danyromeroのblog

WOWOWエキサイトマッチで放送された試合の感想などをアップしています。

『注目のWBA・WBC世界ウェルター級王座統一戦はキース・サーマンが制する』

今年に入り、最も注目していたビッグマッチのWBA・WBC世界ウェルター級王座統一戦が4月10日にWOWOWエキサイトマッチで放送されました。

言わずと知れたことですが、WBAのチャンピオンはキース・サーマン、WBCは2階級制覇チャンピオンのダニー・ガルシアです。。

なぜ、この対決を最も注目していたかといえば、それは、ともに無敗で強打とテクニックを兼ね備え、かつ名立たる強豪を打ち破ってきてた本物同士だからです。
サーマンはゲレーロやポーターに完勝し、ガルシアはカーンにストップ勝ちしたのを皮切りにモラレス、ジュダー、マティセ、ゲレーロに打ち勝ってきました。

この対決に関して、最近の試合の充実度ではサーマンの方が上ですが、積み上げてきたキャリアではガルシアが上回り、カウンターテクニックは侮れません。
ちなみに、去年12月26日のブログおいて、少しだけ以下の通り、両者の戦いについて触れていました。

ともに無敗の恐れ知らず、底を見せたことの無い両者が対決するのですから、本当に予想が難しく、何が起こるのか全く分からない一戦です。
スピードと強打においてサーマンが、駆け引きやテクニックにおいてガルシアがアドバンテージを持っているように思われます。
序盤はサーマンが主導権を握って試合を優位に進めるも、次第にガルシアが追い上げ、後半勝負になる展開を予想します。
『2017年も新春からビッグマッチが勢ぞろい』

果たして、実際の試合はどうだったかと言えば、、、
1R開始直後からサーマンがスピードと強打を全面に押し出して、積極的なアプローチで先制攻撃を仕掛けていきます。ワンツー、左フック、右ストレートなどをどんどん叩き込んでいき、スピードの違いを見せつけます。
一方、ガルシアはこの先制攻撃を敢然と受けとめながら、得意の左カウンターを放ってみせます。このカウンターのタイミングはこの段階では、結構、取れているように見えました。

しかし、残り1分を切ったときでした。

サーマンのオーバーハンドライトがガルシアの左顎を見事に捉えると、ガルシアはグラつき後ろに後退します。さらに追撃のオーバーハンドライトも側頭部に受けてしまいます。
この初回のビッグパンチがその後の展開に大きな影響を与えたのは間違いありません。
サーマンはさらに勢いに乗り、ガルシアの方は歯車が狂い、得意のカウンターが取れず、また、勝負を仕掛けることもできません。

2R~4Rまでサーマンはスピードと強打で圧倒し、5R以降は打って出ることができないガルシアをアウトボクシングで捌いていきます。時折、ガルシアのボディフックがヒットするシーンもありましたが、そんな時でもサーマンはジャブを多用して、ガードの上からでも強打を叩き込んで主導権を渡しません。
結局、5R以降、アウトボクシングに徹したサーマンがガルシアのテクニックを封じ込んだ形で試合終了となりました。

判定は意外にもスプリッドデシジョンとなりましたが、ガルシアは自分のボクシングをさせてもらえず、逆にサーマンはガルシアにレッスンをつけたような印象があり、サーマンの勝ちは明白だったように思います。

ガルシアはこれまでのキャリアとテクニックから、もっとやってくれるのではないかと思っていましたが、サーマンとのスピード差は如何ともしがたく、パンチ力もサーマンの方が上でした。初回のビッグパンチの影響から、カウンターの精度にも狂いが生じたように思われます。

無敗対決を制したサーマンの存在はウェルター級において、ますます大きなものとなり、今やこの階級でナンバーワンの存在になったとも言えます。
マニー・パッキャオとのスーパースター対決は実現するのか?
個人的にはエロール・スペンスが他団体のチャンピオンとなり、箔を付けた上での無敗対決を見てみたいものです。

  

