Movie

2009年04月13日

大作2本の週末

momo090411週末は“宇宙戦争"と"レッドクリフ"を視た。
“宇宙戦争"の特撮は"凄い!"のひとこと。予算の7割以上は特撮費?
知っている俳優は3人(ボクの知っている範囲で)で、
娘役のダコタ・ファニングと息子がとにかくうるさくてうるさくて・・・それにティム・ロビンスがもったいなくてもったいなくて・・・
宇宙人の心模様とか政府の対応のシーンがもう少しプラスされていたら、
なにかと騒がしいアメリカにありがちな家族から離れ、もう少し"大作"を感じたかもしれない。
"レッドクリフ"は壮大な三国志演義の中のほんのワンシーンで、
中国の制作した“三国志"のドラマ全84話を視たならあまりにも物足りなく思うだろう。
すべて映画化するのは無理だと思うが、絶対盛り込んで欲しかったエピソードが二つある。
"桃園の誓い" 劉備、関羽、張飛の3人が兄弟になる場面。
"三顧の礼" 諸葛孔明をどうやって劉備の参謀になったのかの場面。
二作で"赤壁の戦い"だけを物語るならなおさらだろう。
最低でもこの知識がないと誰が兄弟?どんなに凄い人なの?がわからないままになる。
魏の曹操(映画では漢の曹操)もホントはそんなに悪人じゃないんだけどね・・・


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2009年01月23日

“月曜映画”

goastworld映画は、自分の感性と合わない限りどんな大作であってもつまらない映画になってしまう。まして映画のCMで“映画を見終わってインタビューで泣いている”って映画は、何故にわざわざ泣きに映画館に行くのか不思議でさえある。そういう先入観を持たず事前の情報も持たないで映画を観ていて、思わぬところで泣かされてしまう醍醐味があってこその映画だと思う。だから監督の名前とか俳優の名前とか脚本家の名前ってのも結局どうでもいいことだと思う。
日テレの“月曜映画”テレ東の“バリ・シネ”は僕の好みとうまい具合に一致する。必ず録画してヒマになったときに2本立て3本立てで一気に視る。視て時間を損したと思ったことは今まで無い。テレ東の“木曜映画劇場”もB級の名作が時々あったりするが最初の10分の導入部で“だめだこりゃ!”と感じ消してしまうことが多い。
久しぶりに映画を観る時間が出来た昨夜、“月曜映画”の2本立てを視た。
“ゴーストワールド”(アメリカ2001)と“ワイルド・エンジェル”(ドイツ2001)
“ゴーストワールド”は、ハイスクールを卒業する女の子の世の中を見る目が皮肉感たっぷりで年頃の残酷さとはかなさがあって面白い。そして見終わった後のあの“キュンとなってホロッとなる”感覚が、ベスト10(ボクの)に入る“ロミーとミッシェルの場合”や“200本のたばこ”の序章のようで“視て損のない青春3本立て”といっても良いかもしれない。
“ワイルド・エンジェル”はアメリカの“チャーリーズ・エンジェル”のドイツ版だが良くできている俳優も魅力的で“チャーリーズ・エンジェル”より面白かった。痛快な映画なのに続編はTVドラマのようで視られるかどうかわからない。

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2008年05月09日

“ジャスミンの花開く”《2004中国》

jusmine1930年代から1980年代までの半世紀にわたるある上海の写真館の家族の物語。ジャスミンは中国語で茉莉花、そして茉、莉、花という名前の女性ををチャン・ツィイーが演じる。“初恋の来た道”から5年、ますます磨きがかかりチャン・ツィイーのプロモーション映画のように出まくっている。いつの時代でも女性(母)の偉大さと男の愚かさを思い知らされる。ひとつ気になったのは、養子に迎えた娘もチャン・ツィイーとそっくりになることくらいだ。でも、それは野暮だよ と思えるくらいの良い映画。そのメガネをかけた娘が“ごくせん”の仲間由紀恵に似ていた。

darumania at 08:42|Permalink

2008年05月03日

“CHARLOTTE GRAY”(2001英)を視て

challote gray鉄道、ヨーロッパの田舎、英国空軍、ナチス、ピシー政権、スパイ、レジスタンス。興味のあるこれらをギュッと詰め込んで愛で包んだ映画。
クール・ビューティ(と良く評されてる)のケイト・ブランシェットが安易な恋に落ちてしまうのが残念だが、ヨーロッパの田舎の風景とナチスのクールな制服が対照的で美しい。
脚本的にスパイになって国(英国)のために命を懸けるまでの物語がもう少し欲しい。ま、2時間ちょっとの映画にすることが無理なのかもしれないけど。
ピシー政権下のフランスが理解できた。その後に影響するレジスタンスたちの共産主義やフランス系ユダヤ人のことも。
印象的な車窓からのラベンダー畑の紫色が鮮やかで、どこか“ひまわり”(1970伊)を意識しているように黄色に対照的だ。
“時が人を変えてしまう”テーマも似ている。

darumania at 09:23|Permalink

2008年03月19日

ブラザーフッドとシルミド

brotherhood
国が分裂していることを実感する韓国の戦争映画。ブラザーフッドは悲劇だ。弟の学費のために家族が働くそんな普通の家族の兄弟が、ある日強制的に軍に入れられる。兄弟がいる場合一人は家族のために免除されるはずなのに・・・そして二人だけの兄弟はいつの間にか軍人になる。戦闘シーンの迫力は米ドラマ“Band of Brothers”に匹敵するがその生々しいシーンはどちらかというとスプラッタムービーに近い。主役のチャン・ドンゴン(兄役)は若き頃の三船のようにギラギラしていて狂気さえも感じるくらい荒々しく、ウォン・ビン(弟役)の美しい顔もだんだん凄みを増していく・・・
シルミドは死刑囚がその罪を免除される代わりに闇の軍隊に入れられある作戦を実行するという実話(だと思う) 国にとって彼らは一度死んでいるので作戦が失敗しても責任はない。そんな国の都合が時の流れで変化し、平和路線に変わったときその闇の軍隊は国にとってやっかいなモノになってしまう。そして・・・

