東北地方を襲った大災害。TVで何度も繰り返し流される大津波の映像は、何度繰り返し観ても衝撃度が薄らぐ事は無い。地質学とか地震学とかの知識は全く無いので、ただ感覚だけで言うけど、地震を引き起こしたプレートがほんのちょっとでもズレていてば、東京がああいう災害に見舞われたわけで、今こうしてパソコンに向かって駄文を打ち込める俺ってのはほんの紙一重だったんだなあと思っていた矢先に余震がきた。
寒そうな避難所で毛布を被りながら朝食をとり、「生きててよかった、ご飯が美味しい」と泣き笑いする女性のニュース映像を観て、思わず感極まる。思いっきり俺のガラじゃないんだけど、「生き残った人達、これからも辛い事が山積みで待ち受けているだろうけど、頑張って下さい」と心から思う。鬼畜派な俺にも五分の人間愛です。それにしても、「やらない善よりやる偽善」と称して千羽鶴を送るバカ。お前ら、死ねよ!
「ファッション・ヘル」。
去年の年末、一部の変質的映画ファンの間でガンガンに盛り上がって、「凄え!」と話題になってた噂のエロ・スプラッターVシネマをやっと観る。観たくて観たくて仕方なかったんだけど、近所のレンタル屋に置いてなかったんだから仕方ないじゃん!言い訳ですけどね!だから買ったよ、DVD!客のチンコをブッタ切ってブッ殺す地獄のファッション・ヘルスの物語!凄え面白かったよ!買って良かった!
地獄のヘルス嬢に「懺悔 松岡真知子の秘密」の凶悪眼力暗黒女・原紗央莉、説明不要のジャンル映画スケ番・亜紗美、「丸見え やり抜き温泉」のビーチク・レーダー霊感女子・鈴木ミント、俺の為に選んだんじゃないかと思うほど、見事にツボに直撃する三人をキャスティング!この三人が血塗れになるってだけで、もう買いでしょ!
色んな具材を海苔で包んで恵方巻きに仕立てた客のチンコをガップリ咥え、そのまま噛み千切る阿鼻叫喚のオープニング!必要以上の血糊をゴキゲンにビュービュー噴き出させる残酷造型はもちろん我らが西村映造!そして全身返り血を浴びて、噛み千切ったチンコを口の端からダラリと下げる原紗央莉の血塗れ顔アップに被るタイトル「ファッション・ヘル」!このオープニングでもう満腹!血とバカとオッパイがギッシチ詰まり、カッコ良い血塗れ美女がキッチリ締める、最高にクールなオープニング!ツカミは超OK!後はこのまま血とバカとオッパイの乱舞で疾走してくれればいい!血塗れ美女群がこの素晴らしい三人だから、カッコ良さは保証付きだ!さらに地獄のヘルスで酷い事になっちゃう野郎達も保証付きのメンツが揃う。柳東史!石川ゆうや!良い味を出しまくる二人!それにワニ完才とかいう知らない人だ!でもこのワニ完才とかいう人も、なかなか良い味を出してくれてるぞ!
この凄いメンツが当然の様に素晴らし過ぎる活躍をしてくれる。
亜紗美はいつもの恫喝亜紗美節、セーラー服に日本刀、三白眼の変顔で低音ボイスの咆哮演技、一転してやり過ぎ度MAXな裏声ブリッコで男を騙し、マンコに装着した鉄の牙でチンコを噛み千切る!鈴木ミントはいつもの萌え萌え鈴木ミント、巫女コスプレのエロ・ダンスで勃起を誘い地獄へ落とす、目玉チョンパで臓物ベロベロの凄い事になってる死様もナイスだ!
「バカな映画を撮る」という事を熟知した名女優のハイテンション演技に、当然乗っかる野郎達。特に柳東史のバカ度高し!柳東史と石川ゆうやが、血塗れエロバカ映画を熱血野球映画にしていまう強引なクライマックスは爆笑!シャマランの「サイン」かよ(笑)!しかし原紗央莉!みんながバカな事やってるのに、一人でマジメな演技をするな!でもそれがいつもの原紗央莉ですが(笑)。そう言いながらも原紗央莉、素敵なオッパイを血に染めて、オープニングに続いてラストもカッコ良く締めてくれるんで合格です!
