からっぽワールド

もりきこ ダニーの からっぽワールド

低音

2023年4月22日(土)

きたる5月13日ツカダコージの2マンでmonarecordsでベースを弾かせていただきます。その音源を聴きながら体に落とし込んでいます。サポートメンバーがJUNNY(もりきこ)、敬太(もりきこBAND)という鉄壁の布陣。
ベース白帯のワシが弾かせてもらってもいいのか?なんて考えていましたが、歌って弾けるポールマッカートニーに憧れ、もりきこの宅録シリーズのCDでは全曲DANNYがベースを弾かせてもらっていますので自信持ってブンブン弾いていこうと考えています。ブンブン?
ベース楽しい。大好きな楽器です。縁の下の力持ち的なポジションだし、のれる音楽にするためにかなり重要な位置を占めてる楽曲だとおもいます。
ツカダコージはもりきこの川崎クラブチッタワンマンのために自分の時間を割いて応援路上ライブをやってくれるような粋な男だからね、良い音に感謝の気持ちを込めて返したいものです。タイバンも板橋バッチー君、本当に気持ちの良い男です。こちらも楽しみだよ。
ぜひ遊びに来てくださいね⭐︎

変化

2023年4月19日(水)

おす。DANNYです。久々の更新となります。SNSなどで最近はもりきこの結成25周年記念のワンマンライブ8月30日のクラブチッタのライブのことばっかり発信しています。
ライブにおいても「8月30日に集まってください」というようなアナウンスばかりしています。
チッタのキャパシティにみあってないチケットの動き方なので(最大1300人収容の箱で、現状で65枚手売りで売れています)たくさん売らなきゃいけないというような感じです。ライブって「ライブの宣伝のものではなくその瞬間にお客さんと最高の時間を味わうもの」なので本来のライブの考え方とはだいぶずれているなあなどと感じながらも「来てください」とお願いしている矛盾と、自分の人気の無さを痛感しています。

と同時に今までの活動ではしてこなかった路上ライブを積極的にやっています。路上ライブはもりきこの原点です。まだ「森の木狩り達」という名前で活動していた頃よくやっていました。今は8月30日が決まったことでもりきこをいろいろな方に知っていただきたい一心でやっています。改めてライブハウスは本当に良いね。幸せな環境でやらせていただいてましたね。だってみなさん僕ら目当てでなくても一応聞いてくださるから。路上は素通りされます。当然です。路上ですから。
そんな中でもチラシを受け取ってくれたり「いいですね」と言ってくださる方がいらっっしゃるので嬉しくなって歌っちゃいます。当初「路上=宣伝」の目的だったのが「路上=楽しい」、そんな感じになっています。どうやったらもっと惹きつけられるのか?どうやったら僕らのハーモニーがみなさんに響くのか?そんな事を考えているとあっという間に時間が経っています。また自分の声の大きさや魅せ方のバリエーションにも気づける気がして楽しいです。
例えば普段Aのキーで歌っている曲をCのキーに上げてみたりしています。カラオケでいうとキー3個上げです。一番高いところが意外と出たりするんですね(笑)。さけびに近い歌声ですけどもしかしたら今のDANNYの等身大の声なのかもしれません。

というように、今のもりきこは今までの活動ではなかなか思いつかないような宣伝の仕方や考え方をしている気がします。かっこよく言えば変化を楽しんでいます。よかったところを悪くする必要はないけど、良くなる為に色々試したり変わったりするのは悪くない事ですね。そんなふうに考えています。


長文でしたけど読んでくれてありがとうございました。


10周年

2023年3月22日(水)

おす。DANNYです。昨日は川崎teenspirits10周年をお祝いするイベントを催しました。

改めてteenspiritsさん10周年おめでとうございます☆色々な思い出を重ねて参りました。
我々もりきこの20周年記念でカクテルドミノをやってもらったり、コロナ禍がかなり激しかった2年前くらい(記憶があいまい)には配信ライブさせてもらったり…自分の誕生日記念を自分で企画したり(やる事、昔から変わってないすね笑)思い出がたくさん。昨日は仲間達もたくさん集まってくれました。本当にかけがえない場所です。

待良ちゃん(最近DANNYはこう呼んでいる)も心からteenspiritsを愛してるのが伝わるライブだったし、marcoやありけんさんもとっても素敵なライブをしてくれました。そしてなによりteenspiritsはオーディエンスの皆様にも愛されてますよね。キコラー様が花やケーキなどを持ってきてくださいました。
セッションも大盛り上がり(笑)。その様子はまた何かしらで伝えていきます(笑)

