皆殺しの天使は電撃チャックの夢を見るか

ドキドキするのは暴力とエロ!映画に必要な物は血とオッパイだ!

喜劇 特出しヒモ天国

bandicam 2021-09-22 20-29-58-656汗の匂いと体臭とマン汁臭がむせ返る程に濃厚にムンムンと漂い、圧倒的な生命力がギラギラとギラつく騒動と狂騒の大傑作群像劇。時代は昭和。舞台は京都のストリップ劇場。ストリッパーにはそれぞれマネージャーと称したヒモ野郎がいて、そんなわけで満員電車内の如くに鮨詰め状態の控室。しかもそのほとんどが住所不定で家が無くて、っていうより日本各地のストリップ劇場を渡り歩いて旅をする生活のストリッパーなので、アパートとかを借りる意味が無い。というわけで、夜も驚異の人口密度での雑魚寝状態になるわけです。そんな中でもセックスをするストリッパーと自称マネージャーのヒモ野郎。もちろんそのセックスは周りに伝播して、鮨詰め控室内はセックス大会が展開されます。でも決して乱交にはなりません。それぞれがセックスするのは自分のパートナーとだけです。間違って他に手を出したら即修羅場です。そんな超劣悪な環境の中で何か事が起これば、ってかそんな環境で何も起こらない方が不思議なんだけど(笑)、事が起これば誰もが感情剥き出しになって、怒鳴り合い笑い合い愛し合い殴り合う。目立たない様に嫌われない様になんて優等生ぶった奴は一人もいません。誰もが生きる事に必死で、自分を取り繕う余裕なんかありません。だけど生きてる事に意味も理由もないし、そこを問いてみても答えなんか何もない。ただ生きてる。ただ生命力を爆発させてる。そんな最底辺で最下層の人達を描いてる映画の視線は、決して優しくありません。哀愁も悲哀も一切無し、もちろん同情心なんか皆無だし、救いの手なんか何一つ差し伸べられません。ただひたすらの狂騒と騒動、最底辺をタフに生き抜く魂が爆裂し、誰もが自分の感情の赴くままに泣いて笑って怒り狂う。「人間はみんな死ぬ、お前らはみんな死ぬ、どんな事があってbandicam 2021-09-22 21-38-21-908も助かる見込みはない、生きてる間は助からない、あの世に行っても助からない、未来永劫助からない、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏」という、余りにも恐ろしい過ぎる説法を坊主が爺さん婆さんに聴かせる寺の裏にあるストリップ劇場。そこの雇われ支配人の山城新伍を中心にした狂熱の群像劇。
山城新伍が雇われ支配人になった経緯もテキトー度数が高くて素晴らしい。元々はこのストリップ劇場の社長に車を売ったセールスマンで、月々のローンを全く払わない社長になんとか払って貰おうとストリップ劇場に通ってて、社長に「このままじゃ僕クビになっちゃいますよ」と泣きついてたんだけど、ある時に社長に「そんな事でクビにするような会社なんか辞めちまえ、それよりもここの支配人になれ、ちょうど前の支配人が辞めて出てった所だ」と、無理矢理に支配人にされちゃう。そのまま成し崩し的に支配人にされちゃった山城新伍の最初の仕事は、警察の手入れによって、公共の場でマンコを見せちゃった罪で逮捕されて数日間拘留されてたストリッパー数人を警察署まで引き取りに行く仕事。山城新伍が警察署に行ったら、ストリッパー達は売春婦達と大乱闘の真っ最中。警察官に売春婦達と同じジャンル扱いされたストリッパー達が切れて、警察官に向かって発した「あんなのと一緒にするな、病気が移るわ」の一言で売春婦達がブチ切れての大乱闘。その場に行き合わせた山城新伍がなんとか宥めて無事に引き取ってきたんだけど、その事がキッカケで、ストリッパー達のリーダー的存在の池玲子と仲良くなって、山城新伍は池玲子の自称マネージャーなヒモ野郎兼雇われ支配人になるわけです。それで山城新伍は、今まbandicam 2021-09-22 21-25-48-629でマジメなセールスマンだったのが、一人前の自称マネージャーなヒモ野郎になっていくわけです。ところで山城新伍に接する時の池玲子の優しい眼差し。俺は池玲子のこんなに優しい眼差しを見るのは初めてです。クールで冷たい眼差しのズベ公な池玲子しか知りませんでした、すいませんすいません!だけど結局は山城新伍に愛想を尽かせた池玲子は、俺が知ってる冷たい眼差しを山城新伍に向ける様になって去って行ってしまうんです。ってか、それでこそ池玲子だと思います(笑)。