『リナレスとクローラのリターンマッチはリナレスが完勝!』

リナレスとクローラとのリターンマッチはリナレスの完勝でした。

この試合のリナレスは、これまでの世界戦の中でも最高の出来であり、完璧と言っていいほどのボクシングを展開してくれました。
精神的強さも並大抵ではありませんでした。クローラファン一色のマンチェスターにおいて気負いもせず、臆することもなく、ブーイングさえも当然のものとして受け入れ、まるで達観していると思わるほどです。

そして、この試合で特筆すべきはリナレスのパンチでした。まさに"キレッキレ"であり威力も抜群です。ジャブ、ストレート、フック、アッパー、ボディブロー、カウンターどれをとってもです。見ていて本当に惚れ惚れするようなパンチでした。

クローラは前回の試合ように、前に押し出す力とタフネスだけではリナレスに勝てないと判断したのか、今回は打って変わってフットワークを使いながら、リナレスの懐に入り込もうと試みます。しかし、リナレスにとって、前回ほど前に出てこないクローラはそれほど脅威ではなかったように思います。
おまけに、この日のキレッキレのパンチがストレートでもフックでもアッパーでも面白いようにカウンターで決まるのですから、クローラはなす術がありません。

高速連打もポイント稼ぎとして効果的であり、クローラがなんとか距離を詰めて行こうとすると、今度は右ストートと左ボディブローを繰り返しで決めたりします。
上下の打ち分けが素晴らしく、クローラの意識がこの打ち分けに集中すると、今度はアッパーを叩き込みます。
リナレスの繰り出す多彩なパンチとコンビネーションにクローラはついて行けません。

7R、ポイントを奪えないクローラはなんとかダメージを与えようと、今度は前回のように強引に懐に入り、パンチを打ち込んでいきます。
なおも、前へと出て行き、リナレスをロープへと詰めながら右ストレートを放ちます。しかし、間一髪、これをうまくかわしたリナレスがそれと同時に放った左ロングアッパーがカウンターで決まると、驚いたことにタフなクローラがダウンをします。

まともに入ったパンチではありませんでしたが、顎の横を擦ったようなパンチであり、かえって脳を揺らす作用が働いたのかも知れません。このダウンはクローラにとって、精神的にもダメージがあったように思います。

クローラはポイント差もつけられ、もはや前に出るしかなく、手数を繰り出すボクシングへと切り替えます。これが若干功を奏し、8Rにボディショットが決まると、リナレスは一瞬効いたように感じられました。
クローラはボディショットが得意であり、このパンチで過去に何度か逆転劇を演出しています。接近戦で打ち合うとやはり怖さを感じさせます。

勝負どころと踏んだクローラは、9Rも同じボクシングを展開します。
左右フックと右フックを叩き込み、リナレスをロープ際に追い込みます。そして、リナレスめがけて渾身の右アッパーを叩き込もうとした瞬間でした。
冷静なリナレスは、カウンターの右ストレートを見事に叩き込んでクローラの前進を食い止め、逆に後退させてしまいます。怯んだクローラにさらにダウンを奪った左のロングアッパーが炸裂します。以降、クローラは前へ出ることができなくります。

事実上、クローラの反撃はこの2発のパンチによって断たれたといっても過言ではなかったような気がします。
終盤は再びリナレスの独壇場となり、じっくりクローラの動きを見極めて、効果的に連打を叩き込み、スピードの違いを見せつけて、試合終了となったわけです。

この試合のリナレスは、ストレートでもアッパーでもボディブローでも見事にカウンターを取ってみせました。これらのカウンターがクローラの圧力を封じ込んだと思います。
3階級を制覇してからのリナレスはパンチの威力と精神面の強さが増している印象を受けます。いついかなる時でも平常心を保ち続けることができていることが強みを増す要因になっていると考えられます。

今のこの状態であれば、宿敵のマイキー・ガルシアとの対決において、ガルシアを窮地に陥れることができるのではないかという気さえしてきます。ガルシアとの対決を迎えるにあたり、機は熟したと言えるかも知れません。

  

