2014年09月

エボラ出血熱 日本はどのような支援ができるか

エボラ出血熱の死者が3000人を超えました。

医学的な問題もありますが、現地の宗教的な儀式など社会的な要素が事態の収束を妨害しています。感染者が逃げるなんて、意図的ではないにしろある意味ウイルスのばらまき、テロです。

日本はお金や装備や薬の提供を宣言し、軍隊を出している米国から感謝されています。米大統領 エボラ支援で日本に謝意

そこに新たな情報として、リベリアから自衛隊を出して欲しいという依頼がきたようです。 日本がどのような対応を取るのか楽しみです。エボラ熱で日本に緊急医療隊要請 リベリア大統領が首相に書簡

しかし私の友人をはじめ、自衛隊の派遣については多分無理だろうという意見が大半です。 具体的に理由をあげます。

まず
1 部隊の練度。
自衛隊員は新たな任務をおこなう際、しっかりと分析し訓練をして行動をおこします。それがいままで死亡者を少なくとも直接は出していない組織の強みです。
今回の任務は、一歩間違ったら従事者が感染し、下手したら死亡します。医師、看護師ならまだしも、医療と関係ない一般の隊員は、十分な訓練なしで出すことは自殺行為になります。

そして
2 感染した場合の後送の手段。
私の友人である感染症の専門家が話していますが、米国のように感染者を自国へ後送する手段がない、いや決めていないということが、隊員の生命を守ることができないということです。 おそらく実際に行われたら米軍の支援を受けると思いますが、患者の後送方法、(日本の)受け入れ先が決まっていなければこれも自殺行為です。

3 実務経験のなさ
訓練はあくまで訓練で、今回のような感染制御の部隊活動の経験が自衛隊にはありません。装備はなんとか現在の物を活用し、新たな物を取り入れれば問題ないと思いますが、どうしても経験者がいないということは実際のオペレーションは難しいでしょう。

以上単独の部隊派遣は難しいと分析しましたが、個人的には訓練を受けた医療者だけでも派遣できないでしょうかね。そして情報を収集、分析し訓練に結びつけば、米軍と共同にオペレーションができると思います。

感染制御というある意味軍隊行動とは異なるように思えるものにも、軍隊は必要なのです。まあ米軍はエボラの生物兵器としてのデータ集めもありますけどね。 

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兵庫県議会議員を追っかけるテレビ 議員も情けないけど健康ですね

今日の朝のとくダネ。あの野々村議員に続いて、兵庫県議会議員に新たなスターの誕生です。
兵庫県議会 岩谷 英雄 (いわたに ひでお)
昨日のミヤネ屋でも特集されていたそうです。自民党だそうです。

「岩谷先生!県民が納得しませんよ」
「岩谷先生!説明してください」
と言いながら追っかけるテレビスタッフとカメラとそれを写すカメラ!インタビューアはNHKの小保方さんの事象をもう忘れたのか階段を使った本気の追いかけっこ。 

「(領収書)書き換えたのは先生自身なんですか?」
「年度末に大量に切手を購入したのは何でなんですか?」

答えず逃げ回る岩谷議員。一度フェイントまで入れています。

「岩谷先生。(走ると)危ないので止まりましょう。怪我をするんで」
「止まりましょう、止まって説明してください」

69歳にしてすばらしいダッシュで逃げる。長い時間の本気さがいい絵を作りました。

さすがに疲れて、会見。それもテレビで映され責任逃れのコメントのみ。
「コピーでも領収書は領収書」
「業者がやったこと」
「私はやっていない」

いや、8期務めたベテラン議員がこの対応。レベルが...

まずお金の使い方。グレーな部分はあります。ただ黒でなければしっかりと説明して欲しい。それが何かの時の危機対応です。まず逃げるということは一番最悪な対応で、少なくとも8期の議員の対応ではありません。逃げたのは黒と言っているにすぎません。

テレビに対し、「後ほど場所を作る」、「追って連絡する」、この一言だけで良かったはずです。それが逃げたのでは、まさに吉本新喜劇!