僕らが一番最初にストリートライブをはじめた街に帰る家ができたような感覚です。
思い返せば25年が経とうとしているんですね。あっという間です。

もりきこの結成記念日、8月30日(今年は水曜日)にCLUB CITTA'でワンマンライブが決まっています。


8月30日(水)
川崎 CLUB CITTA'
もりきこ結成25周年ワンマンライブ
『#2ケツでチッタ!』
開演 19:00 
前売¥4,000(1d別)
前売りチケット発売中

ライブを大成功させてteenspiritsで美味いお酒飲むぞ!食べるぞ!

よろしくお願いいたしますm(._.)m

2023年3月1日(水)

昨日はとても春らしい陽気でしたね。今日もですけど。気持ちよくてついうとうとしてしまいそうでした。去年作ったアルバムの中に春にまつわる歌が2曲あります。「ピクニック」と「ハルノヒ」です。夏リリースのアルバムだったからリリース当初は思い切り季節外れだったけど(笑)一周して追いついてきました。すぐに夏が訪れますもんね。機会を見つけて演奏したいなあ。


最近は8月30日に向けて、日付カウントダウンアプリを落としてあと何日と言うのを確認しています。
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ちなみに左端の画像は紅葉みたいなんですけどこちらをタッチすると時間のカウントダウンも角煮できます。画像は昨日の時点です。

これだけ考えてしまうのは、あまりにも大きなキャパシティーのライブハウスを自分達の実力
に見合わないのに選んでしまったプレッシャーからだと思います。日々色々な気持ちで過ごしています。
多くの友達がこのイベントを応援してくれています。自分達が力をつけながらJUNNYと知恵をあわせて大成功させたい。そんな思いでいます。

昨日は千葉ANGAでのライブ。共演者達のエモーションに胸がギュッとされました。気持ちが持ってかれたというのかな?

3月に入りました。駆け抜けてまいります!応援よろしくお願いします☆

節分

2023年2月6日(月)

時の流れが早すぎていつも置いてけぼりの気分さ(もりきこのサンシャインより)

どうも。DANNYです。上記の詞を書いたのが28歳くらい、約15年前かな。今は置いてけぼりの気分とはちょっと違うけど、今日の僕は心の安定とは違う気持ちでいます。説明しがたいけど。バイオリズムというのかな?浮き沈み。大なり小なり。そんな日もありますよね。


このブログを読んでくれてありがとうございます。今日は「おっくつ」のペイントを自宅にてしていました。この「おっくつ」というのはLINEスタンプ「おくばのおっくん」が随所に散りばめられたオリジナルスニーカーです。
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過去にはこのような靴も作らせていただきました。
おっくつもやるたびに進化してます。絵の具の使い方、デザイン、いろんなアイデアが重なっておもしろいものができている気がします。
絵の具は色味も質感も配色も無限に感じるくらい深い。楽しいです。

作業中は糸井重里さんと中田敦彦さんの対談のYouTubeを聴きながら描いていました。とてもおもしろかったです。「ほぼ日」のブログを23年間書き続けている糸井重里さんに触発されて書いてます。僕は単純な男です。

今は湘南新宿ラインに乗ってます。1月12日に行われたthumbs up!でのサポートメンバーとの飲み会のために飲み屋さんに向かってます。人身事故の影響で電車が15分遅延しました。そして乗っている車両ではケージに入った小型犬の鳴き声がずっと響き渡っています。ちょっと悲しい鳴き声に聞こえます。窮屈なのかな…。

遅刻する旨、LINEグループに流して申し訳ない気持ちで向かってます。
一日として同じような一日はない。
そんな当たり前のことを日常のディテールから感じてます。
電車は渋谷駅につき、たくさんの人が乗ってきました。帰るのかな?遊びに行くのかな?飲みに行くのかな?仕事にいくのかな?
いろんな人がきっといます。
イヤフォンしてる人はどんな音楽聴いているのかな?そんな事も考えます。

内容のないブログでしたがこんなことを考えた17:52現在です。


ブログのタイトルですが道端に豆が落ちていると節分の行事がなくなってない事が嬉しいです。幼い頃、家で豆まきをやったなあ。
「鬼は外」って言葉。将来無くなりそうですね。鬼が可愛そうとか言って。鬼は鬼らしく追い出された方が鬼も生き甲斐を感じるんじゃないかな?とか感じました。