『ゴロフキンが薄氷の判定防衛、ジェイコブスは千載一遇の勝機を逃す』

遅ればせながら、標題の一戦について、コメントしたいと思います。

WBA・WBC・IBF世界ミドル級スーパー王者のゲンナディ・ゴロフキンがWBA世界ミドル級正規王者のダニエル・ジェイコブスとの王座統一戦が行われ、4Rにダウンを奪ったゴロフキンが3-0の判定で勝利しました。
王座防衛に成功はしたものの、ジャッジの判定は2人が3ポイント差、1人が1ポイント差と採点した通り、非常に際どいものでした。

立ち上がりのゴロフキンはいつも通り、体の力がいい感じに抜けていて、王者の風格と余裕が感じられ、どっしりした印象を与えていました。
ジェイコブスはというと、予想外の立ち上がりを見せました。私は試合開始と同時に、ジェイコブスが超速攻を仕掛けるものと予想していましたが、意外や意外、左ジャブをよく突いてゴロフキンとの距離を測りながら、右ストレートのタイミング合わせをしてみせるなど、拍子抜けするほど、落ち着いた立ち上がりでした。

もし、ジェイコブスが勝つとするならば、超速攻を仕掛けて、3Rまでにゴロフキンに甚大なダメージを与える必要があると考えていました。
しかし、ジェイコブスは12Rまで戦うことをしっかり考えながら、ボクシングを組み立てている様子です。
試合が大きく動いたのは4Rでした。

30秒過ぎ、前へ出ていくゴロフキンの右ストレートがジェイコブスの左顎を見事に捉えると、ジェイコブスはロープに詰まります。そこに、追撃の右ストレートが加わり、ジェイコブスはロープ伝いに滑り落ちる恰好でダウンします。立ち上がったジェイコブスに対して、ゴロフキンは強い左ジャブで何度も顔面を跳ね上げていましたので、いよいよゴロフキンの本領が発揮されはじめたと感じた次第です。

ところが、ジェイコブスがサウスポースタイルに切り替えると、ゴロフキンはクリーンヒットを奪えなくなります。すると、今度はジェイコブスがハンドスピードを生かして細かい連打を決めたり、フットワークを駆使して、ゴロフキンの追撃を封じることに成功します。
以降、ゴロフキンにとっては、なんともじれったい展開が続いていきます。

それでも、9Rにゴロフキンは再び見せ場を作ります。左ジャブの後の右アッパーをジェイコブスの顎に叩きこみ、またまた同じ右アッパーが炸裂すると、ジェイコブスはグラつき、効いた素振りを見せます。その後も右ストレートを叩きこんだりと、このラウンドの優勢をはっきりと印象付けます。
今度こそ、ゴロフキンのKOパンチが炸裂するだろうと思いました。

しかし、10R以降、ジェイコブスが体をつけて高速の左右ボディブロー、アッパーなどを繰り出し、再びサウスポースタイルにチェンジすると、ゴロフキンはジェイコブスのスピードについていけず、翻弄されます。
11Rもジェイコブスの左アッパーが2発ヒットするなど、ジェイコブスが優勢です。

最終12Rは、両者近距離での打ち合いになりますが、ゴロフキンは疲れからパンチが弱り、ジェイコブスにダメージを与えられません。逆にジェイコブスの反撃の右ストレートや右アッパーを喰らってしまい、試合終了となりました。
試合内容は競ったものであったと思います。

ゴロフキンはダウンを奪い、さらに明確な見せ場を作ってみせました。
一方、ジェイコブスの方はスピードとフットワークでゴロフキンを捌いたとも言えるかも知れませんが、一度も見せ場を作ることができませんでした。
この結果、好戦的で勝利への意欲に勝っていたゴロフキンに判定が流れたように思います。

ジェイコブスは千載一遇の勝機を逃したと考えます。一度でも、明確な勝負ラウンドを作るべきだったと思います。
あれだけの高速連打とパンチ力を持っていましたので、スロースターター気味のゴロフキンに対し、序盤に高速連打を叩き込んで優勢を印象付けるべきでした。

想像以上のタフネスとスキルも持ち合わせていながら、ジェイコブスは一度も勝負を掛けず、さらに余力まで残してしまいました。
ゴロフキンの圧力の前に出て行けなかったのではと見る向きもあるかも知れませんが、時々において、強いパンチを当てていましたので、玉砕ではなく、打ち勝つことができたのではないかと思ってしまいます。