2010年ファッションヘル製作委員会
監督 継田淳
残酷造型 西村映造
出演 原紗央莉 亜紗美 鈴木ミント 石川ゆうや 柳東史 ワニ完才
デモ田中 室田晃 仁科貴
昨日の地震は凄かった。東京は震度5。夜勤に備えて熟睡してたけど、さすがに飛び起きたよ!積んであるDVDと並べてあるカエルの置物が崩れ、食器棚から皿やコップが落ちた。死ぬかと思った。当然夜勤は中止。外を見ると向かいの家のブロック塀がぶっ倒れてたし、夜に出かけてみたら外壁モルタルが完全に崩落してる建物があるし、看板が半分落ちかけてる店があるし。TVをつけると東北地方の海沿いはほぼ壊滅状態。マグネチュード8.8!こんな凄い数値、映画の世界だよ!苦労して努力して一生懸命コツコツと積み上げて蓄えてきた物がほんの一瞬の天災で消滅しちゃう不条理。当事者の辛さや悲しみはとてもじゃないけど俺なんかの想像の範疇じゃないほど大きいに違いない。だから俺は決めた。近い将来に必ずくるであろう東京大地震、その時に壊滅した東京で笑っていられるように、老後の事を考えてムダな貯金とかをする努力はもうしない!生活できる程度の金だけを稼いで、好きな映画を観て好きな日本酒を飲んで、日々自分の目の前の楽しみだけを考えて生きていこう!明日死ぬかもしれないんだから。・・・・・って事は、今までの生活と何も変わんないじゃん(笑)!
「ローラーガールズ・ダイアリー」。
劇場公開時に絶対観に行こうと思ってたのにまんまと観逃してしまった、ドリュー・バリモア初監督作品。保守的で良識派の両親に育てられ、田舎町の「美少女コンテスト」みたいなのに出場しちゃうような、地味でマジメな女子高生(エレン・ペイジ)が、ある日、タトゥーをバリバリに入れたタフでワイルドで目つきの悪いローラーガールズと出会い、ローラースケートでサーキットを滑走しながら、敵に体当たりをブチかましたり殴ったりして進路を妨害し合う格闘系スポーツ、ローラーゲームの世界で自分の居場所を見つける青春物語。
ローラーガールズのメンツが凄い!ドリュー・バリモア!ゾーイ・ベル!クリステン・ウィグ!そしてジュリエット・ルイス!アメリカンな不良性感度をビンビンに放出する、ちょっと目を合わせただけでもブン殴られそうな素敵なビッチの面々!どんな事にも動じず笑い飛ばせるタフな精神を持ったワイルド・ガールズ!カッコ良過ぎっすよ、姐さん達!特にジュリエット・ルイス姐さん!かつて数々の破滅型青春映画に出演して、俺のハートをシビれさせた薄幸美少女が、こんなにタフでカッコ良くて目つきの悪いビッチ熟女になって登場!ジュリエット・ルイス本人も、実はパンク・バンドをやってたりして実生活でもなかなかのビッチらしいのだが、とにかくお久しぶりっす、ルイス姐さん!映画の内容は、こんなカッコ良いビッチ姐さん達のクレイジーな日々にはあまり突っ込まず、あくまで主人公のマジメ少女がメイン。その辺がビッチ大好き派、またはビッチに蹴られたい派の俺的には残念な所だ。良識派のマジメ少女がバッドテイスト派のビッチに転向して行く様子を、感情過多にならずに淡々と描いていく展開がメイン。もっと熱さは欲しかった。つーか、セックス・ドラッグ・ロックンロールな不良少女街道を驀進してきたビッチ、ドリュー・バリモアの、荒くれビッチへの愛情を込めたつもりなのかも知れないけど、あまりにも視線が甘過ぎる。マジメ少女が今まで絶対の存在であったハズの両親に逆らってまで、「ローラーゲームをやりたい!」という初期衝動に突き動かされる物語なんだから、そこに必ず伴ってくる熱気をもっと描きこんで欲しかった。だってその初期衝動の熱気がなければ、この少女だってローラーゲームに足を踏み込まなかったハズなんだから。なにしろ両腕にビッシリとタトゥーを入れてド派手なメイクをしてバカ騒ぎするローラーガールズは、保守的良識派の親からすれば、とんでもない世捨て人の不良で最悪の存在。マトモな職にもつけずマトモな生活も送れないヤクザな人達だと思ってる。そういう世界に飛び込むんだから、もっと色々とあるハズだし、もっと親子間で感情むき出しになるハズだし、もっと葛藤するハズだ。そしてそこに良識派VSバッドテイスト派みたいな、避けては通れない対決が生まれてくるハズなのだ。俺はそこで「バッドテイストの勝利!」みたいな図式が見たかった!だからもっと熱気を!