昨日

2023年1月19日(木)

昨日1月18日(水)何していたかを振り返ります。ややこしいですけど、このブログは1月19日(木)に書いています。午前中はJUNNYとラジオ収録。まえばしCITYFMの「きしん伝心」のコーナー、季節に一回準レギュラーとしてパーソナリティをしている番組の収録でした。久しぶりにJUNNYのレコーディングルームに行きました。空調施設がないので寒かったですけど、キコラー様からいただいた、ふわふわのブーツみたいなスリッパを履いていたので何とかしのげました。
様々な防寒具をくれてありがとうございます。

午後は作詞作曲。素敵なフレーズが生まれました。これが曲にまとまったとして相棒に聞かせてどういう評価をもらえるか、今はまだわからないですけど、みんなの耳に届くといいなぁなんて考えながら書きました。

合間に、おっ靴(オリジナルシューズのペイント)作業をして、気分転換。BGMは日本が誇る国民的バンド、サザンオールスターズ。慕情、YOU、愛しのエリー、…
ここではあげきれないほどまだまだ好きな楽曲たくさんありますが、名曲がサブスクでランダムに流れてきます。楽曲の振り幅も広く社会派の作品からお色気系の作品まで、(総じてかもしれませんが)型破りな作品までかなりバリエーション豊富で、アレンジも、もちろんその時代の空気を敏感に取り入れたサウンドの変遷も含め、改めて超モンスターバンドだなぁと感じていました。
個人的には、桑田佳祐さんのソロのアルバム「孤独の太陽」が高校生の時の愛聴盤でした。

ミュージシャンは炭鉱のカナリアでなければいけないと思います。音楽的なアンテナも社会に向けたアンテナも、できれば鋭敏な感覚でいたいものです。

そして今の時代「ピースとハイライト」という曲こそ、世の中に広まっても欲しいものだなと思いました。

J-Popの世界で生きていくと言う事はプロアマ問わず、もちろん、僕らよりもキャリアが浅い方もたくさんいますが、トップにはサザンのようなバンドもいて、本来はいつでも肩を並べられる位の作品力とアーティスト力を磨いてとがらせておかなければいけないと思います。今も昔からずっとはるか雲の上の存在ですがプロでいると言う事はきっとそういうことなのだと思います。

話がそれましたが、楽しい昨日だったことには間違いありません。楽しいだけでなく、明日のもりきこを作るような1日をどんどんとつなげていきたいものです。

読んでいただきありがとうございました。


近況

2023年1月17日(火)

ブログを書きたい欲求の根源ってなんなんだろうか?なんて考えます。もちろんもりきこの宣伝もあるんだろうけど、DANNYという男をもっと理解してほしい、なんていうエゴイスティックな気持ちもあるんだろうと思います。すみません。少し酔ってます。

今、もりきこはライブお休み期間に入っています。この期間、何をしていたのかを皆さんに知ってもらい、もりきこを忘れられないようにしていきたいという目論見もあ理ブログを書いている次第です。唐突ですが今日は個人的に反省の多い日でした。詳しくは控えますがそんな日って皆さんにもきっとありますよね?(価値観の押し付け)こういう日は文章がすすみます…

今日は著名曲のコピー練習したり、オリジナル曲の歌詞を書いていたりしました。裏声と地声を混ぜながら高い声を出す練習(MIX VOICEと言います)したりしていました。高くて綺麗な声、それでいて細くない声を目指して練習中です。昨今は本当に便利ですよね。YOUTUBEを見れば大抵の技術向上の方法については教えてくれます。もれなく参考にさせていただいています。ただ逆にテクニックのことは学べてもスピリッツ(魂)の部分は学べないかも?とも考えます。そりゃそうか、ミュージシャンとしてあるべき姿勢や考え方なんてなかなか一朝一夕で学べるものではないですよね。すばらしい師に出会えるか否かが、音楽人生を左右すると思います。またその師匠から何を盗めるかが重要な気がします。
思えばあの時ボイトレの先生に教えてもらっていたことってこういうことなのかな…僕のボイトレの先生はかなり熱い人だったのでその方の教えてくださる事はテクニックのみならず精神論にまで至っていたのですが、今になって時間が経ってみて少しだけわかったりするようなことがあります。

