インフルエンザが流行しつつあります。みなさんワクチン打ちました?今年のワクチンは予防効果がありそうです。
昨年のワクチンの副作用の中間報告もされています。必ずしも因果関係はないのかもしれないのも含めて、今年7月までに11人の方が亡くなっていることが報告されています。(1人を除いて80歳以上)147例0.0003%の重篤副反応、11例0.000024%の死亡発症率をどうとらえるかとなります。
前も言いましたが、メリットとデメリットを考えてワクチンは打つべきです。でも今打たれているほとんどのワクチンは打つことのデメリットは少ないと考えられています。この率をどう考えるのかは、その人の価値観と感染防止の公共の福祉とのバランスとなります。
ワクチンも大事ですが、感染予防として一番大事なのは、手洗いとうがいです。あとエボラの時にもあげましたが患者隔離というのもあります。
発症した患者さんが大勢の人の中にはいってはだめです。インフルエンザの患者さんに仕事を休むことを進めます。一般内科をメインでみていた時、患者さんにそうしないと別の人に感染させてかえって周りの迷惑になりますよと説明していました。
さあ、1昨年のブログ(R-1 ヨーグルトは免疫を活性化してインフルエンザを予防するか。テレビの解説とHP)でも書かせていただいたのですが、また新たなインフルエンザ予防乳酸菌が出てきました。(プラズマ乳酸菌研究レポート)TVのCMでも流れています。
それ以外にカゼインシロタ株のヤクルト、カゴメのラブレ菌、カルピスのビオマイン(枯草菌ですが)など本当に健康食品としての善玉菌はたくさんあります。
今回のプラズマ乳酸菌、R−1の時よりやや大掛かりの研究です。あくまで風邪やインフルエンザにかかることを予防できるかということがインパクトなのですが、樹状細胞という免疫活性化のメカニズム等を解明し、しっかりとした論文がネズミさんで作られています。
今回の人の実験は2割の抑制効果がありましたが、有意差はなく傾向があるにすぎませんでした。ただ細かい分析でR−1と同じようにウイルスに対する免疫力をいくらかあげてくれたようです。
この働きは善玉菌、悪玉菌で表されている腸内細菌が作り出す免疫にかかわるものです。ネズミさんの実験で昔から言われているものですが、最近になって人間でも研究されてきています。ちなみにネズミさんの実験でうまくいっても、人間は多様性が高いためうまくいかないことが多いです。
例えば、幹細胞移植の時のGVHDや感染症の程度が患者さんの便の腸内細菌で異なるという論文が今年のBLOODに出ています。またクロストリジウムディフィシル腸炎の人に、正常な人間の便!を投与するなんて言うのも感染症の間ではトピックです。
予防医学という分野のワクチンのエビデンスは天然痘の種痘がベースです。それ以外はすこしエビデンスが弱いため、いろいろなグループから叩かれます。子宮頸癌ワクチンも突っ込まれる要素があるのも価値観の違いです。
また免疫賦活剤としての健康食品などは、以前はまやかしにしかすぎなかったものがほとんどだったのですが、すこしずつ意味を持つようなものになりつつあります。その中で乳酸菌はブルガリアの事例も含めて悪いものではないでしょう。
感染症にかからないために何がいいか。今私が言えるのは、ほどほどという言葉です。
楽しい仕事をして、適度な運動を行い、まあまあの食事をし、趣味でリラックスをとり、適度な睡眠をとる。
がんを克服するための感情マネジメント - 全米ベストセラ―『がんが自然に治る生き方』 http:/gunosy.com/g/gMfmo とも共通するものです。
ちきりんさんの言うように有機野菜を食べていればいいわけではありません。(2014-12-10 健康寿命を延ばす本当の要因)でも食べて悪いわけではありません。
寒い中みなさんおからだお気をつけ下さい。
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ツイッターもやっていますので興味のある方はフォローしてください。@yukitsugu1963
インフルエンザワクチン、今年は無駄うちではなさそうです
