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一見、意味深長なタイトルですが、そのような展開(何だ?)はありません(笑)。今回は、悦子(鈴木杏)の初恋と、オノケンコーチこと大野(池内博之)の代表枠レースの話。後者は、単なるボード部関連のエピソードに見えますが、最後の最後で悦子の話に深い部分でつながっていく、見事な構成のストーリーでした。
 
悦子は、校内人気ナンバーワンの中田(田口淳之介)に恋している様子。利絵(相武紗季)、多恵子(岩佐真悠子)、敦子(佐津川愛美)、真由美(藤本静)は、そんな悦子の気持ちはお見通し。今度の大阪行きの修学旅行がチャンスとアドバイス。修学旅行初日、勇気を出して中田に声を掛けようとしたそのとき、中田には、忘れられない年上の女性・小百合(石川亜沙美)がいることを知り、ショックを受けます。
 
女子5人と関野(錦戸亮)で、中田を吊るし上げるかのように取り囲んで、根掘り葉掘り聞くシーンは、共学校ならではの青春な雰囲気。いいですね(悦子たちは、女×5・男×2のボート部メンバーでの班なんですね)。中田も、聞かれたことを素直に答える、表裏のない、いいヤツとして描かれています。今回のエピソードを通じて、当初中田を演じていた“彼”のイメージが払拭され、中田=田口がしっくり来るようになりました。そういえば、中田に対しては、多恵子も真由美も声を掛けて、ともに玉砕していませんでしたっけ?
 
その小百合は、新海高校のちえみ(関めぐみ)の姉で、中田の5歳年上。つきあい始めたきっかけは、同じ絵の教室に通っていたことですが、小百合の美大受験を機に、小百合の親に別れさせられたとのこと。現在は、大学を卒業して大阪で就職しています。中田は、小百合に会いに行きますが、別人のような派手な外見と、恋人と同棲しているとの言葉にショックを受けます。
 
田口淳之介は、5歳年上の女性とも釣り合うルックスですね。でも、現在高校2年生で、大学受験で別れたのだから、交際時は中学1年生と高校3年生? うらやましいぞ(笑)。というのは別にして、この年代の5歳差は、社会人のそれに比べて、ずっと大きいですね(だから、なおさら、うらやましいって?)。
 
翌日、悦子は、利絵の勧めもあり、小百合に会いに行きます。小百合は留守でしたが、隣りの老婦人から、小百合は非常にまじめな暮らしぶりで、同棲相手などいないこと、仕事をしながら、今も絵の世界を目指してがっばっていること、を知ります。
 
一方、悦子たちが修学旅行に行っている頃、大野は、引退を掛けて代表枠レースに臨んでいます。レース前日に熱を出し、ベストの体調から遠い状態にも関わらず、何とか勝ちます。関野の携帯電話を通じて大野の勝利を知り、喜ぶボート部員たち。悦子は、仁美コーチ(石田ゆり子)から「大切な人が喜ぶ顔を見るのはうれしいこと」という言葉を聞き、中田に、自分が知った小百合の事実を伝え、もう一度会いに行くことを勧めます。
 
仁美の言葉が、もやもやしていた悦子の心に踏ん切りを付けさせ、並行するふたつのエピソードが、ひとつにつながりました。見事な、そして、見応えのある展開でした。
 
小百合が中田に嘘をついたのは、今優しくされたら、それにすがってしまいそうなくらい、ギリギリな状態でがんばっているからでした。つらいけど、あえてひとりでがんばる、と。それを聞いて、心が晴々とする中田。小百合のことを待つと言います。悦子は、そんな中田の笑顔が見られてうれしい反面、初恋が完全に終わった事実に打ちのめされ、涙が止まりません。
 
中田の「この学校に入って、俺のなかでの一番は、おまえに会えたことや」を、悦子はどのような気持ちで受け止めたのでしょう。予告編でこのセリフを聞いて、悦子の恋が成就するものと思っていたのですが……。
 
そのあと、ふたりがどうなったのか、後日談も描かれると思っていたら、話は一気に高3の夏へ。ペースをアップするのは構いませんが、これでは端折り過ぎです(笑)。最初の頃は、じれったいほどスローな展開だったのに……。