聾唖が理由で子供の頃から苛められ続けてた幼馴染の男女が結婚してラーメン屋で働いてるんだけど、ラーメン屋が聾唖な障害者夫婦に支払う賃金なんて最低に安い金額なので、そんな事では生活できないし子供も作りたいので金が必要、なので聾唖旦那が山城新伍に身振り手振りで「聾唖嫁をストリッパーにしてくれ」と訴えて、耳が聞こえないので舞台でかかる曲も当然聞こえない聾唖嫁が池玲子の指導で頑張って練習して初舞台に立つんだけど、その時に音響の不調で曲が止まっちゃって、だけど聾唖嫁は気が付かなくて踊ってて、その事で困惑した客の反応で自分が聾唖物だから笑われてると勘違いして、だけど開き直って曲が無い中で踊って結局は客から拍手喝采というエピソードとか、他にもタフで魅力的なエピソードは山ほどあるけど、書き始めたらキリがありません。
本当はアル中ストリッパーの芹明香の狂乱ぶりについて、例えば客席の中に一般客のフリをして紛れてるオマワリを発見した芹明香は、そのオマワリをステージに引っ張り上げて奪った警察手帳をマンコに挟んで、そのままステージから転落して小便を漏らして泥酔して熟睡、その時に手入れで乱入してきたオマワリ達と、熱狂した客達や抵抗するストリッパー達との大乱闘場面とかを大プッシュして書きたかったんだけど、長くなっちゃうんで省略します。だけどこの場面だけは、地方遠征した時に劇場の火事でストリッパー仲間が死んじゃって、その葬式の時に芹明香が「極楽見えた事もある、地獄が見えた事もある、男と女の間には、深くて暗い河がある」と、野坂昭如の「黒い舟歌」を歌う場面は超名場面なので書いときます。「ローエンドロー、振り返るなロー」の大合唱の葬式場面は超絶名場面です。
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1975年日本映画
監督 森崎東
出演 山城新伍 池玲子 芹明香 川谷拓三 カルーセル麻紀 川地民夫
    下条アトム 森崎由紀 絵沢萌子 殿山泰司 中島葵  松井康子 
  

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タイムリーパー 未来の記憶

bandicam 2021-09-19 19-37-58-978数時間とか数日先の自分の未来を断片的に見る特殊能力のある男の物語。この男がタイムリープを開始する後半は、オープニングから全ての場面が伏線になってて、本当に大袈裟じゃなくて本当に全てのちょっとした些細な場面とか風景も含めて全ての場面が伏線になってて、「こういう事だったのか!」って場面が大連発で止めどなく続発していきます。その展開は快感です。パズルにピースがハマっていくようなって表現はダサくて嫌だけど、でもそんな感じです。アハ体験大連発っていうか、度忘れしてなかなか思い出せない単語を思い出した時の快感というか、そういう感覚が連発する後半戦は超面白いです。だけどこんだけ頭を使って練ったと思われる凄いシナリオなのに、タイムリープの方法が頭悪いし、ラストは「タイムリープ映画としてこれってどうなのよ」と失笑しちゃう事になるんだけど、そういう事も含めて傑作だと思います。