このようなベテランがこのようなお金の使い方をしていたのだから、例の新人議員の不正支出?も兵庫県議会では仕方ないのかと思えてしまいます。

私は議員に聖人君子は望みません。お金の使い方も真っ白でなくていいと思っています。グレーな部分を使いこなしていい政治結果を出していただければ、それは結果いい金の使いかたと思っています。ある意味グレーな部分を白にできないようなら政治家の危機管理能力として最低です。

ただ健康管理は69歳にして最高レベルだったことは間違いないでしょう。お疲れさまでした。

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1年後の命を守るための10年後の病気 まずは目の前の命

スマホで書いています。

本日は悪性新生物の治療についての話です。

抗がん剤は副作用があります。

吐き気とか、白血球減少とか、感染症とか短期的なものは最近昔に比べて上手くコントロールできることが多くなったのですが、今だに防げないものも当然あります。

まして最近の高齢者増加!予想もできないことがよくおきます。

悪性新生物は治ったのに入院してぼけてしまった、寝たきりになってしまったなどがおき、なんのために治療したんだろうと時々落ち込んでしまいます。

血液悪性新生物は診断後治療をしないとひと月後の生命の保証ができないものが多いです。

しかし治療をすることで状態が一気に悪くなってしまうことも残念ながらあります。そこからよくなるのは本人の気力と体力なのですが、完全には予想できないんです。

励ましながら一緒にがんばっていきますが、結局やってみないとわかりません。

最近、最初の悪性新生物は治ったのに、別の悪性新生物になられる方が増えてきました。2次癌といいます。再発とは違います。

また、リュウマチだとか、炎症性腸疾患での投薬を受けた方が、血液悪性新生物になられる方も増えてきています。これは免疫の関与が言われていますが、使われている薬は、ひとつの抗がん剤です。

目の前の病気をなんとかコントロールできても、10年後に新たな病気を作ってしまうことも今の私のまた悩みのたねです。

でも、1年後がなければ10年後はないので、目の前のことを今は坦々と行っていきます。

きっとこの2次癌の作用機序がわかり、さらに副作用が少ない薬ができることを信じて。

 

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自衛官「国内では銃創や火傷は負わない」との前提 清谷さんのいうことも極端

戦傷者は「想定外」という、自衛隊の平和ボケ 「国内では銃創や火傷は負わない」との前提 清谷 信一さんの記事に対するコメントです。

まず自衛隊には医官が属している衛生職種が存在します。この衛生は、自衛隊員が行動する際その生命を守るために存在しています。また感染症や現地の防疫なども対応し、国際貢献時等を含めて隊員が行動のサポート:後方支援(logistical support)の一つを担っています。

そしてもともと軍隊には基本損耗という概念があり、戦争をおこしたらその戦いの仕方により何%の人間は負傷し、そして治療により何%かが復帰し、何%かが死亡すると教科書に記載されています。その数字を改善させるために衛生を含めた様々な装備が開発され、実際の戦争を経験しながら%の数字は書き直されていきます。

さて、清谷さんの記事、「国内の救急装備が国際貢献に比べ貧相だ、国内では銃創や火傷は負うような戦争がないなんて平和ボケだ」は一部同意しますが極端です。

>これでは自衛官は国内では銃創や火傷は負わない、血が出ない、すなわち国内では戦争は起こらない、自衛官は外国で怪我をすると血が出るが、国内の戦闘で怪我をしても血が出ない特異体質だ、と言っているのと同じだ。それとも自衛官の命は紙よりも安いのだろうか。

釈迦に説法でしょうが、我の可能行動、敵の可能行動を分析して部隊は行動します。そしてそれに必要な装備、人員が決められます。その状況下において、本土に攻めて来られる状況ではない、つまり今の状況では国内において銃創や火傷は負わないと自衛隊は判断しているのです。それは自衛隊だから成り立つ理屈で、他国の軍隊の常識ではありません。ただ今の日本では起きる可能性が限りなく0なのでそれに備える必要はありません。

以下の陸幕長の回答も軍隊と考えるとおかしいのですが、自衛隊という専守防衛だから成り立つ物なのです。

>「国内における隊員負傷後、野戦病院などに後送されるまでに必要な応急処置を、医学的知識がなく、判断力や体力が低下した負傷者自らが実施することを踏まえ、救命上、絶対不可欠なものに限定して選定した」。

対して、「国外用は、国内に比し、後送する病院や医療レベルも不十分である可能性が高いため、各種負傷に際し、自らが措置できるための品目を、国内入れ組に追加して選定した」。

