昨日、当ブログ「DAの今日何しましたか?(旧:DAの今週何聴きましたか?)」が10周年を迎えました!パチパチパチ!さすがに10年ともなると長いね!恥ずかしさをこらえながら初期のエントリー読んでみたら、なんだかもう大昔の話だね!文章もクソ拙い!こんな内容のブログ(てか、元々はPIZZA OF DEATH公式サイト内にあったコラム)に10年も付き合ってもらって本当にありがたいです。そもそも、なんでこんなコラムを始めたのか思い返してみた。…うん、自分の好きな音楽をみんなにも聴いて欲しかったから。たしかそうだ。でも、ピザオブデスのスタッフだった当時の自分の気持ちをもっと掘っていくと、違う理由も浮かんでくる。このコラムを始めた頃、つまり10年前ぐらいのピザって周りに馬鹿にされることが多くて。見くびられてたというか。例えば、忘れもしない某年某月、とあるバンドのライブを西荻ワッツに観に行ったとき、背後に俺がいることも知らずに「○○、ピザからアルバム出すみたいですよ。何考えてるんですかね〜ww」なーんてことを話してる知り合いのバンド関係者がいたりね。だから、ムカついてたの。「おめーらがどれほどのモンかは知らねーけど、少なくとも俺はあんたらより音楽が好きな自信がある」って思ってた。だから、ピザキッズのみんなにもっと色んな音楽を聴いて欲しいっていう親心的な気持ちと、俺らをナメてんじゃねぇぞこらっていうヘイトな気持ち、この2つの強烈な思いが俺を駆り立てたんだと思います。だから、1回目のエントリーはクールを装った文章にはなってるけど、実は色んな思いを押し殺していたのです。
でも、言いたいことが盛りだくさんだった当時の俺には、クールなスタンスを保つことなんて当然無理不可能。血気盛んな30代手前の男が、その胸の中でうねりを上げていたダクダクとしたモノを吐き出すまで、そう時間はかかりませんでした。でも、ちゃんと吟味して勧めてた音楽はもちろんのこと、言いたいことを言いまくるスタイルがウケたのか、みなさんから好意的な感想メールをたくさんもらいました。あれは嬉しかったし、モチベーションに繋がった。友達も出来た。今では定期的に飲みに行くぐらい仲良くなった人もいる。ブログやってなかったらこんなことはまずなかったと思う。でも、一方で強烈なディスも喰らった。着メロ・カラオケ批判をした時は、「DAさんはなんでそんなに嫌な奴なの?音楽の批評してる暇があったら、たまには○○でも聴いてみ。あんたのその狭い視野もちょっとは広がると思うぜ」や「言いたいことは分かるような気がするけど、あんたの物言いの全てが気に食わない」とか、アイドルのことを書けば「正直、引いた」とか、リップスライムを取り上げれば「てめー偉そうにリップ語ってんじゃねー、なにがイケイケ感だよ、言ってて恥ずかしくなねーのか!?死ね!このFAKE PUNKs!!!」(原文ママ)とか、ディスられ慣れてない当時の自分は、こういうメールが届くたびに何日も引きずるぐらい傷ついた。でも、止めようとは思わなかったな。それ以上に楽しかったから。
ブログを続けてて良かったって心底思ったのは、ピザ退社宣言をした直後の2010年2月。読者から1通の感謝メールが届いた。そのメールには、自分がいかにピザと俺から影響を受けたかということが綴られていて、最後にはこう書かれていた。「あなたが頑張られた数年間の仕事は大勢の人に感動を与えた数年間です」と。まぁ、ブログだけじゃなくて、俺のピザでの仕事全般を指してのことなんだと思うけど、とにかく嬉しくて。「こんなこと言われるなんてこの先そうそうないぞ!」って。それと同時に、俺は姿の見えないいろんな人達に支えられてここまでこれたんだなって、ブログを通じて実感することが出来た。本当にありがとうございます。
そんなピザ時代も過ぎ、今はフリーランスでいろいろやってます。大事なのはこれから。音楽業界には10年前とは全く違う景色が広がっていて、様々な人たちが様々な形で様々なことを発信している。そんな中で俺に何が出来るかな。って言いながら、もう何となく頭にはいろいろ浮かんでる。そんないろいろをこれからもここで伝えていけたらいいなと思ってます。更新頻度は少ないけど、続けます。見てる人が少なくても、続けます。だって、このブログがなかったら今の俺は確実にいないから。
「あれから10年も この先10年も」
これは、人生のあらゆる節目で頭に浮かんでくる、とある曲の一節です。別になんてことないフレーズに見えるかもしれないけど、俺は、過去と未来を同時に見つめるこの歌詞が大好きなんです。ということで、最後に聴いて下さい。渡辺美里「10 years」。
てな感じで、「10周年記念ウィーク」と銘打って、しばらくの間、これまでの総まとめ企画をやりたいと思ってます。お付き合い下さい。あ、お祝いのコメントとか待ってるから!アレが良かったコレが良かった的なのとか待ってるから!待ってるから!
更新予定その1 POD CRAPPERで書いた原稿のテキストデータが見つかったから、それをうp。
更新予定その2 これまでに紹介してきた作品からピックアップしてルックバック。
更新予定その3 その他、振り返り。
最近のアイドルは、いかに他ジャンルとクロスオーバーさせるか、そしてそこでどんな化学変化を起こすかということに主眼が置かれる傾向にある。例えば、メタルとクロスオーバーさせたBABYMETALや、インドネシア発祥のダンスミュージックFUNKOTを取り入れたhy4_4yh(ハイパーヨーヨ)ような刺激的なサウンドがボコボコ現れ、そういう点でかなり面白い。「最新の音が欲しいならアイドルを聴け」と言っても言い過ぎではないかもしれない。去年辺りはクソ退屈だったけど、もはや「音の実験室」と化したアイドル・シーンは今年、新たなステージに突入したと言える。まさかこんな時代が来るとはねぇ…。