未来が見えるつっても自分の意志で見ようと思って見るわけじゃなくて、自分の意志とは関係なく急にフッと見えちゃう。それもほんのちょっと見えるだけ。煙草を吸ってる自分とかシャワーを浴びてる自分とかが断片的にちょっと見えるだけ。それがどんな状況でシャワーを浴びてたり煙草を吸ってるのかは分からないしけど、でもそんな未来が見えたってどうって事ないんで、特に気にする事もなく普段は深くは考えてません。だけど時にはボコられてる自分だとかパクられてる自分だとか、どんな状況でボコられたりパクられたりしてるのかは不明だけど嫌な未来を見る事もある。そんな目に遭うのは勘弁してほしいので深く考えて、その嫌な事を回避しようと思って色々とやるんだけど、でも一度見てしまった未来は決して覆る事は無くて、ボコられてる自分を見たら必ずボコられるし、パクられてる自分をbandicam 2021-09-19 19-38-23-360見たら必ずパクられる。今までに回避できたり外れたりした事は一度もありません。そんな男が自分が射殺される未来を見ちゃうんです。一度見ちゃった未来は決して覆らない。それが数時間後なのか数日後なのかは分からないし、どういう状況でそうなるのかも分からないけど、でも自分は必ず近い内に射殺されちゃう。
この男が住んでるのは、真昼間から酔っ払ってゲロ吐いてうずくまってる奴とか、ラリッてぼけーっとしてる奴とか、ホームレスとかギャングとかがうろついてる街。そんな街に住む無職の貧乏ボンクラ野郎。時々ギャングからショボくてヤバくて安い仕事を請け負って生活してる。ある時にダイヤモンド密売の取引の仕事を請け負います。いつものショボい安仕事じゃなくて、一気に生活を逆転出来る位の大金を貰える大仕事。その大仕事を請け負った直後に、自分が射殺される未来を見ちゃうんです。これはその仕事絡みで射殺されちゃうんだって事は瞬時に判断できるんだけど、受けた仕事を今さら辞退できないし、辞退した所で一度見た未来は変わらない。なので自分は必ず射殺されちゃうので大慌てです。それで色々と策を巡らせてたらそれが裏目に出て、ダイヤモンドを持ち逃げしたと思われて殺気立ったギャング達に追われる事になっちゃいます。
自分が射殺される未来を見たちょうどその時に、変な奴に絡まれてるのを助けて仲良くなった女子と一緒にいて、その女子もその騒動に巻き込まれて、女子は何が何だか分かんないままにとりあえず男と一緒に逃げます。未来が見える男は女子を連れて、断片的に見た未来の記憶を頼って逃げるけど、遂に追い詰められちゃって、いよいよ射殺される時が来ます。ところが、ギャングが撃った弾が逸れて、上腕部を弾がかすめただけの軽傷で済んじゃいます。bandicam 2021-09-19 21-19-31-414その逸れた弾は女子に命中、女子が射殺されちゃいます。その事で男は大ショック。何処かで何かが変わったんだけど、それが何だか分からない。って事は未来は変える事が出来るんだって事に気が付きます。そしてここから怒涛の伏線回収が開始されるんです。さらにここから怒涛のタイムリープな展開になって、それがめっちゃ面白いんです。
未来が見える男と女子は、ギャング達に追われてる時に、何か死を回避する方法が無いかと教授の家を訪れます。この教授は、未来が見える男を子供の頃から面倒を見つつ研究してる。その教授から驚異の薬品と注射器を渡されるんです。シュレディンガーの実験をしてて偶然に出来たその薬は、なんと過去に戻れる銀色の薬だったんです。ってかそんなアホな(笑)。シュレディンガーってのは何かって説明は面倒臭いので省略します。知らない人はSF好きな人に訊いて下さい(笑)。そんな凄い薬を渡されてたので、女子が射殺された時に、ピクピク震える血管に迷わずポンプをブチ込んで銀色の薬品を体内に送り込み過去に戻ります。それで自分も女子も射殺されない未来を探そうとするんだけどなかなか上手くいかず、何度も注射器で薬物摂取して過去に戻って色々やっても、やっぱり女子が射殺されちゃう。こういうタイムリープ映画って普通は過去に戻ったらそこが分岐点になって違う並行世界に行くので、基本的には自分は一人だけです。だけどこの映画の場合は同じ世界に今の自分と過去の自分が同居するんです。なので未来が見える男が何度も繰り返して過去に戻ってるので、女子が射殺される現場には何人もの自分がいるんです。