2010年03月

2010年03月30日

お試しかっ!もついに・・・

ce67b_367_ceb27e40d4bf34cefddf8b710711369f深夜枠で高視聴率を取り、ゴールデンに進出して視聴率を落とし終了する。これがおきまりなのについに“お試しかっ!”もゴールデンに進出。
その中で最高に面白い企画が“帰れまテン”なのだが、もうすでに深夜枠でメニューが60以上のチェーン展開しているファミレスはことごとく終了している。そのうえ“帰れまテン”で『ヒーハーッ!』をブームにしたブラマヨが同時間帯にフジテレビに出演することになり、“帰れまテン”から消えたのだ。ブラマヨ無しの“帰れまテン”はどこかメリハリが無くてつまらない。それでもゴールデンになったんだから番組もバッティングしないし、次回のスペシャルに出演かと思っていたのに出演していないってどういうこと?
小杉の『ヒーハーッ!』を聞きたいよぉ〜! 
ま、ゴールデンに行って“一般視聴者”を相手に独特の危なっかしさをどこまで出せるかが見ものになるのは間違いないだろう。あっという間に終わらないことを望みたいが・・・

それに比べ、長寿番組の“ぷっすま”はひたすらにゴールデンに行くことを拒み続ける。そのスタッフたちには敬服する。この調子だとまだまだ10年は続くだろうね。


darumania at 12:56|Permalink

2010年03月29日

シングル王国ニッポン!

3オランダのハーグでのフィギュアスケートジュニア世界選手権では、男子の羽生結弦(15歳)、女子の村上佳菜子(15歳)が優勝。先日のトリノでのフィギュアスケート世界選手権では、男子の高橋大輔(24歳)、女子の浅田真央(19歳)が優勝というシングルでの金メダルをすべて日本が獲った。
1992年長野県野辺山にフィギュアスケートの有望新人を発掘するために開かれる合宿を始め、その成果が徐々に現れ始め次から次へとフィギュアスケートのスターが生まれている。
中でも村上佳菜子はソチの目玉になるだろう。手先から表情までの表現力に優れていて、その上ジャンプもそつなくこなし、和製“キム・ヨナ”と呼ばれるかもしれない。
男子の羽生も体の柔らかさが優れていて女子しかやらないピールマンスピンも取り入れていて楽しみだ。
ソチといえばロシアだが、あのスルツカヤ以降4年も低迷してきた女子シングルにも新しいスターが生まれそうだ。Ksenia MAKAROVAとジュニアでも村上と争ったPolina SHELEPEN。この二人には要注意だ。
アメリカも黙ってないだろう。Mirai Nagasuはここ1年で急成長し、良い経験を吸収し日本勢最大のライバルになるはずだ。キミー・マイズナーもケガから復帰すれば危ない存在になる。
フィンランドも良い選手を育てているが、キーラ・コルビも年齢的、体力的にソチは無理かもしれない。ラウラ・レピストは良いライバルになるはず。
とにかく浅田にとっては重い“鐘”の演技はこれで終わったのでホッとしている。
今年はもう少しハッピーな楽曲でお願い。

darumania at 17:58|Permalink

2010年03月22日

本田の時代

honda0321かつて中田がそうだっちょうに、本田も体が強くてなかなか倒れない。中田と違うのは少々ビッグマウスのところぐらいだろう。でもそのビッグマウスも最近は有言実行を証明していて痛快だ。
日本人で初めて(本田はこの言葉が嫌いなようだ)UEFAチャンピオンズリーグで得点をあげた本田は、ロシアのCSKAモスクワに居る。移籍してまだ数ヶ月なのに、もうFKを任されその得点がチームをベスト8に連れて行った。
こういうタフな環境に日本代表候補が何人もいることができれば、日本も世界を驚かせる存在になると思う。高原、稲本、小野、そして中村と相次いで日本に帰ってきた。なんかピークを過ぎて老後は日本でのんびりとサッカーを・・・みたいな感じがする。イチローが最後までMLBにこだわるように彼らもヨーロッパに居てほしかった。
ヨーロッパには3大リーグ以外にもいろいろリーグがある。とにかくどこのリーグでもいいから若い日本代表候補にじゃんじゃん行ってもらいたい。そこで精神的肉体的に経験を積めば日本の底力アップになる。ぬる〜いJリーグにいてはなんにもならないよ。