今年のワクチン製造株、効果は期待できる?:日経メディカル http://t.co/oQGBVWZsCs #日経メディカル Online
— 中村 幸嗣 (@yukitsugu1963) 2014, 12月 11
昨年のワクチンの副作用の中間報告もされています。必ずしも因果関係はないのかもしれないのも含めて、今年7月までに11人の方が亡くなっていることが報告されています。(1人を除いて80歳以上)147例0.0003%の重篤副反応、11例0.000024%の死亡発症率をどうとらえるかとなります。
前も言いましたが、メリットとデメリットを考えてワクチンは打つべきです。でも今打たれているほとんどのワクチンは打つことのデメリットは少ないと考えられています。この率をどう考えるのかは、その人の価値観と感染防止の公共の福祉とのバランスとなります。
ワクチンも大事ですが、感染予防として一番大事なのは、手洗いとうがいです。あとエボラの時にもあげましたが患者隔離というのもあります。
発症した患者さんが大勢の人の中にはいってはだめです。インフルエンザの患者さんに仕事を休むことを進めます。一般内科をメインでみていた時、患者さんにそうしないと別の人に感染させてかえって周りの迷惑になりますよと説明していました。
さあ、1昨年のブログ(R-1 ヨーグルトは免疫を活性化してインフルエンザを予防するか。テレビの解説とHP)でも書かせていただいたのですが、また新たなインフルエンザ予防乳酸菌が出てきました。(プラズマ乳酸菌研究レポート)TVのCMでも流れています。
それ以外にカゼインシロタ株のヤクルト、カゴメのラブレ菌、カルピスのビオマイン(枯草菌ですが)など本当に健康食品としての善玉菌はたくさんあります。
今回のプラズマ乳酸菌、R−1の時よりやや大掛かりの研究です。あくまで風邪やインフルエンザにかかることを予防できるかということがインパクトなのですが、樹状細胞という免疫活性化のメカニズム等を解明し、しっかりとした論文がネズミさんで作られています。
今回の人の実験は2割の抑制効果がありましたが、有意差はなく傾向があるにすぎませんでした。ただ細かい分析でR−1と同じようにウイルスに対する免疫力をいくらかあげてくれたようです。
この働きは善玉菌、悪玉菌で表されている腸内細菌が作り出す免疫にかかわるものです。ネズミさんの実験で昔から言われているものですが、最近になって人間でも研究されてきています。ちなみにネズミさんの実験でうまくいっても、人間は多様性が高いためうまくいかないことが多いです。
例えば、幹細胞移植の時のGVHDや感染症の程度が患者さんの便の腸内細菌で異なるという論文が今年のBLOODに出ています。またクロストリジウムディフィシル腸炎の人に、正常な人間の便!を投与するなんて言うのも感染症の間ではトピックです。
予防医学という分野のワクチンのエビデンスは天然痘の種痘がベースです。それ以外はすこしエビデンスが弱いため、いろいろなグループから叩かれます。子宮頸癌ワクチンも突っ込まれる要素があるのも価値観の違いです。
また免疫賦活剤としての健康食品などは、以前はまやかしにしかすぎなかったものがほとんどだったのですが、すこしずつ意味を持つようなものになりつつあります。その中で乳酸菌はブルガリアの事例も含めて悪いものではないでしょう。
感染症にかからないために何がいいか。今私が言えるのは、ほどほどという言葉です。
楽しい仕事をして、適度な運動を行い、まあまあの食事をし、趣味でリラックスをとり、適度な睡眠をとる。
がんを克服するための感情マネジメント - 全米ベストセラ―『がんが自然に治る生き方』 http:/gunosy.com/g/gMfmo とも共通するものです。
ちきりんさんの言うように有機野菜を食べていればいいわけではありません。(2014-12-10 健康寿命を延ばす本当の要因)でも食べて悪いわけではありません。
寒い中みなさんおからだお気をつけ下さい。
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