くが、同様の理由で収容を拒否。

(精神科疾患患者を一般の医師はみたがりません)
 

仕方なく、埼玉県が誇る『精神科救急医療システム』に連絡しました。

精神科救急情報センターの回答は、『呼吸を苦しがっているならそっちを先に診てもらえ』でした。

(逆に精神科医師は一般の疾患をみたがりません。県のシステムの不備ですね)


その後も収容先が決まらず、地域の3次救急を担っている越谷の大学病院にお伺いをたてたところ、かかりつけ病院が週明けに引き取ってくれるなら土日の間は収容可能・・という返事をいただけたそうです。

(獨協越谷ですね。すばらしいと身内を誉めます!でも少し中途半端かな。難しい状況ですが)

しかし、かかりつけ病院は『
それは確約できない
』と突っぱねました。

 

(この点が信じられません。なぜなんでしょう。まあ確約するぐらいなら受け入れているでしょうが) 

 

自殺を企てる人間は精神疾患・・・たしかに精神的に病んでいる状態でしょう。

でも末期癌の患者さんの気持ちも思いやれない医療って何なのだろう?

統合失調症で大暴れしている人や根っからのうつ病で自殺企図を繰り返している人とは全く違うだろうに。。。

(精神科疾患の程度を表しています。この患者さんのレベルなら話をするだけでもいいのですが)
 

手を差し伸べようとする医者が埼玉県の救急病院にはいなかったのですね。

むしろ、『末期じゃあ救急医療の適応じゃあないな。かかりつけ病院が診るべきでしょう』っていう断り方の方が理が通っている気がします。

 

結局17件目の収容要請で我がクリニックに搬送されて来ました。

現場滞在時間4時間50分、我がクリニックまで40分の搬送時間でした。

(こんな状況はどうみても正常ではないですよね。でも上田県知事は埼玉県の救急に問題はないと昨年末に県議会で言っています) 


救いを探すなら、大学病院が条件付でも『良いよ』って言ってくれたこと。

そして、昨年は電話も来なかった久喜救急から要請があったことですかね・・・」

(以前たらい回しと言われたあの亡くなった患者は久喜救急担当で、川越救急クリニックに問い合わせがなかったとのことです)救急搬送36回:NHKさん。受け入れ拒否ではなく受け入れ不能です

以前も書きましたが、たくさんの疾患を持っている方は疾患単位が細分化された大学病院では受け入れが難しいです。

またちまたの2次救急病院では精神科疾患に対応できる医師がいないことが多いため、また受け入れを断ります。本当に患者さんに取ってみれば本当に難しい現状です。

今回の一番の問題は、どの病院も一度もみないで救急要請を断っている点です。精神科的にもそんなに重症じゃないにもかかわらず、九州の大学出身の上原先生のように「しかたない一度は診てあげよう」と埼玉の先生はなかなか思ってくれなかったことです。

こういう状況を分析しないで、形だけで救急体制は作れません。とりあえず一度は診てあげれる病院を作り、そこから専門に紹介できる体制ができないといつまでもこのような救急でない救急は続くでしょう。

システムを作る際このような現場では当たり前のことを隠さず考えていかなければ、実際に動かないシステムに多額のお金が使われます。

しっかりと人、お金をかけて、根性論で解決させようとしないシステムをつくることが必要です。

以前のブログに書いたものですが

★ 成熟した国家として、国民の医療に何を要求し何を供給するかというビジョン★

に基づいてデータを整理してシステムを作りたいです。


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宿主と感染源の関係 人類と感染症との戦い

ノロウイルス感染症、本当に広がっています。

元感染研の岡部先生や女子医大の中村先生がテレビでお話しされていましたが、どうも症状が落ち着いた患者さん、見た目は健常者がウイルスを保菌している可能性が言われています。

また2006年から2007年の時と同じようにウイルスが広がりやすいように変異し、感染しやすくなっている可能性も指摘されています。

そうすると、感染コントロールはとても難しいものとなります。食品を扱う会社はしっかりした手洗いと手袋を含めた防止を教えていくしかありません。

それでも恐らく100%の防止は不可能です。歴史が語っています。

またウイルス側が強くなっていることも感染効率があがる原因の一つですが、宿主側、つまり人間側の免疫が弱くなる事も感染が広がる原因の一つです。

お年寄りの集団感染の事案が報告され、何人かがお亡くなりになったことも報道されていますが、人間は正しい事をしていれば死なない、何かミスがなければ死なないという思っている勘違いで、感染症で亡くなる事(肺炎、感染性腸炎など)は、あの年代ではある意味寿命と考えていいことです。

