2006年07月14日

ソファージャーニーの憂鬱。

f566e5c1.jpg夜中なんだか朝なんだかわからない時間にフットボールばかり観てると気付けば7月も半ば。不具合でソファーを3回ほど返品して汗かいて親不知を2本抜いて汗かいて起きて寝て汗かいてシリアル喰って、まあ毎日はそんなだ。今のワインレッドなソファもそのうち何らかの不具合が出てこの部屋を去っていくのだろう、きっと。


で、今回のワールドカップも実にフットボールらしい、いい加減さに満ちた大会でとても楽しかった。経済を中心とした世界がシステマティックに効率良く説明できる物分りの良い方向へとうねりながら進化していくなか、このフットボールのデタラメさといったらどうだ。様々な人種がミックスされて、最終的にはなんだかわけがわからん方向に突き進むイビツで圧倒的に理不尽な世界大会。優勝国以外の人は全員敗者となり打ちのめされる事がわかっているにも関わらず、それでも世界中の人が愛してやまないのはフットボールのもつこのデタラメさに起因していると思う。みんな実はデタラメ好きやん、泣けるやん。
世界中何十億の人がライブで観ている決勝戦、フットボール界のスーパースターが引退をするその試合で、そのスター本人が暴言にきれて頭突き一発退場て。この出来事をいったい誰が説明できますか。暴言の内容とか、子供が観ている前でスポーツマンシップに欠けるとか、いろいろ騒がれていますが、僕はこのわけのわからなさ、デタラメさこそがフットボールの醍醐味だと思う。明け方にわろたもん、こんなん。起きててよかったぁとおもたね。4年後はアフリカで、さらにデタラメさがアップする事だろう。ますます楽しみだ。
今大会、僕がMVPを選ぶならこの2人。ネスタ不在で大きく計算が狂ったイタリアの守備を1人で体張って踏ん張って持ちこたえた守りの職人カンナバーロ。相方がマテラッツィじゃカテナチオもクソもないからね、実際。1対1の強さだけじゃなく読みも鋭かったし、ディフェンスの仕事としてパーフェクトか、それ以上。大会を通してイタリアの失点は味方のオウンゴールとPKの2失点だけなので、日本のディフェンスライン4人よりこの人ひとりいた方が守備は安定するだろう、なんて嫌味を言いたくなるくらいのスキルの違いを見せつけた。
そしてスタミナ狂犬タイプのMFがずらりと並ぶイタリア中盤で、上手い強い賢いと万能なところをアッピールし続けたカルチョエリート、ピルロ。やはり挫折を経験している男は強いわ。ディフェンスラインまで下がってボールを落ち着かせ、中盤でゆっくりパス交換、いきなり逆サイドに速く正確なロングパスでテンポアップ、前線でボールキープのタメからスルーパス(ノールック!!)。なんでも出来るほど上手いのに対戦相手以上に汗かいて走る。凄い存在感。昔の西城秀樹ばりの髪型も高ポイント。

dash4884 at 01:55│Comments(0)TrackBack(0)clip!

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