この話はここまでにしておいて、新曲の歌詞の話をしようかなんて思います。歌詞ってミュージシャンはみんな口を揃えて書くのが難しいと言います。僕もそう思います。
今まで自分はいろんなタイプの歌詞を書いてきたように思います。初めは自分1人で、好きなミュージシャンのフィーリングを自分なりに分析して書いてましたが、ある時期プロデューサーのアドバイスのもと書いたりしました。プロデューサーに歌詞の書き方をいくつか教わるとそれを我流に消化して、自分のものにしようと試みます。それをものにできたかわからないですけど確実に自分の歌詞を作る一つの基準になっています。
歌詞って何度もいうけど難しい。押し付けてもいけないし、フワッとしてても伝わらない。歌詞で伝えるってことに執着しても伝わらない。本当にどうすれば良いんだろうという迷いの中いつも書いています。自分語りになりすぎてもなんだかなあ、という気持ちにもなります。

今書いている歌詞は、あえて自分の弱音をリアルに曝け出そうという目的のもと書いています。弱音なんてよっぽど僕のことを知っている人じゃない限り、誰も聞きたくないと思います。自分も本来は弱音なんて吐きたくないですし、弱音を吐かずに男子たるもの我慢するのが美徳、的な昭和な価値観が強くあります。育ってきた環境がそうさせるのだと思います。
歌詞だけだと「目も当てられない情けない男の自白」というだけで終わってしまうのでしょうけどきっとメロディにに乗るとまた響きが変わって来るんだと思います。幸いJUNNYという素晴らしいメロディーメイカーがいるので協力すれば、別のものに昇華できるという利点ももりきこにはあります。
この歌詞が日の目を見るか見ないかはまだ正直わかりません。こういう歌詞を書いたら、一度ストックしたりしてまた違う次元で歌詞が書けたりします。絵もそうですけど名作の下には塗りつぶされた試作があったりするものです。ただ今日の記録として「こういうことを考えていたんだー」というくらいにしておきます。
今年のもりきこの未来を作る一曲ができたらいいなあ、などと夢想しつつ書いては消して書いては消してをしばらくしてみたいと思います。

あと…最近どうしても意識してしまうのが8月30日です。その日にたくさんの人が遊びにきてくれるのか…ライブは緊張しないかな?とか、プロモーションかなり頑張んなきゃとか、SNSでできることないかなとか、そんなことも考えています。不安と期待が入り混じっている感じです。

自分が成長すればきっと世の中の見え方も変わります。もっともっと世の中を面白く楽しく捉えられるように勉強していきたいと考えています。
もちろんかなりもがくとは思うんですけど、悩むことさえ楽しみながら8月30日を迎えたいと思います。
8月30日、大変ありがたいことにすでに「いくよ」という声もちらほらいただいていますが今のままで会場を埋めきれません。
目指すは1000人、1000人集めます。応援よろしくお願いいたします。

最後はガッツリ宣伝になっちゃいました(笑)

長くなってしまい申し訳ありません。皆様おやすみなさい。良い夢見れますように。

日々

2023年1月11日(火)

三重→大阪→新宿という3日間のツアーを終えました。各会場ご来場本当ありがとうございました。どのイベントもとっても刺激的でした。学びの日々に感謝!ビートルズをカバーする機会の多いツアーでした。しかしビートルズすごい。きいて何年も経っているはずなのに新鮮に響きます。

頭の中は音楽でいっぱいです。ただ音楽の事を考えてるだけだともりきこは回せません。ブッキングやイラスト作業、雑務などやることは山積み。少しずつ空き時間見つけて丁寧にやっていく。
しかし移動の多いツアーでした。

ツアーから戻り家に帰りビールを飲む。翌日(もはや今日)早く起きなきゃ行けないけどどうしても飲みたいのだ。

今朝は寒かった。副業終了後、風呂に入り温まりその後うたたね。現在外出中。眠い目こすりながら、この文章をしたためてます。

明日はとうとうツアーファイナル。夜はリハーサル行ってきます!
以下メルマガからコピペ。遊びに来てくださいね。

8月から始まったロングスパンのレコ発ツアーの終着点として

聖地とも言える横浜THUMBS UPにてワンマンライブをやります!!