兎にも角にも、ゴロフキンは王座防衛に成功しました。
宿敵アルバレスは、この試合を見て何を感じたでしょうか?今まで以上に勝算を感じたのではないでしょうか?
この結果により、再び、2人のスーパーマッチの話が再燃してくるかも知れません。
また、ジェイコブスもこのままでは終われないでしょう。

ミドル級における熱い戦いは、まだまだ続くような気がします。

  

『強くなって帰ってきた"マイキー・ガルシア"』

ミゲル・アンヘル・ガルシアこと、通称"マイキー・ガルシア"が一段と強くなって、世界チャンピオンに返り咲きました。
今回のWBC世界ライト級王座獲得により、過去に獲得したWBO世界フェザー級、WBO世界Sフェザー級から3階級制覇ということになります。

前回の復帰戦が行われるまで、確か2年以上のブランクがあったと思いますが、ブランクを感じさせず、さらに強くなった印象さえ受けました。

チャンピオンのデヤン・ズラチカニンは、前戦の王座決定戦でチャンピオンになったばかりであり、実力の真偽は分かりかねますが、アマチュア経験と無敗であることからも、相応の実力は持ち合わせていたと思います。
しかし、ガルシアは全く寄せ付けず、強打で一蹴してしまいました。

1Rからガルシアの鋭く強すぎるジャブと右ストレートに手を焼き、ズラチカニンは前に出るものの簡単にいなされてしまいます。
ガルシアはサウスポーが相手でも、傍目からも遣りずらさは感じさせず、ガードの合間を縫って、ズラチカニンの顔面にビシビシとジャブを的確に決めてしまいます。
インターバルでは、ズラチカニンのおでこが早くも赤く染まっていました。

2R、ガルシアのパンチは切れまくり、ジャブはズラチカニンの顔面を弾き飛ばすかのように打ち込まれます。
このジャブは、ズラチカニンの右ジャブに対しても、カウンターで決めてしまいます。
さらに、左ジャブからの右アッパーは脅威を感じさせ、いきなりの左フックも的確に決まります。

これらのパンチが的確に当たるのも、ガルシアはパンチを打つ際、しっかり体重を残していて、体の軸が振れないため、スムーズに当たるのだと思います。
また、放つパンチ全てがグッと鋭く伸び、バチーンッ!、バチーンッ!!と凄い音を立て当たります。当たる瞬間だけにナックルに力がこもっている証拠だと思います。
なかなか聞かれない音であり、これは、相当な硬質のパンチだと思いました。

3R、エンジン全開のガルシアは、ズラチカニンの左ストレートを余裕でかわすとともに、体制が崩れたズラチカニンに右アッパーを叩き込みました。まともに右アッパーをもらったズラチカニンは、前崩れとなりロープに手を突きます。
ダウンは免れ、再び戦闘態勢に入ろうと、ガルシアに向き直る最中のことでした。
ポジションを入れ替え、追撃態勢に入っていたガルシアの横殴りに近い右ストレートが問答無用でズラチカニンの顔面に叩き込まれると、ズラチカニンは吹っ飛び、失神KOとなりました。

ガルシアの会心のKOパンチ、そして、復活劇です。
世界中のボクシングファンの関心を惹きつけるとともに、ボクシング関係者を震撼させた試合だったとも言えると思います。
カウンターをとる巧さや被弾しない点などから、ガルシアはつくづく目がいいなと感じました。また、パンチの質も他の選手達とは一味違う印象を受けました。
減量苦からも解放されたのか、この階級への適性さも感じました。


実力を備えたスターが帰ってきたのですから、ボクシングファンとして非常に喜ばしいこです。しかしながら、手放しで喜べない事情もあります。
ふと、横を見てみれば、、我らのホルヘ(リナレス)がWBCの休養チャンピオンとして君臨しているのです…

ホルヘはWBAのチャンピオンでもあり、クローラとのダイレクトリマッチがありますが、WBCは次戦でガルシアとの王座統一戦を義務付けているようです。
ホルヘファンとしては、あまりに心配すぎる一戦です。。