2009年アメリカ映画
監督 ドリュー・バリモア
出演 エレン・レイジ マーシャ・ゲイ・ハーデン ゾーイ・ベル クリステン・ウィグ
ジュリエット・ルイス ドリュー・バリモア イヴ ジミー・ファロン
「武士道シックスティーン」。
先日、女子高生映画が観たくなってレンタルして観たクソみたいな最低映画「書道ガールズ」、この時に「どっちを観ようか」と迷ったのが「武士道シックスティーン」。俺が観る様な映画だから「武士道シックスナイン」の間違いだろ、なんて思わないように!「武士道セックス 淫乱ティーンズ」でもないっすから!「武士道シックスティーン」っすよ、本当に!
で、「書道ガールズ」を見てムカついてボロクソに酷評を展開させたら何人かの人に勧められたのも「武士道シックスティーン」。その勧める内容が賛否両論、「これもクソ映画なのでチャックさんにお勧めです」という物と、「正当ガールズ・ムービーの傑作です!」という物に分かれてて、一気に興味が沸いてきた、というわけだ。そしたらこれがなかなか良い映画。傑作とまでは言わないけれど、かなり好感度の高い女子高生映画。クソみたいな「書道ガールズ」なんかとは比べるのも失礼になるような、清々しい映画だった。ってか、「書道ガールズ」があまりにも酷い代物だったんで、こっちが引き立っちゃったってのもあるかも。
厚顔無恥で無神経に他人の領域にズカズカと上がりこんでくるウザい連中と、自分の領域に上がりこまれても平気な顔で説得されちゃう低脳な連中の戯言だらけの友情ごっこだった「書道ガールズ」と違い、自分と他人の領域にキチンと線引きをして、踏み込めない領域と踏み込まれたくない領域を直感的に理解する、人間として最低限必要な思いやりの上に成り立つ助言や助力と友情物語を展開させる「武士道シックスティーン」は、なるほど正当女子高生映画。白でも黒でもない、裏でも表でもない青春のカオス、思い悩んで迷って揺れ動く青い日々を、あくまで爽やかに描く女子高生映画の基本形。これはなかなか心地よい。さらに最近の日本映画に有り勝ちな、つーか、日本映画は大好きだけど、ほとんどがエロと残酷及び暴力映画しか観ないんで、有り勝ちだかどうだか本当は知らないんだけど、とにかく有り勝ちな(笑)涙や感動の押し付けに走らず、ムダに大袈裟な見せ場を作る事もしないで、ひたすら淡々と描ききるのも好感度大だ。なにしろ登場人物達が、簡単に胸の内を声にしないってのが良いね!感情をセリフではなく演技や画面で表現する。セリフにするとシラけちゃう事ってあるじゃん!分かってるね!なんだかこう書いてると、この「武士道シックスティーン」が傑作な気がしてきた!そしていかに「書道ガールズ」がクソ映画だったかって事を再認識。
剣道の道場を開く厳しい父の下で剣道一筋で生きてきた、果てしなく勝ちに拘り強くなる事に固執する気難しい女子(成海璃子)、気が小さくてビビリ症だけど剣道が好きで、勝ち負けに拘らずに剣道を楽しむ能天気女子(北乃きい)、丸っきり正反対の性質の二人の剣道少女の友情物語。
ラストの成海璃子の笑顔、そのラストだけで成海璃子の心の成長を全て表現する名場面だ!セリフなんか必要ない!100以上の説明的なセリフを並べるよりも、この笑顔一発で全てを表現する素晴らしいラスト!押し付けがましい強制的感動場面の100倍以上は感動的だ。
ああ、やっぱりこの映画、傑作だったのかも。って言うか傑作でしょ!
