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これまでとは、いささかテイストが異なる一編。観光開発に伴い、村に伝わる龍の祠が壊されたとき、伝説の龍「ナツノメリュウ」が現われ、村を焼き尽くそうとするいう話です。ストーリーやテーマが共通しているわけではありませんが、個人的には「ウルトラマン」の第20話「恐怖のルート87」や第30話「まぼろしの雪山」、「ウルトラセブン」の第42話「ノンマルトの使者」を思い起こす作品でした。
 
DASHのチーム編成というか、初動体制は、ミズキ隊員とカイト隊員が先遣隊となっているようですね。今日もふたりで現地調査に向かいます。調査に向かう前に、まず画像解析じゃないの? と思ったら、やっていました。でも、この程度なら、行く前にできるんじゃないの(笑)。その現地調査、映像的には結構アバウトに見えます。水際に先をちょっと突っ込んで、湖全域がわかってしまうというのですから。また、龍の出現時、初期対応策を決め、実行の指示を出したのは、ミズキ隊員ではなくカイト隊員でした。このところ、冴えのないエースパイロットは、いったいどうしたのでしょう。危機対処時の指揮権は、カイト隊員にあるのでしょうか(笑)。
 
調査に赴いたカイト隊員の前に、謎の少女が現われ、自然破壊への警告は龍の祠の保護を訴えますが、関係者は耳を貸しません。でも、なぜカイト隊員だけが見えたのでしょう? 村の伝説に出てくる「英雄」「七色の光」に合わせるためなのでしょうけれど、警告するなら、まずは開発関係者からです(村長の息子を狙い撃ちすれば、そこで解決?)。冒頭からカイト隊員とお母さん然とした女性のツーショットを見せているため、少女が亡くなっていることが一目瞭然。エンディングで冒頭シーンに回帰する構成が、活きていません。もう少し見せ方に工夫がほしかったところです。
 
マックス登場の背景で花火が炸裂しますが、違和感大。そのような登場が似合うテイストの話ではありませんので。光線技で火を消すのも、今ひとつ。放水系だと消化に時間が掛かり過ぎるし、(たとえば、二酸化炭素のような)煙系だと環境に影響を与えるのでよろしくないということで、光線系になったのでしょうか? それなりのドラマ内リアリティを感じさせる、あるいは、映像的に見応えのある技を見せてほしかったところです。ちなみに、マックスが龍に放った光線は、どのような力があるものだったのでしょう? 龍の怒りを静める鎮静効果満点のリラクゼーション光線? なんてね。
 
それはさておき、龍の動きは、なかなか見事でした。特に首の動き。ただ、炎の翼は、マッチしていないように感じました。翼だけ炎にするなら、全身火の龍にしたほうが、ストーリーには合っているように思います(たとえば、龍の涙が一転して、すべてを焼き払う龍に変わり……など)。
 
ところで、タイトルである「龍の恋人」の意図するところは? そして、20年前に亡くなった少女は、どのような子だったのか……。ドラマでは「村が好きだった」としか語られていませんが、もう少し余韻を残すようなシナリオ&演出だったら、と思います。たとえば、カイト隊員に語らせる形で、説教臭くならない程度に、もう少しメッセージ性を出すとか。今日の展開では、人間のツケをマックスが支払ったかように見えます。それを疑問に思わないマックス(とカイト)……。何とも中途半端な印象を受けました。