日本ではこの韓国のようなド迫力ある映画は撮れないだろう。火薬の量とか映画を撮る上での物理的な規制だけの問題ではなく、今もこの危機感がある韓国と、暴動という言葉すら忘れている日本との違いがそこにある。

darumania at 12:12|Permalink

2008年01月29日

UNDERWORLD  2003米

u,world
簡単に言えば吸血鬼族と狼男族が戦う映画。なんて気楽な気持ちで見はじめた。場面はほとんどが夜で雨が降っていて、それがなんだか“ブレードランナー”の世界に思えたり。コスチュームや小道具のデザインがヘヴィメタファンにはたまらなかったり、ストーリーもキャスティングも良くできていていつのまにかはまってしまった。続編があるようで楽しみだ。
主役の“セリーン”役のケイト・ベッキンセールはあの“パールハーバー”にもでていたようだが、あまり印象がなかったが全米で大ヒットしたこの役でブレーク(?) 
ほんのちょい役で“プリズンブレイク”のスコフィールドが出てたのも見逃さなかったぞ。この2年後に一躍有名になった。
先日視た“エイリアンvsプレデター”のように“バイオハザードvsアンダーワールド”がそのうち視られるかもしれない・・・・それは無いか・・・


darumania at 14:21|Permalink

2008年01月06日

“Fried Green Tomatoes” 1991

fgt
心をクリーンにする良い映画だ。
現在と過去を“フォレスト・ガンプ”のように、人と人を“バグダッド・カフェ”のように巧に見せた物語。なんといっても“ドライビングMissデイジー”“ニューヨーク東8番街の奇跡”のジェシカ・タンディが相変わらず可愛い老婦人を演ずる。残念ながら彼女は1994年に永眠したが、映画の中で永遠に生き続けている。
たった130分の映画の中で人種問題、夫婦問題、老人介護、そして友情について静かに語りかけてくれる。長すぎず短くもない、これが“Movie Magic”なのだろう。


darumania at 17:06|Permalink

2007年12月21日

“コウノトリの歌” 2001ベトナム シンガポール合作映画

コウノトリの歌
貴重なベトナム側から見たベトナム戦争映画。どこか不気味だった“ベトコン”が同じ人間で同じ恐怖を感じている。半分ドキュメントで実際に戦場にいたアメリカ人とベトナム人が会話をする。その元従軍記者のベトナム兵のナレーションから場面は戦場の自分にもどる。相反する戦場とベトナムの美しい田園風景がせつなさを増幅させる。戦場は決して勇ましいモノでもなく恐怖だけのモノ。
映画全般に奏でられているバイオリンの曲があまりにも美しい。平和ボケの景色ではなく、戦争の合間の景色だからなおさら美しい。
人は何故戦争をすのだろう。人類永遠の謎をさりげなく問う。


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2007年11月13日

凄いカーチェイス!

ボーンシリーズ
マット・デーモン主演の“ボーン・スプレマシー”を地上波で観た(実は夕べもまた観た)。前作“ボーン・アイデンティティー”の続編。このシリーズは寡黙で不死身なマット・デーモンの役どころがとても良い。暗殺者として訓練され、殺すときは完璧に。そしてとっさの動きがなんと手際の良いこと。何より圧巻なのはモスクワでのカーチェイス。モスクワのタクシー(ロシア製のボルガ?)を拝借し、ベンツの治安部隊と渡り合う。そしてトンネルへなだれ込み・・・ あまりのリアルな映像に、観ていた体を何度すくめたか。舞台がベルリン、モスクワ、というのがまたそそられる。残念なのは声優がひどかったこと。夜中の放送なら字幕のはずなのに・・・
そして今週末からこのボーンシリーズの最終章が映画館で始まる。
舞台はアメリカ、自分が誰だったのかを見つけるためジェイソン・ボーンは動き出す。
でも一体だれと戦うのか・・・
こういう映画がやっぱり好きだな〜〜

darumania at 14:31|Permalink

2007年08月09日

三匹荒野を行く

3hiki
ラブラドール犬のルーア、老ブルテリア犬のボジャー、シャム猫のテーオの固い絆で結ばれた3匹が、カナダの大自然の中を、時には熊と戦い、時には猟銃に追われ激流にのまれながら、本能の命ずるままに前進し、ついに最愛の飼い主の腕に抱かれる感動の物語。
ホントに演技をしているのか自然のままなのか・・・それくらい素晴らしい3匹。本来のディズニー映画はこうだったな、なんて昔を思い出しながら視ていると、涙が出てくる。特にシャム猫のテーオが老ブルテリア犬のボジャーが熊に襲われそうになったとき、身を挺して助けようとする。そんな感動がたくさん詰まった映画だ。



darumania at 07:59|Permalink