2018年06月

武器を持たない戦争というサッカーにおけるリスク管理 保守とリベラル? 日本ベスト16おめでとうございます

他試合の結果任せで、負けているのにラスト10分の攻撃しないでの球回し。色々議論されています。

予選敗退でもいいから最後まで攻めて欲しかった。今までのひたむきな2試合が無駄になった。日本は世界に恥を晒した。子供の教育に悪影響を与えた。素晴らしい正論です。

そして貴重なベスト16を最終的に得ることができ、スタジアムのブーイングの中球を回すという精神的経験を得て、6人入れ替えたことで体力的にもいい準備ができており(それはベルギーもですが)、ベルギーという優勝候補とトーナメントというガチンコで対決する機会を与えてくれた。これもサッカー後進国日本としては絶対得られないいい経験と結果になるでしょう。

あの暑いピッチでスタメン6人を変えていた状況(この時点で最悪負けてもいいと見積もり?)。1点を取って引き分ける可能性と、失点、イエローカードをもらって予選リーグ敗退という可能性の比較。セネガルとコロンビアの最終結果の見積もり。自己満足の達成と最終目標達成の比較。過程と結果。理想と現実。まさに武器を持たない国同士の戦争というサッカーにおいて、ここまで分析しリスクを管理し、この思考過程を行ってくれた日本代表西野監督に感謝します。長谷部、長友、本田はじめ、選手たちもしっかり割り切って試合を行い話をしていることに世界とやれる可能性を感じました。(ちなみにポーランド戦の点を取られた後の戦いにまたいつものダメな日本代表を感じましたが)

この結果が南米、欧州以外の唯一のベスト16。サッカー日本代表おめでとうございます。そして本当日本全体にいい議論の機会を与えてくれたことに感謝します。保守とリベラルの議論もこれぐらい冷静にやればいいのに。

ドーハの悲劇で出れなかったアメリカW杯予選、マイアミの奇跡を起こしながら予選が突破できなかったオリンピック、自分たちのサッカーを模索し予選で敗退したブラジルW杯、そのような失敗を繰り返しながら決勝トーナメントへの進出を果たしてくれた日本代表に感謝します。それでもベルギーには勝てないかもしれませんが、サッカーは偶然の要素がどうしてもありますから。(そこがバスケやラグビーとの違い)

それでも感情は止められません。私の友人の言葉を一部改変したツイートです。



でも #日本代表 に拍手したいは私の追加ですが、ベルギーとのガチンコ対決、その試合で自分の誕生日祝いwをもらうために応援したいと思います。

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富山の事件 「警官に撃たれ重体」 「元自衛官」 それよりもっと伝える情報があったのでは

富山の事件、犠牲者のご冥福をお祈りします。

朝日新聞記事です。(容疑者は21歳の男 駆けつけた警官に撃たれ重体 富山)

事件の一報ですからある程度仕方ないのですがなんかタイトルに違和感を感じます。

私の先輩のFBからの引用です。一部編集しています。

「交番警察官を襲い刺殺し、奪った拳銃で近くの小学校警備員を射殺、そしてさらに学校へ侵入し犯行を企てようとする犯人に、警官が止むを得ず発砲しさらなる子供等への被害を防いだ」

もちろんこんな長いタイトルは無理でしょうが、「警官に撃たれ重体」だとなんかそっちじゃないと思ってしまいます。

この後の犯人は元自衛官もそうです。おそらく任期制自衛官なんだと思いますが、それこそ今このタイミングではいらないんじゃない?元自衛官であったことがこの犯罪に関係するの?ちなみにこの階級ではよほどのことがない限り小銃訓練はあっても拳銃訓練はしないよ。

その後の動機の報道として、父親とのトラブルバイトトラブルなどがあがっていますが、なかなか個別の原因分析は大変そうです。

産経記事(元自衛官が拳銃強奪、警察官刺され死亡、警備員は頭部撃たれ死亡)からです。

>島津容疑者が奥田小の敷地内で、警察官2人に対し刃物を持って突進して来たため、「止まれ。撃つぞ」と警告した上でそれぞれが1発ずつ発砲した。威嚇射撃をする時間はなかったという。

警察の行動を褒めるのはやっぱり無理ですかね。少なくとも撃った警官を責めてはいないのがまだ救いですが。

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MEDLEYの会に参加してきました 未来の医療情報の充実へ

【メドレー主催 - 臨床医の集い】医師の思いと患者の思いをどうつなぐ?臨床現場の課題に参加しました。

正直今の医療を変えたいと思う医療者の若い世代に、医師もうすぐ30年戦士は少し場違いでしたがw、いいものを見せていただきました。(ただ少し年食った医師は予防をすれば本当に大丈夫なのかは難癖少しつけたくなりましたが)

MEDLEY、本当患者さんに役立ついい医療情報を提供している会社です。医療情報のサイト、以前に比べ格段の進歩を取っています。昔のAIについてMEDLEYが書いた記事についてのブログです。それでもまだまだ改善する部分はあると思います。(少なくとも血液内科領域は意見を書いてきました)

正しい情報は患者さんには難しい、そしていくら正しくても読んでもらわなければ意味がない。この一種の矛盾の部分をいかにうまく実行するのか。

私の結論は基本総論のみのネットへの提示、それもジャーナリストへの文章の手直しをお願いして読みやすくし、それ以上の部分は専門領域へのセカンドオピニオンへの誘導ではと思っています。特に専門性が高い分野はそれが一番ではないかと、実際ブログで行なっていてそう感じます。(セカンドオピニオン ルールを決めて 被災地へのふるさと納税お願いします