darumania at 08:39|Permalink

2010年03月12日

大河ドラマ“不毛地帯”終了

fumoutitai“不毛地帯”・・・名前は知っていたが本を読んでなかったのでストーリーは知らなかった。おかげで毎週ワクワクしながら観た。あまりにもくだらない民放テレビドラマが多い中でこのワクワク感は物語に登場する主人公が実在していて、最近まで生存していたことが要因だと思う。いわゆる“大河ドラマ”なのだ。大河ドラマといえば“龍馬”はあまりにもみんなが知っているて、それより脇役の“岩崎弥太郎”がどうやって三菱財閥を創ったかが何倍も気になってしまうし、そもそも坂本龍馬自身暗殺されるまでの5年間がドラマなのであって“大河”にするには長すぎるのである。
で、現代の大河ドラマ“不毛地帯”にもどるが、当初“壱岐正”役を唐沢で大丈夫かと思っていたが、回を増すごとにしっくりしてきて後半はあの寡黙な迫力を感じた。大門社長役の原田芳雄も知らぬ間に老けていって、あ〜大門社長もピークを過ぎたなぁなんて思ったり、何度も心臓発作を起こしながらしぶとく生きた里井(岸辺一徳)に同情したり、なかでも鮫島(遠藤憲一)の喜怒哀楽的オーバーアクションが寡黙な壱岐を逆に引き立てたのが印象的だった。
戦前から日本の国を左右する立場(陸軍参謀)にありながら、その戦争での失敗をあえて重荷にし、戦後の商社戦争で再び日本を復活させていく。そしてそれを見届けたときに会社を辞めるなんてとてもじゃないがそんなことができる人は今はいないと思う。ちょっと格好良すぎだよねぇ〜
次は“沈まぬ太陽”のドラマ化を期待したい・・・・

darumania at 10:04|Permalink

2010年03月01日

“君が代”が聞けなかったバンクーバー冬季五輪

20100301 開会式で上がらなかった4本目の柱が閉会式でうまく演出されて蘇った。欧米人はこういう失敗をユーモアにするのが上手いと思った。(日本なら開会式での失敗は考えられない)
いつも思うのだけれど、オリンピックってうまくできている。開催国もギリシャだから威張ったりしないし、政治的圧力もかけない。だからどこの国もギリシャを讃えることを拒まない。
4年に一度ってのも次の国(決まるのはもっと早い)が準備する時間もあるし、その都市とその国がどこか元気にもなって良い。これが毎年となるとオリンピックの“重み”“権威”みたいなものが無くなってしまうし、開催都市もけっこういい加減な大会にしちゃう可能性がある。4年という時間はスポーツ選手にとっては長くて、記録も世代も変わりかねないスリルを生じる。それなのにオリンピックに続けて出場する選手は凄いのか、それともその競技の裾野が狭いのか・・・そこも各国の事情が伺えておもしろい。
ボクたち観る側にとってオリンピックは2年に一回ということになる。そして冬季五輪の年はW杯の年でもあるので合わせて夏季五輪くらいの楽しさがある。
今回の日本チームのメダル数は泣けてくる。お隣の韓国なんて金6銀6銅2だよ。中国をもしのぐ世界で5番目(金メダル総数) 韓国は日本のように幅広く選手を出すのではなく、メダルを取れそうな競技にだけ時間とお金をかけ選手を育てるようだ。その方式が良いか悪いかはさておいて、日本の冬季五輪にかける国家予算が20億円らしい。韓国やアメリカは100億を越えている。もし日本も韓国やアメリカ並みに予算があればメダル数がぐんと増えるのは確実だ。選手の裾野を広げるためにもこういう予算は“仕分け”しちゃいかんっ!
とにもかくにも選手の皆様お疲れ様でした。

darumania at 14:28|Permalink