しかもその方法が注射器って(笑)。過去の自分に出会わない様に気を付けてるのでオリジナル・タイムの自分は気が付いてないけど、でも周りには10人近くの何人もの自分があちこちにいるという、筒井康隆の短編小説みたいなメチャクチャな展開になってます。後の方の何度も繰り返して過去に戻ってる自分は、色々やってるのでボロボロでフラフラの満身創痍状態で、女子を助けようとしてるのに逆に足を引っ張ってたり、もう面白過ぎです。それで、そのそれぞれの自分が過去に戻って色々とやってる事が、オープニングからの全ての場面に繋がっていくという快感。めっちゃ面白いです。道端でゲロを吐いてる野郎とか、街角で咥え煙草で突っ立てる知らないオッサンまでもが伏線になってるんです。もう驚異的ですよ。
そして問題のラスト。ネタバレ自粛って事で詳しくは書かないけど、これって親殺しのパラドックスじゃないですか(笑)。自分が生まれる前の過去に戻って自分の親を殺したらどうなるかっていうアレです。このラストってタイムリープSFとしては失格レベルでダメでしょ(笑)。でもまあ、それもまた味わいとしてはアリですが(笑)。
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2019年カナダ映画
監督 トニー・ディーン・スミス
出演 エイドリアン・グリン・マクモラン マグダ・アパノヴィッチ ジョン・カッシーニ

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ファイナル・デッド・ツアー

bandicam 2021-09-18 20-16-13-249映画に登場する売れないパンクバンドの基本姿勢として、生活費を稼ぐ為にバイトをするけれど色々と問題が発生してすぐにクビになってしまうとか、そもそも初めから働く気なんて全く無い極貧生活で、時々知り合いから回ってくるヤバい仕事とか万引きとかしてなんとか食ってる、私立探偵ってのもアリです、だけど何故か大麻だけは手元にある、というのは凄く正しいです。時代設定はハッキリと明示されてないけど、まだスマホもケータイもなくて連絡手段は公衆電話だし、カーステレオにはカセットテープをブチ込んでるので、恐らく80年代半ば位じゃないでしょうか。この映画に出てくる女子2名&ホモ1名の売れないスリーピース・パンクバンドもそういう正しい姿勢を貫いていて、だけど80年代半ばのパンクでイメージされる様なハードコアで狂暴な不良ってんじゃなくて、性格的には至ってマジメな人達。パンクをバイオレンスの象徴としてじゃなく、音楽として接してる。なのでヤバい事には手を出したりしない極貧パンクなので、バンドの練習場と住居を兼ねて三人で住んでる倉庫みたいな所も家賃が払えなくて立ち退きを迫られてる。だけどバンドの腕前もなかなかだし夢もある。夢だの希望だの努力だのって事を語るのはパンク的にダサいから言わないけど、夢も希望もあるし努力もしてる。デモテープをレーベルに送ったりもしてる。そして遂にレーベルから返事がきて、もしかしたらそのレーベルに加入できるかもしれない。これは大チャンス!という事でツアーに出る事にしたんだけど、その直前にツアー車が借金の差し押さえで持って行かれちゃった。車が無ければツアーに出れない。そこで機材や楽器も詰める大きさのバンに寝泊まりしてるホームレスのオッサンを、車込みの運転bandicam 2021-09-18 20-18-36-041手兼道具係として、ほぼ無報酬も同然の超激安で雇う事にします。自らを「変人」という意味の「ベッカーヘッド」と名乗り「ベック」の愛称で呼ばせるホームレスのオッサン。実はこのベックおじさん、深夜0時になると30分間だけ変身して、顔面白塗りの食人鬼になってしまうという特異体質の持ち主だった、というスプラッター・コメディ。80年代のパンクが大暴れしてた時代なのにマジメで暴れないパンクバンドの代わりに、ベックおじさんが血塗れハードコアな大暴れしてくれます。
