昨日のクローズアップ現代。特定疾患の数、支払額が変化したという内容の番組でした。

今まで認められていた筋萎縮性側索硬化症(ALS)と認められていなかった多発性嚢胞腎。お金を払う額が変るという、なかなか全員が納得できることは難しい内容でした。

また今まで医師なら誰でも書けていた特定疾患の診断書も、専門医、教育を受けた人間に限定するとか厚労省は動かれています。不正をなくすためでしょうか。さらに仕事が増えるのかな。

ただ、最近生活保護の薬を全てジェネリックだとか、本当に医療費を削減することを財務省主体に進められているようです。やはり病気としての自己負担は、ある程度の年収があるのなら仕方がないのかもしれません。

私の領域の患者さん、治療を受けている人はほとんど高額療養制度を使っています。(高額療養費制度を利用される皆さまへ)ただ月4万はの支出はかなり辛いですよね。レセプト等の原因で月をまたぐ高額療養はだめだとか、こちらにもいろいろ難しいものがあります。

この番組の中で気になった点がありました。それは筋萎縮性側索硬化症(ALS)に対するエダロボンという脳梗塞のお薬の自費診療部分です。調べた範囲ではフェーズ3ですが、田辺三菱が治験をやっているようです。

効果に関しては、早期の患者さんには病状の進行をおそくする傾向(有意差が出る?)がみとめられているそうですが、人数の少なさ等から治験のスピードは、
多発性嚢胞腎のサムスカと比べてかなりおそいです

エボラの時にもお話ししましたが(エボラ出血熱緊急事態制限 対生物剤防護兵器の未承認薬を患者に使うかどうか)、何もしなければ絶対に悪くなる病気に対して、効果があるかもしれない薬が認可されていなくてもある場合、どうしても使いたくなるのは仕方がないことだと思います。そういう点をついてくるのが健康食品や免疫療法等ですが急いで判定、認可してもらえないですかね。番組ではそう言っていたんだから(でも薬代月に5万か。
難しいのは知っているんですが、
田辺三菱治験に入れれてあげればいいのに)

支払額が増えるという観点だけで番組が作られていましたが、このサムスカとは逆の
認可の遅れの部分にもメスを入れて欲しかったです。

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