朝からアビガンと岡田ウイルス学者のおまいう発言に憤ってましたが、本日自分の中で大きなトピックがありました。

いやはや勉強不足でしたが、東大児玉先生(以前あの放射線事故の時に吠えた方)の講演ビデオをみました。そのまとめです。
日本人は新型コロナウイルスに対して免疫を持っている可能性 低い死亡率の原因?

こちらは別の動画ですが同じ内容をわかりやすく話してくれてます。
コロナと闘う戦略図~見えてきたウイルスの正体と闘い方【新型コロナと闘う 児玉龍彦×金子勝】20200516

いや新聞は読んでいたんですが、抗体の0.6%に関してはそんなものかなとスルーしてました。ビデオみてその後の解説にここまですごい結果が隠れているとは全く毎日新聞記事からは理解していませんでした。
検疫体制の違いだけで死亡率が116倍も開くとは考えにくい。Zoomにて放映された資料の一部/Credit:live2.nicovideo

上記のように日本と欧米には明らかな死亡者数の差があります。日本のミラクルと呼ばれているものですが、その証明はほとんどできていません。私も仮説をいっぱい立てていますが証明はできていません。

Credit:mbl

上の図はまず一般的な感染に伴う抗体の動きの説明です。初期の感染は最初にIgM、そしてIgGが上昇し、うまくいけば中和抗体となり、感染を防護、いわゆる免疫パスポートなります。


日本人の感染者は学習の結果である「IgG抗体」を新型コロナウイルスに対して素早く使用できた。
Zoomにて放映された資料の一部。/Credit:live2.nicovideo


ところが新型コロナウイルスにかかる人は感染後初期のIgMの上昇が弱く、IgGが上昇します。そう十分ではないのですが新型コロナウイルスに対する弱い免疫を持っている可能性が高い、だから軽症で済むことが多いのです。(修飾麻疹と言われる病態に類似)

そしてここが重要ですが、重篤化する患者さんは先にIgMが上がる、つまり全く免疫を持たない初発感染パターンをとる人が重症化しているのです。欧米の人たちは全く免疫を持たないため、感染症の教科書通り死亡者が増えたんでしょう。予想もほんの少し当たってます
Zoomにて放映された資料の一部 /Credit:live2.nicovideo

児玉先生のこの抗体の結果に基づく考察がこのスライド。今回の新型コロナウイルスに似たウイルスに日本人は感染歴があり、そのためなんらかの弱いながらの免疫を持った、だから死者が少ないのではという仮説です。このウイルスがなんなのかわかりませんが、抗体価の動きをみるととても納得できる仮説です。

多分日本人全部が持っているわけではないのでしょう。ただ前回の記事にあるように細胞性免疫もいくらか持っていそうですから、もしかすると集団免疫を2割ぐらいの感染で得ることができ、新型コロナウイルスを日本から排除できるかもしれません。

そうすると欧米よりコントロールしやすく、マスク、手洗い、3蜜防止、クラスター対策で経済回しながら、大量の死者は十分予防できる可能性が出てきました。

ただ0.6%が表すように、特異的抗体を持つ人はまだまだ少ないため、どうしてもまだ感染してしまうことは事実です。そして重症化の予測も感染前に抗体はないため感染してみないとわかりません。まだまだ先は長いですが、少し気持ちが楽になる実験結果でした。

後講演内容の全てに同意しているわけではありませんw

やはり免疫は面白すぎる。

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