2010年武士道シックスティーン製作委員会
監督 古厩智之
出演 成海璃子 北乃きい 石黒英雄 堀部圭亮 板尾創路 古村比呂
山下リオ 小木茂光 荒井萌
3月最終の土日、お台場の人工海岸の公園で、くさや2000匹を焼く「くさや祭り」みたいな「くさや試食会」なる物が行われるらしい。くさや1匹焼いただけだって臭いってのに2000匹!どういう事になっちゃうんでしょうか!?ところで俺は食べ物の好き嫌いはほとんど無く、イナゴとかカエルとかタニシも平気だし、東南アジアで蛇とかネズミとか何だか正体不明な肉も食べたし、鬼怒川ではイモリの串焼きも食べたし、ゲテモノ料理もほぼ平気。ミミズ漬けの焼酎も飲んだ事がある。でもくさやは苦手。だって匂いがウンコじゃん!くさや好きな人に「食べれば匂いは気にならない」なんて言われたけど、口に入れた瞬間に口の中全体にウンコの風味が広がったっつーの!気になるっつーの!「くさやを美味しく食えるんならウンコだって美味しく食えるだろ」とくさや好きの人に言ったらムッとされた(笑)。同じ理由でドリアンも苦手!あれも口中がウンコになった!と言うわけで、くさや試食会の日はお台場全体がウンコの匂いで充満する事は間違いない!潮風の運ばれるくさや2000匹分のウンコ臭!想像するだけでも恐ろしい!目に染みるぞ、きっと!
「悪魔を見た」。
イ・ビョンホン、チェ・ミンシク、韓国ビッグスターが鬼畜合戦を繰り広げる妥協無きコリアン・バイオレンス!全編ボッコボコに頭部を鈍器で殴りまくる場面が大連発!拷問に次ぐ拷問!期待していたスプラッターな殺傷場面は実はそんなに無く、人体破壊の直接描写はほぼ無いんだけど、しかし人でなしと人でなしが激突し、周囲の人達も余裕で巻き込みながらの人非人な極悪三昧を展開させ、全編に渡ってハイテンションでドンヨリ感を疾走させる鬼畜パワーはハンパじゃない!疾走する息苦しさ!息苦しさが疾走するってのもなんだか変な表現なんだけど、でも本当にそうなんだから仕方ない!言い換えればハイテンションなダウナー。余計に変か(笑)。
今年は正月から酸鼻極める極悪傑作「色恋沙汰貞子の冒険 私の愛した性具たちよ」が、そして先月は西村映造渾身の、大量の血糊をぶち撒ける死体損壊場面が炸裂する鬼畜大傑作「冷たい熱帯魚」が公開され、鬼畜映画の当たり年になりそうな気配が漂う。もうすぐ公開の待機作でも鬼畜臭プンプンな映画が目立つし、血塗れ鬼畜派の俺には嬉しい限りなのだが、この「悪魔を見た」も極悪度フルスロットルな物凄い映画だった!
平日の朝一の回に観に行ったのだが、そんな早くからイ・ビョンホン目当てだと思われるオバチャンが大挙して来場、つってもやっぱり平日の朝一なんで、5割位の客入りだったんだけど、それにしても下痢便ウンコに手を突っ込んで掻き回す、くさやの匂いが漂ってきそうな場面もある鬼畜大作、大丈夫なのか、オバチャン達!?下痢便場面を観た後に大久保でチゲ食えるのか!?そしてイ・ビョンホンの凶行に「ビョン様があんな事を!」と戦慄しろ、オバチャン達!ってか、ビョン様は「甘い生活」で既に血塗れ暴力を披露してるんだよ!甘いマスクの優しい人じゃないぞ、ビョン様は実は乱暴者だぞ(笑)!
性欲絶倫の連続殺人鬼チェ・ミンシクに婚約者を殺されバラバラに解体されてしまったイ・ビョンホンの復讐劇。復讐と言っても殺す事が目的ではない。チェ・ミンシクに苦痛と恐怖を与え続ける事が目的。イ・ビョンホンはチェ・ミンシクを捕らえてボッコボコに殴打して痛めつけて拷問で半殺しにして解き放つ。そしてまた捕らえては半殺しにして解き放つ。簡単には殺さずに拷問を果てしなく繰り返す事で、婚約者が受けた苦痛の倍返しにしていく。しかし真性シリアルキラーのチェ・ミンシクには恐怖を感じる心が欠如していて、イ・ビョンホンから受ける拷問の苦痛に呻きながらも動じる事なく、やがて反撃に出る。周囲の人達をガンガン巻き込みながらの鬼畜合戦が開始される!
