今、劇団四季の創始者である浅利慶太氏の著書「時の光の中で」をamazonから取り寄せて読んでいます。
有名な人がたくさん登場するというので楽しみにしつつ。



どれどれ。。



第一章が「小澤征爾ボイコット事件」です。


いきなり小澤征爾ですかっ。


浅利慶太氏は小澤征爾と古くからの親しい関係ということも初めて知りました。そんな彼らがまだ若き頃、小澤征爾が27歳のときにボイコット事件は起きます。本によると、小澤征爾は外国での修行を終え帰国、N響の指揮者となりますが、外国帰りで日本での社会人経験のない小澤氏は年配の団員に対しても思ったことを率直に言ってしまったばかりに団員達の反感を買います(今よりも年功序列というか若い者が年配者に対する態度に厳しかった時代?)。当時のマスコミは小澤氏を叩いたそうです。

そこで小澤氏を特にかわいがっていた当時のフジサンケイグループトップの人物から相談された浅利氏は、N響団員VS小澤氏ではなく、NHK側VS小澤氏という構図での問題の解決をはかります。

問題を解決する鍵となるのが「契約書」の存在です。当時は契約が今より重視されていなかったようです。浅利氏はそこを突くとともに、N響の団員がボイコットして小澤氏ただ一人が壇上に立つ会場にマスコミをよび報道してもらい、国民の感情を小澤氏側に向けることに成功するのです。


私は1970年代の生まれですので、過去に小澤征爾にボイコット事件があったなんて昨日まで知りませんでした。
アマオケに入っている夫(同じく'70年代生まれ)にも今朝聞いて見ましたが、やはり初耳だそうで。


しょっぱなから面白い



第二章は「昭和天皇とベルリン・オペラ来日」で日生劇場の杮落とし公演について。

今度は天皇ですか・・・。


先日「ベガーズオペラ」を観に、日生劇場に行ってきたばかりなのでこれまた興味深い。





この表紙を見て、どこかの新興宗教の教祖の本っぽいって思ったんですけどね。

まぁ、浅利氏はある意味教祖なんだけど。





指揮者のミスで国歌斉唱が妙にテンポが速くなってしまったというエピソードも面白かったです。
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