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BLOOD+(ブラッドプラス)小夜の前に突如現われた翼手。そして、謎の男ハジ。ハジの“血のファーストキス”で、意識の底の何かが目覚めた小夜は、ハジから日本刀を受け取ると、翼手を一刀両断。吹き上げる血飛沫、床に落ちる翼手の上半身(今回も放映時間外推奨な描写があります)。
 
小夜を探して駆け付けたカイが見たものは、日本刀を手に、血を浴びて立ち尽くす小夜。カイを見た小夜は、普段の小夜に戻る。病院のベッドで目が覚めた小夜に、昨夜の忌まわしい記憶はない。だが、フラッシュバックのように、自分の記憶にない、もうひとりの小夜=血まみれの自分が目に浮かび、大きなとまどいとショックの小夜。ジョージとデヴィッドの自分について会話が、それに追い打ちをかける。
 
小夜の姿を思い起こし、ひとり悩むカイ。しかし、小夜が自分以上に悩んでいることを感じてか、そんな思いを吹っ切り、小夜の心をフォローする言葉を贈る。「なんくるないさ」。沖縄の言葉で「何とかなるさ」の意。それが第2話のタイトル「魔法の言葉」。
 
第2話は、前回の解説編のような内容であり、「なんくるないさ」がうまくタイトルに収斂する、見応えのある展開となっていました。前夜の事件から翌日の夜と、一日の経過のなかでエピソードをうまく展開しているところも好感です。
 
第1話での、何となくな部分を含めて、今回、登場人物たちの会話から、明らかになった事柄がいくつかありました。
 
●翼手を斬るときに、小夜は、日本刀の根本で自分の手を切り、自らの血を刀の溝に流し、血が伝わる刃で翼手を断つ。小夜の「血」に、不死身に見える翼手の息の根を止める、何らかの力があるらしい。
●米軍言うところの「マウス」が翼手。ということは、人為的に生み出された存在なのか? 現在、関連の施設から2体逃げ出している。一体は小夜に倒されているので、残り一体がまだ街中にいる(ジョージのところに電話をした奴がそれ?)。
●マウス捕獲のために、米軍が作戦展開しているが、それは日本の警察等には隠密活動で、外部にはその事実を一切隠している。そのためには、偽の犯人をでっち上げたりの情報操作を平気で行なっている。
●米軍と行動を共にしているフランス人のアルジャーノが、マウスに関する現場責任者らしい。軍などの関わりの深さはまだ不明だが、翼手を兵器に転用しようと研究しているのか? そのアルジャーノらは、今のところ、小夜やハジの存在は知らない。
●小夜は、翼手を倒す“兵器”として生れた、世界でただひとりの存在とされている。1年前に、翼手を追う組織「赤い楯」のデヴィッドによって、ジョージに預けられた。それ以前の記録は消されているのか?
●ジョージは、小夜の何かが“覚醒”するまでの約束で、小夜を組織から預かっているが、任務の範疇を超えて、自分の娘として育てており、組織に戻されるたとに抵抗しているらしい。
●デヴィッドは、ハジの“血のファーストキス”で“覚醒”しつつある小夜を、組織の観察下に置こうとしているが、“覚醒”し始めた理由も、ハジの存在も知らない。なのに、小夜とハジらしき人物が寄り添って写っている写真を持っている(家族? 婚約者?)。
●ハジは、“覚醒していない”小夜にとっては、ボディーガードのようなスタンスでいるが、“覚醒した”小夜にとっては、小夜の影 or 下僕、あるいは、小夜をサポートする立場のように振る舞っている。
 
明確になった内容としては、このあたりでしょうか。少しずつ、物語が回り始めました。風景カットを含めて作画が美しいですね。太股カットがやたらと多いのが、気になりますが(笑)。
 
今回、海辺でハジが弾いていたチェロの曲は、バッハの無伴奏チェロ組曲第4番〜第1曲「プレリュード」。前回の第1番に続く起用です。哲学的な雰囲気を感じさせるイントロが、悩める小夜のシーンにマッチしていたと思います。悩める心を音楽の響で癒そうとしているのか、ちょっと素敵なカットです。