この間の新潟市民病院の問題に関する毎日新聞記事です。(研修医自殺 疲弊する勤務医 長時間労働が常態化 過労死ライン超6.8%

>「自己犠牲によって自らの生活や将来を失ったりしてはならない」

この言葉全ての上に立つ医師たちに理解し実践してほしいです。若い先生たちはどこが限界なのかわからないのだから、上がしっかり教育し守らなければいけません。そして正しい対応をとれば医師はちゃんと働きます。

>なぜ過重労働は解消できないのか。一つには「正当な理由なく患者を断ってはならない」という医師法上の「応招義務」がある。

この正当な理由というものが今まであってもなかったようなものでした。朝から症状のあった風邪薬をもらいに夜中に来た患者さんを、病棟で急変していた患者さんに対応していたため外来で待たせれば、なぜすぐに診てもらえないんだと罵声を浴びせられます。フィクションではありません。

救急外来は混んでいないから受診したとか、仕事が忙しいから今までほっといたとか、大きな病院で診てもらった方が安心だからとか、今まで正しい病院のかかり方を教育されていない救急患者さんにも、眠っていない状態でも笑顔での対応を要求されます。そしてそこは当直という時間外勤務とみなされない労働時間です。そう長時間労働、そしてボランティアが欠かせないのです。正直、聖路加含め外来の制限を行うことでしか今の状況ではブラック環境は改善しないでしょう。

>2009年に労基署から長時間労働の是正勧告を受けた後、医師数を2割増やし、医師の事務を代行する医療秘書も5倍以上に増員した。だが、外来患者も09年度の25万2753人から16年度は26万8703人に増加した。

病院も対策を打ちました。ただ新潟大でできたことを市民病院ではできていません。それはなぜでしょう。

>篠田昭市長は「過重な負担が病院にかかり、これまで通り患者を受け入れて診察を続けるのは困難だ」と理解を求めた。

今回の問題を政治家は理解できています。にもかかわらず

>近隣病院が断った救急患者を「最後のとりで」として診てきた自負もある。「責任ある立場として患者を受け入れない選択肢はない」と複数の職員が語る。

こんな分析(新潟市民病院、全研修医の8割が過労死水準超え)があっても職員はこう言っているそうです。研修と治療などの労働は分けたい院長始め、ここの職員は本当研修医の命を落とさせてしまったことの責任を感じていません。そんな他人の犠牲で成り立つ医療者の自己満足は、今後正直何の役にも立ちません。

>「医師の長時間勤務は、犠牲的精神など個人の力で解決できるものではない」 

医療の進歩で変わってしまった医師の労働環境。上の言葉がわからない病院は潰れていくのみです。

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