日本はとてもきれいになりました。そのため環境の悪化に伴う食中毒などはとても減少しています。しかし高齢化やアレルギー疾患の増加を含めて、世界だけでなく日本においても感染症はいまだにコントロールが難しいものです。

医療において感染症との戦いは本当にはじめからおこなわれているものです。そしていまだにコントロールできていません。ノロウイルスなんて根本的治療は残念ながらありません。そして普通の体力、免疫力がある人はノロウイルス感染症で命を落としません

インフルエンザを含めて、正しい感染症予防を行い、感染してしまったら正しい治療と他の人に感染させないような正しい処置をおこなう。

今できる医療の最善(手洗い、うがい、規則正しい生活等)を個人として尽くしてください。組織もそれをサポート(休む事を許可)してください。そうすればマスコミが流している程怖いものではありません。

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都知事選 選挙と政治は別のもの 理想を得るために現実を見極める うさみさんのブログから

都知事選はじまりました。下馬評では舛添さんが本命、細川さん、宇都宮さんが追い、田母神さんが穴、となっています。そして個人的には家入さんが大穴でしょうか。

以前のブログで知事選について書きましたが東京都知事選 「老兵は死なず、ただ消えさるのみ」、家入さんが、堀江さんの応援のもと出ていただけたのはとても素敵な事でした。若い人達の意見、ネットの本当の力がどこまで集約されるのか楽しみです。

選挙はお金がかかります。得票数がある程度ないとお金は没収されます。私も新党改革から出していただいたお金を没収されました。それ以外に自分のお金も使いましたが、本当に選挙に出るという事はお金をどぶにすてないように周到な計画が必要なのです。

うさみのりやさんという元経産省官僚の有名なブロガーさんが、現在田母神陣営で仕事をされています。(実は田母神陣営の中の人やってます)冷静な分析をされる方で、お会いした事はありませんがとても尊敬させていただいています。

ただこのブログの舛添さんの記事について言い訳しておきます(舛添さんから聞いたわけではなくあくまでも個人の考えです)

将来の総裁候補から自民党離党という、自分の理想から大きな賭けに出たたものの、私を含めてまわりの実力不足で勢力は拡大できず議員辞職をおこなった方です。結果借金だけが増えて、共産党の記事のネタになっています。(多分法には違反せず、倫理的、社会的問題だと思います)

今回以前から希望されている都知事選挙に出るのなら、前回と異なり理想だけではなくしっかりとした結果を残さなければなりません。

以前から言っていますが、いい政治をおこなうことと選挙に勝つ事は別物です。ある程度の組織をまとめる事がどうしても必要です。そしてその人達の異なる意見を集約する事がある意味政治です。

そしていい政治を行うためには選挙に当選しなければなりません。そのあとから政策を含めた小さな誤解は解いていけばいいのです。

おそらく、
舛添さんと田母神さんの2人は
都民のために都知事としていい仕事をしていただけると思っています。どちらかが都知事になることを期待します。

堀江さんが言っていましたが、人をみて、政策をみて、選挙を楽しみましょう。


PS:
前回の都知事選挙の記事でのいやがらせとしか思えないコメントがありました。実名、所属の開示は大変だなと思っています。

私への批判、中傷は全然構いません。どんどんコメントください。ただ勤務先へのいやがらせはおやめいただければ幸いです。

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浜松ノロウイルス集団感染 食パンからの感染をどう防ぐ 個人ではなく組織で

今回の浜松の食中毒。パン工場の検品担当の3人の従業員から感染がひろがったとのことです。

一般的に食中毒の原因を探る際、発症した人間と発症していない人間が食べたものを比較して原因を探します。

今回これにあてはまったのがこの会社から納入された食パンだったわけです。

しかも工場のトイレからみつかったノロウイルスは感染性の高い患者のウイルス
遺伝子と一致しました。(ある学校の給食準備室から別のノロウイルスがみつかったという報道もありましたね。ウイルスがあってもおきない事もあります)

最初トイレのノブ、途中からスリッパと検出部位の広報は変化しましたが、トイレを介して感染がおきたことが推定され、便検査にて検品係の3人に疑いがかけられています。

この3人のトイレ後の手洗いが今ひとつで、手袋の着用はちゃんとできていたにもかかわらず、手洗い不足の手から手袋を汚染し、結果ウイルスを食パンになすりつけてしまったというストーリーが想定されています。