イ・ビョンホン、チェ・ミンシク、韓国名優の名演技!人間的な感情を完全に喪失し、復讐の為だけに生きる事を決意したイ・ビョンホンの無表情なクール演技。全く表情を変える事無くチェ・ミンシクを責め抜くイ・ビョンホンが凄い!しかしアシッド&アッパーなチェ・ミンシクはもっと凄い!クールなイ・ビョンホンとは正反対、怒声をあげ苦痛に悶え、内から漲る強烈で獰猛な生命力の全てをセックスと暴力に費やすナチュラル・ボーン・キラー、チェ・ミンシク!手当たり次第に鉄パイプを脳天に叩き落し、女を見ればレイプしまくり、目に付く奴は殺しまくり、そしてイ・ビョンホンに拷問されまくり!凄いぞ!一体何人殺すんだ!?ナースをレイプ未遂する場面では勃起した!あのシチュエーションはエロい!もちろん女子高生を襲う場面でもチンコがちょっと反応しました。鬼畜です(笑)。
そして訪れる衝撃度満点のラスト!「お前には死んだ後も苦しんでもらう」と、イ・ビョンホンの復讐が完結するこのラストが凄い!まさかこんな酷い結末が待ち受けていようとは!これこそ地獄!これこそ鬼畜!名府魔道を爆走する情無用のコリアン・バイオレンスに妥協なし!首チョンパはアリ!
2010年韓国映画
監督 キム・ジウン
出演 イ・ビョンホン チェ・ミンシク オ・サナ キム・ユンソ チョン・グクァン
「妹のつぼみ いたずら妄想」。
女優賞のもう一枠を受賞した倖田李梨姐さん。おめでとうございます!李梨さんが今まで演じてきた数々のヨゴレ及びアッパーな暴走キャラ群の中で、李梨さん自身の思い入れの強い(と思われる)キャラ、童貞ハンター馬場ちゃん登場!今までに何度か李梨さんから「是非観て欲しい!」と言われ続け、「観たい!」と思ってた馬場ちゃんを遂に目撃!良いっすね、馬場ちゃん!李梨さんがアシッドを極めた最終兵器「エッチな住人 昼も夜も発情中」の京大東大子や、AYAとのタッグでの「超スケベ民宿 極楽ハメ三昧」のウルトラ・アッパーな異国娘など、最近の完全なる李梨宇宙を目指して進化する破壊力無限大な大暴走の面白過ぎキャラに比べちゃうと、どうしても地味な印象になっちゃう馬場ちゃん、つーか、京大東大子が凄過ぎるんだけど、しかし馬場ちゃんに李梨宇宙のビッグバンを見た!馬場ちゃん無くして京大東大子は有り得ない!馬場ちゃんこそ李梨宇宙の発火点、これは味わい深い!童貞ハンター馬場ちゃんは、その名の通りの童貞ハンター。童貞を発見するとセックスせずにはいられないアッパー淫乱女。そのまんまのキャラです(笑)。久保田秦也の童貞をハントするオープニングでツカミはOK!バカで最高です!
女子高生の妹(赤西涼)を溺愛し、自分も童貞を貫き通し、いつの日か自分の妹と処女&童貞で結ばれる事を夢見る近親相姦願望の変態男(岡田智宏)が結成し、自らが「貞王」として君臨、妹を女神として崇める秘密組織「童貞会」。しかし妹は、兄がそんなイカ臭い変態妄想男だとは知らず、心配性の優しい人だと思ってる。ある日妹は、住み込みでやって来た家庭教師(石川雄也)に恋をする。そして家庭教師も妹に一目惚れ。しかもこの家庭教師も童貞。女神である妹が汚される事を恐れ、溺愛する妹を奪われる事に怒り心頭の兄・貞王は、家庭教師に童貞ハンター馬場ちゃんを送り込む!
童貞ハンター馬場ちゃんと童貞家庭教師のセックス・バトルは、まるで東映温泉芸者シリーズの様な面白さ!倖田李梨が名和宏になった!って事は石川雄也は池玲子か!?そんなバカな(笑)!
童貞ハンター馬場ちゃんからの一気呵成な責めに対し、愛のパワーで耐え切る童貞家庭教師!馬場ちゃんに騎乗位で咥え込まれ猛烈ピストン攻撃を加えられても、不屈の精神力で射精してしまう事を堪え、赤西涼に捧げる為の童貞を守りきる!馬場ちゃんの攻撃を真正面から受けまくり、そして耐え抜き凌ぎ切る童貞家庭教師!この対決は面白過ぎ!
全編ユルいテンポで進行していくエロバカ&妄想ギャグが特盛りの童貞映画の面白作!このユルい感じが心地よいユルキャラ的映画!
2009年OP映画
監督 竹洞哲也
脚本 小松公典
出演 赤西涼 岡田智宏 石川雄也 倖田李梨 鳴海せいら 吉岡睦雄
サーモン鮭山 久保田秦也 山口大輔
電撃チャック