80年代半ば頃のバンド事情ってのは、アメリカの事はよく分かんないけど、日本だとジャンルごとに対立してて抗争まで起こってたんです。そういう空気感がこの映画からは漂ってるんです。今は違うんだろうけど、パンクってのはヤンキーや不良の延長線上だったんです。基本的にパンクは楽器を持ってちょっと何かを主張したがるヤンキーなんです。社会の勉強なんか全くやってないのに「反戦・反核・反商業主義」なんてメンチ切りながら言っちゃうし(笑)。当時は俺がまだ鋲ジャンにモヒカンのハードコア野郎だった頃で、この頃にグイグイと台頭してきたサイコビリーとは犬猿の仲だったし、同じパンクでもオイ・パンクの連中はヤバくて近寄れなかった。同じジャンルでもクラブ系とライブハウス系では仲悪かったし。俺はもちろんライブハウス系でした。その空気感がこの映画にも凄く漂ってるんです。この映画のパンクバンドはそういう不良ってんじゃないけど、でもその空気感は持ってます。例えば駐車場で車中泊してる時にやってきて大暴れをするメタル野郎をベックおじさんが食い殺すのを、全身に血を浴びながら「凄え!」って見て、その後でベックおじさんと笑いながらホースの水で血を洗い流す場面とか。ってのは基本的にこの頃のパンク野郎ってのはメタルが大嫌いだったので問答無用に食い殺しても問題なし。いや実際にはパンク野郎も実はメタルが好きで、家に隠れてこっそり聴いてはいたんだけどね(笑)。それとかライブの対バンがポジティブ・パンク、略してポジパンで、それで場の空気が一気に険悪になっちゃたりとか、こういう空気感をよく分かって撮ってbandicam 2021-09-18 22-00-52-490るなあと思いました。日本でもカオスUKが来日した時の対バンがエイリアン・セックス・フィエンドだったという有り得ない事が起きて、正しくハードコアVSポジパン、ライブハウス内は真っ二つになってましたよ。
というわけで今回も映画とあまり関係ない話をダラダラとしてしまいました、すいませんすいません(笑)。それでベックおじさんなんだけど、最初は人を喰い殺しちゃう様なバケモノとツアーを同行なんかできないと追い出そうとしたんだけど、ベックおじさんはこのバンドの事が大好きで大ファンになっちゃって、誠心誠意バンドの為に尽くしてくれてる。それでバンドのメンバーは、人当たりも良いし話してても楽しいし人柄も良いベックおじさんが人を喰い殺しちゃった事を反省してもう二度とやんないって言ってるし、ってか反省すれがいいって問題じゃないと思うけど、まあいいか(笑)、それに最初に食い殺したのがツアー初日のライブハウスのオーナーで、ライブのギャラを踏み倒して払わなかったクソ野郎。そのギャラを当てにしてたのに払って貰えなくて無一文になって困ってる時に、ベックおじさんがそのクソ・オーナーを食い殺して、ライブハウスの金庫から金を持ち出してくれたおかげでツアーが続けられるという恩もある。そして一番肝心な事で、ベックおじさんはバケモノに変身しても意識はあるので、バンドのメンバーを食い殺しちゃうって事は絶対に無い。というわけで、バンドのメンバーはベックおじさんを仲間として受け入れてツアーを続ける事にする、という展開。そのツアーがホンワカとした良いムードで続いていきます。だけどベックおじさんの食人癖は治りません。バンドのメンバーに内緒でこっそり人を食い殺してます。そして後半戦で、長くなっちゃうので具体的に書くのは省略するけど、バンドを大ピンチから救出する為に、バンドの為を思って大虐殺の食人&人体破壊をしちゃいます。ウンコも漏らします。その事でバンドと決裂する事になります。ベックおじさんにしてみれば、バンドの事を思って食い殺した当然の虐殺行為。そこに悪意は一切ありません。だけどバンドのメンバーからは普通に大量殺人です。そしてここまでのホンワカ・ムードを一気に覆す後味の悪いラスト。このラストは素晴らしいです。この映画、いいっすよ!
