ダラヤマです。
とりあえず書き始めて退路を断っていこうと思います。
しばらくは去年の9月から今年の2月までかけてやっていた、
オーディオのインストールのことを書いていきます。
実際に作業した順番とはだいぶ異なりますが、細かいことは気にせずに行きます。
まずはAピラーへのツィーター埋め込みについて。
大昔はミッドレンジとの距離差を最小限にするため、
キックに取り付けたりしていたツィーターですが、
DSP全盛の今では音像の高さとリスナーまでの距離が確保しやすい
Aピラーへの取り付けがポピュラーになっています。
(と、思っていますがブランクが20年近くあるので、話半分で聞いていただければ幸いです。)
一応僕もDSPを使うシステムですので、ツィーターはピラーへ。
見た目もカッコいいですしね。

とりあえず完成形はこんな感じ。
手前味噌ですが、まずまずの仕上がりだとは思っています。
ちなみに使用しているスピーカーは、
ダイヤモンドオーディオのS600s。
かれこれ20年近く使用しているお気に入りのスピーカーです。
前置きはこのくらいにして、
取り付けについて書いていきます。
まずはMDFという木材をツィーターのマウントの径に合わせたものと、
それよりは少し小さい径のリングを切り出しました。

リングの切り出しには【自在錐】というものを使用しています。
次は取り付け位置の割り出し。

糸を使って大雑把に。
僕の狙った位置は、
・高さは口元あたり
・左右は車両の中心の耳の横あたりで交差する
ような位置を狙いました。

位置が決まったら瞬着で仮固定。
ピラー自体はカッターナイフで切り取れるので、
少しずつ切りながら、狙った位置と角度になるように微調整しながら
慎重かつ大雑把に位置を決めました。
仮固定ができたら取り外し、車外での作業へ。

まずは小さめのリングと割り箸を使って土台を作っていきました。
固定には瞬着と効果促進剤を使用しました。
ホットボンドとかで固定する方法もあるのですが、
意外と固定が甘かったりパテ成型の時に邪魔になったりするので、
僕はあまり使用しません。
この時点でビニールレザーで仕上げることは決めていたので、
ある程度レザーが張りやすいような形状を想像しながら形を作っていきます。
大体カタチになったらパテ成型へ。

パテはファイバーパテを使用。
ファイバーパテは普通のポリパテよりも厚めに盛ることができるので、
こういった類の工作には向いています。
成型後も多少割れづらいです。
ただ、表面は荒めになるので、塗装仕上げの場合は
ポリパテでの仕上げが必要になります。
あとは盛っては削り、盛っては削り…

できるだけ急角度の部分を作らないように意識しながら
形状を整えて…

雰囲気をつかむために、たまにプラサフ吹いて形状を見たりしながら、
できるだけ左右対称に。
(あくまでもできるだけです。完全に対称にできるような技術はありません…)
ビニールレザーで仕上げるので、そこまで表面は気にしないでよいので
最後までファイバーパテで押し切りました。

成形終わり。
おおよそ左右対称になったことにしました。
形状ができたらレザー貼り。

ビニールレザーは使い慣れている、サンゲツの生地を使いました。
比較的伸びやすくて安い部類の生地だと思います。
(1,600~1,900円/mくらいで買えます。)
伸びる方向は決まっているので、伸ばす方向を考えて切り出すことが必要です。

接着にはこれまた使い慣れている、コニシボンドのG17を使用。
これをラッカーシンナーで溶いて刷毛で塗って使用します。
スプレータイプの接着剤を使用する方が多いようですが、
吹付時にダマになったりしやすいので、あまり使わないです。

溶いたボンドをピラーとレザーの両方に塗っていきます。
レザーは染み込むので、たっぷりと塗るようにします。
(一旦乾かしてもう一度塗るとうまくいきます。)
塗り終わったら手で触ってもベタベタしないくらいまで乾かします。

ボンドが手で触れるくらいまで乾いたらレザーを貼っていきます。
基本的には引っ張りながら、シワを外へ逃がすように。
伸ばしきれないときは、ヒートガンで温めて引っ張ります。
(ヒートガンで温めるときは手短に。長く当てるとレザーの表面がすぐ溶けます。)

