2017年01月

間垣親方悪性リンパ腫で死去 ご冥福を

突然入ってきたニュース。闘病中であった間垣親方がお亡くなりになりました。ご冥福をお祈りします。

37歳という年齢。元相撲取りという剛健な人間。そして悪性リンパ腫という治癒が期待できる病気。どれもこの訃報は予想できていませんでした。

ただ普通なら半年で終わる治療が1年かかったということ、そして退院後放射線治療がすぐ再開されたこと、そして最後のこの状況、おそらく悪性リンパ腫の中でも治療抵抗性の予後不良タイプだったんだろうなと想像します。

悪性リンパ腫、実はこの病気には50種類以上の分類があります。そして臓器別や進行の速さ別に分類することもあります。治るタイプが一番多いのですが、この間の松方さんのように抗がん剤治療への反応性が悪いものもあります。 おそらく親方のは標準治療を行ったが反応が悪いタイプで、退院の時は部分寛解、そしてすぐに大きくなったため放射線、しかし腫瘍のコントロールがつかずにという状況だったのではと考えます。

リンパ腫の患者さんの希望になっていただきたかったのですが残念です。再度ご冥福をお祈りします。

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リハビリ 患者さんの努力でここまで改善 MAKIDAIさん、林家こん平師匠、素晴らしい

MAKIDAIさんや林家こん平師匠がリハビリを頑張って見事元気な姿を見せてくれました。まだまだリハビリは続きますがとりあえずお疲れさまです。

MAKIDAIさんは事故、林家こん平師匠は多発性硬化症と疾患は違いますが、侵された体を元に戻すリハビリ、本当に大切な医療です。リハビリは昔と違って全く関係ない医療は現在ほとんどなく、いかに元気な体で退院できるかは、疾患に対する治療だけでなくこれにかかっていると言っても過言ではありません。

心筋梗塞、脳卒中、外科手術後、様々な治療に伴う萎縮など、本当に今の高齢者医療の世界では寝たきりを作らないためにも受傷直後から積極的に介入してもらっています。 

そしてこの分野は患者さんの力が普通の医療に比べてとても重要です。こん平師匠の記事ですが素晴らしい。だからあの24時間テレビの状態からここまで復帰できたんだ。またリハビリの技術も進歩しています。脳卒中リハビリに関しては昔見たテレビでやっていたこんないい本もあります。

リハビリは必要なのですが、疲れるからやりたくないという患者さんに首に縄つけてできるわけではありません。少し偏見ですが、患者様とかうわべだけ患者さんの権利を取り繕う病院なんか患者さんの思い通りに休ませるから、今にもこけそうな状態で退院、いや転院していくこともざらです。 医療者の言葉の持っていきかたなのですが、いかに自分からやってもらうようにするのかは最初手間がかかるが大切なことです。

こけそうな人間に医療安全上?リハビリをさせない病院もたまにあります。それもこれもこけたら全部病院のせいだという風潮のせいなのですが、リスクを取らなければジリ貧となり患者や介護を担う家族のためになりません。まあそうはいっても病院に任せて協力しないと言われたらそれまでなのですが。 

まあそんなくだらないことはこの2人には関係のないことです。ますますの改善を期待します。

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インフルエンザ まだまだ患者減ってません 冬のこの時期ウイルス感染大変です

今年に入ってもまだまだ増加するインフルエンザ患者。本当現場は大変です。

現在この時期発熱患者は病院の中で診察しない病院が増えています。それこそ発熱が症状の患者のみ別の部屋や車で待ってもらい、インフルエンザをチェックして、他の患者さんと接触しないようにすることで院内の感染拡大を防いでいます。

とは言っても特別養護老人ホーム病院で何人かがなくなったのはみなさんニュースでご覧になった通りです。不顕性感染含めてそう簡単には感染拡大は防げませんし、高齢者では十分死亡の原因になります。

実は今インフルエンザには薬があります。有名なタミフル、吸入のリレンザ、イナビル、注射のラピアクタです。その他特殊なものが2つありますが使用することで1−2日有病期間を短くします。それゆえ使わなくてもいいとか、たった1−2日の為にわざわざインフルエンザと診断しなくてもいいとか言っている先生もいます。

まあ休む免罪符になるとか、感染拡大考えると検査をしてもいいとは思っていますし、まあ2剤使って効果なく、最後点滴でやっと良くなった移植後の患者さんがいた経験とか、自分がリレンザ使って劇的に楽になった経験とかから私は積極的に使っています。だってインフルエンザの症状、悪寒は本当結構辛いですよ。 

寒い乾燥した季節、今の時期ウイルス感染はなかなかコントロールがつきません。ついこの間起きたノロウイルス食中毒なんて給食センターが引き起こしましたからね。

>御坊市の奥幹夫教育長は「あってはならないことを起こしてしまい深くおわびします」と謝罪

いやいやある意味不可抗力ですから。それこそ診断もできないウイルス疾患もあるんですよ。中居くんも入院しましたからね。ウイルス感染って怖いんですよ。

みなさんお身体大切に。そしてかかったら無理せず休みましょう。治る一番の近道です。

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都会と田舎の医療格差 少し変わった当直医のブログから 地域に住むという自由とそれに伴うリスク