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2020年アメリカ映画
監督 マット・ローレンス
出演 マイク・ローレンス デビッド・リヒルトン チェット・シーゲル

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処女のはらわた

bandicam 2021-09-17 20-27-25-572約2週間ぶりの更新。お久しぶりで御座います。その間に何をやってたのかと言うと、ガールズメタルのライブDVDを観まくってたんです。なんて事はこのブログを読んでくれてる人にとってはどうでもいいし興味もないんだろうけど、でも言わせて下さい!俺的ガールズメタルのツートップ、アルディアスとラブバイツが大変な事になってるんです!3ヶ月位前に、アルディアスに去年加入したばかりの新ボーカルのリンちゃんが、コロナ禍で活動も出来ないストレスと前ボーカルのリノが天才過ぎた事のプレッシャーが原因だと思われる鬱病が重症化しちゃって脱退、アルディアスがバンド活動休止の危機!ってなったんだけど、ゲスト・ボーカルに大山まきが決まってなんとか活動は続けられそうだと安心してたつい先日、今度はラブバイツのベースのミホが脱退して、ラブバイツの方は完全にバンド活動休止状態。マジすか、このまま解散とかしないで欲しいなあと思いながら、家の棚からラブバイツのライブDVDを引っ張り出して久しぶりに観たらめっちゃ良くて、それで火が点いちゃって、アルディアスとかメアリーズ・ブラッド、アンラッキー・モルフェウス、デストローズ、ガチャリックスピンなどなど、ガールズメタルのライブDVDを観まくってたんです。俺以外の人には全く興味の無いであろう話をしちゃってすいませんすいません(笑)。でもその合間にも映画はちょくちょく観てて、まあ古いエロ映画なんだけど「人妻狩り 強欲管理人の甘い罠」とか「闇に犯される女たち 246の暴行魔」「痴漢の指」とか、それがことごとくしょうもない映画で、新しい映画では「林業の嫁 肉体の火照り」bandicam 2021-09-17 21-32-37-203とか「娼年倶楽部3 美女が蕩ける竿師の無限快感奥義」を観たんだけどそれもしょうもなくて、「こんな映画に感想文を書く価値なし、そんな時間があったらラブバイツのライブDVDを観る」という判断の元で、約2週間の感想文更新活動休止(笑)に至ったというわけなのです。
というわけで活動再開一発目(笑)はスプラッター・エロ映画です。グラビアだかエロ本だかポスターだか分かんないけど、写真撮影の帰りに夜の山道を車で走ってたら濃霧に見舞われて道に迷っちゃって、偶然に辿り着いた廃屋の洋館で撮影隊は一泊する事になるんだけど、そこで謎の殺人鬼に襲われるという内容。この撮影隊のカメラマンとプロデューサーが本気でムカついて蹴り飛ばしてやりたくなるクソ野郎で、カメラマンはシャレオツなイケメンぶってモデルや女子スタッフを手あたり次第にヤリまくる超ヤリチン、プロデューサーはダサいダジャレとウザい人生論を語るシャレオツぶったキモい奴だけど、自分の立場をフル利用してカメラマンに「次の仕事もあるからさあ」と女子のおこぼれを貰ってセックスしまくってる。とにかくシャレオツぶってセックスしまくる野郎って俺は大嫌いなんですよ。スカしてんじゃねえよ。そんな奴らが率いる撮影隊なので、当然の様に女子達はセックスの餌食にされちゃいます。そこに殺人鬼が登場するという展開。久しぶりに「怪作」という言葉がピッタリ合う映画でした。
この殺人鬼がとにかく謎で、土の中から現れて全身泥だらけの全裸男。巨根です。「嫌いだから」という漠bandicam 2021-09-17 21-52-05-015然とし過ぎて全く意味の分からない理由で撮影隊を殺していきます。男は問答無用に惨殺、女子には巨根をブチ込みレイプして超大量の精液を放出してから惨殺。ちなみに殺人場面の死体や切株造形はひたすらショボくてヘボいです(笑)。
