2014年05月

日本維新の会分党 石原氏橋下氏以外の問題 この国を良くするという『仁』とは

日本維新の会が分党します。《石原慎太郎共同代表会見全文(1)》結党時の「心理的な亀裂が尾を引いた」

石原氏と橋下氏だけであればなんとかなったのでしょうが、
残念ながら取り巻き、結いの党などが入ってくるとどうしようもないようです。

分党の原因に、結党の時の橋下氏の言葉が問題であったことが示されました。「けんか別れでない」と橋下氏…だが、途中で表情一変

まあ、結局は感情の問題のようです。残念ながらこのような部分が「この若造がの方々」は我慢ができなかったのでしょう。

それに対し様々な政治家の方々もBLOGOS等でコメントされています。みんなの党議員等はあなたがいうなと反感を感じますが。維新の分党騒ぎ
そしてとても納得できる発言もあります。維新分党の真実と、私の進む道

もともと、橋下さんに期待した方々と石原さんに期待された方々は、年齢も、考え方も違います。いや平沼さんと石原さん2人だって細かいところは違います。

石原さんが会見で述べています。



自主憲法という御自身の信念が、この国を良くするという『仁』に勝ると判断されたわけですので仕方ありません。

やはり人間は感情の生き物。すこし残念です。 

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絶滅危惧種血液内科医を増やすには 神田善伸先生の教育講演から

木曜日に血液内科若手No1(といっても48歳ですが)、自治医大附属さいたま医療センター神田善伸先生の教育講演を宇都宮で聞かせていただきました。

所々につかみ、ギャグ、部下いじり、宣伝を入れながら、聴衆をあきさせず、そしてしっかりと大事な事を説明する発表、本当に勉強になりました。(ちなみにムーコルと同じ検索数のへそで茶をわかす画像は削除されていました)

防衛医大時代に、埼玉県の移植対応実務者会議(難しい移植患者の治療法を埼玉県の血液内科医師が対応について話し合う)に参加させていただいたとき、数回一緒に仕事をさせていただきましたが、本当に優秀な方です。(ちなみにうちの教授三谷も負けていないですが)

コンピューターにできる事はコンピューターにまかせ、できる限りムダな仕事を排除しようと効率をあげながら、説明しづらい現場の細かい疑問点にもエビデンスを引用しながら対応でき、ガイドラインというものの本当の意味をしっかりわかっている臨床医としても研究医としても超一流の方です。

この絶滅危惧種である血液内科領域において、神田先生の教えを受けようと東京等から若手がひっきりなしに自治医大附属さいたま医療センターの門を叩きます。おかげで、埼玉県の血液内科の医師数がなんとか維持できています。

感染症分野、総合臨床分野も若手の優秀な医師達が、一般学生が手にする教科書を書いたりする事で、人気が出てきています。最近志望する若手医師が増えてきています。神田先生も血液内科分野、臨床統計学分野で本を書かれていますが、血液をやりたいと決めた人が読む本なんですよね。そうすると少ない血液内科志望者の奪い合いになってしまうという問題はありますが。

教育をしっかりおこない、血液学の面白さ、やりがいを伝える事で若手を引き入れることができると信じてやっていましたが、学生の時から人間性も含めて宣伝していくことの重要性、そして部下に仕事を教えながらも、いじる等人としてつきあう事の重要性もやはり大切であることを再認識しました。

医師国家試験を分析しながら、本当に医師教育の難しさを痛感しています。

忙しい臨床の片手間にできるものではないのですが、うちの教授をはじめとするこの東大血液内科出身の伝統継承者に学びたいと思います。

やればやるほど、本当に政治家への道が....orz

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科学者は謝らない? 誤りを認める勇気が進歩を生む

小保方さんの記事です。小保方氏「これは若山先生の実験部分じゃないですか」画像誤り指摘で反論

STAP幹細胞でも言及していましたが、ついに本格的に共著者である若山さんを責め出しました。STAP細胞、いや現象はまだあるんじゃないかと思っていたのですが、どんどんほころんでいます。

医師も含めて科学者はあまり誤りを認めたがりません。(山中先生のような超1流は別です)

それは医療を含めて生命科学には100%証明できない部分がどうしても存在してしまうから、瑣末な部分に反論ができてしまうからです。(現在の放射線障害問題もここに起因します)

科学者も自分のデータの一部誤りは認めても、全体の誤りを認めて謝罪する方は少ないです。それは大きな仮説を否定しまうと、自分たちの今までのおこなってきた仕事がゼロになってしまうからです。

そこで自分たちのデータを積み重ねていくのですが、対抗する研究の弱い点をみつけ相手を叩くことで自分達のデータを正当化しようとする行動もあります。それは科学者の一つの能力です。しかし悪くするとただのごまかしになります。

このようなギリギリの行動で自分たちの仮説の正当性を維持し続け、研究費を毎年取り続ける科学者がいます。お金がなくなれば研究はできません。

このようなごまかしすれすれのところで教育を受けてきた人は、片山さんの記事でも述べましたが、悪意がなくても嘘がつけてしまいます。

コピペだけでの事象だけではありません。データ管理、倫理観等において、一般と言われる方とかなりの違いができてしまっているのです。これは精神疾患というよりおそらく文化、教育の問題です。