実はノロウイルスの食中毒は患者数として一番多いものです。昔は細菌が多かったのですが、アルコールを含めて防止策がかなり機能しています。(O157もレバ刺し禁止されて最近出ていませんね)

しかし、ノロウイルス感染予防は前回のホテルカーペットの嘔吐物からの感染も含めて本当に厄介なものです。

この食中毒防げたでしょうか。一番の問題は、この3人とも嘔吐等の症状がない健康保菌者であったことです。手洗いはそこそこしてるし、まして手袋をしているんだからと
多分油断があったのでしょう。

個人を責めても解決しません。この工場だけでなく、食品を扱っている部署はもう一度手荒いの教育をしっかりやり直す必要があるでしょう。

トイレの後それなりの石けん類で30秒流水で洗い、使い捨ての紙タオルでしっかり拭き、手袋をなるだけ汚さないようにはめるという訓練は自主性だけでは無理です。ある意味他人による強制確認が必要となるでしょうし、それなりの物品の準備が必要です。

すこし教えたぐらいでできるものではありません。

できればこの3人を責める前にいい教訓を教えてもらったと、業界が衛生の具体的改善をしていただければと思いますが、2007年頃にちゃんとした記事(ノロウイルス対策)が出ているのをみると、実行は難しいですかね。(のど元過ぎれば...日本人の悪い癖です)

感染症の怖さを見せつけられましたが、重篤な人が出なくてよかったです。(まあノロではそう簡単には死にませんが)

ちなみにノロウイルス感染症・感染性胃腸炎。特効薬はありません!

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東京都知事選 「老兵は死なず、ただ消えさるのみ」

小泉元総理の応援のもと、細川元総理が原発廃止の公約をたて東京都知事選に立候補される予定です。最後になるまでどうなるかわかりませんが。

76歳の元総理、15年以上政治から離れていた世捨て人を、ワンイシューで政治をあやつる変人が推薦する。しかも脱原発という、山本太郎氏が掲げて当選したキーワード。東京都の成熟度が問われています。 

巷では、小沢さんや鳩山さん(弟)の応援話も出ています。(細川護煕元首相が、東京都知事選挙出馬、小沢一郎代表が「潤沢な軍資金」でタップリ支援し当選させる

朝日、毎日は応援。読売、日経は中立。マスコミの対応にもぶれがみえます。青年会議所主催の討論会も候補者みんな欠席です。

そして細川さんのオリンピック辞退発言に、猪瀬さんのかわりに委員長になったあの森元首相が反
対意見を流しています。
政党と言えば、行動がばらばらです。元新党改革舛添代表に対し自民都連が支持しながらも、党本部は除名の経緯を考え、小泉進次郎氏をはじめとして支援に別々の行動をしています。 

民主党は細川元総理支持を勝って連でおこなうと宣言すれば、支持母体の連合は舛添氏支持とまさにばらばら。

共産、社民は脱原発で候補をまとめようとするも、小泉時代のいじめが許せず 宇都宮さんとの一本化は不可能。

田母神さんは魅力的ですが、石原さんの個人的支持のみ。政治家の能力は未知数。

選挙という本来自分の地域の代表を決める選挙、オリンピックという国家的事業をおこなう自治体の長を選ぶ選挙。東京電力の筆頭株主。

いろいろなことを考慮して決めなければいけないとても大事な選挙だと思っています。

選挙に出られている方は、どの方も魅力的で知事に選ばれればそれなりの仕事をしてくれると思います。ましてや公務員は誰であってもしっかり形にはしてくれます。

地方は国政とは違いますので外交、防衛、エネルギー政策などは本来の問題ではありません。

個人的には、東京ルールを定めて救急体制をそこそこ変えてきた今の東京医療体制を発展させる人、その結果都民の生活を守ってくれていく施策を続けてくれる人、そしてオリンピックを成功させていただける人を選んでいただければと望んでいます。

ただ私は昔のマッカーサーの言葉をもって、東京都だけではなく、選挙という行動に向かって言いたいと思います。

「老兵は死なず、ただ消えさるのみ」

意見は参考にすべきです。しかし若い人達が自分たちの未来のために知事を選んでいただければと思います。

そして老兵達には、自分の親を含めた先人達が自分たちにやってもらったことを思いだし、消え去るタイミングをつかんでいただければと思います。今までの歴史をひもとけばわかるはずです。

でなければあなた達がそう思っていなくても
結果この国を滅ぼします
子供達のために、自分の犠牲を厭わない。政治に求める事です。

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