この殺人鬼も意味不明で変で凄いけど、それ以上に凄いのがスタイリスト女子です。元々はカメラマンのセフレだったんだけど、この撮影の前日に突然別れを告げられちゃって、さらに廃屋洋館で撮影隊が酒を呑んでる時の余興で裸にされてパシリのアシスタントとプロレスをする事を強要され、ブレーンバスターとかパイルドライバーとかを喰らった後にサソリ固めを受けながら失禁しちゃってそのまま失神。撮影隊は失神したスタイリストを放置したまま酒を呑み続け、失神したスタイリストの横でセックスを始めます。スタイリストが目覚めた時には、すぐ横でカメラマンとスタイリスト助手の女子がセックスしてて、しかも助手の女子は処女で凄く痛がってる。それを見たスタイリストはその場で即発狂、キチガイ淫乱女となってケラケラ笑いながら暴れまわるんです。このスタイリストが凄いんです。洋館の外に飛び出し、殺人鬼によって切断されたモデルの頭部とディープキスをして、切断されたプロデューサーの上腕部をマンコに突っ込みオナニー。モデルの生首とプロデューサーの上腕部を持ってケタケタ笑いながら殺人鬼の巨根をマンコにブチ込まれ絶頂を迎え、「もっとやって!」とおねだり。そして殺人鬼にマンコに手を突っ込まれ、卵巣や臓物を鷲掴みにされてマンコから引っ張り出されて死亡するスタイリスト。もちろんこんな壮絶死の最中にもエクスタシーに達してます。このスタイリストが凄いんです。
というわけで、最初にどうでもいい事を書きすぎちゃったので色々と書きたいことが書けなくなってしまいましたが、とにかくセックスと殺人とプロレスの怪作なんですよ。色々とブッ飛んだ部分とか意味不明な謎場面とかはまだまだあるんだけど、まあいいか(笑)。とにかくこんな怪作は久しぶりですよ。
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1986年日本映画
監督 ガイラ
出演 木築沙絵子 萩尾なおみ 加藤大樹 鶴岡修 高橋秀樹 郷田和彦 川島めぐみ

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橘アヤコは見られたい

bandicam 2021-09-05 19-19-18-387ユーチューバー夫婦のPOVエロ・ホラー。「たちばなチャンネル」という番組名で、仲良し夫婦ぶってオシャレな店に行ってランチをしたり、良妻ぶって料理のレシピを紹介したり、面白人間ぶってドッキリやったり変顔したり、こんなもん観て何処が面白いんだろうと思う様なしょうもない動画をアップしてる橘夫婦。素人がプロの芸能人のマネしたって痛いだけだっつーの。1ヶ月で50キロ走らないと番組が強制終了しちゃうと自分達で勝手に決めて、勝手に「番組存続の危機!」とか言って「ヤバい!ヤバい!」とジョギングしたり、本当に「勝手にやってろよ」と思う様なクソつまんない動画なんだけど、それでもチャンネル登録者数が10万人超えの人気チャンネル。そのユーチューバー夫婦が怨霊に襲われる話をPOV方式で撮影してます。POVホラーと言っても、例えに出す映画が古くて申し訳ないけど(笑)、「パラノーマル・アクティビティ」とか「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」とかみたいに常にビデオカメラ視点というわけじゃなくて、もちろんビデオカメラ視点の時もあるけど、旦那視点だったり妻視点だったり怨霊視点だったりと色々と変わるので、所謂POVホラーの独特の臨場感みたいなのは無いけど、ひとつの場面を色んな人の視点から撮ってたりする所なんか、食感としてはちょっと面白いです。旦那視点のセックス場面なんて完全にハメ撮りだし(笑)。そういうちょっと変わった作風のエロ・ホラー。内容は怨霊ホラーというよりも、外面は仲良しぶってるけど本当はお互いムカついてる夫婦の惨劇な話です。ムカつく旦那と痛い妻の惨劇。実際、怨霊は大した活躍はしません。ヤバいのは橘アヤコです。タイトル通りに「橘アヤコは見られたい」が狂気となって爆発するクライマックスは、なかなかイヤミスな展開を見せてくれます。ホラー映画というより妄執映画として面白かったです。