一部の世界では有名なDr.まあや。その方の都会と田舎の医療格差についてのブログが公開されていました。

この先生、デザイナーと非常勤医師の2足のわらじを履いて仕事をされています。しかもその地域は釧路と東京! 大学勤務も経験しているため普通の医師のこともわかりながら、デザイナーとしても苦労され、今の医療状況をある意味冷静に見ることができている先生です。

本文から引用します。

>それから数年たち、今は都会と田舎、しかも東京と道東と、言って見れば両極端な場所で医者をしているが、ちょっとしたことに格差を感じることはある……。
>症例によっては、助かる命も助からないこともあるのでは、と思わざるを得ない。それが現実だ。

>都会と違って、各科揃っているわけではない。専門の先生に診てもらいたければ、都会に行くしかない。札幌や東京に行くしかないのだ。

道東地区の医療の現状を表しています。どうしても地域格差はあります。まして血液内科も同じです。北海道で常勤医がいるのは札幌、函館、旭川、帯広ぐらいなんでしょうか。まあ広い北海道ではある意味交通を充実させることの方が効率的なんでしょう。ジェット機構想なんてありましたね。

>大学病院時代、「多摩地区全滅です!」…何度か聞いてきた緊急事態…。

東京は正直最高の医療が受けれる場所です。それでも少し田舎の方は大変なのです。また東京はずっと書いてきたように埼玉、千葉、神奈川の一部も負担されています。

今現在、東京、名古屋、福岡、京都などの大都市は救急車の受け入れなどはなんとかです。(大阪は奈良、和歌山の負担のため少し厳しい?)ただ今後高齢化が進んだとき、医療が進歩し続け治療対象が増え続けた時どうなるかは正直予想がつきません。在宅医療が進んでいく中、救急医療、がん医療をどのように行うのかもしっかり決めていかなければいけません。今のまま病院や医者個人に任せるのは政治的に無責任だし、医療安全、医療経済的に危険すぎます。

>地域格差は大小様々どこの国にも地域にもあるだろう。医療行為を受ける側、そして医療現場にいる側もそれぞれの地域の特性や状況を知り、それに合わせてうまくやっていくしかない。 

現場の先生方の真摯な意見です。医療者は目の前に患者が来ればやっていくしかないのです。それを赤字だ、無駄だと言って削るのならばちゃんとした代替案 (先ほどの輸送手段など)を示すしかないのです。

この間お亡くなりになった院長の代わりに福島の病院に赴任した中山医師。美談にするだけでは何の解決にもなりません。いや医学部定員が増えている現在、5年後には大丈夫と厚労省は考えているのでしょう。本当に治療介入が必要な患者数増加がちゃんと見積もられています?

6年前から言い続けているのですが、少なくとも高齢化に伴い増えてきている血液疾患、治療が良くなって寿命が伸びてきた悪性リンパ腫、骨髄腫、MDSなど治療適応の患者は明らかに増えています。そして病棟は常に不足。(ex:東京はなんとか?)今後が恐ろしいとしか思えません。

自分の中では心を鬼にして言わなければいけないことがたくさんあると思います。正しい知識と価値観との折り合い。はっきりとした答えはないですが、地域に住むという自由とそれに伴うリスクを受け入れなければいけない状況です。 

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あなたも広めているかも!?  ネットの"ウソ情報" 本日のNHK週刊 ニュース深読みから alternative fact!

本日のNHK週刊 ニュース深読み、まさにネットに対するリテラシー問題です。(あなたも広めているかも!?  ネットの"ウソ情報"

どうやって嘘を見抜くか、ニュースの歴史含め討論が行われました。

一般代表の木本さんのストッキングのサイトを間違えていいねをクリックしたために、その後自分の画面にひたすらストッキング関連サイトが出てくるといったところは、みなさん相槌を打たれたと思います。そう分かっていると思いますが、みなさんが自分で決めていると思っているニュースなどはかなり誘導されているのです。

BuzzFeedのマクドナルドの肉裁判トランプ大統領広報官のalternative fact韓国の偽裁判の問題の例示は、まさに最近の話。本当この韓国fake newsを流した運営者へのインタビューなどまさに今のネットの現況を示してくれています。利益のため、愉快犯含めデマは決してなくなりません。

記者、カメラマンだけが行っていたニュースの取材において、民間の人間が撮った画像を使うことでのスピードアップとコストダウンが図られました。ただそのことで一番大切なニュースの正確性がなくなってきた時代でもあります。本当災害の時のデマ画像ほど腹立たしいものはありません。

それゆえ間違ったデマ写真、画像を使うことがないように、NHKのfact checkの仕方も紹介されていました。(グーグル画像検索)またBuzzFeedの全ての記事への署名など本当にネットを含めたメディアは記事に責任を取ることが必要な時代になってきたのでしょう。

新聞、テレビは嘘をつかない、組織は大丈夫の時代から、この人なら大丈夫の時代になったのでしょうか。いや様々な価値観を持つことが重要な時代と認識しながらも、alternative fact、一面の真実を代案も示しながら紹介することが大切なのだと思います。

そう決めつけはダメなんです。がんは治療するなとか、薬は飲むなとか、医療の世界で変な記事は決めつけ記事ばかり。それは健康食品、とんでも治療の利益誘導などが多いからでしょう。本当医療においてalternative fact、一面の真実であるが代案も示しながら紹介することが大切なのだと思います。

そうこれが全てだという記事は信じてはいけません。それでも最後のまとめで言っていたネットにはデマもあるが正しい記事もあるということで活用していければと思います。何回か騙されないとなかなか難しいですけど。

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