2006年01月07日

牌効率理論その3、完全形

「2面子2塔子1雀頭」であるW面子受けの1シャンテンについて、これは2面子で6枚、2塔子で4枚、1雀頭で2枚使うので実は計12枚しか使っていません。ということで1枚余り牌を持てることになります。例えば「112233m45s78p西西白」というのが典型的なW面子受けの1シャンテンですが、この場合は白が余り牌です。今回はこの余り牌について考察してみます。

まず典型的な余り牌の持ち方は「ドラ」と「完全安全牌」です。ドラを浮かせていてくっついたらそちらの塔子を使えばいいし、完全安全牌を持っていてリーチなどの攻撃に対応するなんてのもアリです。そして牌効率的に有効なのは塔子部分の牌を持った「445s78p西西」みたいな形です。この場合36s69pだけでなく4sと西の受けもあります。この形だと36s69pが入っても4s西が入っても両面待ちが残ります。このような「両面、両面+対子、対子」の形の1シャンテンを「完全1シャンテン形」といいます。

というか一般的に「塔子、塔子+対子、対子」の形の1シャンテン形を「完全形」といいます。塔子には両面、間塔、辺塔があるので理論的には以下の9通りの完全形があります。
1「両面、両面+対子、対子」23m778p西西
2「両面、間塔+対子、対子」23m779p西西
3「両面、辺塔+対子、対子」23m889p西西
4「間塔、両面+対子、対子」24m778p西西
5「間塔、間塔+対子、対子」24m779p西西
6「間塔、辺塔+対子、対子」24m889p西西
7「辺塔、両面+対子、対子」12m778p西西
8「辺塔、間塔+対子、対子」12m779p西西
9「辺塔、辺塔+対子、対子」12m889p西西
このうち1は完全1シャンテン形というというのは前述の通りです。その他のうち両面を含んだ2347を「準完全1シャンテン形」両面を含まない5689を「駄完全1シャンテン形」といいます。また単独塔子より対子含み塔子の方が好形である478を「亜完全1シャンテン形」といいいます。

完全形からの変化ですがまず考えられるのが「辺塔→間塔」と「間塔→両面」です。これらが出来る牌をツモってきたら無条件で切り替えしてよいでしょう。あと有効な変化としては塔子部分の牌をツモってきて合計「塔子+対子、塔子+対子、対子」の形になる場合です。これは以下の6通りが考えられます。
1「両面+対子、両面+対子、対子」223m778p西西
2「両面+対子、間塔+対子、対子」223m779p西西
3「両面+対子、辺塔+対子、対子」223m889p西西
4「間塔+対子、間塔+対子、対子」224m779p西西
5「間塔+対子、辺塔+対子、対子」224m889p西西
6「辺塔+対子、辺塔+対子、対子」112m889p西西
基本的に対子の数は「シャンテン数+1」を超えると受け入れ的に不利になるので3対子あるこのかたちはどこかの対子をほぐす必要があります。この場合は好形部分の対子をはずすのが定石です。ちなみ亜完全からの場合は必ず切り返す必要があります。

さらに完全形「塔子、塔子+対子、対子」の対子部分がくっついた場合これは悪形の方を対子固定にします。例えば「23m446s66p」から7pをツモった場合などですがこの場合は悪形の446sを対子固定にする6s切りが手筋です。「112m788s66p」から7pを持ってきた場合マンズに手をかけたくなりますがここは泣く泣くではありますが7sか7p切りです。

以上がW面子受け1シャンテン形におけるあまり牌の扱い方です。


追記
「完全1シャンテン形」という用語は本当にある用語ですが「完全形」「準完全」「駄完全」「亜完全」は僕の造語です。一般的には「準完全1シャンテン形」は完全形のうち完全1シャンテン形以外のものを指すようです。

daruuku at 13:54│Comments(0)TrackBack(0)麻雀戦術論 

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