引っ張って引っ張ってシワを裏に逃がしながら貼っていきます。
表側が大体貼れたら、ピラーの裏側にもボンドを塗って
裏にレザーを回り込ませるように貼ったら、

裏側の余ったレザーをカットしたら、

完成。

一部シワが残ってしまいました。
形状の見込みが甘かったのと、スキルの低さがどうしても出てしまいますね。
とりあえず今日はこの辺りで。
次はドアの工程を書こうと思います。
とりあえず書き始めて退路を断っていこうと思います。
しばらくは去年の9月から今年の2月までかけてやっていた、
オーディオのインストールのことを書いていきます。
実際に作業した順番とはだいぶ異なりますが、細かいことは気にせずに行きます。
まずはAピラーへのツィーター埋め込みについて。
大昔はミッドレンジとの距離差を最小限にするため、
キックに取り付けたりしていたツィーターですが、
DSP全盛の今では音像の高さとリスナーまでの距離が確保しやすい
Aピラーへの取り付けがポピュラーになっています。
(と、思っていますがブランクが20年近くあるので、話半分で聞いていただければ幸いです。)
一応僕もDSPを使うシステムですので、ツィーターはピラーへ。
見た目もカッコいいですしね。

とりあえず完成形はこんな感じ。
手前味噌ですが、まずまずの仕上がりだとは思っています。
ちなみに使用しているスピーカーは、
ダイヤモンドオーディオのS600s。
かれこれ20年近く使用しているお気に入りのスピーカーです。
前置きはこのくらいにして、
取り付けについて書いていきます。
まずはMDFという木材をツィーターのマウントの径に合わせたものと、
それよりは少し小さい径のリングを切り出しました。

リングの切り出しには【自在錐】というものを使用しています。
次は取り付け位置の割り出し。

糸を使って大雑把に。
僕の狙った位置は、
・高さは口元あたり
・左右は車両の中心の耳の横あたりで交差する
ような位置を狙いました。

位置が決まったら瞬着で仮固定。
ピラー自体はカッターナイフで切り取れるので、
少しずつ切りながら、狙った位置と角度になるように微調整しながら
慎重かつ大雑把に位置を決めました。
仮固定ができたら取り外し、車外での作業へ。

まずは小さめのリングと割り箸を使って土台を作っていきました。
固定には瞬着と効果促進剤を使用しました。
ホットボンドとかで固定する方法もあるのですが、
意外と固定が甘かったりパテ成型の時に邪魔になったりするので、
僕はあまり使用しません。
この時点でビニールレザーで仕上げることは決めていたので、
ある程度レザーが張りやすいような形状を想像しながら形を作っていきます。
大体カタチになったらパテ成型へ。

パテはファイバーパテを使用。
ファイバーパテは普通のポリパテよりも厚めに盛ることができるので、
こういった類の工作には向いています。
成型後も多少割れづらいです。
ただ、表面は荒めになるので、塗装仕上げの場合は
ポリパテでの仕上げが必要になります。
あとは盛っては削り、盛っては削り…

できるだけ急角度の部分を作らないように意識しながら
形状を整えて…

雰囲気をつかむために、たまにプラサフ吹いて形状を見たりしながら、
できるだけ左右対称に。
(あくまでもできるだけです。完全に対称にできるような技術はありません…)
ビニールレザーで仕上げるので、そこまで表面は気にしないでよいので
最後までファイバーパテで押し切りました。

成形終わり。
おおよそ左右対称になったことにしました。
形状ができたらレザー貼り。

ビニールレザーは使い慣れている、サンゲツの生地を使いました。
比較的伸びやすくて安い部類の生地だと思います。
(1,600~1,900円/mくらいで買えます。)
伸びる方向は決まっているので、伸ばす方向を考えて切り出すことが必要です。

接着にはこれまた使い慣れている、コニシボンドのG17を使用。
これをラッカーシンナーで溶いて刷毛で塗って使用します。
スプレータイプの接着剤を使用する方が多いようですが、
吹付時にダマになったりしやすいので、あまり使わないです。

溶いたボンドをピラーとレザーの両方に塗っていきます。
レザーは染み込むので、たっぷりと塗るようにします。
(一旦乾かしてもう一度塗るとうまくいきます。)
塗り終わったら手で触ってもベタベタしないくらいまで乾かします。

ボンドが手で触れるくらいまで乾いたらレザーを貼っていきます。
基本的には引っ張りながら、シワを外へ逃がすように。
伸ばしきれないときは、ヒートガンで温めて引っ張ります。
(ヒートガンで温めるときは手短に。長く当てるとレザーの表面がすぐ溶けます。)

引っ張って引っ張ってシワを裏に逃がしながら貼っていきます。
表側が大体貼れたら、ピラーの裏側にもボンドを塗って
裏にレザーを回り込ませるように貼ったら、

裏側の余ったレザーをカットしたら、

完成。

一部シワが残ってしまいました。
形状の見込みが甘かったのと、スキルの低さがどうしても出てしまいますね。
とりあえず今日はこの辺りで。
次はドアの工程を書こうと思います。
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