残念ながら科学の世界もそのような方が増えてきています。ただ一度ごまかしたら結果嘘はどんどんひどくなっていき、科学は成り立ちません。

だからこそ性善説に基づき、嘘をつかない、ごまかさない、自分に厳しく、誰がみても納得できるデータを積み重ね、科学者は論文として世にしらしめることが必要と言われているのです。 

この前提が狂ってしまったSTAP論文。本当に仮説、しかも確度の低い仮説(それでも低線量放射線が原因による鼻血よりは数百倍ましですが)まで落ち込んでしまいました。

誤りを認める勇気が、医学を含めて科学を前に進めるのですが。

PS
ちなみに医療者は謝罪すると、裁判に負けると言われていつからか謝らなくなりました。遺憾を示すも過失は認めないというスタンスが現在の教科書的行動です。それも医学において明らかな誤りと断定することが難しいという現実から生じています。

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片山被告の嘘にだまされた人達の対応 謝罪と責任転嫁

PC遠隔操作事件の片山被告(もう犯人でいいですかね)。今後様々な内容が明らかにされるでしょう。

ぜひ警察は、遠隔操作技術の防止を含めた犯罪捜査にこの事象を教訓としていただきたいです。


プロとしての対応尊敬します。

なんとなく自分の責任ではない、今回間違ったが自分は正しい事をやっているのがから謝罪なんかはいらない。
 
プロではないと感じてしまいます。(まあジャーナリストは医師や弁護士ではないから当たり前ですが)

だまされたことは確かだが、私たちが間違ったのは想像すらできない片山被告の精神構造やおかしな検察、警察の対応が問題だと解釈されています。

ただどちらも片山被告が精神的にややおかしい事は、精神科既往歴を含めてご存知だったはずですが。

うそを何の罪悪感をもたずに発する事ができる人間。まさにこの点がこの既往に表されていたはずです。そのような方の言葉を信じて発表する事が、どれだけ危険で愚かか。佐藤弁護士は今回の経験を反省されています。

さあ今になっての精神鑑定。どのような結果がでるでしょう。

そして冤罪対応として行動されているお二人。こんな人間が増えているからこそ、しっかりと人物観察だけではなく、医学の情報もお調べください。冤罪をださないことは大事ですが、逃げ得はもっとダメです。

本当に犯罪捜査だけの問題ではなく、人間としてのつきあい方が難しい時代です。

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美味しんぼ スピリッツの解答 福島全体とは言わなくてよかった

昨日美味しんぼ福島編最終版が出ました。

小学館の考え方も文章としてあがっています。また各分野の識者の意見もたくさんのっています。健康影響描写が議論「美味しんぼ」最新号

一番の問題は、福島県の一部の地域(立ち入り禁止地域)の問題を福島県全体に拡げた事、しかもその問題(低線量放射線が鼻血を誘発する)が医学的、科学的確度がとても低いもの、いわゆる思い込みによるものであったことだと自分の中で結論付けました。

放射線原因論の方々のコメントは全て、否定できない、です。そこから導き出される結論はわからないということのなのに、だから放射線が原因だと飛躍されています。

識者となっている方々のほとんどは医学を専門にしていない方、また医学者でも臨床にあまり携わっていない方、つまり理論をとても大事にしている方々です。

この人達の意見を私は完全には否定しません。でも確度は低い臨床と基礎と軍事を勉強した被ばく医療の医師として判断します。

今回の美味しんぼの問題提起。決して悪い物とは思っていません。実際私も事故当時全員避難させるべきだとブログに書いています。(2011年3月以降)そして現場の人間に実際はできなかったということも聞きました。NHKスペシャル「原発事故 100時間の記録」現場の意見、平時と有事

それでも漫画のなかでもあるように、逃げる自由を与える事はとても大事なことだと思います。

ある量の放射線量のところでは避難の費用がでないとか、賠償がでないとか東電と政府の対応が悪かったことも含めて本当に稚拙だと今でも感じます。

限りなくリスクを減らす事は大事ですが、今できること、コストパフォーマンス、そして今後の福島の発展への関与を考えた上での政府の対応が今の状況なのです。(正しいかどうかは20年後です)

最後に私も信頼する被ばく医療が専門の放射線医学総合研究所の明石真言理事の言葉です。

「人々の間に放射線への不安が完全には消えていないことと、専門家の話を心の底から信頼できていないことが大きいと思う。『また福島でこんなことが起きているの』と福島県外の人に思わせてしまったことは大きなマイナスで、こういうときにどうすべきかみんなで考えていくべきだと思う」

もう3年たちました。今ある情報を全て出して、政府として責任持つよと、曖昧なところはしっかり調べるよと言って欲しいのです。

医学的に関係ない事がわかれば安心できますし、そうすれば国民の政府への信頼アップだけでなく、世界にも日本の安全を発信できるはずです。

山本太郎さんだとか、今回の美味しんぼのように影響力が高い方の発言を、今までの対応と同じように黙ってやり過ごし、政治家が新たな根拠をみせずにけしからんといっても解決はしません。

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