 

アルバムの世界観を表現するべく、今回は新たなサポートメンバーの力を借りてやります。

先日初共演して好評だった小野雅人くんをドラムに、

そして同じ鈴木ナオトバンドのメンバーでもあるニシナオユキ君に鍵盤を弾いてもらいます。

どんなサウンドになるか今から楽しみですね。

 

25周年に向けてのスタート地点として決めた大きめな会場でのワンマン、

超重大発表もしたいと思ってますので、直接受け止めにきてほしいです。

 

112()神奈川・横浜THUMBS UP

もりきこ『ベッドルームアドベンチャー3レコ発ツアーファイナル

開場 18:30 開演 19:30 

前売り \3,000order別)

新年

1月5日(木)

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。今年は無病息災で行きたいですね。健康に生きて行きたい。健康って考えてみればかなりありがたい状態な気がします。意識的に維持する事を考えるのが必要なお年頃なのかもね。食べ物、睡眠、ノーストレス、無事故、今年もみんなで楽しく健やかに生きて行きましょうね。
新年、今のところ楽しいです。笑

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主観

2022年12月31日(土)

昨日は大塚○(maru)にてカホン奏者村岡さんのイベント「せっかくですから2022」にお招きいただきました。百戦錬磨のミュージシャン達に囲まれ、もりきこは村岡さんと3曲演奏しました。
村岡さんのビート、気持ちよかったです。
村岡さんとセッションの回数を重ねて、音を通して村岡さんの人柄をより理解できたような気がしました。勘違いかも知れないけど嬉しかったです。久々のキコラーにも遠征キコラーにも会えたし、いつも来てくれるキコラーにも会えた。色々な再会がありました。この大変なコロナ禍でそういう意味でも嬉しかったです。ご来場ありがとうございました。

その後は稲毛K'S dreamに単身DANNYだけ移動して、同級生の友人であり千葉の孤高のブルースマン「世界のユイ様」の名義変更ライブにお邪魔しました。今日からはYUI THE VOXX!!です。今回、アルバムジャケットの絵を描かせていただいた縁で原画を飾らせて頂きました。原画に手入れした6点を飾らせていただきました。鉛筆デッサンにたまにパステルを組み合わせた絵達です。

ライブはというと…ツアーファイナルの感慨もひとしおのユイ様(昨日までの名前だけど)はたくさんのお客様やミュージシャン達に愛されていて、曲の世界は、ロマンチックでセンチメンタル、セクシーでユーモラス、真面目で丁寧にワイルド(伝わるかな?)でまさにロックンローラーでした。ステージが本当に良かったので(同級生として嬉しいような悔しいような、かなり触発されました…練習したくなりました)おかげ様で絵もたくさんご購入いただきまして感無量です。ユイ様を好きな人達に絵が渡っていくのが本当に嬉しいです。絵もたくさん直接ご感想いただき、絵や音楽に力があるのを感じました。

ところで今回とても勉強になったのは人の顔を描くって、とても難しいという事です。もちろん人の顔を描くにあたって、なめてたわけではないです。皮膚の下には筋肉や脂肪があり骨がある。人体の作りを想像しながら描きなさいと、美大の予備校に通ってるとき教わった記憶が蘇りました。

ユイ様のジャケットのために、さまざまな角度のデッサンを何点も描かせてもらいました。その中でも特に正面からの顔がなぜか似なかったんです…ユイ様ははっきり「似てない」と言ってくれるからその度に描き直しました。「似てない」と言われた時はショックもありましたが「似るまで描いてやるー!」、と逆に火がつきました。振り返れば実際に似てなかったと今なら思えます。その後、画用紙の目が潰れるまで消しては描いてを繰り返しました。そしたら最後にとっても似ている正面向きの絵が一点出来たんです。
これはユイ様本人もK'Sのスタッフの方も似てると言ってくれました。その結果がとても嬉しかった。絵を描く作業に没頭しすぎていると客観的に自分の絵を見れなくなるんです。似てないわけがないと思いこんでしまうんです。似てないのに…怖いですね。困ったもんですね。

美術部時代にもよく先生に言われていたような気がします。(色々な意味でだと思いますけど)絵と距離をとって離れた位置から絵を見る重要性を解かれていました。近すぎて物事の本質がよくわからなくなる事ってあるんですね。
絵を描く皆様、絵からたびたび離れて構図の良し悪し、バランスの良し悪し、確認しましょう。どんな絵にも適用できます。

あぁ、絵も音楽も一緒ですね…。絵もユイ様と一緒に作った感覚がありました。おかげ様でレベルアップできたような気がします。

主観と客観のバランスの良さがきっと良い芸術を産み出すんだと思います。

師走にするような話でもなかったですけど、今年も大変お世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。


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