この怨霊というのは、橘旦那にデートレイプされた数日後に事故死しちゃったOLの霊なんです。橘旦bandicam 2021-09-05 19-28-53-148那ってのは超チャラくて、マジで本気でムカつくタイプのクソ野郎なんだけど、勤めてる会社内にセフレがいるってのに、妻もいてセフレもいるのにさらにセックスの輪を広げてくんです。しかも会社内で一番地味なOL。あえてそこを狙うかって思う位な陰気で地味なOLです。巨乳だけど(笑)。その巨乳地味OLをしつこく誘って無理矢理酒を呑ませて酔わせて前後不覚にさせちゃって、そのままホテルに連れ込んでやっちゃうんです。この地味OLはレズビアンで、マスクで顔を隠した女子と会話をしながらオナニーをするアダルトチャットを覗くのが日課で、地味OLがお気に入りなのはエイコというチャットレディ。地味OLはサトルという名前を使って男のフリをしてエイコとチャットして、つまらない日常の励みにしてる。そしてエイコがオナニーをしてる姿を見ながら自分もオナニーをするんです。ところがこのエイコの正体は実は橘夫婦の妻だったんです。って事をある時に地味OLは知ってしまうんです。まさか自分を犯した橘旦那の妻がエイコだったなんて、って事で大ショックの地味OL。ショックのあまり茫然となってフラフラ歩いてて車に跳ね飛ばされて死んじゃいます。それで怨霊になって橘旦那に付きまとうんです。だけど死んで怨霊になったからって地味な性格は変わりません。なので橘旦那を呪い殺したりなんて事は出来なくて、不気味な人影となって現れて、「やべえよ、地味OLの幽霊だよ」と橘旦那をビビらせるのが精一杯です。それで橘旦那のセフレは、ビビってる橘旦那の為に御札と呪文が書かれたバットをプレゼントします。呪文バットをブンブン素振りする橘旦那。だけど地味OLを犯しちゃった事はもちろんセフレには内緒にしてます。
元々たちばなチャンネルってのは、橘夫婦の妻ってか橘アヤコがひとりで始めたチャンネルで、それがいつの間にか橘旦那と共同でやる様になって、しかも橘旦那に完全に主導権を握られちゃってて、橘アヤコは自分が本当にやりたい事が全くやれない状態なので、仲良しぶった動画撮ってても実はイラついてるんです。そのイラつきが殺意にまで発展します。やりたい事って言bandicam 2021-09-05 19-25-45-126ってもレオタードでヨガをやったりとかそんな事なので、どっちにしても大して面白い事ではないです。まあ、下らないジョギングやってるのを観るよりは、エロ目線で観る事ができるヨガの方がまだマシですが(笑)。とにかく橘アヤコは、本当はもっと多くの人達に見られたい、必要とされたいと思ってるのに橘旦那が邪魔をする。ヨガ動画をアップしてみんなからエロ目線で見られたいのにそれをさせてくれない橘旦那を殺したい程憎んでます。浮気で他の女とのセックスはいくらでもやっていいけど、ヨガ動画をアップさせないのは許せないんです。それで「もっと私を観て!」とチャットレディを始めたんです。だから自分の事を見て必要としてくれるサトルが心の拠り所になってるんです。痛々しい橘アヤコ。
そういう事なので、地味OLは橘アヤコってかエイコを守る為にサトルの幽霊として出現するんです。それでサトル霊は、橘アヤコが撮りためてたヨガ動画をエロ目線たっぷりな編集をしてアップします。それが「エロくて素晴らしい!」と人気になっちゃって登録人数も急激に増えて、「サトルさんがやってくれたのね、ありがとう!これでみんなが私を観てくれる!もう橘旦那なんか用はない!」ってなる橘アヤコ。その事で調子に乗ったサトル霊は、シャワーを浴びてる橘アヤコにペッティングを仕掛けます。橘旦那が相手の時とは違って、こっちでは大胆な地味OL霊。だけどエイコには地味OLの霊が見えないので、サトルの霊が来てくれたと思って、「サトルさん、ありがとう」とオッパイ揉まれたり手マンされたりしてるけど、本当は地味OL霊にレズ手籠めにされてる。なかなかややこしい事になってます。サトル霊もその辺までにしておけば良かったのに、ラストで橘アヤコにキスをしながら実体化しちゃったんで、自分の事を見て欲しいと思ったのか知らないけど姿を現しちゃって、なので橘アヤコは自分にキスをしてるのが地味OLだって事が分かって「ウギャーッ!サトルさんだと思ってたのに、何この女!」と大パニックになります。それでブチ切れて、橘夫婦の惨劇がイヤミス感たっぷりに展開されるんだけど、文章が長くなっちゃったので省略(笑)。というわけで、橘アヤコの妄執が吹き荒れる惨劇映画。地味OL霊は惨劇の引き金にはなってるけど、やっぱり大した活躍はしてません。恐るべしは橘アヤコの「もっと私を見て!」な妄執。面白かったです。
bandicam 2021-09-05 20-46-05-065












2020年日本映画
監督 佐藤周
出演 山岸逢花 東山康平 小梅えな 𠮷根ゆりあ

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