また正しい知識だけでは患者さんを安定させれないのが実臨床。感情をうまく読み取り、所見をしっかり把握すると言った医療のめんどくさいところ(そしてそれが医師患者間の一番のトラブルの元)はなかなかIT等では表現、解決しにくいところです。実際遠隔医療システムをMEDLEYはやられていますが、領域はかなり限られるでしょう。

IT、エンジニアと医療者の融合。エンジニアの話をどこまで医療者が受け入れることができるのか、そしてエンジニアがどこまで医療者が許容できるシステムを構築することが可能なのか。医師の思いと患者の思いにどれだけネットが対応できるのか、先ほどのAIの部分に一致する問題だと感じましたが、MEDLEYならいつかできるのではと未来を感じました。

なおCOIは特にありませんw

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精神科医に拳銃はいらない ただ現場に正しく動ける人はもっといる

精神科医に拳銃を持たせろ!朝日毎日の記事です。

>協会の機関誌に「(患者への対応のため)精神科医に拳銃を持たせてくれ」という部下の医師の発言を引用して載せていた

この拳銃という言葉に対し「精神科医療の身体拘束を考える会」から

>患者や支援者からは「患者を危険な存在と決めつけている」などと批判の声が上がっている。

という批判が上がっているのです

正直拳銃という言葉はいらないですね。ただ下記の記事内容を取り込んで議論しないとただの言葉狩りになってしまいます。

>医師は、精神疾患の患者への行動制限を減らす試みが世界の医療現場で進む一方、米国では患者の暴力に対応するため武装した警備員が病院におり、暴れる患者を拘束したり拳銃を発砲したりした事例もあると説明。「もはや患者の暴力は治療の問題ではなく治安問題」などとし、「僕の意見は『精神科医にも拳銃を持たせてくれ』ということです」と述べたという。

現場において、私の知る腕のいい精神科看護師もこの拳銃という言葉に立腹されていました。本当精神科診療をちゃんとやる前に拳銃とはなんだということだと思います。

ただなかなか治せない(医療者の腕が悪い?)、そして暴れる(精神科疾患だけではない)患者にどのように医療現場が今後対応するのがいいのかは絶対議論すべきです。

>「何らかの対策を検討してほしいと言いたかったのであって、決して患者への暴力を容認するということではない。不快な思いをした方がいたのであれば、今後は引用であっても十分に気をつける」

>「決して患者への暴力を容認するということではない。今後は適切な表現をするように努めたい」毎日新聞別記事より

実は私も身体拘束において拳銃とまではいかなくても医療者、患者の安全のために仕方がない部分があるのではと単純に考えていた人間の一人です。(以前NHKの市川くんに怒られましたw)ただ今はそんな良い、悪いと簡単にはすまない問題と理解はしています。

精神科患者への身体拘束、老人への身体拘束、過剰な向精神薬の使い方など、この問題をきっかけにどのような対応がいいのか、理想と現実、人とお金に関してぜひ公開で会議を開きましょう。臭いものに蓋をするだけではもういけません。

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医療の制限 中津と延岡の事例 さあ行政が動き出した 

今病院は経営面において色々大変で、札幌市民病院では100億の赤字が言われています。と同時に医師の働き方の問題で外来閉鎖など医療を維持するために今までとは医療に対する考え方を変える必要が出てきています。

そんな中こんな記事を見つけました。(市民病院、重症だけに 医療体制維持へ周知始める 中津市

>休日と夜間に大人が救急受診する際の病院区分を厳密化した。患者が集中する中津市民病院は重症患者や救急車搬送患者への対応に専念。症状が比較的、軽い患者はほかの病院へ分散させる

>軽症患者の市民病院受診を防ぐため、体制の周知を始めた。

日本では患者さんが自由にどの病院でも受診が可能です。(もちろん余計にお金がかかるようになりましたが)それを大分県中津市では患者さんに市民病院に自分の判断で行くなと強くお願いしているわけです。ただこの記事を見る限り依頼でまだ罰はなさそうですが、やっと自治体が自由受診に対する規制を強く言い出しました。応召義務を考えるとなかなか強制は難しいのですが。

また延岡では同様な内容を条例で決めているそうです。医師退職で医療崩壊が進む危険があったためですが、「延岡市地域医療ガイド」を作成し、延岡市の地域医療を守るために条例を作り、医師を延岡に招き、医療の充実から若い家族を呼ぶという医療による地域の発展という計画を作っています。

>行政
 1 地域医療を守るための施策の推進
 2 健康長寿を推進するための施策の実施
市民
 1 かかりつけ医を持つ
 2 適正な受診(時間内の受診など)
 3 医師等に対する信頼と感謝
 4 健(検)診の積極的受診と日頃からの健康管理
>医療機関
 1 患者の立場の理解と信頼関係の情勢
 2 医療機関相互の機能分担と相互連携
 3 医療の担い手の確保と良好な勤務環境の保持
 4 健(検)診への協力

>「市民はそのとき初めて、医療がそこにあることは当たり前でない、ただ医療を消費してきたからこうなったと気付いた」

市民の3はなかなかですね。ただ田舎に人を呼ぶ方法として、そして医師を呼ぶ方法としてとてもいいのではないかと感じています。

もちろん札幌と延岡・中津は異なります。それこそ札幌ではコンビニ救急患者を欲しがるかもしれません。価値ある医療資源、そして医療費の無駄遣い、人口比率、色々なパラメーターを駆使してその地域に必要な医療をある意味強制しながらやって行く時代になったと思います。

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