ただ、今回の試合はガルシアの良い面しかでなかった試合とも言え、スタミナ面などまだまだ未知な部分もあります。
それに引き替え、ホルヘは近年、厳しい戦いを制してきており、肉体面、精神面、戦術面において、最盛期を迎えていると言ってもいい状況です。
見方によっては、十分に勝算ありと言えることもできるかと思います。

まずは、ホルヘがクローラ戦を制する必要がありますが、正式に対戦が決まれば、両者とも万全な状態で統一戦を迎えて欲しいです。

  

『ジャーボンテイ・デービス、小さいけど、速くて、強くて、凄い奴』

IBF世界Sフェザー級タイトルマッチにおいて、ジャーボンテイ・デービスがセンセーショナルな王座奪取劇を見せてくれました。
この奪取劇を見れば、メイウェザーの超秘蔵っ子と言われるのも頷けます。
さらに、戦績も素晴らしく、17勝全勝16KOと準パーフェクトレコードです。

デービスは身長こそ、この階級では低いですが、類稀なスピードと抜群に切れるパンチ、さらに相手の懐に入り込む巧みさと、体幹の強さまで併せ持っています。
年齢は弱冠22歳であり、試合開始前でも笑顔を見せていて、まさに自信満々の怖いもの知らずといった様子です。
試合でも、デービスは1Rからキビキビした動きで、すぐさま左ストレートや鋭い右ジャブ、左ボディフックに左右アッパーカットと得意のパンチを次々と決めて見せます。

一方、チャンピオンのぺドラザは手数を武器に前に出ていく好戦的なボクサーですが、有効打を奪うことができません。
なんとかパンチを当てようと、どんどん前へ出てパンチ繰り出していきますが、デービスは半身に構えた状態で顔面に飛んでくるパンチを左手で顎と頬を巧みにガードします。
左でガードしながら、右手はL字形に下げているため、相手の打ち終わりに対して、すぐにジャブやフック、アッパーが打てる状態にあり、まさに攻防一体のスタイルです。

3R、4R、なんとかクリーンヒットを奪いたいペドラザはひたすら打ち続けますが、デービスは内側から右アッパーを、そして、外側からは左フックと使い分けて翻弄します。
また、下がりながら打つパンチでも威力があり、確実にペドラザにダメージを与えていきます。

5R、ペースを取りたいペドラザは今度は細かい連打に切り替え、さらに奇声を発する行為でデービスを押し込んでみせます。すると、クリーンヒットこそ奪えませんが、デービスに手を出させず、ペースを掴みそうな気配が見えてきました。

ところが、6Rの半ば、デービスの左右ボディアッパーがヒットした直後にペドラザが怯みました。明らかにボディが効いたことが分かります。左右フックと左ストレートを突き上げられると、ここでペドラザの勢いが完全に落ちます。

7R、ボディへのダメージが抜け切れないペドラザへ右ボディストレートが打ち込まれると、ペドラザはたまらず後ろによろよろ下がります。
そこへ、容赦ない左アッパーと左ストレートが撃ち込まれ、顔面のガードが完全に開いたところに狙い澄ました右フックが叩き込まれると、ペドラザは後方に叩き付けられるようにダウンします。

ペドラザはチャンピオンの意地をみせ、なんとか立ち上がってみせましたが、ダメージは明らかであり、レフリーは続行を許さず試合をストップしました。

ジャーボンテイ・デービス、小さいけど、速くて、強くて、率直に凄い奴だなと感じました。
メイウェザーの超秘蔵っ子という表現は伊達じゃないと思いました。
また、世界チャンピオンになったにも関わらず、デービスは喜びを爆発させるようなこともなく、冷静に勝利を噛みしめている様子でした。

自身の能力を踏まえれば、単に世界チャンピオンになったくらでいは、まだまだといったところなのかもしれません。目指す先は、名立たる強豪との対戦や統一戦、複数階級制覇などがあるのかも知れません。

現段階では、今後どのうよな路線を歩んでいくのかは分かりませんが、デービスが逸材であることは疑いようがなく、今後の動向が楽しみであり、注目して見ていきたいと思います。


  

livedoor プロフィール
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

カテゴリー
  • ライブドアブログ