それに対する清谷さんのコメント

ゆえに実戦経験が多い米軍などではファースト・エイド・キットの充実、将兵の救急処置の訓練に力を入れ、常に向上を怠っていない。米軍はイラクやアフガンで数千名という戦死者、その何倍もの手足や視力を失うなどの犠牲を出したが、これがベトナム戦争当時であればその何倍もの被害が出ていただろう。
陸幕の回答は、「我が国では戦争は起こりません。ですからそんな怪我はしません」と強弁しているようなものである。 

そう、日本だから、自衛隊だから今は戦争はおこりません。そして陸幕の回答は戦争が起きる時にちゃんと準備しますと伝えているのです。ちなみにイラクの時は緊急止血等の訓練もされていましたし、ある種特別な装備も自腹でやっていましたので最低限は保たれていただろうということを追加します。(まあ専門家からみて本当に最低限なんですけどね)

この時点でいつ戦争がおきそうだと判断するかになると思いますが、清谷さんと陸幕の考え方が違うだけです。今は抑止力を強くしてなるべくまだ実戦をしないような装備を検討しているのですから 。

最後のコメント
>自衛隊の衛生改革には防衛省、自衛隊は勿論、むしろ政治家の努力が必要である。かつての有事法制定のような政治的努力無くして改革は実現しない。地道な努力をせずに、オスプレイ、AAV7、グローバル・ホークなどの高価な新兵器を、検証もせずに防衛省に導入を押し付けることは極めて幼児的であるとしか言いようがない。
 

元衛生職種としては本当にそう思います。でも最後に
広島土砂災害でがんばった自衛隊員の言葉を載せてまとめます。

「自衛官がなるだけ仕事をしないほうがみんなにとって幸せなんですよね 」

衛生の備品が最新鋭のものにできるのならありがたいです。でも清谷さんのいうような装備を持てたら軍隊として誇れると思いますが、自衛隊の実戦が近いということをあらわしているのでしょう。 

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筋トレで免疫力が強くなる!試してガッテン 歩きましょう そして牛乳!

筋トレで免疫力がUP!今日の試してガッテンです。

風邪を引いたCOPD患者。風邪を引かないためには何をすれば。それには免疫力アップ!

リンパ球数を免疫力の指標として、癌を攻撃する白血球としてリンパ球を紹介。まさにこの点はあの安保先生と同じ理屈です。すこし眉唾から入ります。

筋トレしてもリンパ球数は増えない。そしてピンチのときグルタミンを放出と少し科学的に番組を進めていたら、医師出現。

横浜市立大学附属市民医療センターリハビリ医の若林秀隆先生。自分の専門をブログで発信されています。(リハビリテーション栄養・サルコペニア(筋減弱症))筋肉をつけることでみんなを元気になりましょうと広報されています。

そして運動後の牛乳。聞いたことありました。信州大学能勢博先生のデータ、インターバル速歩。(インターバル速歩で心も体もどんとこい熟年

ややきつい速歩3分5セットX4/週。そうすれば体重は落ちるは、筋力はあがるは、糖尿病は良くなるは、元気になるはいいこと尽くめ。筋肉をつけることで病気になりにくく、また病気に打ち勝つことができるという流れです。

なるだけ病気にならないようにするのに免疫力はとても大事な物です。そしてそれは残念ながら今現在薬では改善できません。この筋肉を増やすトレーニングは確かに高齢者の健康を改善することが言われています。結果免疫力が高まることが想定されていますが、完全な証明はされてはいません。

もう一度言います。薬ではうまくいきません。グルタミンを直接飲んでもいいというデータと悪いというデータが混在しています。健康食品はそれこそグルタミン以下です。万人に効くサプリはありません。

規則正しく食事をし、規則正しく睡眠をとり、規則正しく運動をし、ストレスを適度に。これが免疫力維持する鉄則です。

高齢化の日本の医療を改善するために健康寿命が言われています。この健康を保つために体を動かしてください。そうすれば重篤な病気にかかってもまた復活できます。まあ完全には証明されていませんが、少なくとも筋力を増やすことは免疫に取って悪くはないはずです。 

多分牛乳の人気があがるでしょう。 

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