昨日の TBS報道特集。(駆けつけ警護付与は? 南スーダンPKOの現実
そのあと行ったツイートです。

最近書いた記事。(「戦闘行為」ではなく「衝突」 言葉遊びはいらない)そしてこの情報。(南スーダンで武力衝突拡大 自衛隊もPKO)もう一度南スーダンPKO問題について書きます。今回の南スーダンの被害者たちに哀悼の意を表します。

しっかりした統制を受けている組織集団。皆さんはそういうイメージが軍隊、自衛隊にあると思います。ただPKOが介入している国、発展途上国の軍隊、正直そこまで練度が高いわけではありません。

そしてPKO派遣部隊。その統制がとれていない軍隊と協力しながらも、一番の任務はPKO行動中の自軍の安全を守ることです。それが担保されない任務は行う必要はありません。そしてその判断は現地司令官の判断に任されています。

その判断は上からの命令、任務の価値もそうですが、対抗する勢力との武器を含めた力関係です。自分たちより優れた武器を持ち、自分たちより戦闘力が高いと判断すれば、自軍の安全策を優先します。報道されているそのあとの政府軍の行動(略奪、暴行を行ったり、国連への反発)を考えると中国軍たちが駆けつけ警護を行わなかったことはある意味当然の対応です。こんなPKO、いや国際的に当たり前のことがわからない平和な日本の政治家、マスコミに憤りを感じます。今回の特集、自衛隊・日本政府にいう問題ではなく国連に言いましょう。それこそPKOの撤退レベルです。

駆けつけ警護の任務を可能にすることは、広い意味で自軍の安全を守ります。だから自衛隊が行うことを可能することは国際的にいいことです。ただ自軍の安全が明らかに守れない状況、戦車部隊に小銃で攻撃しろなんていう国連からの命令は無理して従う必要は全くありません。今までの自衛隊は小銃すら持っていくのに喧々諤々の議論が必要だったのですから、今回のような事態では中国軍と同じような行動をとることが正しいと思います。(でも自衛隊真面目だからな)

話は変わりますが、参議院で稲田大臣が「いざとなれば、医官、救命士が現場に進出して対応する」と意味合いの発言があったと聞きました。(伝聞で、議事録もまだできていないためまだ確認できていません。もし間違いでしたら後で削除します)こんな第1線救護の明らかな間違いを答弁させてしまう防衛省職員はもうこの大臣に見切りをつけているのでしょうか。レクができていないのか、それともこの大臣の能力が本当に低いのかわかりませんが、何のために佐々木先生たちがあの提案をしたのかわかっていないのでしょうか。(自衛隊 高度な救命措置を現場隊員が可能に 衛生が本当のミリタリーへ

なんだか申し訳ないけど悲しい状況です。ただこの南スーダンの内乱での「戦闘行為」で犠牲になった被害者達を、衝突という言葉遊びを行い、医官含めた衛生関係の増員もなく(イラクは10年以上の経験を持つ外科、内科、精神科最大10人の医官派遣、南スーダンは業務担当者入れて若手主体の3人!)、もし駆け付け警護を今の派遣体制で南スーダンで自衛隊に実施させるのであれば、久々に政府のバカヤローと吠えたいと思います。

もう一度書きます。平和な日本の基準で世界を判断するな。そして本当に世界平和を行いたいなら、今の世界の現状を正しく報道しろ。そこに日本がどう関わるかを提案することはいいけれど、その基準は世界だ!日本じゃない!

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